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この記事では、アウトドアや工事現場などに最適な、タフネススマホのおすすめランキングを紹介しています。
スマホは年々、高性能化や薄型化が進んでいますが、その分デリケートな機器にもなっています。
ユーザーが別売りのフィルムやカバーを付けるのは当たり前。
とにかく傷つかないように、丁寧に扱わなければなりません。
それでは困るという方におすすめしたいのが、今回紹介する頑丈なタフネススマホです。
トップ画像引用元:CAT Phone|S41|ONKYO公式サイト
頑丈なタフネススマホおすすめランキング【2020年版】
早速、最新のおすすめタフネススマホランキングを紹介します。
ランクインしている機種は、防水・防塵・耐衝撃であるだけではありません。
アウトドアや工事現場といった過酷な環境で使われることを、メーカーが想定して製造していることが特徴です。
これは非常に珍しいことです。
例えばiPhoneだと、スペック上は防水・防塵でありながら、シャワーに当てたり湿気の高いところで使ったりすることはNGとされています。
タフネススマホは、そんな「軟弱」なスマホとは一線を画す、まさに男のスマホと言えるかもしれません。
2020年おすすめスマホの中でも頑丈な男気溢れるスマホを見ていきましょう。
タフネススマホで事前にチェックしておくべきポイント
先に、タフネススマホ購入前に知っておきたいポイントを整理しておきます。
- 分厚くて重たい
- スペックは低め
- 最新機種が少ない
分厚くて重たいのは、タフネススマホなら避けられません。スマホ全体をプロテクターで覆っているので仕方ないのです。
スペックもタフネススマホは低い傾向にあります。タフネススマホが必要な環境では、そこまでスマホをいじらないからでしょうか。
最新機種が少ないのもタフネススマホの残念なところです。スペック軽視の延長で、次々新しいものを出す必要がないということだと思います。
そのため、例えば「防水だからお風呂でエンタメを堪能したい」というような方には、タフネススマホはあまり向いていません。
それでは次の章から、ランクインしたタフネススマホをひとつずつ紹介していきます。
第1位:TORQUE G04
画像引用元:TORQUE(トルク)G04 | スマートフォン(Android スマホ) | au
販売価格
81,360円(au公式)
1位は、京セラのTORQUE G04です。
今回紹介する中では、唯一キャリアが売っている機種でもあります。
TORQUE G04のスペック
項目 | スペック詳細 |
---|---|
サイズ | 高さ:約150mm 幅:73mm 厚さ:13.4mm |
質量 | 約200g |
OS | Android 9 |
ディスプレイ | 約5.0インチ(1,920×1,080) |
CPU | Snapdragon660 |
RAM | 4GB |
ROM | 64GB |
外部メモリ | 512GB microSDXC |
メインカメラ | 約2,400万画素 約800万画素 |
サブカメラ | 約800万画素 |
防水・防塵 | IP68 |
- タフネススマホの中では高めのスペック
- おサイフケータイが使える
- 緊急速報メールにも対応
米国国防省規格であるMIL-STD-810Gに準拠した作りになっています。
TORQUE G04は2019年8月30日発売と比較的新しいこともあり、タフネススマホの中ではスペックが高いです。
チップがSnapdragon 660なので、AQUOS sense3のような最新のエントリーモデルよりも処理能力に優れています。
動画視聴くらいなら何の問題ありません。スピーカーもこだわりのフロントステレオです。
よって、タフネススマホの中ではエンタメを楽しむのにも向いています。
Bluetoothで他の音楽機器などと接続すれば、ポータブルスピーカーとしても使用できます。
auから発売されているので、日本ならではのおサイフケータイや緊急速報メールに対応しているのも嬉しいですね。
欠点は価格が81,360円と高いことでしょう。それを気にしないなら、真っ先におすすめしたいタフネススマホです。
第2位:CAT S41
画像引用元:CAT Phone|S41|ONKYO公式サイト
販売価格
62,500円(Amazon)
2位は、キャラピラー社のCAT S41です。
キャタピラー社は重機などではお馴染みの会社で、まさに現場で働く方のためのタフネススマホです。
CAT S41のスペック
項目 | スペック詳細 |
---|---|
サイズ | 高さ:152mm 幅:75mm 厚さ:12.95mm |
質量 | 220g |
OS | Android 7.0 |
ディスプレイ | 約5.0インチ FHD(1,920×1,080) |
CPU | MTK6757 OctaCore 2.3 GHz |
RAM | 3GB |
ROM | 32GB |
外部メモリ | micro SD×1(SDXC対応)最大128 GB |
メインカメラ | 1,300万画素 |
サブカメラ | 800万画素 |
防水・防塵 | IP68に準拠 |
- 1.8mからのコンクリートへの落下テストをクリア
- 大容量バッテリー
- エンタメには向かない
米国国防省規格であるMIL-STD-810Gに準拠。しかも、耐衝撃性ではMIL-STD-810Gを上回る強靭さを持っています。
MIL-STD-810Gに準拠するためには、1.22mの高さからラワン材(木材)に落ちても耐えられる強度を持っていなければなりません。
しかし、CAT S41はそれよりもさらに難しい、1.8mの高さからコンクリートに落とす試験に合格しています。
ただスペック面は、今の基準では相当低いと言わざるを得ません。
動画をサクサク見て楽しむ、といった使い方は期待しないようにしましょう。
現場で使うためという目的がはっきりしている分、人によっては1位のTORQUE G04よりもおすすめです。
第3位:Blackview BV9600 Pro
画像引用元:BV9600 Pro|blackview公式サイト
販売価格
41,842円(Amazon)
3位は、中国のBlackviewというメーカーのBlackview BV9600 Proです。
Blackview BV9600 Proのスペック
項目 | スペック詳細 |
---|---|
サイズ | 高さ:162.9mm 幅:81.4mm 厚さ:12.85mm |
質量 | 268g |
OS | Android 8.1 |
ディスプレイ | 6.21インチ |
CPU | Helio P60(MTK6771) Octa Core 2.0GHz |
RAM | 6GB |
ROM | 128GB |
外部メモリ | TFカード(最大128GB) |
メインカメラ | 1,600万画素、 800万画素 |
サブカメラ | 800万画素 |
防水・防塵 | IP68 |
- 6.21インチの大画面
- 大容量バッテリー
- TORQUE G04には処理能力で劣る
米国国防省規格であるMIL-STD-810Gに準拠した作りになっています。
Blackview BV9600 Proは、6.21インチという大画面かつ、解像度も2,248×1,080と高精細なのが特徴です。
画面のキレイさは、タフネススマホの中では随一と言えます。
おまけにバッテリー容量は5,580mAhという超大容量です。
そのため長時間の動画視聴などにも使えます。
デザイン的にそこまでゴツい印象を受けないのも、人によっては好印象なのではないでしょうか。
ただ、処理能力で上回るTORQUE G04が登場したことにより、「エンタメにも向いている」という長所が薄れてしまったことは否めません。
第4位:DURA FORCE PRO
画像引用元:DURA FORCE PRO|KYOCERA公式サイト
販売価格
55,382円(Amazon)
4位は、京セラのSIMフリースマホ・DURA FORCE PROです。
DURA FORCE PROのスペック
項目 | スペック詳細 |
---|---|
サイズ | 高さ:73.4mm 幅:148.4mm 厚さ:12.9mm |
質量 | 約230g |
OS | Android 7.1.2 |
ディスプレイ | 約5.0インチ |
CPU | MSM8952/ 1.5GHz×4コア+1.2GHz×4コア |
RAM | 2GB |
ROM | 32GB |
外部メモリ | microSDXC(最大256GB) |
メインカメラ | 約1,300万画素 |
サブカメラ | 約200万画素 |
防水・防塵 | 防⽔(IPX5/IPX8) /防塵(IP6X) |
- 手袋や濡れた手でも操作しやすい
- 国産の「現場主義」スマホ
- TORQUE G04には処理能力で劣る
米国国防省規格であるMIL-STD-810Gに準拠した作りになっています。
DURA FORCE PROのテーマは「現場主義」。
手袋をした状態や濡れた手でも操作しやすいディスプレイになっているなど、まさに現場を想定した設計になっています。
CAT S41と違い国産であることも、どちらかと言えば嬉しいポイントではないでしょうか。
ただ、同じ京セラのTORQUE G04が登場したことにより、おすすめ度は相対的には低くなってしまいました。
第5位:Unihertz Atom
画像引用元:Atom|unihertz公式サイト
販売価格
23,000円(Amazon)
5位は、中国のUnihertzというメーカーのUnihertz Atomです。
Unihertz Atomのスペック
項目 | スペック詳細 |
---|---|
サイズ | 高さ:96.6mm 幅:45mm 厚さ:18.8mm |
質量 | 108g |
OS | Android 8.0 |
ディスプレイ | 2.45インチ (240×432ピクセル) |
CPU | Octa Core 2 GHz |
RAM | 4GB |
ROM | 64GB |
外部メモリ | Micro SD |
メインカメラ | 1,600万画素 |
サブカメラ | 800万画素 |
防水・防塵 | IP68 |
- 2.45インチの超小型スマホ
- 価格が安い
- サブ機としておすすめ
Unihertz Atomは、何と言っても2.45インチと超小型であることが特徴です。
4インチを下回るような超小型スマホは他にもいくつかありますが、そのほとんどは防水・防塵ではありません。
Unihertz Atomは現状では唯一、超小型かつ頑丈なスマホなのです。
ただここまで画面が小さいと、普通に文字入力するだけでも一苦労です。スペック的にもメインで使うのはおすすめしません。
工事現場など過酷な環境でのみ使うサブ機としての運用がおすすめです。
Amazonから23,000円で買えるという安さも、まさにサブ機としてぴったりです。
タフネススマホ選びのポイント
画像引用元:TORQUE® G04 | 製品情報 | スマートフォン・携帯電話 | 京セラ
タフネススマホ選びでは、以下の3つのポイントが重要です。
- 防水性能
- 防塵性能
- 耐久性
この章では、スマホの防水・防塵性能や、耐久性はどうやって確認するのかを解説します。
防水・防塵性能の確認方法
スマホの防水・防塵性能は、日本では、日本工業規格及び社会法人・日本電気工業会が規格化した「IP」という表で等級を表しています。
スマホのスペック表には、よく「IP」から始まる文字列が載っていますよね。
これを見れば、どのメーカーのスマホでも簡単に防水・防塵性能を確認したり比較したりできるのです。
- IP0X:特に保護がされていない
- IP1X:直径50mm以上の固形物が中に入らない(握りこぶし程度を想定)
- IP2X:直径12.5mm以上の固形物が中に入らない(指程度を想定)
- IP3X:直径2.5mm以上のワイヤーや固形物が中に入らない
- IP4X:直径1mm以上のワイヤーや固形物が中に入らない
- IP5X:有害な影響が発生するほどの粉塵が中に入らない(防塵形)
- IP6X:粉塵が中に入らない(耐塵形)
- IPX0:特に保護がされていない
- IPX1:鉛直から落ちてくる水滴による有害な影響がない
- IPX2:鉛直から15度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない
- IPX3:鉛直から60度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない
- IPX4:あらゆる方向からの飛まつによる有害な影響がない
- IPX5:あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない
- IPX6:あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない
- IPX7:一時的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水することがない
- IPX8:継続的に水没しても内部に浸水することがない
防塵性能と防水性能をまとめて「IP68」などと表現することも多いです。
これは「68」という2桁の数字ではなく、「防塵が6、防水が8」という意味になります。
ちなみにIP68が最高の保護等級です。
今回紹介したタフネススマホは、もちろん全部IP68です。
耐久性について
耐久性については、防水・防塵のIPのようなわかりやすい指標はありません。
そのため多くのタフネススマホは、米国国防総省の調達基準であるMIL-STD-810Gに準拠して開発されます。
MIL-STD-810Gでは高温・低温時の動作や、高湿度の環境下での動作の他、落下時の衝撃に関する項目も含まれています。
例えば、次のようなテストに耐えられなければ、MIL-STD-810Gに準拠していると言えません。
- 落下高さ:1.22m
- 落下場所の材質:ラワン材
- 落下方法:26方向からの落下
つまり、MIL-STD-810Gに準拠しているスマホなら、上記の条件で落下させても平気というわけです。
また、タフネススマホの中には、MIL-STD-810Gの基準を上回るものも存在します。
今回2位として紹介したCAT S41もその1つで、コンクリートに対して1.8mの高さからの落下に耐えられる設計になっています。
アウトドア・工事現場などにはタフネススマホ!
画像引用元:ハードな耐久性能 | TORQUE® G04 | 製品情報 | スマートフォン・携帯電話 | 京セラ
以上、頑丈なタフネススマホのおすすめランキングでした。
- 1位:TORQUE G04
- 2位:CAT S41
- 3位:Blackview BV9600 Pro
- 4位:DURA FORCE PRO
- 5位:Unihertz Atom
タフネススマホの最大の特徴は、メーカーがアウトドアや工事現場のような過酷な状況で使われることを想定して製造していることです。
そのため、ユーザーがわざわざ別売りのカバーなどをつけて保護する必要はありません。
反面、タフネススマホは全体的にスペックが低く、最新機種も少ないのが欠点です。
万能さではなく、ニッチな需要に応えているのがタフネススマホの魅力と言えるでしょう。
実際、工事現場の連絡用などとして使うのに、そこまで高いスペックは必要ありませんからね。
TORQUE G04のスペックと価格は!?TORQUE G03との大きな違いは何?