UQモバイルの電話基本パックって必要?留守電を使う人にはおすすめ

  • 更新日:2023年9月4日
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電話の着信

格安SIMのUQモバイルには「電話基本パック」というものがあり、留守電を使いたい人は加入が必要となります。

そこで今回は、UQモバイルの電話基本パックとは一体どのようなものなのか詳しく紹介します。

特徴や使い方、電話基本パックはどんな人に必要なのかそれぞれまとめてみました。

UQモバイルの利用を検討している人は是非参考にしてください。

UQモバイルの電話基本パックのポイント
  • 月額料金は418円
  • 留守番電話サービス・三者通話サービス・迷惑電話撃退サービスが使える
  • ボイスメールも対応可能
  • 特に留守番電話サービスをよく使う人におすすめ
  • 普通に電話を使う分にはなくても大丈夫

※本記事中の価格は全て税込み表示

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この記事を書いた人
ライター歴5年。 iPhoneとXperiaの2台持ちで現在はドコモ。 ライターになる前は3年間携帯ショップの代理店で勤務。 愛猫と戯れるのが最大の癒し。

UQモバイルの電話基本パックの概要

UQモバイル ロゴ

画像引用元:【公式】UQ mobile・UQ WiMAX|KDDI・UQコミュニケーションズ

UQモバイルの電話基本パックは3つのオプションがセットになったパックです。

UQモバイルの電話基本パックの内容
  • 留守番電話サービス
  • 三者通話サービス
  • 迷惑電話撃退サービス

電話基本パックの料金など、概要について解説していきます。

月額料金

電話基本パックの月額料金は418円となります。

月額で料金が発生するため、本当に電話基本パックが必要だという人以外は加入は不要です。

具体的にどのような人に電話基本パックがおすすめなのかという点についても、後述します。

加入するには申し込みが必須

月額料金が発生するため、加入するには申し込みが必要となります。

申し込みは契約と同時、またはmy UQ mobileなどオンラインやコールセンターを利用して後から自分でつけることも可能です。

もちろん、不要になったらいつでも外せます。

主な3つのサービス

冒頭でも述べましたが、電話基本パックには3つのサービスがあります。

電話基本パックの3つのサービス
  • 留守番電話サービス
  • 三者通話サービス
  • 迷惑電話撃退サービス

この中で特に多くの人が使う機会があるのは留守番電話サービスでしょう。

三者通話サービスは、3人で通話したい時に便利なサービスです。

迷惑電話やいたずら電話が多い場合は、迷惑電話を拒否する機能も利用できます。

留守番電話サービスの内容

UQモバイル

画像引用元:店舗受取サービス | 格安スマホ・格安SIM | UQ mobile

次に、電話基本パックの機能の1つである「留守番電話サービス」について詳しく解説していきます。

留守番電話サービスの録音件数や保持期間、どのような機能が使えるかなどについて触れていきます。

伝言録音件数は最大99件※3分

留守番電話サービスの録音件数は、1件を3分として最大99件までとなります。

これには、相手の電話を鳴らすことなくメッセージを残すことができるボイスメールも含まれます。

最近では留守番電話サービスを利用する人が少ない傾向にあるので、99件全て埋まることはほぼないでしょう。

仕事などで電話する頻度が多い人には嬉しいサービスです。

保持期間は最長1週間

録音された伝言を保管できる期間は最長1週間です。

保持期間がかなり長いため、録音された伝言を聞きそびれるというリスクも回避できるでしょう。

留守番電話サービスで使えるその他の機能

留守番電話サービスで使える機能は下記の通りです。

留守番電話サービスの機能
  • 着信お知らせ機能
  • 伝言お知らせ機能
  • 遠隔操作
  • 英語のガイダンスへの変更

着信や伝言があったことをお知らせする機能や、遠隔で自分のスマホの留守番電話の機能を利用するなど、さまざまな機能が利用できます。

英語ガイダンスにも変更可能なので、仕事などで外国人の方と接する機会が多い人にも便利です。

利用料金

留守番電話サービスを利用する場合、月額料金とは別に利用料金が発生します。

留守番電話サービスの料金
  • メッセージの録音:メッセージ録音終了時までの通常通話料
  • メッセージの再生:通常通話料

気をつけて欲しい点が、誰かがメッセージ録音をした場合でも「自分に」通常の通話料が発生することです。

UQモバイルでの通常通話料は30秒あたり20円です。

あまりにメッセージ数が多い場合は、それだけで通話料がかなり発生してしまうので注意してください。

使い方

次に、留守番電話サービスの使い方について解説していきます。

基本的に、留守番電話サービスは対象の番号をダイヤルすることで使うことが可能です。

自分の使っているSIMカードの種類によってダイヤルする番号が異なるので注意してください。

用途ダイヤル
総合ガイダンス141
伝言再生1417
留守番サービスの開始
(無応答時と話中時)
1411
留守番サービスの開始
(話中転送なし)
1413
※1
留守番サービスの開始(常時)1412
※2
留守番サービスの停止nanoSIM/microSIM
:1410
VoLTE用マルチSIM
:1420
呼び出し時間の変更1418XX
※XXに希望の秒数

※1 VoLTE用マルチSIMは不可
※2 nanoSIM/microSIMは不可

総合ガイダンスでできること

ガイダンスに従って操作することで、

  • 伝言・ボイスメールの再生
  • 応答メッセージの録音・確認・変更
  • 英語ガイダンスの設定
  • 日本語ガイダンスの設定
  • 不在通知(蓄積停止)の設定・解除
  • 着信お知らせの開始・停止

が可能です。

伝言再生できること

1417にダイヤルすることで、預かっている伝言を再生することができます。

留守電サービスの開始(常時)

かかってきた電話をすべて留守電サービスに転送します。

ただし、この設定ができるのはVoLTE用マルチSIMのみとなります。

留守番サービスの開始(無応答時と話中時)

通話中にかかってきた番号を留守番サービスに転送することができます。

こちらは着信に無応答の時の場合も転送します。

通話中に割込通話を設定している場合は割込通話が優先されます。

留守番サービスの開始(話中転送なしの設定)

こちらは通話中にかかってきた電話は留守番サービスに転送しない設定となります。

留守電サービスの停止

留守電サービスの転送を停止します。

1420をダイヤルした場合には、着信転送サービスも停止されます。

着信転送を継続して利用する場合は再度設定が必要です。

呼び出し時間の変更の設定

留守番電話サービスに繋ぐまでのコール時間を5秒から55秒の間で設定することができます。

遠隔操作の利用方法

自分のスマホが手元にない時にも、遠隔から留守番電話サービスの機能を利用することが可能です。

外出中に、家に置いてきてしまった仕事用のスマホに入った伝言を確認したい時などにも便利です。

遠隔操作の利用方法

  1. 090-4444-〇〇〇〇に電話をかける※目的によって番号が異なる
  2. 自分のUQモバイルの電話番号をダイヤル
  3. 暗証番号4桁をダイヤル
  4. ガイダンスに従って操作
  5. 完了

遠隔操作を使う時には、契約時に決めた4桁の暗証番号が必要となります。

目的によってかける番号が異なるので、下記表にて確認してください。

こちらも、利用中のSIMカードの種類によって番号が異なります。

用途nanoSIM
microSIM
VoLTE用
マルチSIM
総合ガイダンス01411416
伝言再生14171415
サービスの開始14111418
留守番サービスの開始
(話中転送はなし)
1413
フル転送のみサービス停止-1419
サービスの停止14101430

※呼び出しなく転送

ボイスメールも使える

留守番電話サービスでは、ボイスメールを使うこともできます。

ボイスメールはどのようなものなのか、保持期間はどのくらいなのかなどについて下記にて解説していきます。

どんな機能?

ボイスメールとは、相手の電話を鳴らすことなく直接伝言を残すことができる機能です。

忙しくて電話をする時間がない、でも伝えたいことがある時など、緊急時にも重宝します。

保持期間は最大48時間

ボイスメールの録音件数は、前章の留守番電話サービスのメッセージを含む最大99件です。

ただし、保持期間は最大48時間と通常の留守番電話のメッセージよりも短いので注意してください。

利用方法

ボイスメールの利用方法はとても簡単です。

「1612」の後に相手の電話番号をタップして発信するだけでメッセージを残すことができます。

ただし、相手のスマホが留守番電話サービスを利用していない場合は不可となります。

利用料金

利用料金は下記の通りです。

ボイスメールの料金
  • メッセージの録音:メッセージ録音終了時まで通常の通話料が発生
  • メッセージの再生:通常通話料が発生

こちらも、相手がメッセージを録音している間の料金が自分に発生します。

再生時にも通話料が発生するので気をつけましょう。

留守番電話サービスの利用料金は、通話定額オプションの無料通話対象外となります。

留守番電話サービスの特徴
  • 伝言録音件数は最大99件※ボイスメール含む
  • 保持期間は1週間
  • 着信や伝言のお知らせ機能、遠隔操作なども利用できる
  • 録音・再生共に通常の通話料が発生
  • ボイスメールも利用可能

三者通話サービスの内容

iPhone12シリーズの色
次に、「三者通話サービス」について解説していきます。

どのような機能なのか、通話料はどうなるのかなどについて触れていきます。

3人で通話ができるサービス

三者通話サービスとは、通話中に新たに別の人を呼び出して3人で通話することができる機能です。

ビジネスシーンなど、複数人に同じ内容の共有がある時に大変重宝できる機能です。

ただ、留守番電話サービスと異なり、使う人はかなり少ないといえます。

通話料は発信者が負担となる

通話料については、発信した人が負担することになります。

そのため、着信を受けた人と追加で呼び出された人は通話料が発生しません

迷惑電話撃退サービスの内容

UQモバイル 機種変更

画像引用元:UQ mobileをご利用中のお客さまへ 機種変更のご案内│格安スマホ/SIMはUQ mobile

次に、「迷惑電話撃退サービス」について解説していきます。

このサービスでのガイダンス内容や登録できる番号数、利用方法について紹介していきます。

迷惑電話撃退サービスのガイダンス

迷惑電話撃退サービスは、迷惑電話やいたずら電話の番号に対し、音声ガイダンスを流して着信拒否することができます。

おかけになった電話番号への通話は、お客様のご希望によりお繋ぎできません」というガイダンスが流れ、ユーザーに直接電話がかかることはありません。

完全に拒否しているとわかるので、使う相手によっては逆に粘着される可能性もあるので注意が必要です。

登録できる番号はいくつ?

通常のSIMカードの場合、最大10件まで登録することが可能です。

VoLTE用マルチSIMについては最大30件まで登録可能です。

非通知でかかってきた電話番号も登録することができるのは嬉しいポイントですね。

ただ、公衆電話や国際電話など、一部の電話番号は登録できない場合があります。

また、通話をせずに着信のみの番号は登録できないので、必然的に一度通話しなければいけないというネックはあります。

登録件数が上限に達した場合、一番古い番号が自動的に削除されて新たに追加されます。

VoLTE用マルチSIMの場合は、「1449」にダイヤルして全削除した後に新規登録する必要があります。

利用方法

迷惑電話撃退サービスの利用方法は下記の通りです。

迷惑電話撃退サービスの利用方法

  1. 迷惑電話・いたずら電話を着信した後に通話を終了
  2. 「1442」をダイヤル
  3. 次回から同じ電話番号からかかってくると前章のガイダンスが相手側に流れる

知らない番号や明らかに怪しいと思う番号の着信に出るのは億劫ですが、登録するために一旦は電話に出てすぐに終了させ、登録しましょう。

粘着するような相手なら電話番号を変えるのもおすすめ

ガイダンスの内容を見る限り、明らかに拒否しているというのが相手にも伝わります。

粘着質な相手であれば、番号を変えて電話をかけてくる危険性も0ではありません

厄介なセールスや詐欺のような電話番号であれば1度登録すれば問題ないと思いますが、拒否したい全ての電話番号が迷惑電話撃退サービスで確実にシャットアウトできるとは限らないので注意が必要です。

あまりに酷いのであれば、電話番号を変えることも視野に入れることをおすすめします。

三者通話サービス・迷惑電話撃退サービスの特徴
  • 三者通話サービスは、通話の途中に3人目を呼び出して3人同時に通話可能
  • 迷惑電話撃退サービスでは、対象の電話番号に特定の音声ガイダンスを流して着信を拒否
  • 最大10件(VoLTE用プランなら最大30件)まで登録可能
  • 迷惑電話やいたずら電話を受け取った後に「1442」をダイヤルすることで設定

UQモバイルの電話基本パックが必要な人はどんな人?

考える女性

次に、電話基本パックが必要な人はどのような人なのか紹介します。

UQモバイルの電話基本パックが必要な人
  • いままで留守番電話サービスが使っていた
  • 仕事など複数人で話をする機会が多い
  • 迷惑電話が多い

月額料金が発生するサービスなので、全ての人が使うべきサービスではありません

UQモバイルの中でも、特に電話基本パックがおすすめな人について解説していきます。

いままで留守番電話サービスが使っていた

サービス登録しないと、留守番電話が使えない格安SIMはたくさんあります。

UQモバイルも、電話基本パックに加入しないと留守番電話を使うことができません。

そのため、これまで使っていたキャリアや格安SIMなど、普段から留守番電話サービスを重宝している人は確実に必要なオプションとなります。

留守番電話を使いたい、という人はまず加入するべきでしょう。

仕事など複数人で話をする機会が多い

三者通話サービスは最大3人で通話することができる機能なので、ビジネスなどで共有事項があったり電話で少人数の会議をしたい時にもおすすめです。

最近はテレワーク用のオンライン通話アプリも充実していますが、ネット回線を利用するので通話環境が悪い時があるなどのデメリットがあります。

しかし、電話回線で通話可能なので、いつでもクリアな音質で話すことが可能です。

迷惑電話が多い

他の人に予測されやすい電話番号など、迷惑電話が頻繁にかかってくる電話番号もあります。

普段から迷惑電話が多い人は、迷惑電話撃退サービスが重宝できるでしょう。

迷惑電話の場合、一時的に着信を拒否したら今後かかってこなくなる可能性も高いので、とりあえず少しだけ電話基本パックに加入し、大丈夫だと思った時に外すという使い方もおすすめです。

UQモバイルの電話基本パックには必ず入った方が良いの?

AQUOS sence4
ここまで電話基本パックの便利な機能について解説してきましたが、やはり加入しておくべきなのでしょうか?

電話基本パックは月額料金がかかる以上、すべての人が必ず加入するべきサービスではありません。

すべての人が必要なサービスではない

留守番電話と三者通話、そして迷惑電話撃退と、あれば便利ですが絶対に必要かと言われるとそうではありません。

これらの機能を使わない人なら不要なサービスです。

最近は着信があってその時に出ることができなくても、履歴に残っていたら折り返して電話をするという方が一般的になっています。

そのため、留守番電話のサービスが不要という人も多いのではないでしょうか。

普通に電話をするだけなら使わなくても問題ない

普通に発信して着信を受け取る程度の電話の使い方なら、まず使用することはないでしょう。

例え400円程度でも毎月かかってしまうことになるので、今加入している人も使っていないのであれば外すことをおすすめします。

UQモバイルの電話基本パックは留守番電話を使う人におすすめ

最後に、UQモバイルの電話基本パックのポイントについてまとめます。

UQモバイルの電話基本パックのポイント
  • 月額料金は418円
  • 留守番電話サービス・三者通話サービス・迷惑電話撃退サービスが使える
  • ボイスメールも対応可能
  • 特に留守番電話サービスをよく使う人におすすめ
  • 普通に電話を使う分にはなくても大丈夫

UQモバイルの電話基本パックは、特に留守番電話サービスを使う人におすすめのサービスだということがわかりました。

留守番電話・三者通話・迷惑電話撃退のどれも使うことがないという人なら、必ずしも加入する必要はありません。

月額料金もかかるので、既に加入している人は一度見直すことをおすすめします。