
格安SIMなら月々のスマホ代が圧倒的にお得
格安SIMのUQモバイルでテザリングが使えるか気になっている人は多いのではないでしょうか。
そこで、UQモバイルでテザリングをするときの料金や設定方法を解説します。
テザリングに関する、よくある質問もまとめてありますので、これからテザリングを使っていきたい人は読み進めてみてください。
- スマホ1つで始められて便利
- 申し込み不要で料金は無料
- 設定をすれば簡単に接続できる
- 「節約モード」を利用するとたくさん楽しめる
- 3日で6GBの制限やバッテリー消費が激しくなる点に注意
※本記事中の価格は税込み表示
トップ画像引用元:UQ mobileが選ばれる6つのポイント│UQ mobile
そもそもテザリングとは?
テザリングとはスマホをWi-Fiの親機にして通信する機能のことです。
外出したときに「急にWi-Fi環境が必要になったけれど、すぐに使える場所が見つからない!」ということはありませんか?
そのようなときに便利なのがテザリングです。
対応しているスマホが1台あれば、設定を変更するだけですぐにWi-Fiの親機として使えます。
例えば、外にいるときにパソコンやタブレット、ゲーム機などを接続して通信したいときに便利です。
外出時での通信用にポケットWi-Fiを用意する方法もありますが、一時的に接続をするだけならスマホのテザリング機能で間に合う場合もあります。
専用の端末を必要とせず、設定も簡単ですので、気になる人はぜひ使ってみてください。
それでは以下で、UQモバイルでテザリングをするときの料金や設定方法、注意点などを見てみましょう。
UQモバイルのテザリングは無料!
画像引用元:【公式】UQ mobile オンラインショップ
UQモバイルのテザリング機能は無料で使えます。
つまり、必要となるのはスマホで契約しているプランの料金だけです。
参考として、UQモバイルの料金プランを見てみましょう。
料金プラン | 月額料金 | データ通信容量 |
---|---|---|
スマホプランS | 2,178円 | 3GB |
スマホプランR | 3,278円 | 10GB |
申し込みも不要で、スマホの設定を変えるだけで好きなときに使用できます。
テザリングが利用できるのは、基本、データ通信容量の範囲内です。
「すぐにWi-Fiを使いたい」とか「外出先でときどきWi-Fiが必要になる」という人は、テザリング機能を使ってみてください。
無料で使えるのはかなりお得!
大手キャリアでは、テザリングの利用にオプション料金がかかるものもあります。
- ドコモ:無料
- au:無料~550円
- ソフトバンク:無料~550円
完全無料でテザリングを使えるのはドコモのみです。
auとソフトバンクは、契約しているプランによって最大550円のオプション料金がかかります。
大手キャリアですら有料オプションにしているところもあるくらいですから、UQモバイルのテザリングが無料で使えるのはかなり良心的であると言えます。
無料で使えるメリットはありますが、テザリングの親機になるスマホが対応しているか事前に確認が必要です。
UQモバイルでテザリングをする手順【iPhone/Android対応】
UQモバイルでテザリングをする設定方法は難しくありません。
iPhoneとAndroidそれぞれ画像付きで手順を解説するので、参考にしながらテザリングを始めてみてください。
なお、ここで解説するのは「Wi-Fiテザリング」で接続する手順です。
使用する端末のOSやメーカーによって手順が異なる場合があります。
iPhoneでテザリングする手順
まず、iPhoneでテザリングする手順を見てみましょう。
- ホーム画面の「設定」をタップ
- 「インターネット共有」に進む
- 「インターネット共有」をオンにし、任意でWi-Fiパスワードを変更
- テザリングの接続先の端末でWi-Fiをオンにする
- 一覧の中から「iPhone」を探してタップ
- 接続元iPhoneのWi-Fiパスワードを入力
- 「接続済み」の表示が出たらテザリングの設定完了
- 接続元iPhoneの画面上部にインターネット共有中のお知らせが表示される
以下で画像付きの手順を見てみましょう。
- ホーム画面の「設定」をタップ
- 「インターネット共有」に進む
- 「インターネット共有」をオンにし、任意でWi-Fiパスワードを変更
- テザリングの接続先の端末でWi-Fiをオンにする
- 一覧の中から「iPhone」を探してタップ
- 接続元iPhoneのWi-Fiパスワードを入力し、「接続済み」の表示が出たらテザリングの設定完了
- 接続元iPhoneの画面上部にインターネット共有中のお知らせが表示される
iPhoneから出るテザリングの電波名は初期値が「iPhone」となります。
もし変更したい場合は、設定→一般→情報→名前の順にタップすると名前を変更できます。
近くにいる人にも表示されるため、個人情報は入れないようにしましょう。
接続できたら、接続先端末がインターネットに繋がっているか確認してみてください。
Androidでテザリングする手順
次にAndroidでテザリングする操作手順を解説します。
- 「設定」アイコンをタップ
- 「接続」に進む
- 「テザリング」をタップ
- 「Wi-Fiテザリング」をオンにする
- もう一度Wi-Fiテザリングをタップ
- パスワードの確認・任意で変更する
- テザリングの接続先の端末でWi-Fiをオンにする
- 一覧の中から「AndroidAP」を探してタップ
- 接続元スマホのWi-Fiパスワードを入力
- 「接続済み」の表示が出たらテザリングの設定完了
- 接続元スマホの通知エリアに「Wi-FiテザリングがON」と表示される
Androidの操作手順も画像付きで見てみましょう。
- 「設定」アイコンをタップ
- 「接続」に進む
- 「テザリング」をタップ
- もう一度Wi-Fiテザリングをタップ
- パスワードの確認・任意で変更する
- テザリングの接続先の端末でWi-Fiをオンにする
- 一覧の中から「AndroidAP」を探してタップ
- 接続元スマホのWi-Fiパスワードを入力し「接続済み」の表示が出たらテザリングの設定完了
- 接続元の通知エリアに「Wi-FiテザリングがON」と表示される
上記ではテザリングの電波名が「AndroidAP」となっていますが、機種によって名称が異なる場合があります。
接続元のスマホに表示されているので確認してみてください。
また、UQモバイルで購入したスマホの場合は、公式サイトの「製品サポートナビ」に機種別の操作方法が記載されています。
うまく接続できないときは、製品サポートナビを確認してみましょう。
ここまで、iPhoneとAndroidそれぞれのテザリング設定方法を解説しました。
しかし、使っていく中で気になるポイントも出てくるかと思います。
そこで、UQモバイルのテザリングに関する、よくある質問をまとめました。
これから使っていく上でのヒントになりますので、読み進めてみてください。
UQモバイルのテザリング対応端末
画像引用元:【公式】UQコミュニケーションズ
UQモバイルでテザリングをするには、UQモバイルで購入したスマホ、もしくはテザリング機能に対応したSIMフリースマホが必要です。
iPhone、Androidともに対応しています。
- iPhone:iPhone 5S以降
- Android:動作確認済み端末であるか確認必須
iPhoneは、iPhone 5S以降で使えます。
Androidの場合はテザリング機能に対応していれば基本使えるようになっていますが、機種によって非対応のものもあるので注意が必要です。
UQモバイルで購入した以外のSIMフリースマホを使う場合は、UQモバイル公式サイトで動作確認ができているか確認するようにしましょう。
UQモバイルのテザリングでよくある質問
画像引用元:格安スマホとは? | 格安スマホ・格安SIM | UQ mobile(UQモバイル)
UQモバイルのテザリングに関する質問を4つピックアップしました。
テザリング使用時の注意点になる部分もありますので、快適に使いこなすために確認しておきましょう。
それぞれの詳細を見てみましょう。
節約モードでは利用できない?
UQモバイルのテザリングは、節約モード時でも利用できます。
UQモバイルの通信モードには「高速モード」と「節約モード」があり、テザリングを使うときにもモードの切り替えが可能です。
UQモバイルポータルアプリから節約モードをオンにすると、通信速度が遅くなるもののスマホのデータ容量を消費せずに使用できます。
節約モード時の通信速度は以下のとおりです。
料金プラン | 最大通信速度 |
---|---|
スマホプランS | 300kbps |
スマホプランR | 1Mbps |
スマホプランSだと、動画の視聴や画像の多い画面を表示させるときに動作が遅く感じるかもしれません。
「節約モードで通信速度が遅い」と感じるときは、動画の再生設定を低画質にする、テキスト以外の通信のときは高速モードに切り替えるなどの工夫が必要です。
一方のスマホプランRなら節約モードでも1Mbpsの速度で通信できます。
そのため、パソコンでインターネット検索をしたりタブレットでSNS投稿をしたりするなど、幅広いシーンで速度に影響を受けることなくテザリングが可能です。
1Mbpsの速度が出れば、動画も中程度の画質なら問題なく再生できるようになります。
テザリングの頻度が多い人や通信速度に影響されずに使いたい人は、スマホプランRにしておくと快適に使えるでしょう。
ただし、節約モードでデータ容量を消費しないと言っても、制限なしに通信できるわけではありません。
詳しくは、「速度制限がかかることはある?」の項目で解説します。
データ専用SIMでも利用できる?
UQモバイルのテザリングは、データ専用SIMでも利用可能です。
データ専用SIMプランは以下の2種類が用意されています。
料金プラン | データ高速プラン | データ無制限プラン |
---|---|---|
月額料金 | 1,078円 | 2,178円 |
データ通信容量 | 3GB | 無制限 |
最大通信速度 | 受信225Mbps/送信25Mbps | 送受信500kbps |
データ専用SIMプランは、音声通話は必要なく、データ通信ができれば良い人におすすめのプランです。
データ無制限プランにすると、送受信500kbpsの高速通信ができるメリットを得られます。
ポケットWi-Fiの代わりとして、UQモバイルのデータ専用SIMプランを使うのも良いかもしれません。
外でたくさんの通信をする予定の人には嬉しいプランですが、データ無制限プランでも速度制限が入る場合もあります。
どのようなときに速度制限がかかるのか見てみましょう。
速度制限がかかることはある?
UQモバイルのテザリングをするとき、スマホと同様に速度制限がかかる場合があります。
速度制限がかかるパターンは以下の2種類です。
- 月間で通信できるデータ容量の上限を超えた場合
- 直近3日間の通信量が6GBを超えた場合
それぞれの詳細を解説します。
月間で通信できるデータ容量の上限を超えた場合
高速モードでテザリングをした場合、スマホのデータ容量の中から通信した分だけ消費されます。
テザリングで接続するパソコンやゲーム機などは通信量が多くなるため、スマホのプランで設定されている上限をあっという間に超える可能性があるのです。
つまり、テザリングで通信するとスマホが速度制限になるスピードが速くなる場合があるので、注意しなくてはなりません。
UQモバイルポータルアプリなどから通信残量を確認しながら使っていくようにしましょう。
直近3日間の通信量が6GBを超えた場合
通信量を消費させたくないなら節約モードを使うのも方法の1つです。
しかし、たとえ節約モードで通信したとしても、直近3日間で6GBの通信があったときは速度制限の対象になります。
また、前述したデータ通信専用の「データ無制限プラン」も、3日間で6GB制限の対象です。
UQモバイルでテザリングをするなら、プランや通信モードの選択にかかわらず、3日間で6GBの制限があります。
速度制限を迎えたとしても使えなくなるわけではありませんが、不便に感じるシーンは出てくるかもしれません。
テザリングで通信するときは、使いすぎに気をつけながら使っていきましょう。
バッテリーの消費は速くなる?
テザリングをすると、スマホの通信をしながら接続先の端末でも通信をするのでバッテリー消費は速くなります。
どうしてもバッテリー消費は速くなってしまうので、以下のような対策がおすすめです。
- モバイルバッテリーを持ち歩く
- GPSとBluetooth設定はオフにしておく
- BluetoothテザリングやUSBテザリングをする
急激なバッテリー消費に合わせて、モバイルバッテリーなどの充電できる機器を用意しておくと、いざというときに役立ちます。
テザリング以外の機能でバッテリーを消費しないように、GPSとBluetooth設定はオフにしておくことも有効です。
また、少しでも長くテザリングをしたい場合は、BluetoothテザリングやUSBテザリングをする方法もあります。
しかし、通信速度が遅くなる傾向があることやUSBケーブルが別途必要になるなど、Wi-Fiテザリングにはないデメリットがあることも覚えておきましょう。
BluetoothテザリングやUSBテザリングをするときは、端末によって対応有無が異なるため、確認してから使ってみてください。
UQモバイルでテザリングを楽しもう
UQモバイルでテザリングをする方法を解説しました。
全体のまとめは以下のとおりです。
- スマホ1つで始められて便利
- 申し込み不要で料金は無料
- 設定をすれば簡単に接続できる
- 「節約モード」を利用するとたくさん楽しめる
- 3日で6GBの制限やバッテリー消費が激しくなる点に注意
UQモバイルのテザリングは、UQモバイルで購入したスマホ、もしくはテザリングに対応したスマホがあれば、すぐに始められます。
外出先でWi-Fi環境が必要になったときなどに、設定を変えればすぐに使えるので便利です。
無料で使えることや節約モードでデータ量の消費なく使えるメリットもあります。
しかし、便利な一方、速度制限がかかる場合があることやバッテリー消費が速くなるなどのデメリットも忘れてはなりません。
デメリットがあることを理解しつつ、上手にテザリングを使って外出先での通信を楽しんでいきましょう。