
格安SIMなら月々のスマホ代が圧倒的にお得
通勤中にゲームをしたりカフェでパソコンを使ったりする際に、スマホのテザリングがあれば便利です。
テザリングが使えれば、フリーWiFiがない場所でもスマホさえあればネットに接続できます。
以前はテザリングが使えない格安SIMもありましたが、最近はテザリング対応の格安SIMが多くなっています。
そこでこの記事では、「トーンモバイル」でテザリングするための設定や費用について解説します。
トーンモバイルユーザーでテザリングを使いたい方は、ぜひチェックしてください。
- トーンモバイルのテザリングは無料
- iPhoneはテザリング利用不可
- 通信速度はそこまで速くないことに注意!
画像引用元:TONE e21 | 安くて安心なスマホならトーンモバイル
トーンモバイルはAndroidなら無料でテザリングできる!
画像引用元:TONE e21 | 安くて安心なスマホならトーンモバイル
トーンモバイルでは、オリジナルのAndroid端末をセット購入するプランとiPhone専用のSIMのみプランがあります。
このうち、Android端末セットで購入するプランを利用している場合のみ、月額料金も申し込みも不要でテザリングが利用できます。
テザリング設定も簡単なので、タブレットやゲーム機などを外出中に利用する際に活用しましょう!
iPhoneはテザリング不可
一方で、iPhoneでトーンモバイルを利用している方は、iPhoneのみ対応のSIM契約をしています。
このiPhone専用のSIMは、VPNを利用した接続方式を採用しています。
その関係でテザリング不可となっているので、iPhoneの設定画面にもインターネット共有項目が表示されません。
どうしてもテザリングが必要な場合は、トーンモバイルから乗り換えやポケットWiFiの契約を検討しましょう。
トーンモバイルでテザリングをする方法
画像引用元:TONE e21 | 安くて安心なスマホならトーンモバイル
続いて、トーンモバイルのAndroid端末でテザリングする手順を解説します。
トーンモバイルの端末が対応しているテザリング方法は3種類ありますが、ここでは最も利用するWi-Fiテザリングの手順を押さえておきましょう。
- 設定アプリを開く
- 「その他」をタップ
- 「テザリング」をタップ
- 「Wi-Fiテザリング」をONにする
- 「Wi-Fiテザリングを設定」をタップ
- 「パスワードを表示」にチェックを入れる
- ネットワークSSIDとパスワードをメモして「保存」をタップ
- 画面右上のボタンをタップしてONにする
- 利用したい機器でメモしたSSID・パスワードで接続する
手順画像引用元:Wi-Fiテザリング【設定情報の確認】 | ご利用ガイド | お客様サポート | トーンモバイル
手順1:設定アプリを開く
まずは設定アプリを開きます。
設定アプリはホーム画面に出ていない機種が多いので、ホーム画面で見つからない方はアプリ一覧から歯車マークを探しましょう。
手順2:無線とネットワークの「その他」をタップ
設定アプリを開くと初めにある「無線とネットワーク」項目に「その他」があります。
手順3:「テザリング」をタップ
続いて「テザリング」をタップします。
このメニューは通信関連の設定なので、他の項目を変更すると通信できなくなる可能性があります。
設定に不慣れな方は、テザリング以外のメニューには触れないでください。
手順4:「Wi-Fiテザリング」をタップ
「Wi-Fiテザリング」の右側にあるボタンでON/OFF切り替えができますが、ここではWi-Fiテザリングの文字をタップしましょう。
手順5:「Wi-Fiテザリングを設定」をタップ
続いて「Wi-Fiテザリングを設定」をタップします。
テザリングを利用中は、この画面に接続中の端末数が表示されます。
手順6:「パスワードを表示」にチェックを入れる
パスワードを表示にチェックを入れることで、初期パスワードが表示されます。
手順7:ネットワークSSIDとパスワードをメモして「保存」をタップ
ここで表示されたネットワークSSIDとパスワードで、他の端末をテザリングに接続します。
なお、初期のSSIDやパスワードは覚えにくいため、ご自身で覚えやすいパスワードに変えるのもOKです。
ただし、簡単すぎるパスワードを利用すると、第三者に接続される可能性があるため注意しましょう。
手順8:画面右上のボタンをタップしてONにする
SSIDとパスワードを控えたら、画面右上のボタンでWi-FiテザリングをONにしましょう。
また今後は手順4の「Wi-Fiテザリング」の右側にあるボタンでON/OFFを切り替えます。
Wi-Fiテザリングは電池消費が激しいので、利用しない時は忘れずにOFFにしてくださいね!
手順9:利用したい機器でメモしたSSID・パスワードで接続する
ここまで設定できたら、あとはメモしたSSID・パスワードで利用した機器のWi-Fiを設定するだけでOKです。
Wi-Fi設定方法は利用する機器によって異なるので、詳しくはお使いの機器のマニュアル等をチェックしてください。
iPhoneでテザリングが使いたい場合
先にお伝えした通り、iPhoneではトーンモバイルのテザリングが利用できません。
そのため、iPhoneでテザリングを利用したい方は、次のいずれかの対処をとる必要があります。
- 他社に乗り換える
→同じくらいの月額料金で利用可能 - Air-WiFiや楽天モバイルなどポケットWi-Fiを契約する
→月額は上がるが快適
対処1:トーンモバイルから他社に乗り換える
格安SIMの多くはテザリングに対応しているため、トーンモバイルから他社に乗り換えるのが1番シンプルな対処法です。
例えばmineoなら、1.5Mbpsで使い放題になる「パケット放題 Plus」が月額385円で提供されています。
mineoは1GBプランが月額1,298円なので、オプション料金と合わせて月額1,683円です。
トーンモバイルのSIMのみプランは月額1,650円なので、ほぼ同じ料金でテザリングが利用できるようになります。
最低利用期間中に乗り換えると9,800円(不課税)の違約金がかかりますが、どうしてもテザリングを利用したいなら乗り換えも検討しましょう。
対処2:Air-WiFiや楽天モバイル等のポケットWi-Fiを契約する
テザリングの代わりにポケットWiFiを契約することで、外でもWi-Fiが利用できます。
もちろん契約を追加する方法なので、毎月のランニングコストは上がります。
しかし、iPhoneのバッテリーを気にしなくてよくなったり通信速度が安定していたりとメリットも大きい対処法です。
トーンモバイルを使っていて速度が遅いと感じることが多いなら、テザリングの代わりにポケットWi-Fiを利用することも検討しましょう。
テザリングの方法は大きく分けて3種類
テザリングは、接続方法によって大きく3種類があります。
- Wi-Fiテザリング
- Bluetoothテザリング
- USBテザリング
トーンモバイルは3種類のテザリングすべてに対応しているので、それぞれの違いも押さえておきましょう。
Wi-Fiテザリング
Wi-Fiテザリングは、家のWi-FiルーターやポケットWi-Fiと同じように、スマホからWi-Fiを発信して接続するテザリング方法です。
Wi-Fiだから接続できる機器が非常に多いため、「テザリング = Wi-Fiテザリング」と考えてOKです。
Wi-Fiテザリングのメリット
Wi-Fiテザリングには、次の4つのメリットがあります。
- 対応機器が非常に多い
(Wi-Fiに対応していれば繋がる) - スマホからある程度離れてもOK
- 複数のデバイスを接続できる
- スマホで通信するのと同じくらいの速度で使える
Wi-Fiテザリングは、接続したい機器がWi-Fiに対応していれば使えます。
ポケットWi-Fiと同じように、多少離れた場所での利用も複数台利用もOKです。
接続台数が1台ならスマホとほぼ同じくらいの速度で利用できるので、1番使い勝手のいいテザリング方法といえるでしょう。
Wi-Fiテザリングのデメリット
一方で、 Wi-Fiテザリングには次の2つのデメリットがあります。
- スマホのバッテリー消費が激しい
- 設定によってはセキュリティリスクがある
テザリングを行うと、普通にスマホを使っている時より倍近い早さで電池がなくなっていきます。
接続台数や通信量が多いの、2〜3時間でバッテリー切れになることもあるくらいです。
また、SSIDやパスワードを手動設定すると、第三者がネットワークに入ってくるリスクもあります。
Wi-Fiテザリングは、この2つのデメリットはしっかり把握した上で活用しましょう。
Bluetoothテザリング
Bluetoothテザリングは、Wi-Fiペアリングと同様に無線接続するテザリング方法です。
ただ、Wi-FiとBluetoothの性質の違いから、Wi-Fiテザリングとは異なるメリット・デメリットがあります。
Bluetoothテザリングのメリット
Bluetoothテザリングは、次の2つのメリットがあります。
- スマホの電池消費が少ない
- ペアリングするからセキュリティリスクが低い
Bluetoothテザリングは電池消費がそれほど多くなく、長時間テザリングすることに向いています。
また、ペアリングした1台しか接続できないため、Wi-Fiテザリングのように第三者に不正アクセスされるリスクが低いのも特徴です。
Bluetoothテザリングのデメリット
一方で、Bluetoothテザリングには次の3つのデメリットがあります。
- 原則1台しかテザリングできない
- 電波干渉で不安定になりやすい
- そもそもの通信速度が遅い
- 電波の届く範囲が狭い(5m〜10m)
Bluetoothの仕様上、Bluetoothテザリングは接続台数1台のみで、通信速度は最大3Mbpsです。
さらにBluetoothは他のBluetooth機器から電波干渉を受けやすく、電車やカフェで使っていると全然速度が出ないということも。
電池消費が少ないメリットはあるものの、快適にテザリングするならWi-Fiテザリングの方がいいかもしれませんね。
USBテザリング
USBテザリングは他の2つのテザリングと異なり、USBケーブルで直接接続して通信します。
昔あったE-mobileのUSB通信端末と同じような感覚ですね。
有線で接続するため、無線接続のテザリングとは異なるメリット・デメリットがあります。
USBテザリングのメリット
USBテザリングには、次の3つのメリットがあります。
- 有線のため安定した通信ができる
- テザリングの中で最も速度が出る
- スマホの充電もできる
USBテザリング最大のメリットは、やはり通信速度が出やすいことです。
電波干渉も関係ないため、人の多い電車内やカフェでの利用もバッチリ!
また、USB接続でスマホの充電もできるため、電池切れで通信不能になる心配もありません。
USBテザリングのデメリット
一方で、USBテザリングには次の3つのデメリットがあります。
- USBケーブルも持ち歩く必要がある
- USBテザリングに対応した機器が必要
- 原則1台のみテザリング可能
USBテザリングは有線での接続が必要なので、デバイスのUSBポートにあったケーブルを持ち歩く必要があります。
また、USBテザリングを利用するためには、USBポートにLAN機能がないといけません。
そのため、パソコンなら多くのモデルがUSBテザリングできますが、ゲーム機やタブレットなどはUSBテザリング不可です。
トーンモバイルでテザリングをする際の注意点
トーンモバイルでテザリングをする際は、次の点に注意しましょう。
- iPhoneのSIMをAndroidに挿しても使えない
- テザリング中の速度もスマホと同じ
- 接続パスワードは簡単なものにしない
iPhoneのSIMをAndroidに挿しても使えない
ここまでお伝えしたとおり、iPhoneではトーンモバイルのテザリングが使えません。
さらに、iPhoneはVPN接続でサービスを提供しているので、SIMカードだけAndroidに挿し替えても通信できません。
どうしてもiPhoneでテザリングをしたいなら、トーンモバイルから乗り換えるしかないでしょう。
テザリング中の速度もスマホと同じ
テザリングで接続したデバイスが出せる最高速度は、スマホ単独で通信したものと同じです。
トーンモバイルはそもそもの速度を抑えてデータ量に関係なく使えるサービスなので、動画やゲームには不向きです。
テザリングで接続したデバイスで速度が欲しい場合は、他社乗り換えやポケットWi-Fiなどを検討した方がいいかもしれません。
接続パスワードは簡単なものにしない
トーンモバイルのテザリングを設定するにパスワードを変える場合は、簡単なパスワードは避けるようにしましょう。
- 名前+誕生日
- password
- adgjmptw
一番最後の例は、スマホの入力キーを順番に押すだけのパスワードです。
簡単なパスワードだと、悪意のある第三者が簡単に不正アクセスできてしまいます。
スマホは個人情報の塊なので、テザリングする際のパスワードはできるだけ複雑に設定するようにしましょう。
トーンモバイルのテザリングで外出中も便利に使おう!
今回はトーンモバイルでテザリングする方法について解説しました。
- トーンモバイルのテザリングは無料
- iPhoneはテザリング利用不可
- 通信速度はそこまで速くないことに注意!
トーンモバイルのテザリングは無料かつ申し込み不要で利用できます。
Androidなら設定だけですぐ使い始められます。
また、テザリングの接続方法が3種類あるので、利用するデバイスに合わせて設定しましょう。
- Wi-Fiテザリング:速度重視で様々なデバイスに対応
- Bluetoothテザリング:速度は遅いがバッテリー消費が少ない
- USBテザリング:速度が速くて安定かつ充電しながら使える
一方、iPhoneはトーンモバイルのテザリングは利用できないため、乗り換えやポケットWi-Fiが必要になります。
トーンモバイルでテザリングを利用したい方は、今回の解説を参考に設定してみてくださいね!