
ソフトバンク・au・ドコモの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。
この記事では、Androidスマホでテレビを視聴する方法を解説します。
近年はYouTubeなど動画サイトの充実や、若年層を中心とするテレビ離れの影響で、そもそもテレビを買わないという家が増えてきています。
しかし台風や災害時のニュースなど、テレビがまだまだ役立つ場面が多いのも事実。
そこで今回は、
- ワンセグ/フルセグ対応スマホ
- 外付けのワンセグ/フルセグチューナー
- テレビ視聴ができるアプリ
これらを紹介していきます。
- ワンセグ/フルセグ対応機種を買う
- 外付けのチューナーを買う
- 公式アプリで視聴する
- NHK受信料を支払う必要あり
- ワンセグ/フルセグ対応のAndroidスマホならすぐに視聴できる
- ワンセグ/フルセグ対応のAndroidスマホ【ドコモ】
- ワンセグ/フルセグ対応のAndroidスマホ【au】
- ワンセグ/フルセグ対応のAndroidスマホ【ソフトバンク】
- ワンセグ/フルセグ対応のAndroidスマホ【楽天モバイル】
- ワンセグ/フルセグ対応のAndroidスマホ【SIMフリー】
- ワンセグ/フルセグ対応のAndroidスマホを買うメリット
- ワンセグ/フルセグ対応のAndroidスマホを買うデメリット
- ワンセグ/フルセグ非対応のAndroidスマホでテレビを視聴する方法
- ワンセグ/フルセグ以外にAndroidでテレビを視聴する方法
- Androidスマホでワンセグ/フルセグを視聴しよう
画像引用元:Xperia 1 II | Android smartphone by Sony | Sony Asia Pacific
ワンセグ/フルセグ対応のAndroidスマホならすぐに視聴できる
画像引用元:Xperia 1 II SO-51A
Androidスマホは、ワンセグ/フルセグ放送に対応したものが珍しくありません。
対応機種であれば、追加料金等なしでワンセグ/フルセグ放送を視聴できます。
なおiPhoneには対応機種がなく、今後対応する予定もないとのことです。
ワンセグとフルセグの違い
一口に「テレビが視聴できるスマホ」と言っても、「ワンセグ」と「フルセグ」を両方視聴できるものもあれば、ワンセグのみ視聴できるものもあります。
ワンセグとフルセグの違いを簡単に説明すると、画質の良さにあります。
- ワンセグ:320×240
- フルセグ:1,920×1,080
ワンセグの画質はかなり荒い上に、動きもカクカクしています。
一方のフルセグは、普通のテレビで視聴したときの画質と大差ありません。
そもそもワンセグは「ガラケー」でテレビ視聴するためにできたものなので、純粋にテレビ視聴を楽しみたい人には物足りないと言わざるを得ないでしょう。
次の章からは、各キャリアで発売中のワンセグ/フルセグ対応スマホを紹介します。
ワンセグ/フルセグは、新しい機種ほど対応しているというものではありません。
例えばGalaxy S10はワンセグ/フルセグ対応ですが、Galaxy S20は非対応です。
特に最新の5Gスマホは非対応のものが多いので、購入の際は注意して確認してください。
ワンセグ/フルセグ対応のAndroidスマホ【ドコモ】
画像引用元:arrows Be3 F-02L | スマートフォン | 製品 | NTTドコモ
ドコモで発売中のスマホの中でワンセグ/フルセグに対応している機種は8種類あります。
フルセグにも対応しているものと、ワンセグのみ対応のものが混在しているのでご注意ください。
機種名 | ワンセグ | フルセグ |
---|---|---|
Xperia 1 II | 〇 | |
AQUOS R5G | 〇 | |
Xperia 5 | 〇 | |
Galaxy S10+ Olympic Games Edition | 〇 | |
LG style2 | 〇 | × |
arrows Be3 | 〇 | × |
Galaxy S10 | 〇 | |
Xperia XZ3 | 〇 |
ワンセグ/フルセグ対応のAndroidスマホ【au】
画像引用元:Xperia 1 SO-03L | ドコモオンラインショップ | NTTドコモ
auで発売中のスマホの中でワンセグ/フルセグに対応している機種は7種類あります。
フルセグにも対応しているものと、ワンセグのみ対応のものが混在しているのでご注意ください。
機種名 | ワンセグ | フルセグ |
---|---|---|
Xperia 1 II | 〇 | |
AQUOS R5G | 〇 | |
LG style2 | 〇 | × |
Xperia 5 | 〇 | |
Xperia 1 | 〇 | |
Galaxy S10 | 〇 | |
AQUOS R3 | 〇 | |
BASIO 3 | 〇 | × |
ワンセグ/フルセグ対応のAndroidスマホ【ソフトバンク】
画像引用元:Amazon
ソフトバンクで発売中のスマホの中でワンセグ/フルセグに対応している機種は5種類あります。
フルセグにも対応しているものと、ワンセグのみ対応のものが混在しているのでご注意ください。
機種名 | ワンセグ | フルセグ |
---|---|---|
AQUOS R5G | 〇 | |
Xperia 5 | 〇 | |
LG G8X ThinQ | 〇 | |
AQUOS R3 | 〇 | |
シンプルスマホ 4 | 〇 | × |
ソフトバンク・au・ドコモの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。
ワンセグ/フルセグ対応のAndroidスマホ【楽天モバイル】
画像引用元:Galaxy S10 SC-03L
楽天モバイルで発売中のスマホの中でワンセグ/フルセグに対応している機種は2種類あります。
どちらもワンセグ/フルセグの両方に対応しています。
機種名 | ワンセグ | フルセグ |
---|---|---|
AQUOS R5G | 〇 | |
Galaxy S10 | 〇 |
ワンセグ/フルセグ対応のAndroidスマホ【SIMフリー】
画像引用元:スマートフォン AQUOS R5G を商品化
ワンセグ/フルセグ両対応のAQUOS R5GとGalaxy S10が、「楽天モバイル スマホ専門店」などで発売中です。
ですがAQUOS R5GやGalaxy S10のような、ワンセグ/ワンセグ対応スマホがSIMフリーで買えるのは、非常に珍しいことです。
キャリアを通じて買う必要がないSIMフリースマホは、基本的にワンセグ/フルセグには対応していません。
対応していない理由は、下記のとおりです。
- 海外メーカーは日本のテレビ放送に無関心
- 国内メーカーはキャリアからしか発売しない機種が多い
- Samsungも日本ではSIMフリーに消極的
SIMフリーの機種は海外メーカーが多いので、日本のテレビ放送のことはあまり考えていないという理由が大きいです。
例えばSONYがXperia 1 IIやXperia 5をSIMフリーで販売してくれれば一発で解決する問題なのですが……。
そうしないのはきっと、キャリアとの複雑な絡みや戦略があるのでしょう。
ワンセグ/フルセグ対応のAndroidスマホを買うメリット
ここからは、ワンセグ/フルセグ対応のスマホを買うメリットを紹介します。
メリットはもちろんスマホでテレビ視聴ができることなのですが、それの何が良いのかについて掘り下げます。
ワンセグ/フルセグ対応のスマホを買おうか迷っている人は参考にしてくださいね。
- テレビを買わなくて済む
- 外でもテレビが見放題
- 災害時の情報収集に役立つ
テレビを買わなくて済む
普段そこまでテレビを見るわけではない場合、わざわざテレビを買うのは負担が大きいですよね。
その分、部屋も狭くなってしまいますし、引っ越しの際の手間も増えます。
しかし、ワンセグ/フルセグ対応スマホを買っておけば、テレビがなくてもテレビ視聴できるようになります。
つまりワンセグ/フルセグ対応スマホは、テレビの設置にかかる負担や手間から開放してくれるアイテムなのです。
外でもテレビが見放題
ワンセグ/フルセグ対応スマホなら、もちろん外でもテレビ視聴できます。
またワンセグ/フルセグは、モバイルデータ通信しないという特徴もあります。
つまりデータ量を気にしなくていい「見放題」なのです。
これを利用すれば、移動中や入院時など、他にすることがない時の暇つぶしとして気軽に使えます。
ちなみに、病院のベッドの脇にあるテレビは有料のテレビカードを買わなければ視聴できません。
24時間の視聴で1,000円ほどかかってしまうこともあります。
災害時の情報収集に役立つ
「リアルタイムの情報収集はネットが強い」と言われている今日でも、災害時は話が別です。
まだまだテレビの情報が一番早くて正確である傾向があります。
普段はテレビを見なくても、緊急時にはテレビを視聴できるようワンセグ/フルセグ対応スマホを持っておけば、いざというときに役立つことでしょう。
ワンセグ/フルセグ対応のAndroidスマホを買うデメリット
今度は逆に、ワンセグ/フルセグ対応スマホを買うデメリットを紹介します。
「たとえ対応していたといても、視聴したくなければ視聴しなければいいだけでしょ」と思うかもしれません。
でも実は、見落とされがちなデメリットが存在するのです。
NHK受信料を支払わなくてはいけない
テレビを家に設置していなくても、ワンセグ/フルセグ対応スマホを含めた何かしらの受信機器を所持している場合は、NHK受信料を支払わなくてはいけません。
「1回もワンセグ/フルセグは使っていない」という主張は通じません。
ただ持っているだけでも、支払義務が発生します。
「テレビなんて視聴しない」という人でも、たまたまスマホがワンセグ/フルセグ対応というだけで、他の人と同じように受信料を支払わなくてはいけないのです。
NHKの番組を普段から視聴している人なら、それほど不満は感じないかもしれませんが、NHKをまったく見ていないのにお金だけ払うのはモヤモヤしてしまいますよね。
これを避けるために、わざとワンセグ/フルセグ非対応のスマホを選ぶ人もいます。
日本で人気のiPhoneはワンセグ/フルセグ非対応のため、あまり話題になりにくいのですが、Androidスマホを使っている人は注意が必要です。
ワンセグ/フルセグ非対応のAndroidスマホでテレビを視聴する方法
画像引用元:iPhone / iPad用テレビチューナー Xit Stick(サイト スティック) XIT-STK200 | 株式会社ピクセラ
最新のスマホであっても、ワンセグ/フルセグに対応しているとは限りません。
しかし外付けのチューナーを購入すれば、そういったスマホでもワンセグ/フルセグを視聴できるようになります。
ただ「わざわざ外付けチューナーを買ってまで視聴したくない」という人が多かったためか、現在は開発を中止してしまった会社も少なくありません。
そのため、ワンセグ/フルセグ対応チューナーは今や貴重な存在です。
ここでは、最新機種にも対応しているおすすめのチューナーをご紹介します。
ピクセラの「XIT-STK100」がおすすめ
画像引用元:Xit Stick(XIT-STK100) – 仕様 | 株式会社ピクセラ
外付けのチューナーで現在おすすめなのは、ピクセラの「XIT-STK100」という製品です。
ワンセグ/フルセグのどちらにも対応しており、Amazonではベストセラー1位にも輝いています。
対応OSはAndroid/Windows/Macで、iPhoneでは使えません。
価格はAmazonで9,980円です。
操作は専用のアプリで行い、録画にも対応しています。
ただしインターフェースはUSB2.0なので、スマホで使うには変換ケーブルが必要です。
iPhoneなら「XIT-STK200」がおすすめ
画像引用元:Xit Stick(XIT-STK200) – 仕様 | 株式会社ピクセラ
iPhoneでワンセグ/フルセグ対応してテレビを見られるチューナーも1つだけご紹介します。
もし現在お手元に使っていないiPhoneがある場合は、それをワンセグ/フルセグ視聴専用デバイスにしてしまうのも手です。
普段使いはもちろん、災害時にも非常に心強いアイテムになってくれることでしょう。
「XIT-STK200」は、上で取り上げた「XIT-STK100」と同じく、ピクセラが販売しているiOS(iPhone/iPad)用の製品です。
価格はAmazonで10,400円で、ワンセグ/フルセグに対応しています。
操作は専用のアプリで行い、録画も可能です。
ワンセグ/フルセグ以外にAndroidでテレビを視聴する方法
画像引用元:NHKプラスについて – NHKプラス
ここまで、ワンセグ/フルセグについての解説を行ってきました。
しかし「スマホでテレビ視聴=ワンセグ/フルセグ」というわけではありません。
現在はテレビを視聴できるアプリもあります。
ここでは、その代表的なものをいくつかご紹介します。
- TVer(ティーバー)
- エムキャス
- NHKプラス
TVer(ティーバー)
画像引用元:「TVer(ティーバー)」をApp Storeで
TVerは、民放5社の番組を放送から7日間無料で視聴できるアプリです。
なお録画はできません。
- 日本テレビ
- テレビ朝日
- TBSテレビ
- テレビ東京
- フジテレビ
エムキャス
画像引用元:「テレビがアプリで視聴できる!エムキャス」をApp Storeで
エムキャスは、TOKYO MXと群馬テレビを無料で視聴できるアプリです。
こちらもTVerと同じく録画はできません。
TOKYO MXはTVerでは扱われていないので、併用して使えば視聴できる放送局の幅が広くなります。
NHKプラス
画像引用元:「NHKプラス」をApp Storeで
NHKプラスは、総合テレビやEテレの番組を放送から7日間無料で視聴できるアプリです。
ただしこのアプリを使うには、NHK受信料を支払わなければいけません。
そのため利用登録と、送られてくるハガキに書いてある確認コードが必要です。
アプリで視聴する際の注意点
紹介したアプリは、NHK受信料を除けばすべて無料でテレビ視聴ができるものです。
ただ、見逃してはならない注意点もあります。
それはどうしても通信料を消費してしまうということです。
通信量を消費してしまう
ワンセグ/フルセグでは、モバイルデータ通信しないので「見放題」というメリットがありました。
しかしアプリの場合、他アプリと同様でデータ通信を行います。
そのため、Wi-Fi以外では通信量を消費してしまうので注意してください。
使いすぎると通信制限の対象になりかねないので、気を付けて視聴する必要があります。
無制限プランを契約していないと、安心して使えないかもしれません。
テレビを視聴できるアプリは、基本的にはWi-Fi環境下での使用をおすすめします。
Androidスマホでワンセグ/フルセグを視聴しよう
以上、スマホでテレビ視聴する方法についてでした。
ワンセグ/フルセグ対応のAndroidスマホなら、追加料金等なしですぐ視聴できます。
最新機種なら対応しているというわけではなく、逆に旧機種しか対応していないシリーズもあるので、機種選びの際は注意が必要です。
- ワンセグ/フルセグ対応機種を買う
- 外付けのチューナーを買う
- 公式アプリで視聴する
- NHK受信料を支払う必要あり
ただ対応していない機種でも、外付けのチューナーを購入すれば視聴できるようになります。
また、現在はNHKや民放の公式アプリでテレビ視聴することも可能です。
その場合、アプリ自体は無料ですが通信量を消費してしまう点には気を付けましょう。
ワンセグ/フルセグには、通信量を消費しないというメリットがあります
スマホでテレビ視聴できれば、移動中や災害時にも役立ちますよ。
NHK受信料を支払うことに抵抗がない場合は、なるべくワンセグ/フルセグ対応のスマホを選んでおいたほうが、できることの幅が広がって便利でしょう。
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