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現在はスマホのカメラや、アプリのAIが発達したことで、スマホさえあれば無料で様々な撮影ができる時代になっています。
美肌補正なんてとっくの昔に当たり前。派手なデコレーションを付けたり、被写体の性別を変えたりすることも珍しい機能ではなくなりました。
撮影だけでなく、テキストを読み取って読み上げたり、翻訳することも可能です。
この記事では、そんなスマホ×AIの進化で可能になった主な機能を整理しつつ、今後カメラアプリはどのように進化していくのか考察します。
iPhone/Androidの人気のカメラアプリも紹介しますので、知らなかったという方は是非使ってみてください。
- カメラアプリを使えば大抵のことはできる
- しかも無料で使える
- すでに機能は出尽くした?
- 今後はブラッシュアップが中心になりそう
画像引用元:Google レンズ – Google Play のアプリ
iPhone/Androidのカメラアプリでできること
画像引用元:Google 翻訳 – Google Play のアプリ
はじめに、現在のカメラアプリでできる主な機能を見てみましょう。
すでにほとんど定番の機能が多く、iPhoneでもAndroidでも使えるものです。
- 被写体に補正をかけて盛る
- 写真にデコレーションを付ける
- AIで架空の存在を写す
- 被写体の髪型を変える
- 被写体の年齢を変える
- 被写体の性別を変える
- 被写体をキャラクターにする
- テキストを読み取る
- カメラから調べ物をする
被写体に補正をかけて盛る
画像引用元:SNOW スノー – Google Play のアプリ
被写体に美肌補正をかけたり、目を大きくしたりして美人に写すのは、もはや当たり前の機能です。
SNSなどで上げられている自撮り写真の9割以上は、何らかの補正がかけられた「偽物」であるとすら言われているほど。
こういった機能を使っているのは女性だけではありません。今では男性も当たり前のように、この機能を利用しています。
あなたの周りに、やけに写真写りのいい人はいませんか?もしかしたら、その写真には自撮りアプリの補正がかかっていて、盛られているのかもしれませんよ……。
もっとも、写真に補正をかけることは何も悪いことではありません。写真を皆に見せるなら、自分がキレイに写っているものを選ぶのは普通のことですからね。
写真にデコレーションを付ける
画像引用元:SNOW スノー – Google Play のアプリ
被写体に大きなリボンや動物の耳を付けたり、テキストでメッセージを書いたりすることもできます。
非現実的で楽しい世界観を作れる、昔からの人気機能です。
ARで架空の存在を写す
画像引用元:Snapchat – Google Play のアプリ
本来そこにはいない動物やキャラクターなど、架空の存在を写真に登場させることも今では簡単です。
そのうちハリウッド並みの映像が簡単に作成できるようになるかもしれません。
被写体の髪型を変える
画像引用元:FaceApp – Google Play のアプリ
被写体の髪型を坊主やロングヘアーなど、現実とは違う髪型にすることも可能です。
この機能は基本的にまだ精度が低いので、本気で他人を騙して驚かせるとか、ヘアチェンジの参考にするということは難しいでしょう。
ただ今後精度が上がったら、美容院などでも用いられる機能になるかもしれません。
被写体の年齢を変える
画像引用元:FaceApp – Google Play のアプリ
大人の被写体を幼い子どもにしたり、極端に歳を取らせたりする機能も珍しくありません。
この機能を使えば「未来の自分」に会えるかもしれませんね。
被写体の性別を変える
画像引用元:FaceApp – Google Play のアプリ
髪型や年齢どころか、性別を変えることもできます。
男性から女性への変化はエラを削いで顔を丸くし、逆に女性から男性への変化はエラを張らせて顔を四角くする傾向があります。
「こんな人よくいる!」という感じに上手く仕上がるので、面白いことが多いです。
被写体をキャラクターにする
画像引用元:REALITY – バーチャルライブ配信アプリ – Google Play のアプリ
もはや被写体の元の姿から完全に離れて、アニメキャラクターのようなものにすることもできます。
今ではこういった機能を使って「Vtuber」として活動することも簡単。
美少女キャラクターのVtuberの正体が、実は男性だったということが判明して、ある意味ものすごく盛り上がってしまった事例もあります。
ボイスチェンジャーと合わせて使えば、性別を偽ってライブ配信することも容易い時代です。
テキストを読み取る
画像引用元:Google レンズ – Google Play のアプリ
カメラに文字を写すと、それを読み取ってくれる機能もあります。
読み取ったものをそのまま読み上げてくれたり、翻訳してくれたり。
視覚障害者の支援や、海外旅行でのお供など、あらゆる分野で活躍してくれそうな機能です。
ただこれができるのは、まだGoogle レンズなど一部アプリに限られています。
カメラから調べ物をする
画像引用元:Google レンズ – Google Play のアプリ
カメラに写したものを検索して調べることもできます。
例えば外で気になる動物を発見したものの、名前がわからなくて調べられないときなどに便利です。
これも今のところはGoogle レンズ以外にできるアプリは少ないです。
そしてまだまだ精度が低く、植物のような難しいものは平気で間違った情報が出てくるという指摘もされています。
今後の精度の向上に期待です。
iPhone/Androidの有名なカメラアプリ
画像引用元:SNOW スノー – Google Play のアプリ
ここまで紹介してきたような機能を使える、有名なカメラアプリを紹介します。
いずれも無料のものばかりなので、気になったらダウンロードしてみてください。
iPhoneでもAndroidでも使えるものをピックアップしています。
- FaceApp
- SNOW
- Snapchat
- REALITY
- Googleレンズ
- Google翻訳
FaceApp
画像引用元:「FaceApp – AI表情エディタ」をApp Storeで
FaceAppを使いこなすことで、ヘアチェンジや若返り、老化や性別変更など、様々な編集を行うことができます。
この手のアプリの中では精度が高いことでも有名かつ自動でできることもあり、非常に人気のある定番アプリです。
Snapchat
画像引用元:Snapchat – Google Play のアプリ
SnapchatもFaceAppのように、性別変更や若返りといった加工が自動でできるため人気を博しています。
特に大人を子どもに変更するモードは、YouTubeでも一時期話題になりました。
SNOW
画像引用元:「スノー SNOW – ARカメラ」をApp Storeで
SNOWは特に女性からの支持が高いカメラアプリです。
美肌補正などができるのはもちろん、デコレーションに使えるスタンプの種類が豊富で、プリクラのような写真が手軽にできます。
REALITY
画像引用元:REALITY – バーチャルライブ配信アプリ – Google Play のアプリ
REALITYは簡単にVtuberとしてライブ配信することができるアプリです。
また、人気Vtuberの公式ライブ配信を視聴することもできます。
Google レンズ
画像引用元:Google レンズ – Google Play のアプリ
カメラを通じてテキストを読み上げたり、翻訳したり、検索したりすることが可能です。
iPhoneでは「Google アプリ」というアプリからそれら機能を使うことができます。
Google 翻訳
画像引用元:「Google 翻訳」をApp Storeで
こちらはカメラというより翻訳に特化したアプリです。
カメラに写したテキストを自動で翻訳してくれる機能があります。
Google レンズのようにたくさんの機能が付いているものより、シンプルで使いやすいかもしれません。
今後はどう進化する?
画像引用元:「Minecraft Earth」をApp Storeで
スマホやAIが今後も進化を続けることは、誰の目にも明らかでしょう。
では今回紹介したようなカメラアプリは、今後どのような進化をするのか、その可能性を考えてみました。
機能はすでに出尽くした?
「こんな機能があったらいいな」と誰もが想像するようなカメラ機能は、すでに出尽くしてしまった感があります。
もちろん今後も、想像すらできなかった革新的なアイデアがどこかで生まれるだろうとは思いますが、筆者はちょっと思いつきません。
もし思いついた方がいたら、ものすごいビジネスチャンスかもしれませんよ!
精度はまだまだ改善の余地あり
一方で、機能の精度に関してはまだ甘いものがたくさんあります。
例えば被写体の髪型や性別を変える機能は、写真を見ればすぐに「アプリで加工したものだな」とわかる安っぽいものが多いです。
今後しばらくは、既存の機能の精度を高めるブラッシュアップが中心になるのではないかと思います。
さらなる精度の向上に期待大!
以上、スマホ×AIで進化したカメラアプリについてでした。
- カメラアプリを使えば大抵のことはできる
- しかも無料で使える
- すでに機能は出尽くした?
- 今後はブラッシュアップが中心になりそう
すでに欲しい機能は全部あるのではないかというくらい、現在のカメラアプリは進化しています。
面白い写真が撮れるというだけでなく、テキストの読み上げや翻訳といった実用的な機能も充実しています。
ただ、精度についてはまだまだ甘いと思う場面が少なくありません。
そのため、今後は新しい機能がバンバン追加されるというよりは、すでにある機能をブラッシュアップして高めていく方向性がしばらく続くのではないかと思います。
有名なアプリはどれも無料で使えるので、よかったら気軽にダウンロードしてみてください。