トーンモバイルに繋がらない時に考えられる原因と対処法7つ

  • 2023年9月6日
  • by.Iris777

TONE e21のスペック

トーンモバイルを使っていると、「なぜか突然インターネットに繋がらなくなった」という現象が発生することがあります。

モバイル通信の世界ではよくありがちなトラブルの1つですが、いざ発生すると困ってしまうものです。

特に格安SIMでは、発生しがちなようです。

通信はインフラの1つなので、繋がらなくなったらすぐに解消したいと思うのではないでしょうか?

そこでこの記事では、トーンモバイルを使用中に突然インターネットに繋がらなくなったときの原因と対処法を紹介します。

「インターネットに繋がるものの速度が遅い」現象にも応用できる対処法もあるので、ぜひ参考にしてみてください!

トーンモバイルに繋がらなくなったときのチェックポイント
  • トーンモバイル側に障害が発生していないか確認する
  • スマホ側の設定を見直す
  • 物理的な故障や非対応スマホが疑われるときは交換する

トップ画像引用元:TONE e21 | 安くて安心なスマホならトーンモバイル

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トーンモバイルに繋がらないときの原因

トーンモバイルの店舗一覧

画像引用元:店舗一覧 | 安くて安心なスマホならトーンモバイル

最初に、トーンモバイルに繋がらないときに考えられる原因についてみていきましょう。

トーンモバイルに限らずスマホがインターネットに繋がらなくなったときの主な原因は以下のとおりです。

トーンモバイルに繋がらないときの主な原因
  • スマホの故障や不具合
  • トーンモバイル側の障害
  • SIMの破損
  • APN関連のトラブル
  • モバイルデータ通信がOFFになっている
  • 機内モードがONになっている
  • 料金滞納などによる回線停止
  • スマホがドコモのバンドに対応していない
  • 大容量データの送受信や高画質動画の視聴をしようとしている

それぞれの原因について詳しくみていきましょう。

対処法については後述するので、あわせて確認することをおすすめします。

スマホの故障や不具合

スマホ本体が故障していたり、OSやネットワーク関連のプログラムに不具合が発生していると回線に繋がらなくなることがあります。

設定に問題がないのに一切の通信が行えなくなった場合や、極端の不安定になった場合は一度チェックしてみましょう。


トーンモバイル側の障害

トーンモバイル側の回線障害などによってインターネットに繋がらなくなるケースもあります。

トーンモバイル回線を複数契約しており、すべての回線で繋がらなくなった場合はこれを疑いましょう。

なお、トーンモバイル側で障害が発生すればほぼ確実になんらかの発表があります。

SIMの破損

SIMの破損や接触不良が発生した場合、インターネットに繋がらなくなったり接続が不安定になったりします。

トーンモバイル回線に繋がったり繋がらなくなったりを繰り返すときにも、この現象が疑われるため注意が必要です。

APN関連のトラブル

スマホでインターネットに接続するには、APNと呼ばれるアクセスポイントを識別するための情報を設定しなければなりません。

トーンモバイル回線に接続するには、トーンモバイルのAPNを設定する必要があります。

この設定内容が間違っている場合や何らかの原因でリセットされてしまった場合、トーンモバイル側の都合で変更された場合はインターネットに繋がらなくなってしまいます。

モバイルデータ通信がOFFになっている

スマホには本体側にモバイルデータ通信(4Gや5Gを利用した通信)のON/OFFを切り替える機能を搭載しています。

これは簡単に切り替えられるので、なんらかの拍子に切り替わってインターネットに繋がらない状態になっていることがあるので注意してください。


機内モードがONになっている

スマホ側で機内モードがONになっている場合、モバイルデータ通信/Wi-Fi/Bluetoothなどの通信が一切使用できません。

こちらもスマホを操作しているときにいつの間にかONになってしまうことがあるので、注意してください。

料金滞納などによる回線停止

料金滞納や解約などによって回線が停止した場合も、当然ながらトーンモバイルには繋がりません。

決済システムのトラブルによって予期しない滞納が発生している可能性も考えられます。

スマホがドコモのバンドに対応していない

トーンモバイルはドコモ回線を使用して提供しているMVNOサービスです。

したがって、ドコモのバンドに対応していないスマホではトーンモバイルを利用できません。

スマホを交換したら突然繋がらなくなったときなどにこれが疑われます。

大容量データの送受信や高画質動画の視聴をしようとしている

トーンモバイルの回線速度は非常に遅く、快適なのはテキストベースのサイト閲覧やメールの送受信程度です。

画像が多いサイトや高画質動画の視聴には向いていないため、これらの用途で使おうとすると読み込みに長時間かかり、繋がらなくなったと錯覚してしまうことがあります。

トーンモバイルに繋がらないときの7つの対処法

e21

画像引用元:TONE e21 | 安くて安心なスマホならトーンモバイル

続いて、トーンモバイルに繋がらなくなったときに試したい対処法を紹介します。

もし、手持ちのスマホが突然繋がらなくなった場合などは、これから紹介する対処法を順番に試してみてください。

トーンモバイルに繋がらないときの7つの対処法
  1. モバイルデータ通信/機内モードのON/OFFを確認する
  2. トーンモバイル側に障害が発生してないか確認する
  3. スマホを再起動する
  4. SIMを抜き差しする
  5. APNを一度消して再設定する
  6. 動画チケットを購入する
  7. ドコモのバンドに対応しているスマホに交換する

それぞれの対処法についてさらに詳しくみていきましょう。


対処法1 モバイルデータ通信/機内モードのON/OFFを確認する

機内モードとモバイルデータ通信の設定を変更する

最初に、手持ちのスマホの状況をチェックしてモバイルデータ通信をONに、機内モードをOFFにしてください。

ほとんどのスマホでディスプレイ上端から下にスワイプすると上記のようなアイコンが表示されます。

表示されたら機内モードとモバイルデータ通信のアイコンをチェックし、問題がある場合は修正してください。

対処法2 トーンモバイル側に障害が発生してないか確認する

トーンモバイル側に障害が発生している場合は、ユーザー側でできることはありません。

障害が発生すれば公式サイトで案内されるため、Wi-Fi経由でアクセスしたりPCを使ったりしてトーンモバイルのサイトを確認してください。

サイト上に障害のアナウンスがでているときは、解消するまで待ちましょう。

障害が直るまでの間にインターネットに接続する必要があるときは、固定回線やフリーWi-Fiを使用することをおすすめします。

対処法3 スマホを再起動する

回線側に問題がないことを確認したら、一度スマホを再起動します。

スマホ側に一時的なトラブルが発生しているためにトーンモバイルに繋がらないケースでは、再起動するだけで直ることがあります。

スマホを再起動しても繋がらないときは次の手順に進んでください。

対処法4 SIMを抜き差しする

トーンモバイルに繋がったり繋がらなくなったりを繰り返すケースや、「SIMを挿入してください」と表示されるケースがあります。

この場合はSIMの接触不良や認識不良が疑われるため、一度抜き差ししましょう。

SIMを抜き差しするときは、電源を切ってからSIMトレイを取り出し、SIMを載せ直してから再度スマホに装着してください。

SIMのチップに汚れなどが付着している場合は拭き取っておきましょう。

抜き差しが完了したら電源を投入し、正常に認識しているかチェックします。

SIMを正常に認識していない場合は故障している可能性が高いため、トーンモバイルのサポートに連絡して交換手続きを行ってください。

正常に認識しているのにトーンモバイルに繋がらない場合は、別の原因が考えられるので次の手順に進みます。


対処法5 APNを一度消して再設定する

APNを設定する

APNを一度削除して再設定すると正常に繋がるようになるケースもあります。

ここまでの対処法を試しても正常に設定できない場合は、一度APNを削除して再度設定してみてください。

なお、トーンモバイルのAPNの内容は以下のとおりです。

APN設定の内容
  • APN: dream.jp
  • ユーザー名: user@dream.jp
  • パスワード: dti
  • 認証タイプ: CHAP

対処法6 動画チケットを購入する

「高画質動画を視聴するときに限って不安定になる」現象が発生しますが、これはトーンモバイルの仕様によるものです。

後述しますがトーンモバイルの通信速度は非常に遅く、快適な動画視聴は「動画チケット」の購入が必要です。

普段はちゃんと使えるのに動画を見る時だけ繋がらないと感じているなら、動画チケットを購入すれば解決します。

対処法7 ドコモのバンドに対応しているスマホに交換する

「スマホを交換したら繋がらなくなった」ときは、交換したスマホがドコモのバンドに対応していないケースがありますし

ドコモで使用しているバンドのうち、重要なバンドは以下のとおりです。

【5G】ドコモの主要バンド
  • n77/n78: 3.6GHz~3.7GHz
  • n79: 4.5GHz~4.6GHz
  • n257: 27.4GHz~27.8GHz
【4G】ドコモの主要バンド
  • 1: 2.1GHz
  • 3: 1.8GHz
  • 19: 800MHz

これらのうち、特に重要なのが4GのBand 1/3/19です。

特にBand 19はドコモでは重要なものの、マイナーな周波数帯で対応しているスマホが少ないため、購入時はしっかり確認してください。

トーンモバイルの回線品質と安定性をチェック

TONE e21

画像引用元:TONE e21

最後に、トーンモバイルの回線品質と安定性について簡単にチェックしていきましょう。

トーンモバイルを利用する上で覚えておきたいポイントは以下のとおりです。

トーンモバイルの回線品質/安定性
  • 回線速度は極めて遅い
  • 用途によっては不安定と感じる

回線速度は極めて遅い

トーンモバイルの通信速度はダウンリンクが20kbps~100kbps、アップリンクが5Mbps~7Mbpsです。

意図的に通信速度を制限しているため一般的なスマホ回線(4G)と比べると極めて遅く、利用に支障が出るケースがあるので注意してください。

用途によっては不安定と感じる

トーンモバイルは回線速度が遅いため、用途によっては非常に不安定だと感じるケースがあります。

主に以下の用途には向いていないので、これから契約する人は事前にチェックしておきましょう。

トーンモバイルに向いていない用途
  • 画像が多いサイトの閲覧
  • 大容量データの送受信
  • 高画質動画の視聴(動画チケット購入時を除く)

上記のうち、高画質動画の視聴は動画チケットを購入すれば快適です。

しかし、それ以外の用途は読み込みに時間がかかったりタイムアウトシたりするケースがあるため、ストレスを感じます。

トーンモバイルはテキストベースのサイト閲覧やメール/メッセージの送受信など、通信速度が遅くても困らない用途に限って使うタイプの回線です。

安価に無制限通信を実現している反面、制約が多い点に注意してください。

トーンモバイルの速度については以下の記事でも詳しく解説しているので、あわせて確認することをおすすめします。

トーンモバイルに繋がらなくなったら原因を追求して対策しよう!

TONE-e21 トラブル解決

トーンモバイルの回線に繋がらなくなる原因は、スマホ側の問題とトーンモバイル側の問題に分けられます。

トーンモバイル側の問題であればユーザーが対策できることは少ないものの、スマホ側の問題であれば比較的簡単に対策できます。

突然繋がらなくなったときはトーンモバイル側に障害が発生していないか確認し、発生していない場合は以下の順番でトラブルシューティングを実行してください。

トーンモバイルに繋がらないときのトラブルシューティング手順
  1. モバイルデータ通信/機内モードのON/OFFを確認する
  2. トーンモバイル側に障害が発生してないか確認する
  3. スマホを再起動する
  4. SIMを抜き差しする
  5. APNを一度消して再設定する
  6. 動画チケットを購入する
  7. ドコモのバンドに対応しているスマホに交換する

なんらかのトラブルが発生したときは、落ち着いて対処することが大切です。

原因不明の接続エラーで困っている人は、ぜひ今回紹介した対処法を順番に試してみてください!

この記事を書いた人
スマートフォン・タブレット・PC・スマートウォッチなどガジェット好きライター。Android利用歴9年でEclair以降のバージョンは一通り利用。 日々進化し続けるガジェット類の最新情報をお届けします!他にもゲーム、アプリ、音楽関連記事も執筆中。