
大手キャリアから楽天モバイルに乗り換え(MNP)をすると、年間どのくらいお得になるのでしょうか。
楽天モバイルの料金プランは、その他大手キャリアよりも圧倒的に安く、年間で7万円も差がつきます。
さらに、楽天モバイルでは月額基本料金の3,278円が1年間無料のキャンペーンでさらに約4万円もお得に・・・。
合計するとなんと、10万円以上もお得になるんですよ!
この記事では、大手キャリアから楽天モバイルに乗り換えて、年間7万円トクする手順3ステップを解説します。
- 他キャリアの約3分の1の料金
- 1年間は無料なので新規での契約もおすすめ
- 楽天回線エリアがまだ少ないので注意
※本記事中の価格は税込み表示
【2020年】基本料金1年間無料キャンペーン中
画像引用元:Rakuten UN-LIMIT V(料金プラン) | 楽天モバイル
5G対応となった新たな楽天モバイルの料金プラン「Rakuten UN-LIMIT V」。
以前の「Rakuten UN-LIMIT」の料金とまったく変わらず、楽天モバイルの5Gが使えるようになりました。
次の章で詳しく解説しますが、他社で5G対応プランを選ぶと4Gプランよりも料金が上がります。
しかし、楽天モバイルなら5Gになっても料金が変わりません。
さらに、前回のプランでも好評のキャンペーンであった「基本料金1年間無料キャンペーン」が利用できます。※先着300万名
楽天モバイルを試してみたい・5Gを使ってみたいという方にうれしいキャンペーンですね。
- 楽天会員であること
- 新規・他社からの乗り換え、または格安SIMの楽天モバイルからの移行
- キャンペーン適用対象の300万名の中に入ること
料金を比較!楽天モバイルに乗り換えるといくらお得になる?
画像引用元:Rakuten UN-LIMIT | 楽天モバイル
楽天モバイルの料金プランはデータ容量無制限の「Rakuten UN-LIMIT V」1つのシンプルな料金体系となっています。
現在はほとんどのキャリアでデータ容量無制限プランが提供されはじめています。
しかし、他のキャリアの無制限プランと比較して楽天モバイルの料金はどのくらい安いのでしょうか?
ここからは、楽天モバイルと他の3キャリアの料金の違いについてシミュレーションしてみましょう。
楽天モバイルの料金プラン
楽天モバイルの料金プランは「Rakuten UN-LIMIT V」の1つだけです。
- 月額料金は3,278円
- 4Gだけでなく5Gにも無制限で対応※自社回線エリアのみ
- 自社回線エリア外ではパートナー回線を5GBまで利用できる
- Rakuten LINKアプリを利用することで国内通話が無制限で無料
月額料金は以前の料金プランである「Rakuten UN-LIMIT」と基本的には変わりません。
唯一変わる点は5Gに対応するという点だけです。
プラン料金は変わらず、自社回線エリアであれば4Gも5Gも無制限で利用できるため、他社と比較してもかなりお得です。
では、他のキャリア回線の5G対応プランはどのようになっているのでしょうか。
ドコモの料金プラン
ドコモの5G対応の大容量プランは「5Gギガホ」のみとなっています。
月額料金は8,415円で、毎月100GBまでネットを使うことができます。
楽天モバイルと比較するとかなり高いですが、ドコモには高速安定、かつ広いエリアで提供されるサービスという強みがあります。
また、8,415円という金額は割引など一切適用していない金額です。
家族で複数回線持っていたり、ドコモ光とセットで使う、学割を利用するなどすればより安く利用できます。
auの料金プラン
auの5G対応の大容量プランは下記の通りです。
プラン名 | データ容量 | 月額料金 |
---|---|---|
データMAX 5G | 無制限 | 9,515円 |
データMAX 5G ALL STARパック | 11,265円 | |
データMAX 5G テレビパック | 11,385円 | |
データMAX 5G Netflixパック | 10,615円 |
auの5G対応の大容量プランは基本的に通信量が無制限となっており、テレビや動画アプリのセットプランがあることが特徴です。
テレビや動画を利用しない方は、1番スタンダードな「データMAX 5G」を選ぶと良いでしょう。
こちらもドコモと同様に割引など一切考慮していない金額です。
家族で複数回線利用したり、auひかりやeo光などのセット割引が適用できる光回線に加入していると、別途割引が利用できます。
ソフトバンクの料金プラン
ソフトバンクの5G大容量プランは、「メリハリプラン」のみとなっています。
利用できる通信量は50GBと他社と比べて少ないです。
ただし人気の動画やSNSアプリの通信量がノーカウントとなるため、対象のアプリをよく利用している人なら50GBでも充分足りるでしょう。
月額料金は9,328円で、ドコモやauと同様に複数回線の利用や光回線とのセット利用でさらにお得になります。
- YouTube
- Amazon Prime Video
- Abema TV
- GYAO!
- ニコニコ動画
- hulu
- LINE
- Tik Tok
上記のアプリはあくまで一例であり、その他にも通信量ノーカウントで利用できるアプリがたくさんあります。
主要なSNSや動画アプリはほとんど対象になっているので、普段からSNSや動画をよく利用する人にもおすすめです。
楽天モバイルのほうが年間5万円以上お得!
楽天モバイルの無制限プランとその他のキャリアの無制限プランや大容量プランの年間の支払い金額を比較すると、このような結果になります。
楽天モバイルと大手キャリアの料金を比較した結果
キャリア名 (料金プラン名) | データ容量 | 月額料金 | 差額 |
---|---|---|---|
楽天モバイル (Rakuten UN-LIMIT V) | 無制限 | 3,278円 | - |
ドコモ (5Gギガホ) | 100GB | 8,415円 | +5,137円 |
au (データMAX 5G) | 無制限 | 9,515円 | +6,237円 |
ソフトバンク (メリハリプラン) | 50GB + 対象アプリのデータ消費ゼロ | 9,328円 | +6,050円 |
他のキャリアと比べて楽天モバイルの月額料金は1/3程度の料金になるという結果になりました。
特にauやソフトバンクに関しては月間の差額が6,000円以上もあるため、年間で7万円以上お得になることがわかります。
ドコモでも6万円以上お得になるので、コストを重視する人は大手キャリアを選ぶよりも楽天モバイルを選んだ方が圧倒的にお得になります。
また、楽天モバイルでは1年間プラン料金が無料になるキャンペーンが実施されています。
そのため、月額料金3,278円が1年間無料になると考えると合計で10万円以上お得になることがわかります。
後述にて解説しますが、楽天モバイルには自社回線エリアが狭いなどのデメリットがまだあります。
よってどこでも快適にネットを利用したいという方は不便を感じるかも知れません。
しかし、エリアの広さなど通信品質にあまりこだわりがなく、とにかく料金を安くしたい方には楽天モバイルが1番お得です。
- 楽天モバイル:3,278円
- ドコモ:8,415円
- au:9,515円
- ソフトバンク:9,328円
楽天モバイルに乗り換える手順3ステップ
画像引用元:楽天モバイル: MNP(携帯電話ナンバーポータビリティ)
大手3キャリアから楽天モバイルに乗り換えることで、今なら年間10万円以上お得になるということがわかりました。
毎月の料金をとにかく安くしたいという方は、少しでも早いタイミングで楽天モバイルに乗り換えるのがおすすめです。
ただ、長く使っているキャリアから他社に乗り換えをするのは、手続きも難しそうで不安だという方も多いのではないでしょうか?
しかし、楽天モバイルへの乗り換えは思っているほど難しくはなく、たったの3ステップで乗り換えできます。
- 現在のキャリアでMNP予約番号を取得する
- 楽天モバイルに申し込む
- 届いたスマホ端末を初期設定する
手順1:現在のキャリアでMNP予約番号を取得する
電話番号をそのまま他の携帯会社で使うには、MNPという手続きを行います。
この時にMNP予約番号と呼ばれる10桁の番号が必要になります。
楽天モバイルでMNPの申し込み前に、現在のキャリアでMNP予約番号を取得しましょう。
MNP予約番号はWEBや電話、各キャリアショップで発行することが可能です。
楽天モバイルの申し込みをするときは事前に取得しておくとスムーズに手続きをスムーズに進められますが、有効期限には注意が必要です。
MNP予約番号自体は発行日から15日間有効なのですが、WEBから楽天モバイルの申し込みをする場合には有効期間が10日以上残っている必要があります。
なので、なるべく手続きの直前に取得するようにしましょう。
では、窓口ごとの予約番号の取得方法について見ておきましょう。
WEBで取得する場合
WEBなら待ち時間もなく、最も簡単にMNP予約番号を取得できます。
それぞれのキャリアのポータルサイトでの取得が可能です。
- ドコモ
My docomo(受付時間:9:00〜21:30) - au
My au(受付時間:9:00〜20:00) - ソフトバンク
My SoftBank(受付時間:9:00〜20:00)
ただし、契約状況によってはWEBから取得ができない場合があります。
WEBから取得ができなかった場合は、電話または店頭でMNP予約番号を取得する必要があります。
電話で取得する場合
契約状況などによってWEBからMNP予約番号が取得できない場合は、電話窓口でも取得することができます。
電話取得の場合は、時期や曜日・時間帯によっては繋がりにくい場合があります。
時間には余裕を持って電話をするようにしましょう。
比較的午前中は繋がりやすい傾向があります。
(受付時間:9:00〜20:00)
- ドコモ
151(ドコモ携帯から) - au
0077-75470 - ソフトバンク
*5533(ソフトバンク携帯から)
店頭で取得する場合
各キャリアショップでもMNP予約番号を取得することが可能です。
ただ、キャリアショップは混みやすく時間がかかってしまうのでおすすめできません。
なるべく、WEBか電話でMNP予約番号を取得するようにしましょう。
手順2:楽天モバイルに申し込む
MNP予約番号が取得できたら、楽天モバイル公式サイトから申し込みを進めます。
最初にSIMカードのみの契約か端末を一緒に購入するかを選択します。
現時点では楽天回線対応端末以外での動作保証がされていないので、SIMのみの契約には注意が必要です。
楽天モバイル契約時に同時購入できる端末以外は、楽天回線のSIMを挿れても通信ができない可能性があり保証もありません。
これから楽天モバイルの契約をする人は、基本的には楽天回線対応端末を一緒に購入する形になるでしょう。
申し込みタイプを選択したら、楽天市場の商品購入ページに移ります。
商品購入ページで「新規電話番号/MNPを選択」の項目があるので、他社からの乗り換えの場合には「MNP」を選択するようにしましょう。
そして購入手続きが完了すると、正式契約の案内メールが届くので、メールの案内に従って手続きを進めます。
手順3:届いたスマホ端末を初期設定する
正式契約の手続きが完了したら、最短2日で端末が自宅に届きます。
スマホを同時購入した場合には、スマホと一緒に届く楽天SIMを挿れて初期設定を行います。
楽天で購入するスマホは初期設定はかんたんで、画面の案内に従って進めればスマホは通信ができる状態になります。
あとは必要に応じてデータを移行して初期設定は完了です。
楽天モバイルに乗り換える際の注意点
楽天モバイルへの乗り換えは複雑な手続きや設定は不要で、誰でも簡単にできることがわかりました。
料金も安く他のキャリアでスマホを契約している人なら、誰でも魅力的に感じる楽天モバイルです。
しかし、乗り換えにあたっていくつか注意点があります。
ここからは、楽天モバイルに乗り換える際の3つの注意点について紹介していきます。
現在のキャリアメールが使えなくなる
他のキャリアから楽天モバイルに乗り換えをした場合、現在使っているキャリアのメールアドレスは使えなくなります。
もしも、キャリアメールを頻繁に使っているようなら注意が必要です。
キャリアメールアドレスを登録しているサービスは、事前にGmailなどのフリーメールに変更しておけばスムーズに移行できます。
自社回線のエリアは限定されている
楽天モバイルでネットを無制限で使えるのは、楽天回線のエリアです。
楽天モバイルはまだサービスが始まって間もないため、他社と比べると回線エリアが限定されている点は否めません。
4G・5G共に楽天モバイルの通信エリアはまだ広くないため、どこでもネットを容量気にせず使いたいという方は注意してください。
4Gはまだ各都道府県の主要都市を中心に対応しており、どこでも使えるというわけではありません。
5Gに関しては、使えるエリアはさらに限定されています。
- 北海道札幌市白石区南郷通15丁目南付近
- 埼玉県さいたま市大宮区桜木町1丁目付近
- 埼玉県さいたま市中央区新都心付近
- 東京都世田谷区瀬田1~4丁目付近
- 東京都世田谷区上野毛1~4丁目付近
- 東京都世田谷区玉川1~2丁目付近
- 東京都世田谷区中町1丁目付近
- 東京都世田谷区野毛2~3丁目付近
- 東京都板橋区板橋3丁目付近
- 神奈川県横浜市西区浅間台付近
- 大阪府大阪市北区堂山町付近
- 大阪府大阪市北区曾根崎1丁目付近
- 兵庫県神戸市兵庫区御崎町1丁目付近
該当する地域に住んでいる・仕事などでよく行く人は5Gを利用することができますが、それ以外の人は5Gは使えないものと思っておくべきでしょう。
自社回線エリア外は月5GBまで
楽天回線が提供されていないエリアでも、パートナー回線であるauの回線で通信できます。
ただし、パートナー回線のデータ通信量は月間5GBが上限です。
Rakuten UN-LIMITは低価格で無制限のコスパの優れたプランですが、月5GBまでとなると魅力は半減してしまいます。
楽天回線エリアから離れている方は、この点に注意してください。
パートナー回線では5Gが使えない
前述の通り、パートナー回線はauなので広範囲で通信できます。
ただし、パートナー回線では5Gを使うことはできません。
とはいえ5Gエリアはどのキャリアも狭いため、大きな問題にはならないでしょう。
- 現在のキャリアメールが使えなくなる
- 自社回線のエリアは限定されている
- 自社回線エリア外は月5GBまで
- パートナー回線エリアでは5Gは使えない
乗り換えに踏み切れない方は新規申込がおすすめ!
画像引用元:Rakuten BIG(楽天ビッグ) | スマートフォン | 楽天モバイル
楽天モバイルに乗り換えれば安くなるとは言っても、サービスが始まったばかりの楽天モバイル乗り換えに踏み切れない人もいるかと思います。
そんな人は1年無料キャンペーンがあるうちに、新規契約で楽天モバイルの契約をしてみるのがおすすめです。
試しに1年無料の期間で楽天モバイルをサブ回線に使ってみて、気に入ったら改めてメインを楽天モバイル乗り換えてサブ回線は解約します。
もし、思ったように使えなかったり元のキャリアの方が良いと思うなら、楽天モバイルで新規契約をした回線を解約すれば良いだけです。
楽天モバイルは契約期間の縛りもなく違約金もかからないので、キャンペーン期間に試しに契約してはいかがでしょうか。
楽天モバイルにへの乗り換え(MNP)について、よくある質問
楽天モバイルにへの乗り換え(MNP)について、よくある質問に回答しました。
楽天モバイルにMNPするとどのくらいスマホ料金が安くなるのか
当記事の試算では年間100,000円も安くなる結果となりました。
3大キャリアとの料金比較を掲載していますので、ぜひ記事をご覧ください。
楽天モバイルにMNPする手順を知りたい
利用中のキャリアでMNP番号を取得して、楽天モバイルに申し込みます。
そして届いたスマホ端末の設定をする流れです。
具体的な方法は記事をご覧ください。
MNP番号はどうやって取得すれば良いのか
各キャリアのポータルサイト(Webサイト)で取得できます。
また電話や店頭でも取得できます。
楽天モバイルにへの乗り換え(MNP)の注意点は何か
キャリアメールが使えなくなることや、楽天モバイル回線が使えるエリアが限られていることなどが挙げられます。
詳細は記事をご覧ください。
楽天モバイルに乗り換えて年間10万円以上お得にしよう!
楽天モバイルは圧倒的に安い料金の上にデータ容量無制限という衝撃のサービスでスタートしました。
- 他のキャリアの約3分の1の料金
- 1年間は無料なので新規での契約もおすすめ
- 楽天回線エリアがまだ少ないので注意
5G対応プランも登場し、他社と比べて年間7万円以上お得になる安い料金は大きな魅力です。
ただ自社回線を使えるエリアがまだ限られているため、どこでも快適にネットを使いたい人は注意が必要です。
特に5G対応エリアはかなり限定されているので、5G目当てで楽天モバイルの契約を検討している人は気をつけましょう。
今なら1年無料キャンペーンもあるので年間4万円もお得に使い始めることができますし、新規契約でお試し利用することも可能です。
1年間無料キャンペーンを含めると、他社よりも年間10万円以上お得になります。
毎月のスマホ代を安くしたいと考えている人は、ぜひこの機会に楽天モバイルに乗り換えてみてはいかがでしょうか。