
キャリアの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。
iPad、iPad Proは大画面で、ドラマや映画などの動画視聴にぴったりです。
そのため「お風呂で入浴しながら見たい」という人も多いのではないでしょうか。
そこで気になるのがiPad、iPad Proの「防水機能」です。
この記事ではiPad、iPad Proの防水機能、オススメの防水ケースについてまとめました。
- iPad/iPad Proに防水機能はない
- 防水機能がないので水回りでは防水ケースを
- 防水ケースの素材でメリットとデメリットがある
- 防水機能つきのタブレットもあり
※本記事中の価格は税込み表示
トップ画像引用元:10.2インチiPad – Apple(日本)
iPadの防水機能はある?
画像引用元:iPad 10.2インチ 耐衝撃防水ケース | サンワサプライ株式会社
まず、最初に結論から伝えると、iPadに防水機能はありません。
これは最新のiPadシリーズ全てに共通しています。
また、過去に販売されたiPadも同様に防水機能はありません。
同じAppleから販売されているiPhoneは、iPhone 7以降であれば防水機能が備わっています。
そのため「iPadもiPhone同様に防水機能があるだろう」と思われがちですが、実はiPadに防水機能はないので注意してください。
iPadに防水ケースが必要な場面とは
iPadには防水機能がないので、水に濡れる可能性のある場所で使う場合、「防水ケース」に入れて使うことを強くオススメします。
iPadに防水ケースが必要な場面としては、以下のようなものが考えられます。
- お風呂場で入浴中に使う時
- 海やプール、河原などの水辺で使う時
- キッチンでの洗い物中や車の洗車中など、手が濡れている状態で使う時
- 台風やゲリラ豪雨のように激しく雨が降っている中で使う時
上記のような状況下でiPadを使いたい場合、iPadを防水ケースに入れて使うようにしましょう。
iPadの防水ケースを選ぶポイント
画像引用元:iPad 9.7インチ防水ケース|楽天市場
それでは次に、iPadの防水ケースを選ぶ際に意識しておきたいポイントを4つ紹介します。
- ケースの素材はどうか
- どんな機能があるか
- 防水等級はどのくらいか
- 価格はどのくらいか
一口に防水ケースと言っても、実に様々なタイプのものがあります。
そのため、防水ケースを選ぶ際には、「浴槽に浸かりながら使いたい」、「キッチンで洗い物をしながら使いたい」など、自分がiPadを使いたい環境を考えることが大切です。
こうすると、自分にぴったりの防水ケースが見つけやすくなります。
ケースのタイプはどうか
iPadの防水ケースは、ケース素材で大きく2つに分けられます。
それぞれ「ソフトタイプ」と「ハードタイプ」と呼ばれます。
特徴を見ていきましょう。
ソフトタイプの防水ケース
ソフトタイプの防水ケースは、素材にPVC(ポリ塩化ビニール)や薄手のゴムなどが使われています。
メリットとデメリットをみていきましょう。
- 比較的安価
- コンパクトに収納可能
- タッチパネルが押しやすい
- 汎用性が高い
ソフトタイプの防水ケースは、ハードタイプに比べると価格帯が比較的安めで、折りたたみが可能で柔軟な素材で作られています。
そのため、収納時にコンパクトになる、タッチパネルも押しやすいという点がメリットです。
これらはソフトタイプの防水ケースのメリットといえます。
また、iPadの世代を問わず、どの世代のiPadにも使える汎用性の高いものが多いのもソフトタイプの防水ケースのメリットでもあります。
- ハードタイプに比べると密閉性がやや劣る
- 充電しながら使用出来ないものが多い
デメリットとしては、ハードタイプに比べると密閉性がやや劣る、充電しながら使用出来ないものが多い、ということです。
ソフトタイプの防水ケースは、ケース上部をボタンやチャックで留められるようになっているものも多いです。
これらのタイプの防水ケースは、iPadを出したり入れたりがしやすい反面、どうしても隙間が出来やすく、浴槽やプールなどに防水ケースごと落としてしまった場合、隙間から水が侵入してしまう危険性があります。
逆に、シャワーやキッチンなど、「ひょっとしたら水が引っ掛かってしまうかもしれない」という程度の環境下でiPadを使いたい場合は、ソフトタイプの防水ケースで十分と言えるでしょう。
ハードタイプの防水ケース
一方のハードタイプの防水ケースは、素材に大きく分けて以下の素材となっています。
- TPU(熱可塑性ポリウレタン
- ABS(アクリロニトリル・ブタジエン・ポリスチレン樹脂)
- PC(ポリカーボネート)
それでは、メリットとデメリットをみていきましょう。
- ソフトタイプに比べると頑丈な上、密閉性が高い
- 充電しながら使用出来るものが多い
ハードタイプの防水ケースのメリット・デメリットは、ソフトタイプのそれと真逆になります。
メリットは何と言っても頑丈で密閉性が高いことです。
ハードタイプの防水ケースは、多くのものがiPadをガッチリと覆うように作られていて、ソフトタイプに比べて高い防水性能だけでなく耐衝撃性能をも備えています。
そのため、浴槽やプールなど「水中にiPadを落としてしまう可能性がある時」や河原でのバーベキューなど「硬い地面にiPadを落としてしまう可能性がある時」などにはハードタイプの防水ケースが適しています。
ただし、その頑丈かつ高性能な筐体故に、価格がやや高価になる上、使わない時や持ち歩き時の収納には若干難があります。
- 素材が硬いので収納がしにくい
- ソフトタイプに比べると高価になりがち
- 汎用性が低い
また、多くの商品が各世代、各タイプのiPad専用設計のため、ソフトタイプに比べると汎用性が低いです。
場面に合った機能がついているか
iPadの防水ケースは、商品によって様々な機能がついています。
- ネックストラップ
- スタンド
- ポケット
自分がiPadを使いたい場面をよく考えた上で、必要な機能をより多く備えた防水ケースを選ぶことが大事です。
例えば、ネックストラップがあれば両手がフリーになりますし、ポケットがあれば多少のお札や小銭を入れておくことが出来ます。
海辺や河原で遊ぶ際やタブレットを持ち歩く際にこれらの機能はとても便利です。
スタンドは防水ケースと一体化しているもの、取り外しが可能なものなど種類は様々ですが、長時間動画を視聴する際には欠かせない機能といえます。
また、前の項目で触れた耐衝撃性能も機能の1つです。
河原や岩場のように足場の悪い場所で使うなら耐衝撃性能はあった方がよい、ということになるでしょう。
逆に海水浴に行った時に主に砂浜で使いたい、という場合にはあまり耐衝撃性能は必要ないでしょう。
また、波打ち際で少し水に触れる程度であればソフトケースの防水性能で十分だと考えられます。
自分にとって必要な機能をよく見極めた上で、防水ケースを選ぶようにしましょう。
防水等級はどのくらいか
「防水等級」とは、国際電気標準会議(IEC)および日本産業規格(JIS)が定めたスマホなどの精密機器の防水性能を表す基準のことです。
具体的には「IPX〇」のように表記されます。
「IPX〇」の「X」の箇所には防塵性能が、「〇」の箇所には防水性能がそれぞれ数字で入ります)。
例えば「IP68」なら、防塵性能が「6」で防水性能が「8」であることを示しています。
つまり、防水性能を確認したい場合は、「IPX〇」の「〇」の箇所を見ればよい、ということになります。
防水等級は0から8まで9段階ありますが、iPadの防水ケースであれば最低でも5以上、可能であれば6以上の防止性能が欲しいところです。
防水性能と防水ケースの価格はある程度比例します。
自分が求める防水性能がどのくらいなのか、という点も購入前によく考えておく必要があると言えるでしょう。
なお、防水等級における5から8までの保護の程度は以下のとおりです。
防水等級 | 保護の程度 | テスト方法 |
---|---|---|
8 | 水面下での使用が可能 | メーカーとの取り決めによる |
7 | 既定の圧力、時間で水中に没しても水が浸入しない | 水面下15cm~1mで 30分間 |
6 | いかなる方向からの水の強い直接噴流でも有害な影響を受けない | 3mの距離から全方向に100L/分・100kpaの噴流水を3分間 |
5 | いかなる方向からの水の直接噴流によっても有害な影響を受けない | 3mの距離から全方向に12.5L/分・30kpaの噴流水を3分間 |
防水等級は、基本的には「等級が上のものほど防水性能が高い」と考えてよいです。
しかし、7や8では水没時や水中での使用時の保護性能には言及されているものの、水の直接噴流(雨など)については言及されていない点には注意してください。
つまり、豪雨時に使用する場合は7や8よりも、6の方がある意味では高性能、と考えることも出来るわけです。
価格はどのくらいか
iPadの防水ケースの価格は、上から下まで非常に幅広く、中には100円ショップで数百円程度で購入出来るものから、1万円を大きく越えるものまで実に様々です。
そのため、防水ケースのタイプや機能、防水等級などと共に「どのくらいの価格のものまでなら許容範囲か」という予算をある程度設定しておくとよいでしょう。
目安として、ソフトタイプの防水ケースなら1,000円程度から、ハードタイプの防水ケースなら2,000円程度から購入が可能です。
iPad(第8世代)の防水ケース3選
画像引用元:10.2インチiPad – Apple(日本)
それではここからは、無印iPadの最新モデルであるiPad(第8世代)の防水ケースの中から、オススメのものを3つ紹介します。
- アクアトーク Waterproof Soft Case for iPad
- aibili iPad用防水ケース
- サンワサプライ PDA-IPAD1616
アクアトーク Waterproof Soft Case for iPad
画像引用元:【楽天市場】アクアトーク iPad専用 防水ケース
まず紹介するのは「アクアトーク(AQUATALK)」のiPad用の防水ケースです。
項目 | 内容 |
---|---|
価格 (楽天市場参考) | 1,034円 |
防水等級 | 日常生活防水 (等級表示なし) |
ケースタイプ | ソフトタイプ |
ケース素材 | ナイロン、ポリエチレン |
ケース使用中の充電 | ✕ |
機能 | - |
収納したままタッチパネルも操作可能で音声や電波も通すタイプのフィルムなので動画の視聴にもピッタリです。
高密閉のダブルチャックで簡単確実にチャックを閉じることができるので出し入れも簡単です。
フィルムが特殊なので他のケースよりも薄めなので爪や突起物に引っかけないように注意してくださいね。
浴槽や台所などの水回りでの利用に適しているタイプで手頃な価格です。
aibili iPad用防水ケース
画像引用元:aibili iPad用防水ケース|Amazon
2つめは「aibili」というメーカー(ブランド)のiPad第7・8世代対応の防水ケースです。
項目 | 内容 |
---|---|
価格 (Amazon参考) | 3,480円 |
防水等級 | IP69K |
ケースタイプ | ハードタイプ |
ケース素材 | TPU |
ケース使用中の充電 | 〇 |
機能 | 耐衝撃性 ネックストラップ キックスタンド クリーニングクロス |
こちらの商品は第7・8世代iPad専用の防水ケースで、他の世代のiPadやiPad以外のタブレットには対応していないので注意してください
aibili iPad10.2インチ防水ケースの特徴は「IP69Kの高い防水性能」、そして「ミルスペック(米国防総省装備品規格)に対応した高い耐衝撃性能」です。
IP69Kとは、先に紹介したIECの防水等級とは別の、ドイツの「DIN40050 PART9」という規格で定められた高温・高圧水・スチームジェット洗浄に関する保護規格です。
この規格のテスト内容を見ると、少なくともIPX6程度の防水性能は備えているようです。
その上、米軍の装備品の耐久性などを規定する「ミルスペック」の規格(810G-516)を満たす防振素材が使われています。
このおかげで、高い場所から落としてもケース四隅に備えられたダンパーが衝撃を吸収して、iPad本体を守ってくれます。
登山や建築現場など、より厳しい環境下でiPadを使う人にはこちらのケースがオススメです。
また、キックスタンドが同梱されているので、映画やテレビを視聴する時など必要に応じて防水ケースにキックスタンドをつけて利用することも出来ます。
サンワサプライ PDA-IPAD1616
画像引用元:PDA-IPAD1616|サンワサプライ株式会社
3つめは日本のパソコン用品メーカー、サンワサプライが販売している「PDA-IPAD1616」という汎用防水ケースです。
項目 | 内容 |
---|---|
価格 | 6,355円 (Amazon参考) |
防水等級 | IP68 |
ケースタイプ | ハードタイプ |
ケース素材 | PVC + PC |
ケース使用中の充電 | 〇 |
機能 | 耐衝撃性 ネックストラップ リングスタンド クリーニングクロス |
こちらの商品は第7・8世代iPad専用の防水ケースとなります。
1つ前に紹介したaibili iPad10.2インチ防水ケースと同じハードタイプで、ネックストラップやスタンド、クリーニングクロスが同梱されている点も同じです。
両者の最大の違いは、日本のメーカーでパソコン用品メーカーとして品質の高さに定評のあるサンワサプライの製品である、という点にあります。
「iPadの防水ケースには、何よりも信頼性を求める」という人は、こちらを購入することをオススメします。
価格は6,355円と少々高くなりますが、その分高い信頼性を誇る商品です。
iPad Pro用の防水ケース3選
画像引用元:iPad Pro – Apple(日本)
続いて紹介するのは、iPad Pro用の防水ケースです。
なお、iPad Proは2015年に初代が発売されて以降、2019年を除いて毎年新しいモデルが発売されています。
- keitaiichiba 防水ケース
- Doo 完全防水ケース
- Doo 昇級版 完全防水ケース
ここで紹介するのは、第2世代の11インチiPad Pro(※1)と、第4世代の12.9インチiPad Pro(※2)のいずれかに対応している防水ケースです。
※1 以下「11インチiPad Pro 2020」
※2 以下「12.9インチiPad Pro 2020」
keitaiichiba 防水ケース
画像引用元:keitaiichiba Apple iPad Pro 11インチ(2020モデル) 防水ケース|Amazon
1つめは「keitaiichiba」というメーカー(ブランド)の11インチiPad Pro 2020用防水ケースです。
項目 | 内容 |
---|---|
価格 (Amazon参考) | 1,580円 |
防水等級 | 不明 |
ケースタイプ | ソフトタイプ |
ケース素材 | PVC |
ケース使用中の充電 | ✕ |
機能 | ネックストラップ |
このケースは一応防水ケースとなっていますが、防水等級については公表されていません。
そのため、お風呂場やプールなど水中に沈めてしまう可能性のある場所や、激しい勢いの水に晒される環境下で使うことはオススメ出来ません。
あくまでもシャワーやキッチンのような「飛び散る水滴」からiPad Proを保護してくれる、という程度の認識で使うべきです。
それにも関わらずオススメの1つに挙げたのは、この商品は「ホワイト・ブラック・ピンク・ブルー・イエロー・オレンジと6つのカラーが用意されている」からです。
多色展開している防水ケースというのはあまりないので、ケースのカラーで個性を出したいという人は、使ってみるのも悪くないと思います。
Doo 完全防水ケース
画像引用元:「Doo」新しいiPad Pro 12.9 第四世代 完全防水ケース 2020春モデル|Amazon
2つめは「Doo」というメーカー(ブランド)の12.9インチiPad Pro 2020用防水ケースです。
項目 | 内容 |
---|---|
価格 (Amazon参考) | 5,380円 |
防水等級 | IP68 |
ケースタイプ | ハードタイプ |
ケース素材 | TPU + PC |
ケース使用中の充電 | 〇 |
機能 | 耐衝撃性 ネックストラップ リングスタンド |
こちらの商品はハードタイプの防水ケースで、防塵・防水性能はIP68です。
価格が5,580円と、ハードタイプとはいえ少々値が張るのは気になるところですが、それにも関わらずオススメの1つに挙げるのは理由があります。
それは、画面を覆うカバー部に「PETスクリーンプロテクター」という高いタッチ感度を誇るパーツが使われているからです。
iPad Proを使う人の中には、Apple Pencilを使って画像を編集するなどの細かい作業をする人が多いと思います。
このような細かい作業時は、タッチと感覚にタイムラグのない、ダイレクトな操作感が非常に大事です。
しかし、ディスプレイの上に保護シートを貼ったり防水ケースで覆ってしまうと、操作感が損なわれることがあります。
この防水ケースは、高タッチ感度を謳う素材が使われているため、素の状態に近い操作感が期待出来ます。
Apple Pencilを多用する人は、このケースを試してみてください。
Doo 昇級版 完全防水ケース
画像引用元:「Doo」昇級版 iPad Pro 11 完全防水ケース 2020春モデル|Amazon
3つめは同じくDooの「昇級版 iPad Pro 11 完全防水ケース」です。
項目 | 内容 |
---|---|
価格 (Amazon参考) | 5,290円 |
防水等級 | IP68 |
ケースタイプ | ハードタイプ |
ケース素材 | TPU + PC |
ケース使用中の充電 | 〇 |
機能 | 耐衝撃性 ネックストラップ リングスタンド |
この防水ケースは、1つ前に紹介したDooの「iPad Pro 12.9 第4世代 完全防水ケース」と防水等級やケースタイプ、機能などは同じです。
しかし、こちらは高タッチ感度のPETスクリーンプロテクターではありません。
「クリアな画質を保証する上タッチ感度の低下を抑えられる」「高い透明度フィルムPET素材」という文言は見えるものの、高タッチ感度とは謳っていません。
最大の特徴としては「ケースを取り外さずにApple Pencilを充電が出来る」という点が挙げられます。
これは防水ケースに「ありそうで中々ない機能」なので、11インチiPad Pro 2020でApple Pencilを多用する人は要チェックです。
防水機能のついたタブレットもオススメ!
画像引用元:dtab d-41Aのディスプレイ|AQUOS:シャープ
iPadのようなタブレットを、水濡れや水没の危険がある環境下で使いたい場合、「最初から防水機能を備えているタブレットを使う」というのも1つの手です。
タブレットの防水等級も、最低でもIPX5、出来ればIPX6以上が望ましいです。
しかし、ここ1、2年で発売された主要メーカーのタブレットの中でIPX5以上の防水性能を備えているものは、ドコモの「d-tab d-41A」しかありません。
したがって、現状で自信を持ってオススメ出来る防水タブレットは、d-tab d-41Aのみです。
d-tab d-41A以外の防水等級がIPX5未満のタブレットは、シャワーやキッチンで軽く水が飛ぶ程度の水気であれば問題なく使うことが出来ます。
ただ、これらは水中に落とす危険のある環境や土砂降りの雨の中で使うにはリスクが高いです。
こういった状況で使用するのであれば、防水性能を謳っているタブレットであっても防水ケースに入れて使うことを強くオススメします。
それではd-tab d-41Aと他の防水機能がついているタブレットの中から比較的オススメのものを紹介します。
ドコモ d-tab d-41A
画像引用元:dtab d-41A|AQUOS:シャープ
最初に紹介するのは、ドコモから発売されている「d-tab d-41A」です。
項目 | 内容 |
---|---|
発売日 | 2020年8月28日 |
価格 (ドコモオンラインショップ) | 49,896円 |
防水等級 | IPX5/8 |
画面サイズ | 10.1インチ |
d-tab d-41Aは、2020年8月28日にドコモから発売された最新のタブレットです。
- IPX5/8という高い防水性能
- 必要にして十分以上な基本性能
- マスク着用時も使いやすい指紋認証
防水等級はIPX58で、水没の危険がある環境や土砂降りの雨の中でも安心して使うことが出来ます。
基本性能は、CPUがSnapdragonn 665、2.0GHz + 1.8GHzのオクタコア、内蔵メモリが4GB/64GBと、最新のタブレットとしては必要にして十分以上です。
その上、生体認証は指紋認証に対応しているのでセキュリティ面でも安心して使うことができます。
バッテリーも6,500mAhと大容量なので、アウトドアレジャーなどに持ち出してもバッテリー切れの心配が少なくて済むのも嬉しいポイントでしょう。
NEC LAVIE Tab E
画像引用元: LAVIE Tab E 10.1型ワイド TE710/KAW|NEC LAVIE公式サイト
2つめはNECの「LAVIE Tab E TE710/KAW」です。
項目 | 内容 |
---|---|
発売日 | 2020年1月23日 |
価格 | 35,800円~ |
防水等級 | IP✕3 |
画面サイズ | 10.1インチ |
LAVIE Tab E TE710/KAWは、2020年1月23日に発売された比較的新しいタブレットです。
- 必要にして十分な基本性能
- フルセグチューナー搭載
- Microsoft Officeアプリ搭載
CPUはSnapdragon450、1.8GHzの8コア、内蔵メモリは4GB/64GB、バッテリー容量は7,000mAhとなっています。
基本性能的にはd-tab d-41Aと比べて大きく見劣りするものではありません。
また、フルセグチューナーとMicrosoft Officeアプリが搭載されているのはd-tab d-41Aに比べて有利です。
しかし、いかんせん肝心の防水性能がIPX3とそれほど高くないのが弱点です。
ただ、シャワーやキッチンなどで過度な水濡れに注意しながら使う分には問題ありません。
このような使い方しかしないのであれば、価格が約1万円安いLAVIE Tab E TE710/KAWを選ぶのも悪くありません。
Lenovo Yoga Smart Tab
画像引用元:Lenovo Yoga Smart Tab | レノボジャパン
3つめはLenovoの「Yoga Smart Tab ZA3V0052JP」です。
項目 | 内容 |
---|---|
発売日 | 2019年10月24日 |
価格 (Amazon参考) | 31,000円~ |
防水等級 | IP✕2 |
画面サイズ | 10.1インチ |
Yoga Smart Tab ZA3V0052JPは、2019年10月25日の発売なので、先に紹介した2機種に比べるとやや古いタブレットです。
- 必要にして十分な基本性能
- デュアルJBL Hi-Fiスピーカー & Dolby Atmos対応のオーディオ性能
- 様々な置き方が出来る「4モードスタイル」
CPUはSnapdragon439、2.0GHz + 1.45GHzのオクタコア、内蔵メモリは4GB/64GB、バッテリー容量は7,000mAhとなっています。
そのため、先に紹介した2つのタブレットと比べてもそれほど大きく劣るものではありません。
オススメ度が低い理由はやはり防水性能で、防水等級はIPX2とやや低くなっています。
水没させたり、よほど激しく水に晒したりしなければ大丈夫だとは思いますが、そのようなリスクが少しでもあると使うのを躊躇してしまいます。
ただ、このタブレットは「スタンド」「ホールド」「チルト」「ハング」のマルチモード使用が可能なキックスタンドを本体に内蔵しています。
特にケースやスタンド要らずで本体を立てることが出来たり、フックなどに引っ掛けることが出来るのでとても便利です。
iPadの水濡れ対策に防水ケースは必要
画像引用元:iPad Pro – Apple(日本)
iPadの防水機能と防水ケースを選ぶ際のポイント・オススメの防水ケースと共に、防水機能を備えたタブレットも併せて紹介しました。
繰り返しになりますが、iPadに防水機能はありません。
そのため、水濡れや水没の危険がある環境下でiPadを使う場合、防水ケースに入れて使うことを強くオススメします。
防水ケース選びのポイントを再度おさらいしておきます。
- 防水ケースの素材(ソフトタイプかハードタイプか)
- 機能(耐衝撃性能、ストラップ、スタンドなど)
- 防水等級(出来ればIPX6以上のもの)
- 価格
ハードタイプの防水ケースはやや価格が高いですが、iPadが水に濡れて使用不能になってしまうことを考えると安いものです。
「転ばぬ先の杖」ということわざもありますので、ぜひとも1つ手元に用意しておいてはいかがでしょうか。