ソフトバンク・au・ドコモの方は、公式のオンラインショップを利用すれば頭金不要で通常のショップよりお得に購入できます。
車が故障して修理に出す際に、その修理が完了するまでの間、車がないとなにかと困ります。
そこで代用となる車の「代車」を借りることができますが、スマホが壊れて修理に出す場合も困ってしまう人がほとんどだと思います。
実はスマホでも「代替機」を受け取ることができます。
そこで今回はスマホが故障して修理をする際に借りる「代替機」について解説していきます。
スマホの故障に備える:代替機のある修理業者を選ぶ
スマホは既に日常的になくてはならないもので、いついかなる時も常に手元に置いておく関係か、どうしても故障してしまう可能性があります。
スマホが壊れる・故障してしまう原因は様々ですが、その後の対応としては、
- 新しく買い替える
- 修理をする
のどちらかになります。
修理をするにしても何処に修理を出せばよいのか分からないという人も少なくありません。
基本的にスマホの修理は家電量販店や携帯ショップと数多くの業者で行うことができます。
しかし、修理に出すレベルの故障となると、修理完了までの数日間は手元にスマホがない状態となります。
そのため、修理を受け付ける場所によってはスマホの修理期間中の代替機を貸し出しているところがあります。
下記が代表的なところです。
- ドコモ、au、ソフトバンクの大手キャリア
- Apple Store(iPhoneのみ)
- 格安スマホ業者の一部
- スマホ修理業者の一部
大手キャリアやApple Storeに関しては納得するところですが、安さが売りの格安スマホ業者や修理を専門としている業者もごく一部というのは意外ではないでしょうか。
スマホの代替機を借りる方法
数日から1週間以上にわたる修理を必要とする故障が発生し修理期間中のスマホロスを防ぐために代替機を借りることになります。
しかし、どこでも代替機があるわけではないので修理に出す業者に事前に確認するのがおすすめです。
ドコモ、au、ソフトバンクの大手キャリアを利用しているユーザーであれば、基本的には各キャリアに直接修理を依頼することによって代替機を借りることができます。
とはいえ、もちろん大手キャリアを利用するユーザーであれば無条件で借りられるというわけではなく、特徴や条件が各社であります。
また、代替機の機種は選べず、対応ショップ側にある在庫による部分に影響されてしまいます。
さらに、せっかく借りた代替機を破損や紛失すれば、その分の金額を負担しなければいけないのは各社共通です。
それでは次項より各社のスマホ修理、及び代替機事情について触れていきます。
ドコモ
ドコモではケータイ補償サービスを行っていて、スマホが万が一故障してしまったり、盗難や紛失にあってしまったりといった、『もしもの時のあらゆるトラブル』をサポートしています。
事前にオプションを申込んでおく必要がありますが、万が一の際の手厚いサポートが受けることができます。
修理を依頼する窓口である最寄りのドコモショップで、修理を依頼したドコモショップ内で在庫があるようであれば、希望することで無料で代替機の貸し出しを受けることが可能です。
貸出期間は修理完了の連絡を受けてから30日間で、やむを得ない事情で事前に連絡がされている場合を除き、貸出期間を過ぎてしまうと負担金が発生してしまうので注意が必要です。
ドコモのケータイ補償サービスって必要?故障時の修理と交換の違いソフトバンク
ドコモに次いで代替機についての情報が多いのはソフトバンクで、故障をしてしまった場合下記にある必要なものを最寄りのソフトバンクショップへ持ち込むことで修理依頼をすることができます。
もちろん、代替機も希望すれば貸出可能です。
- 故障した携帯電話、USIMカード
- 保証書
- 本人確認書類(おサイフケータイ対応機種の場合)
また、ソフトバンクはオンラインによる修理受付も充実していて、オンラインであれば24時間での修理受付が可能となっている他、iPhone修理に対する充実度もかなり高いようです。
au
修理自体はauショップにて受け付けていて、修理を申し込む際には下記のものを用意する必要があります。
- 修理依頼品
- 本人確認書類(原本)
- (来店者が契約者本人でない場合)来店者の本人確認書類、代理人委任状
上記の準備をして修理を申し込めば、およそ10日間前後で修理が行われますが、代替機についてはauショップの在庫状況によります。
ただし、ドコモやソフトバンクとは違って配送による代替機の受付は行われていないようです。
iPhoneの代替機は?
スマホが故障した際ドコモ、au、ソフトバンクの大手キャリアなら代替機を借りることが可能です。
しかし、代替機となるスマホはAndroidであることが多くなっています。
日頃からAndroid端末を利用しているユーザーであれば問題はないのですが、iPhoneを利用しているユーザーの場合、代替機はやはりiPhoneである方が好ましいです。
現在、iPhoneが故障して修理に出した際の代替機でiPhoneを借りることができるのはソフトバンク以外だとApple Storeを利用する必要があります。
ただし、Apple StoreでiPhoneの代替機を借りるには下記の条件を満たす必要があります。
- Apple Storeに持ち込み修理を依頼する
- 無償修理の条件を満たす故障(自然故障または初期不良)
- Apple Care+に加入していないこと
それほど難しい条件ではありませんが、『無償修理の条件を満たす故障』でないと受け付けてもらえないため、落下等のユーザー過失による故障は受け付けてもらえません。
また、Apple Storeでは配送修理にも対応していますが、配送修理の場合は代替機を借りることができませんので、合わせて注意が必要となっています。
格安スマホに代替機はあるのか?
近年でスマホといえば大手キャリアのみならず、第4の選択肢として格安スマホがあります。
格安スマホを利用するユーザーの場合、スマホが故障したら代替機を借りられるのでしょうか?
結論から言えば、多くの格安スマホは故障時の修理サービスは行っていても、代替機の貸し出しは行っていません。
mineoなどの一部格安スマホ業者の一部のみが代替機を貸し出しています。
そのため、格安スマホが故障をして代替機を借りようとした場合、多くは非正規の修理業者を利用するか、期間中のみレンタルスマホを利用するかになります。
この場合は無料で貸し出される大手3大キャリアとは違い、有料であることが殆どですので、修理の費用との兼ね合いを見て利用するかを判断する必要があります。
- ドコモ、au、ソフトバンクの大手3大キャリアは直接修理を依頼すれば代替機を借りることができる
- 代替機はショップ側の在庫状況による点も大きいので事前の確認が重要
- 代替機の多くはAndroid端末
- iPhoneはソフトバンクかApple Storeに修理を出すとiPhoneの代替機が借りられる
- 格安スマホも一部の業者や非正規修理業者においては代替機を利用可能
次のページでは、スマホの代替機利用の注意点について解説します。