携帯代10,000円て高くない!?格安SIMで今の月額を半分以下に抑えませんか?
スマホを利用している限りかかってくる毎月の通信量を節約したいと思っている人は多いかもしれません。
そんな時に検討するのが「格安SIM」と呼ばれるものではないでしょうか?しかし、さまざまな事業者がサービスを提供しているため、どれを使えばいいのか迷ってしまいます。
そこで、この記事ではMVNO事業者の1つである「UQモバイル」とMNOでありながら安価で回線を提供している「ワイモバイル」の2社を比較検討していきましょう。
スマホの通信料金を節約したい人は必見なので、ぜひチェックしてください。この記事を読めばUQモバイルとワイモバイルの特徴やそれぞれのメリット・デメリットを理解できるでしょう!
トップ画像引用元:iPhone |Y!mobile – 格安SIM・スマホはワイモバイルで
ワイモバイルとUQモバイルの違いを簡単にチェックしてみよう!
最初にワイモバイルとUQモバイルの違いを簡単に紹介します。両者のサービスがどのように違うのかを知りたい人は、一通りチェックおきましょう。
ワイモバイル VS UQモバイル 比較表
項目 | ワイモバイル | UQモバイル |
---|---|---|
提供事業者 | ソフトバンクモバイル株式会社 | UQ Communications |
最大通信速度 | 受信: 75 Mbps 送信: 25 Mbps | 受信: 225 Mbps 送信: 112.5 Mbps |
月間データ容量 | 2GB~14GB | 3GB~21GBまたは無制限(※1) |
通信料金(税込) | 2,138~5,378円 | 1,814~5,378円 |
回線品質 | 良 | 良 |
備考 | 自社で回線設備を持つMNO | au回線を利用したMVNO |
ワイモバイルとUQモバイルの仕様を一覧でチェックすると上記の表の通りです。ワイモバイルの方が料金プランの幅が広くなっていることがわかるでしょう。
一方、UQモバイルはデータ容量あたりの通信料金は安くなっているものの、選択できるデータ通信容量が3GBのみです。
なお、UQモバイルの無制限プランは最大通信速度が500 kbpsと極めて遅く、動画視聴やゲームをプレイする場合にストレスになるので注意してください。
それでは、ワイモバイルとUQモバイルそれぞれの特徴についてもっと詳しくみていきましょう!
ワイモバイルの特徴や料金、メリット・デメリットを紹介
画像引用元:ワイモバ学割 たっぷり9GBも使えて1,480 |Y!mobile – 格安SIM
最初に見ていくのはソフトバンクのサブブランドであるワイモバイルです。ワイモバイルは自社で通信設備を所有するMNO事業者でありながら通信料金が安いのが特徴といえるでしょう。
ワイモバイルを契約しようと考えている人は、ぜひしっかりチェックしてください。
ワイモバイルの料金
画像引用元:スマホプラン|料金|Y!mobile – 格安SIM・スマホはワイモバイルで
プラン名 | スマホプランS | スマホプランM | スマホプランL |
---|---|---|---|
税込料金 (契約期間なしの場合) | 2,138円 (5,918円) | 3,218円 (6,998円) | 5,378円 (9,158円) |
月間データ容量 | 2GB | 6GB | 14GB |
通話料金 | 21.6円/30秒 | ||
無料通話 | 1回10分以内の国内通話 |
ワイモバイルの月額料金は上記の表の通りです。1回10分以内の国内通話が無料になるオプションが全てのプランに標準装備されているのが特徴といえるでしょう。
データ通信量は2GB/6GB/14GBの3種類から選べ、自分の利用状況に応じて最適なものを選択できます。ただし、期間の制限がないタイプで契約すると大幅に高くなるので、2年契約が基本です。
ワイモバイルの対応バンド
区分 | 対応バンド |
---|---|
W-CDMA(3G) | Band 1/8 |
FDD-LTE(4G) | Band 1/3/8/11/28 |
TD-LTE(4G) | Band 41/42 |
ワイモバイルではSIMのみ契約も受け付けているため、スマホを持ち込んで契約することも可能です。その際には対応バンドが重要なので、ここでしっかりみておきましょう。
4Gの重要バンド
- Band 1
- Band 3
- Band 8
ワイモバイルでスマホを使う場合、上記の3バンドに対応していることを確認してから購入するようにしてください。
Band 1とBand 3は主に市街地で使われており、速度が早いのが特徴です。快適に通信するためには必須なので、しっかりチェックしてください。
Band 8は対応しているエリアが広く、プラチナバンドと呼ばれています。山間部や僻地で利用する場合はこれがないとまともに通信できないかもしれません。
もちろん、市街地でもBand 8に対応していないと通信が途切れやすくなるので注意しましょう。ワイモバイルで快適にスマホを使う上で、最も重要なバンドです。
3Gの主要バンド
- Band 1
- Band 8
3Gの対応バンドは2つとも重要なので、必ず両方に対応しているスマホを購入するようにしましょう。3Gに対応していれば4Gの圏外でも通信できます。
なお、ワイモバイルの対応バンドはソフトバンクと全く同じになっているため、ソフトバンクのスマホのSIMロックを解除して持ち込み契約するのもオススメです。
ソフトバンクからのMNPを考えている人は、こちらも検討してみてください。
ワイモバイルのメリット
ワイモバイルのメリットは以下の通りです。契約を検討している人は、しっかりチェックしておいてください。
回線品質がいい
ワイモバイルは、他の格安スマホとして知られているMVNOより回線品質がいいのが最大のメリットです。
多くのMVNOでは回線が混雑する時間帯(平日12:00~13:00、16:00以降)になると回線速度が落ちてしまいます。特に平日12:00~13:00はまともに通信できないところも少なくありません。
しかし、ワイモバイルは自社で回線設備を持つMNOであるため、時間帯によって極端に遅くなるということがなく、安定した通信が可能です。
通話オプションが標準搭載
ワイモバイルが提供している「スマホプラン」には国内通話無料オプションが標準でついていて、1回10分以内の国内通話が無料になります。
ただし、ナビダイヤルを始めとする一部の電話番号宛の通話は無料にならないので注意してください。
MVNOではこのようなサービスが提供されていることが少なく、あったとしても別料金なので音声通話をよく利用する人にはピッタリといえるでしょう。
シェアプランを提供している
シェアプランを契約した場合、追加のSIMを3枚まで無料で発行できます。これを利用すれば安価に複数のデバイスを運用できるので便利です。
シェアプランを利用するためにはシェアプラン利用料金として別途1,058円を支払わなければなりませんが、複数のデバイスの回線を別々に契約するよりは安価になっています。
なお、2019年5月時点ではシェアプランセット割を利用できるので、スマホプランMの場合は529円、スマホプランLの場合は無料でシェアプランが利用可能です。
ワイモバイルのデメリット
ワイモバイルにもいくつかのデメリットがあるので合わせて紹介します。契約前にはデメリットもしっかり押さえておきましょう。
余ったデータの持ち越しは不可
月間データ通信容量が余った場合翌月に持ち越せるサービスがある事業者が多いものの、ワイモバイルでは持ち越せません。
したがって、1ヶ月に使うデータ量をしっかり把握した上で適切なものを契約しましょう。
契約期間の自動更新あり
契約期間を設定するタイプの料金プランの場合、契約期間が2年と長く、途中で解約すると違約金を取られるので注意してください。
また、2年経過後は自動で契約期間が更新されるため、こちらにも注意しましょう。ワイモバイルは契約の自由度が少ない事業者といえるでしょう。
次のページではUQモバイルについて詳しくみていきます。
ワイモバイルの評判|料金、通信の速度・安定度は?他の格安SIMと比較