歩きスマホ、ダメ絶対!条例での罰則の有無と事例から危険性を学ぼう

歩きスマホ、ダメ絶対!条例での罰則の有無と事例から危険性を学ぼう

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「歩きスマホはマナー違反でやっちゃダメだと分かっているけど、どうしてもやめられない」という方は少なくありません。

実際、歩きながらスマホを操作するのは、ついつい誰でもやってしまいがちで「すぐに止めるから大丈夫」「自分は問題ない」と、慣れてしまった人もいるのではないでしょうか。

とはいえ、歩きスマホが原因で重大事故になった事例もあります。

また、歩きスマホの危険性が認知されているのに、疑問に思うのが罰則や条例の有無です。

歩きスマホの危険性と罰則の有無、対策
  • 歩きスマホ自体に罰則は無いが、事故によっては多額の賠償を背負うことはある
  • 他人との衝突・駅のホームからの落下など、歩きスマホが原因による事故は非常に多い
  • 歩きスマホをしている人は職業別では学生が多く、男性は40代、女性は10代に多い
  • 歩きスマホが原因で救急搬送されている人は20代が多い
  • 若い人ほど「自分は大丈夫」と慢心してしまう傾向
  • 歩きスマホは「歩いている時にスマホを操作しない」だけで簡単に防げる

歩きスマホの罰則

歩きスマホ

歩きスマホが原因で事故が起きると「歩きスマホは厳罰化を!」という世論が起きますが、実際に歩きスマホに罰則はあるのでしょうか?

道路交通法を読み解いていくと、歩きスマホという行為については、条例や罰則が設けられていないことが判明しました。

道路交通法では歩きスマホの条例や罰則が無い

歩きスマホという行為自体に罰則はありません。

ただ、一例を挙げると大阪市は公式ホームページの歩きスマホを禁止する条例を希望に対し、以下の回答をしています。

道路における歩行者の通行方法や罰則については、道路交通法で定められているところですが、いわゆる「歩きスマホ」に関する規定はありません。

また京都府においても「歩きスマホ等車両への注意力が散漫になる行為等により道路交通に危険を生じさせないよう努めること」と記載していますが、罰則はありません。

つまり道路交通法では歩きスマホを罰則する項目自体は無い、という訳です。

歩きスマホが原因で多大な賠償を負うこともある

ただし、「歩きスマホは道路交通法で条例も罰則が無い=歩きスマホをしてもOK!」ではありません。

あくまで歩きスマホをしただけでは罰則は無いという事です。

もし仮に、歩きスマホが原因で他人に怪我を負わせたり、一生涯に関わる障がいや死亡事故まで起こしてしまうと多額の損害賠償が発生します。

あくまで一例ですが歩きスマホで事故が起きた時、以下の損害賠償が発生することも考えられます。

歩きスマホで発生する可能性がある損害賠償の一例
  • 治療費
  • 修理費用
  • 入院・通院費用
  • 逸失利益
  • 休業費
  • 後遺障害慰謝料
  • 死亡慰謝料

事例紹介でも触れますが、歩きスマホが原因の事故で起こされた裁判で数千万円の損害賠償金が被告に支払うよう判決が出た事もありました。

たかが数分、歩きながらスマホ操作するだけでも、非常にリスクが高いということです。

歩きスマホをする人の特徴

スマホがもはや1人1台持っててもおかしくない現代は、誰でも簡単に歩きスマホを出来る状況といっても過言ではありません。

一般社団法人 電気通信事業者協会(TCA)実施のアンケートによると、歩きスマホを日常的にやっている人は44.8%という結果が出ています。

更に歩きスマホをする人の性別や年代、職業といった特徴もまとめられているので、どういった人が歩きスマホをするのか見てみましょう。

またこの章で紹介しているのはあくまで傾向です。

40代男性や学生の全員が歩きスマホをするわけではないですし、80代女性だって歩きスマホをする人はいます。

歩きスマホをする人の特徴
  • 歩きスマホを日常的にやっている人は44.8%
  • 学生が91%と職業別では最も多い
  • 年代では男性40代が96%、女性10代が94%と非常に多い
  • もちろん女性10代や学生全員が歩きスマホをするわけではない

参照URL:一般社団法人 電気通信事業者協会(TCA) 「歩きスマホ」に関する調査 2015.1.23

職業別では学生が91%と特に多い

歩きスマホをする職業が最も多いのは91%の学生で断トツのトップクラスで、以降は「その他・無職」「会社員」の順に並んでいます。

学生は10代の若い人が多く反射神経や運動能力も高いので、自分は大丈夫と思いやすく、また友人達との通学途中で歩きスマホをする光景も見受けられます。

ただ学生以外の職業でも実に8割近い人が歩きスマホが増えた、増える傾向にあると回答しているので、学生だけが歩きスマホをしている訳ではありません。

最も歩きスマホをしにくい自営業・フリーランスでも75%の人が増えたと返答

歩きスマホをしている人の傾向が最も少ない職業は「自営業・フリーランス」で約75%という回答になっています。

一見すると自営業・フリーランスの人は歩きスマホをしない傾向にある、と思いがちです。

しかし、それでも75%の自営業・フリーランスは歩きスマホが増えたと回答しているのです。

職業に限らず歩きスマホの数は増えていると見た方が良いでしょう。

年代では男性40代が96%、女性10代が94%と非常に多い

歩きスマホをしている年代層で見ると、男性で最も多かったのは40代の96%で、女性では10代の94%でした。

男性の40代と言えば働き盛りのビジネスマンが多く、管理職で部下も抱えている人や社内外問わず連絡を取り合う人は自然と歩きスマホをしていると考えられます。

女性の10代と言えば職業別で多かった学生の層と合致しますし、歩きながらスマホでSNSや動画を見る人が多いようです。

ただし、全ての年代で歩きスマホが増加傾向にあるので、40代と10代以外は歩きスマホをしていない訳ではありません。

実際に歩きスマホが原因で救急搬送されるのは20代が最も多い

歩きスマホは40代男性と10代女性に多いデータがありますが、東京消防庁によると歩きスマホが原因で救急搬送される最多の年代は20代というデータがあります。

若い人ほど「自分は大丈夫!」と思い込みがちですが、実際の所は若い人ほど危ないので、決して若さを歩きスマホの理由にしてはいけません。

参照URL:東京消防庁<安全・安心><トピックス><歩きスマホ等に係る事故に注意!>

歩きスマホ中していること

スマホで現在地を確認

わざわざ危険を冒してまで歩きスマホをしている人達、彼らは歩きながら何をしているのかと言うと、実は概ね下記5つに該当します。

歩きスマホ中にしている代表的な5つの行動
  • YouTube等で動画を見ていた
  • SNSへ投稿・返信をしていた
  • 自撮り配信をしていた
  • ゲームアプリで遊んでいた
  • 地図アプリで現在地を見ていた

どれもこれも緊急性の高い行動では無く、歩きながらスマホを操作するメリットはありません。

地図アプリがナビしてもらっている最中も、曲がり角ではバイブや音声でお知らせしてくれるので、画面を終始見続ける必要も無いのです。

不審者に追われているといった緊急事態を除けば、歩きスマホで今すぐやることではありません。

歩きスマホが頻発する場所

歩きスマホ

歩きスマホは主に以下の場所で頻発する傾向にあります。

歩きスマホが頻発する場所
  • 電車の駅内外
  • 繁華街や交差点
  • 人通りの少ない歩道

この内、特に重大事故が発生しやすいのが「電車の駅内外」で、過去には歩きスマホでホームから線路に落下した(他人を落下させた)ケースが多発しています。

また、通過する電車に接触したり、電車から駅に降りる際に他の人と激突したりと歩きスマホによるトラブルが絶えません。

繁華街や交差点は人通りが多い中で歩きスマホをしている人も多く、逆に人通りの少ない歩道でも、側溝に落下したり車道に飛び出すケースもあるようです。

歩きスマホが頻発する時間

通勤時間

歩きスマホが頻発する時間帯はある程度決まっており、朝夕の通勤・帰宅時間帯と昼休憩・ランチタイムに特に頻発する傾向です。

朝夕のラッシュ帯はスマホでニュースや動画を見たり、SNSの投稿やスマホゲームのログインを歩きながら行おうとする人が増えます。

昼休憩やランチタイムにスマホで遊んだり、外食するお店の情報を検索する為に歩きスマホが増加します。

逆に深夜帯は人通りが少なくなるので歩きスマホは減少します。

しかし、その分画面に熱中できてしまうのと酔っている方も多く、歩きスマホの危険性は決して低い時間帯でもありません。

実際にあった歩きスマホの事例

歩きスマホが原因で起こった事例の一部は、京都府のホームページで5つ紹介されています。

歩きスマホが原因で起こった事故の事例
  • 駅で携帯電話を操作していた女性が,ホーム上で電車に衝突し死亡
  • 携帯電話を操作しながらホームを歩いていた男性が転落し,電車にはねられ死亡
  • 携帯電話を操作していた小学生男児がホームから転落し負傷
  • 携帯電話を見ながら歩いていた男性が,下りていた遮断機の隙間から踏切に入り,電車にはねられ死亡
  • 携帯電話を見ながら自転車運転をしていた女子高生が歩行者と衝突し,相手の女性に重い後遺障害

上記5つの事例の内、4つが駅で発生していることからも、駅は歩きスマホの被害に遭いやすい・歩きスマホをしている人が多いのが伺えます。

5つめは自転車の運転中なので歩きスマホとは若干異なりますが、スマホを操作でわき見運転となり、死亡事故を引き起こしてしまったという事例です。

この件で加害者側は5,000万円の損害賠償命令が出ているので、歩きスマホは被害者のみならず加害者側に多額の損害賠償が行く判例となりました。

参照URL:京都市:周りが見えていますか?危険です!歩きながらのスマートフォン操作はやめましょう

歩きスマホの危険性

歩きスマホ

歩きスマホには下記4つの危険性を孕んでいます。

歩きスマホが抱える4つの危険性
  • 歩行者・車両と激突して自分と他人に怪我を負わせる
  • 他者との余計なトラブルに発展する
  • 落下の衝撃でスマホが破損する
  • 犯罪の被害に巻き込まれやすくなる

それぞれ詳しく解説します。

歩行者・車両と激突して怪我を負う(負わせる)危険性

歩きスマホをしていて最も多く起こるのが歩行者との激突で、場所を問わず歩きスマホをしている人がいるならいつでも発生します。

歩きスマホは両者共に不意にぶつかるので、とっさの対処が難しくどちらかが怪我をしてもおかしくありません。

ぶつけられた側は当然不快に思いますから喧嘩に発展するケースもありますし、ぶつけられた人が信号待ちをしていれば車道に追い出される可能性もあります。

駅では線路へ、道路では側溝へ落下してしまい命を落とすことも

歩きスマホの最中は画面に集中しており周辺への注意が散漫になるので、知らず知らずのうちに危険地帯に足を踏み入れることも少なくありません。

歩きスマホの事例でも紹介しましたが駅の線路に落下することもありますし、歩道でも側溝に落下して怪我したり打ち所が悪く命を落とすこともあります。

他者とのトラブルに発展する危険性もある

歩きスマホは世間一般ではマナー違反と捉えられているので、中には歩きスマホを見つけると注意してくる方もいらっしゃいます。

もちろん、悪いのは歩きスマホをしている方なのですが、注意されたことに腹を立てて喧嘩になってしまうのも珍しくありません。

歩きスマホは他者との余計なトラブルを抱えるリスクもある、ということです。

本人は無事でもスマホが落下して破損する危険性

歩きスマホは本人が無事でもスマホがいつでも落下する可能性を孕んでいるので、スマホの故障や破損の原因にもなります。

もちろん、ケースやスマホリング等落下防止グッズはありますが、これらを使っても落下した時の破損を完璧に防げる訳ではありません。

また、他人のスマホが落下してしまい破損してしまうと修理費は当然請求されますし、故障時にデータが破損して復旧も出来ないとなると謝罪では済まなくなります。

Apple Care+未加入のiPhoneでは修理代金が数万円かかることもあるので、歩きスマホは経済的にもダメージを負う危険性を持っていると言えるでしょう。

ひったくりなどの犯罪被害に遭遇する危険性が上昇する

歩きスマホはスマホの画面を常時見ており注意力が散漫になるので、ひったくりやスリ等の犯罪に狙われやすくなるリスクがあります。

犯罪者側からすれば自分から周囲の警戒を怠ってくれている状態なので、歩きスマホ中は狙ってくださいと言わんばかりのカモ状態と言えるでしょう。

強盗等の重大犯罪にも無論狙われやすくなるので、歩きスマホは犯罪に遭遇する確率を上げてしまう行為なのです。

歩きスマホをなくすためには

歩きスマホ

歩きスマホはスマホが普及する前、ガラケーの時代から「歩行中の携帯電話の操作は危ないのでやめましょう」と言われ続ける程、根が深い問題です。

キャリア側も歩きスマホ防止アプリをデフォルトでインストールしたり、行政側も歩きスマホの危険性を訴え続けています。

いまだ改善されずむしろ歩きスマホが増えているのが実状です。

なぜ歩きスマホは減らないのか?理由と対策も考察していきましょう。

「自分は大丈夫」という慢心が歩きスマホが無くならない理由

歩きスマホをしていて実際に事故を起こした人は「自分は大丈夫だと思っていた」と、述べる方も少なくありません。

つまり自分だけは大丈夫という思い込み、慢心こそが歩きスマホがいつまで経っても無くならない理由と言えます。

しかし、前述したように歩きスマホが原因で救急搬送される人が最も多いのは20代で、身体能力に優れた若い人ほど危ないのが現実です。

スマホを使っている以上、自分は歩きスマホしても大丈夫という考えはとても危険な考え方と言っても過言ではありません。

そもそもスマホを使う時に立ち止まるだけで歩きスマホにならない

歩きスマホは歩きながらスマホを操作することなので、スマホを操作する時に立ち止ってしまえば当然歩きスマホは無くなります。

スマホの操作は立ち止まって
  • スマホを取り出す・収納する
  • イヤホンやモバイルバッテリーを接続する
  • 画面を操作する
  • ボタン操作する

これらの操作を意識して立ち止まって行うだけで歩きスマホは防げますし、立ち止まる前に周囲を見渡し、止まっても大丈夫か確認できれば完璧です。

キャリアやメーカー、行政など様々な手を打ち出して歩きスマホを無くそうと躍起になっていますが、ユーザーが立ち止まって操作するだけで簡単に解決できます。

歩きスマホは危険な行為という意識・スマホ操作は立ち止まって行う、この2つを多くのユーザーが実践出来た時、歩きスマホは無くなるでしょう。

歩きスマホは危険!だが対処は立ち止まるだけで簡単に防げる!

スマホを操作する男性

歩きスマホは簡単に出来る代償に、自分だけでなく他者にも甚大な被害を及ぼすことがある危険な行為です。

道路交通法で罰則こそ定められていないものの、損害賠償費で莫大な債務を抱えてしまうこともあるので絶対にやめましょう。

「スマホ操作時には立ち止まってから操作する」これだけで歩きスマホは無くなります。

歩きスマホの危険性と罰則の有無、対策
  • 歩きスマホ自体に罰則は無いが、事故によっては多額の賠償を背負うことはある
  • 他人との衝突・駅のホームからの落下など、歩きスマホが原因による事故は非常に多い
  • 歩きスマホをしている人は職業別では学生が多く、男性は40代、女性は10代に多い
  • 歩きスマホが原因で救急搬送されている人は20代が多い
  • 若い人ほど「自分は大丈夫」と慢心してしまう傾向
  • 歩きスマホは「歩いている時にスマホを操作しない」だけで簡単に防げる
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この記事を書いた人
ssisdk
ssisdk
東京都出身の某携帯電話事業者のコールセンターで働く合間にWebライターとしても執筆活動中のライター。卒業後延々と携帯電話業界に浸かった結果、ディープな面や表には出ない裏話にも見てしまった男。AndroidとiPhoneの2台持ち推し派。

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