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「昨日までは問題なく動いていたのに今日になってから急にスマホの動作が重い…」これは、スマホユーザーなら誰もが一度は経験した事があるかと思います。
動作が重くなっている原因は多々ありますが、この時にメモリ使用量を見るとメモリをバカ食いしており、明らかな異状を起こしています。
今回は、メモリをバカ食いしている原因は何か、スマホの動作が重い時の軽くする方法を紹介します。
- メモリを食う原因はアプリやスマホ本体の誤作動が多い
- 単純にアプリに対してスマホのメモリ不足の時もある
- キャッシュ消去・タスクキル・電源再起動は基本の対処法
- アプリやOSのアップデートも行うと効果的
- 夏場は熱を持ちやすく動作が重くなりがちなので注意
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スマホの動作が重くなってしまう大きな原因は4つ
スマホがメモリをバカ食いしてしまい、スマホの動作が重くなってしまう原因は主にアプリとスマホ本体にあり、大きく4つに分けられます。
アプリが予期せぬエラーを起こしている
メモリをバカ食いする原因としてよく挙げられるのが、『アプリが予期せぬエラーや正常でない動作を起こしている』事です。
アプリが通常通り動いていないので、処理を行うメモリ(RAM)を必要以上に消費し、それらが他のアプリやスマホの動作に影響を与えているケースです。
この原因に対して有効なのは、アプリを完全終了させる『タスクキル』で、その後再度アプリを起動しなおすと復帰する事があります。
スマホ本体の不調
アプリではなくスマホ本体の不調も、メモリをバカ食いして動作が重くなってしまうという、よくある原因の1つとして挙げられます。
本体と大雑把にまとめても、ハードウェアの部分やソフトウェアの部分にも原因は考えられるので、最悪故障の原因も考えられます。
スマホ本体の不調に有効なのが、『電源再起動』『ソフトウェアアップデート』で、スマホ本体をリフレッシュさせる事で改善が見込めます。
スマホが熱を持っている
スマホ本体の不調と関連しますが、スマホが熱を持ってしまっていると、スマホ本体がオーバーヒートを起こし、必要以上のメモリ消費や動作が重くなる原因になります。
特に3Dゲームや長時間の動画視聴で起きやすくなるので、熱をもっていると感じたら、充電ケーブルを抜き電源をシャットダウンをして、2~30分ほど風通しの良い場所で放置しましょう。
最近では防水スマホが普及しているので、水洗いで冷ます方もいらっしゃいますが、スマホ内部の熱い空気が水滴になる可能性もあるので、スマホが熱い時に水洗いは厳禁です。
スマホのRAM・スペック不足
スマホの経年劣化によるメモリ不足や、スマホのスペックが不足していることで動作が重くなる事もあります。
特に最近の高性能なスマホゲームは、スマホのメモリをたくさん食うので、ロースペックなスマホや数年前に発売されたモデルでは、動きが遅くなる事も多々あります。
この場合は、メモリ解放等では改善されないので、根本的な解決策としてに機種変更を考慮する事になるでしょう。
すぐ試せるAndroidの動作を軽くする方法
メモリをバカ食いする原因4つを紹介しましたが、ここからは実際にスマホの動作を軽くする方法を紹介します。
まずはAndroidで誰でもできる簡単な方法です。
スマホのタスクキル
スマホの動作が重い時には、アプリのタスクキルが定石で、Androidの場合はホームボタンの右(一部スマホは左)のボタンをタップし、最近使ったアプリ一覧を表示します。
後はスワイプをしてアプリを終了させるか、スマホによっては一括終了できるボタンもあるので、アプリを一旦全て終了させましょう。
スマホのキャッシュ消去
スマホのキャッシュ消去も定番の対処法の1つで、Androidの場合は設定アプリから内部ストレージ(一部スマホは別名称)に遷移し、キャッシュ消去します。
キャッシュ消去は、メモリ解放だけでなく、スマホ本体の保存領域を戻せるので、2週間に1度はやっておくのがおすすめです。
電源再起動を実施
電源再起動をする事で、スマホ本体のリフレッシュ効果も期待できるので、タスクキルとキャッシュ消去後に電源再起動を実施しましょう。
もしスマホが熱を持っていると感じたら、再起動ではなく電源をシャットダウンし、2~30分程充電ケーブルを抜いて放置し冷ましましょう。
Wi-FiのON/OFF
Wi-Fiとの接続が上手くいっていない場合も、スマホの動作が重くなるので、設定アプリからWi-FiのON/OFFでWi-Fiとの再接続も試してみましょう。
Wi-Fiに接続していない場合は、モバイルネットワークのON/OFFも試してみる価値はあります。
BluetoothのON/OFF
無線通信のBluetoothもONにしているとメモリを食いますし、接続が上手くいかないと動作が重くなる原因になります。
Bluetoothも、設定アプリや通知バーからON/OFFで再接続をするか、利用しないならOFFにしておきましょう。
iPhoneでも上記対処は可能
タスクキルやキャッシュ消去、電源再起動といった上記の手順は、AndroidだけでなくiPhoneでも有効な対処法になっております。
Android・iPhone問わずスマホが重いと感じたら、まずは上記の手順を試してみるのがおすすめです。
次の章では、少し時間がかかるがAndroidの動作を軽くする方法について紹介します。
少し時間がかかるがAndroidの動作を軽くする方法
スマホの動作が重い時の簡単な対処法を紹介しましたが、それでも改善されない場合は、少し時間がかかりますが対処法はあります。
ウィジェットの削除
Androidのホーム画面には、アプリの機能を抜粋した『ウィジェット』と呼ばれる機能がありますが、このウィジェットもメモリを食う原因になります。
天気予報を表示したり時刻表を表示する便利な機能ですが、スマホの動作が重い原因として、ウィジェットが正常に動作していない事もあります。
ウィジェットは削除しても、もう一度配置できますので、ウィジェットの削除を行ってみるのも1つの手です。
ライブ壁紙の停止
画像引用元:iPhone – モデルを比較する – Apple(日本)
スマホのホーム画面を、アニメーションで美麗なグラフィックを表示したり、写真をスライドショーのように表示するライブ壁紙という機能があります。
見栄えが非常に良いので設定している方も少なくありませんが、ライブ壁紙は、ロースペックなスマホだと少ないメモリを大幅に占有されてしまいます。
ライブ壁紙がメモリバカ食いの原因にもなりえるので、ライブ壁紙も停止し通常の壁紙に設定しましょう。
不要アプリのアンインストール
不要なアプリのアンインストールも有効で、特に最近は無料でインストールできる外国製のクリーナー系アプリが、メモリバカ食いの原因になる事があります。
メモリ解放自体は、Androidならキャッシュ消去やタスクキル、電源再起動で出来るので、実はクリーナー系アプリはインストールする必要が薄いアプリで、無理に使用は推奨しません。
Chromeやブラウザアプリのタブ消去
Chromeやブラウザアプリのタブが多いと、スマホの動作が重くなる原因になりますので、タブ消去も行っておきましょう。
タブ消去はまとめて出来るブラウザアプリがほとんどですが、Chromeの場合は、タブを開き過ぎてると一括消去がメモリ不足で出来ず、手動でタブ消去せざるをえなくなります。
100以上のタブを開く事も可能ですが、その分一括でタブ消去できなくなる事もあるので、こまめに不要なタブは消去しておきましょう。
それでもAndroidの動作が重い時の対処法
今までの軽くする方法でも改善が見られない場合は、根本的な対処法を行わざるをえません。
対処法の中には時間がかかるものもあるので、可能な限り時間のある時に実施するのがおすすめです。
全アプリアップデートを行う
アプリの不具合や予期せぬエラーによるメモリバカ食いの最終手段として、全てのアプリのアップデートを行う方法があります。
アップデートを行うのでデータ通信量はかかりますが、可能な限りスマホ本体のアプリを、全てアップデートするのがおすすめです。
アプリはPlayストアの他、au Marketのようにキャリアが独自に配信している所もあるので、見過ごさずに全てのアプリをアップデートしましょう。
ソフトウェアアップデートを行う
Androidのソフトウェアアップデート対象の場合、ソフトウェアアップデートをする事で、メモリ使用状況が改善される事もあります。
ソフトウェアアップデート中は、電話もネットも使えなくなりますので、時間のある時に行うのがベストです。
バックアップを取って初期化か機種変更
ここまでの対処法を行っても改善されない場合、スマホ本体に致命的なエラーや不具合が起きている可能性が高いと言わざるをえません。
こうなってくると、データのバックアップをとって初期化を行うか、スマホの修理や機種変更を視野に入れていくことになります。
初期化にせよ修理・機種変更にせよ、いつスマホが動かなくなるか分からないので、データのバックアップだけは早急にとっておくようにしましょう。
iPhoneの動作が重い時の対処法
画像引用元:iPhone 8またはiPhone 8 Plusを購入する – Apple(日本)
iPhoneの場合は、Androidに比べて動作が重くなる事は少なめですが、同じく重くなった場合は、以下の軽くする方法を試してみましょう。
アプリのタスクキル
iPhoneもアプリの不具合が起きうるので、アプリを一旦終了させる『タスクキル』が有効な対処法の1つです。
ホームボタンのあるiPhone 7や8では、ホームボタン2度押しし、表示されたアプリを下から上にスワイプして、タスクキルを1つずつ行っていきます。
iPhone X以降のタスクキル方法
ホームボタンが無いiPhone X以降のiPhoneは、若干タスクキルの方法が異なります。
- 画面下部のホームバーを下から上にスワイプし、画面の真ん中付近で止める
- 左上にクローズアイコンが表示され、Appスイッチャーモードに移行
- アプリを下から上にスワイプするか、アプリ左上のクローズアイコンをタップ
これでiPhone X以降のiPhoneでも、タスクキルが可能です。
メモリ解放コマンドの実行
iPhoneシリーズには『メモリ解放コマンド』が搭載されており、スマホの動作が重い時によく利用されております。
- 電源ボタン長押し
- 『スライドで電源オフ』の画面でホームボタン10秒以上長押し
これでiPhoneのメモリが解放されるので、iPhoneの動作が重いと感じたら、上記の手順を試してみるのがおすすめです。
ホームボタンが無いiPhone X以降の場合は、仮想ホームボタンをディスプレイに表示させて、同様の手段を試す事が出来ます。
設定から『Assistive Touch』をONに変更し、仮想ホームボタンが表示されたら、同様の手順でメモリ解放できます。
iOS・アプリの全アップデート
アプリアップデートが有効なのはiPhoneでも共通ですが、iOSアップデートを行うと、メモリバカ食いの改善も見込めるので実施しましょう。
特に最新のiOS12は、メモリの使用状況が改善されたようで、同じiPhoneでも、iOS12より前のiOSとiOS12以降では、iPhoneの動作が全く違うと評価する声もあります。
古いiOSを使っている方は、これを機に最新版のiOSにアップデートを行いましょう。
他iPhone専用の動作を軽くする対処法
他にも、iPhone専用の動作を軽くする対処法としては、バックグラウンド更新のOFFやiCloudとの同期OFFが挙げられます。
バックグラウンド更新がONの状態だと、iPhoneの動作中でも、バックグラウンド中でアプリ更新が行われるので、iPhoneのメモリが減少し動作が重くなります。
また、iCloudとの同期がONの状態も同様に、動作中に写真や動画等のデータを同期しているのでメモリを食います。
Wi-Fiの電波が弱いと、同期時間も長引くので、重くなる時間も伸びます。
バックグラウンドの更新もiCloudとの同期もOFFに変更し、動作改善するか確かめてみましょう。
動作が重い時はキャッシュ消去・タスクキル・電源再起動
スマホのメモリバカ食いの原因や、動作が重い時に試す事を紹介してきました。
この中で、実は『キャッシュ消去』『タスクキル』『電源再起動』で改善する事も多々あります。
一時的な不具合の可能性も充分ありますので、まずはこの3つの手段を実行し、それでも改善が見込めないなら、紹介した手順を実行してみましょう。
また、これからの夏場は日本は特に高温多湿な環境になりやすく、スマホカバーをつけているとスマホが熱を持ちやすいので、動作が重いと感じたら熱を持っていないかチェックしましょう。
- メモリを食う原因はアプリやスマホ本体の誤作動が多い
- 単純にアプリに対してスマホのメモリ不足の時もある
- キャッシュ消去・タスクキル・電源再起動は基本の対処法
- アプリやOSのアップデートも行うと効果的
- 夏場は熱を持ちやすく動作が重くなりがちなので注意