
携帯代10,000円て高くない!?格安SIMで今の月額を半分以下に抑えませんか?
約3年間UQモバイルをメイン回線にしている私がUQモバイルのデメリットについて解説します。
UQモバイルはKDDIのサブブランドであるため速さに定評があり、契約を検討する方が多い格安SIMです。
ただ、デメリットが全くないわけではありません。
「契約してからデメリットに気付いて即乗り換え」なんてことになるのは避けたいですよね。
UQモバイルを検討している人は、この記事で事前にデメリットもしっかりチェックして契約後に困らないようにしておきましょう!
- データ量が3GB・10GBと少ない
- LINEの年齢認証ができない
- 追加データ量が高い(500円/500MB)
- 5Gにはまだ非対応
- VoLTE非対応機種は使えない
裏を返すと、上記のデメリットが問題ない人は、UQモバイルがぴったりです。
それぞれのデメリットについて詳しくみていきましょう。
データ量が3GB・10GBと少ない
画像引用元:スマホプラン│格安スマホ/SIMはUQ mobile(モバイル)【公式】
UQモバイルは現在スマホプランS・Rの2プランが提供されています。
スマホプラン概要
項目 | スマホプランS | スマホプランR |
---|---|---|
月額料金 | 2,178円 | 3,278円 |
データ量 | 3GB/月 | 10GB/月 |
節約モード | 最大300kbps | 最大1Mbps |
スマホプランSは3GB、スマホプランRは10GBのプランです。
私はテレワーク中心なのでスマホプランSを契約していますが、外出時にうっかり使いすぎてしまうと簡単にデータ量を超過して節約モードになってしまいます。
節約モード中の速度はスマホプランSが最大300kbps、スマホプランRが最大1Mbpsと、キャリアの旧プランの低速モードより遥かに快適に使えます。
ただ、速度重視でUQモバイルを選ぶ人にとっては、節約モード中の速度はストレスとなるでしょう。
UQモバイルが速いのは高速通信ができる3GB・10GBまでなので、速度重視でも大量のデータ量を使いたい人は注意したいですね。
2021年2月以降に20GBプランが登場予定!
現在UQモバイルの料金プランはスマホプランS・Rの2つだけですが、2021年2月以降に20GBのスマホプランVが登場予定です。
スマホプランVの月額は税込4,378円と、他の格安SIMの20GBプランと比較しても安い価格設定です。
「速度重視だけどUQモバイルはデータ量が足りない…」
そんな人も、もう少し待てばUQモバイルのデータ量不足は解決できそうですね!
UQモバイルが20GBの新料金プランを発表!いまのプランと何が違う?LINEの年齢認証ができない
画像引用元:コミュニケーションアプリ LINE(ライン)
UQモバイルだけでなく格安SIM全般のデメリットとして、LINEの年齢認証ができないことが挙げられます。
LINEは新規登録や機種変更時のデータ引き継ぎの際に、キャリアの年齢情報判断サービスやLINEモバイルの登録情報を利用して年齢認証を行います。
そのため、ドコモ・au・ソフトバンク・LINEモバイル以外の事業者を利用していると、年齢認証ができません。
- ID検索からの友だち追加ができない
- 自分のIDで検索されてもHitしなくなる
家族や職場・学校などリアルで会う人とだけでLINEをするなら、年齢認証をしなくても不便に感じることはないでしょう。
一方、SNS等で知り合った人とLINEを交換したい人やテレワークでの連絡手段としてLINEを利用する人は、ID検索ができないと困ってしまう可能性大です。
LINEの友だち追加はID検索以外の方法もあるので、UQモバイルに乗り換えた後は次の方法を使いましょう。
- QRコードの読み取りで追加
- 電話番号からの自動追加
今までID検索を多用している人は、年齢認証ができないデメリットをしっかり把握しておきましょうね。
追加データ量が高い(500円/500MB)
UQモバイルは3GB・10GBのデータ量を使い切った後も、追加データ量を購入することで高速通信が維持できます。
しかし、追加データ量の価格はキャリアと同等で、正直高いです。
- 100MB:220円
- 500MB:550円
そのため、下手にデータ量追加をするとキャリアよりコストがかかることも。
UQモバイルの提供するスマホプランS・Rで足りない人は、UQモバイルへの乗り換えは慎重に検討した方がいいかもしれませんね。
5Gにはまだ非対応
2020年11月現在、iPhone 12など5G対応スマホが増えてきました。
しかし、UQモバイルはまだ5Gに非対応です。
体感ではデメリットを感じない人も多いでしょうが、せっかく速度重視でUQモバイルを絵選ぶのに5Gに対応していないのは残念です。
とはいえ、まだ5Gはキャリアでも限られたエリアでしか使えません。
キャリアの5G対応が進めば、UQモバイルでも5Gが使えるようになる可能性が高いので今後に期待ですね。
VoLTE非対応機種は使えない
UQモバイルは現在VoLTE対応のマルチSIMのみ提供しています。
最近では使う人は少ないでしょうが、VoLTE非対応のauスマホでは利用できないデメリットがあります。
「以前使っていたスマホを子供やシニアの方に持たせよう。」
そんな人は、念のためUQモバイルの動作確認端末一覧をチェックしておいた方がいいでしょう。
- データ量が3GB・10GBと少ない
- LINEの年齢認証ができない
- 追加データ量が高い
- 5Gにはまだ非対応
- VoLTE非対応機種は使えない
UQモバイルはこんな人におすすめ!
ここまでUQモバイルのデメリットをみてきましたが、特に問題ない人ならUQモバイルで快適にスマホが使えると考えていいですね。
具体的には、次のような人なら、UQモバイルはおすすめです。
3GBまたは10GBで足りる人
先にお伝えした通り、UQモバイルはデータ量3GB・10GBの2プランが提供されています。
UQモバイルが速いと言われているのは、このデータ量の範囲内で使う場合です。
データ量を超過した場合、通常速度と比べてしまうとどうしても遅くなってしまいます。
また、データ量の追加がキャリアと同じ価格というデメリットもあります。
そのため、UQモバイルは3GB・10GBのデータ量を超えない使い方で、かつ速度重視の人におすすめの格安SIMと言えるでしょう。
節約モードの速度で問題ない人
UQモバイルはデータ量の超過だけでなく、手動で節約モードへの切り替えができます。
使い方に合わせて節約モードをONにすれば、データ量を消費せずに通信可能です。
- スマホプランS:最大300kbps
- スマホプランR:最大1Mbps
また、UQモバイルの節約モード中の速度を測ると、最大速度に近い速度を出していることがわかります。
他の格安SIMでは低速モードの実効速度が100kbps以下になることも多いので、UQモバイルの節約モードは比較的快適に使えると言えるでしょう。
3GB・10GBのデータ量を超過する使い方の人も、適宜節約モードに切り替えて問題ないならUQモバイルはおすすめできる格安SIMです。
知り合いとしかLINEを使わない人
画像引用元:「LINE」をApp Storeで
UQモバイルはLINEの年齢認証ができないので、SNS等でLINEの友だちを増やしたい人には不向きです。
逆に
「既に必要な人とはLINEの友だちになっている」
「知り合い以外とはLINEはしない」
こうした人なら年齢認証を気にせずUQモバイルに乗り換えてOKです。
また、今使っているスマホのままUQモバイルに乗り換えるなら、LINEの年齢認証を新たにする必要はありません。
今後機種変更する時に年齢認証が必要になってしまいますが、しばらく機種変更しないならUQモバイルに乗り換えても大丈夫かもしれませんね。
UQモバイルに申し込む流れ
画像引用元:【公式】UQ mobile オンラインショップ
ここまでの解説でUQモバイルに乗り換えて大丈夫そうという方は、次の流れでUQモバイルに乗り換えましょう!
- 動作確認端末をチェック
- SIMロックを解除する
- MNP予約番号を取得する
- UQモバイルに申込む
- スマホのAPN設定をする
STEP1 動作確認端末をチェック
今利用しているスマホのままUQモバイルを契約する場合は、事前に動作確認状況をチェックしておきましょう。
基本的にSIMロック解除可能になった後のキャリア販売スマホはUQモバイルでも利用できますが、機種によってはテザリング等の機能が利用できない場合があります。
また、2015年以前のau販売スマホは利用不可ということも。
契約してから端末が合わないと大変なので、申込み前に忘れずに動作確認状況は確認してくださいね。
STEP2 SIMロックを解除する
キャリアで販売されたスマホをUQモバイルで利用する場合は、基本的にSIMロック解除が必要です。
なお、auスマホを利用している人はSIMロック解除不要と思っている人が多いのですが、少し古い端末はSIMロック解除が必要な場合があります。
- Xperia XZ:SIMロック解除が必要
- Xperia XZ1:SIMロック解除不要
SIMロック解除はWebで行うのが手っ取り早いので、UQモバイルに申込む前にSIMロック解除を忘れないようにしましょう。
- ドコモ:My docomo
- au:My au
- ソフトバンク:My SoftBank
STEP3 MNP予約番号を取得する
動作確認やSIMロック解除が済んだら、MNP予約番号を取得しましょう。
MNP予約番号の取得窓口
窓口 | ドコモ | au | ソフトバンク |
---|---|---|---|
電話 | (局番なし)151 0120-800-000 | 0077-75470 | *5533 0800-100-5533 |
Web | My docomo | My au | My SoftBank |
MNP予約番号は取得してから15日間の有効期限があります。
そのため、MNP予約番号はUQモバイルに申込む直前に取得して、万が一の不備等があっても困らないようにしましょう。
STEP4 UQモバイルに申込む
MNP予約番号を取得したら、UQモバイルオンラインショップにアクセスします。
UQモバイルを利用中スマホで使うならSIMのみ、対応スマホを持っていないなら端末セットで申込みましょう。
STEP5 スマホのAPN設定をする
UQモバイルの審査が通ってSIMカードが届いたら、SIMカードをスマホに挿れてスマホの APN設定を行いましょう。
APN設定方法はiPhoneとAndroidのOSバージョンで異なります。
iPhoneの設定
iPhoneのネットワーク設定は、UQモバイルのサポートページから構成プロファイルをダウンロードして行います。
- iPhoneをWi-Fiに接続
- SafariでUQモバイルの構成プロファイルをダウンロード
- 設定画面の指示に従ってインストール
Androidの設定
Androidは設定の中にあるAPN設定を手動で変更します。
なお、APN設定の場所は機種によって異なります。
例)「設定」→「無線とネットワーク」→「その他設定」→「モバイルネットワーク」→「高度な設定」→「APN」
APN設定を見つけたら、各項目に次の値を入力しましょう。
APN設定内容
設定項目 | 設定値 |
---|---|
APN名 (アクセスポイント名) | uqmobile.jp |
APN (APN設定) | uqmobile.jp |
ID (ユーザーID、 ユーザー名) | uq@uqmobile.jp |
パスワード | uq |
認証タイプ (PPP認証タイプ、 暗号タイプ) | CHAP |
APNプロトコル | IPv4v6、 IPv4/IPv6 |
APNタイプ | default mms supl hipri dun |
APN設定が完了したら、作成したAPNを選べばUQモバイルで通信開始です。
UQモバイルのデメリットまとめ
画像引用元:【公式】UQ mobile・UQ WiMAX|KDDI・UQコミュニケーションズ
今回はUQモバイルを利用している私が気になったデメリットをお伝えしました。
- データ量が3GB・10GBと少ない
- LINEの年齢認証ができない
- 追加データ量が高い(500円/500MB)
- 5Gにはまだ非対応
- VoLTE非対応機種は使えない
特に注意したいデメリットは、データ量の少なさとLINEの年齢認証でしょう。
データ量に関しては2021年2月に20GBのスマホプランVが登場予定ですが、それまでは10GB以下で足りる人でないとおすすめできません。
また、LINEの年齢認証ができないことも、使い方によっては大きなデメリットになりますね。
逆に今回紹介したデメリットが問題ない人は、UQモバイルは速度が速くておすすめの格安SIMです。
上記のデメリットが問題ないなら、ぜひUQモバイルを試してみてくださいね!