
サブスクリプション型の動画配信サービスにはさまざまあり、どれを契約すればいいか迷ってしまう人もいるのではないでしょうか?
この記事では動画配信サービスの中で洋画を見るのにおすすめなものを厳選して紹介します。
配信している作品の特徴や月額料金、使いやすさなどを総合的に判断して自分のニーズにマッチした動画配信サービスを選びましょう。
映画やドラマをたくさん視聴したい人の中には、動画配信サービス(vod)の利用を検討している人もいるのではないでしょうか? 『PR TIMES』の調査によると、2021年における動画配信市場全体の規模は推計4,614億円にものぼります。[…]
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洋画見放題の動画配信サービスの6つの選び方
画像引用元:プライム・ビデオ
洋画が見放題の動画配信サービスを選ぶときにチェックしたいポイントは、以下の4つです。
「新作洋画の配信数が多いサービスを選びたい」「どうせ契約するなら洋画以外の作品も豊富なサービスがいい」など、選び方はさまざまです。
今回の記事で紹介しているサービスを例にして解説するので、ぜひチェックしてみてください。
字幕・吹き替えに対応しているかで選ぶ
洋画が見放題の動画配信サービスの中でも、サービスによって字幕が多かったり吹き替えが多かったりさまざまです。
字幕ありが多いサービスと吹き替えありが多いサービスに分けてご紹介します。
- Netflix
- Hulu
- Amazonプライム・ビデオ
- U-NEXT
- NETFLIX
Netflixはほぼ全ての作品が字幕、吹き替え両方に対応しており、再生中に仕様を切り替えることも可能です。
Huluは再生中の切り替えには対応していません。
また、AmazonプライムとU-NEXTは吹き替え対応の作品数が比較的多い傾向にあります。
自分が好きなスタイルに沿って選ぶのがおすすめです。
月額料金で選ぶならdTVかAmazon Prime Video
動画配信サービスを選ぶときに、月額料金を重視する人も多いのではないでしょうか?
できるだけ安価に多数の洋画を見たいと考えているなら、以下のサービスがおすすめです。
- Amazon Prime Video: 4,900円/年(約408円/月)
- dtV: 550円/月
上記2サービスは非常に安価なので、まだ出会ったことがない作品を探して楽しみたいと考えている人におすすめです。
特にAmazon Prime Videoは、すでにAmazon Prime会員であれば別料金を支払うことなく見放題作品を視聴できます。
ただし、見放題対象外の作品も多く、見たいと思った作品が別課金でコストがかさむリスクがある点に注意してください。
総作品数や新作の多さで選ぶならU-NEXT
新作洋画をどんどん見たいと考えている人は、新作を多数公開していて総作品数も多いU-NEXTがおすすめです。
U-NEXTは新作の公開に積極的なので、今後もどんどん新しい洋画が追加されると予想できます。
1つのサービスで多くの作品を視聴できればランニングコストの削減にもつながるので、ぜひ検討してみてください。
見放題作品数の多さで選ぶならhulu
見放題作品が多いサービスを探しているなら、個別課金が一切存在しないhuluがおすすめです。
「せっかく契約したのに見放題作品が少なく、個別課金ばかりだった」という現象もありがちです。
見放題作品数が少ないとコストがかさんでしまうため、できるだけ個別課金が少ないサービスを選びましょう。
Amazon Prime Videoなどは料金が安い反面個別課金が多く、huluと正反対の特徴をもつサービスです。
視聴スタイルによってどちらがおすすめか異なるので、自分がどれくらい洋画を見るかを検討した上で契約するのがいいでしょう。
洋画に強い動画配信サービスならU-NEXTかdTV
洋画のラインナップが多い動画配信サービスを探しているなら、U-NEXTかdTVを契約するのがおすすめです。
2022年5月時点でどちらのサービスも31日間の無料トライアルを実施しているため、まずは契約してどのような作品が試聴できるのか試してもいいでしょう。
いずれのサービスも個別課金作品が存在するので、何が見放題で何が個別課金なのか忘れずに確認することが大切です。
オリジナル作品のクオリティで選ぶならNetflix
Netflixはオリジナルの洋画作品が充実しています。
Netflixが製作したヒットした作品は多く、当然Netflixでしか見ることができません。
- 梨泰院クラス
- 愛の不時着
- ストレンジャー・シングス 未知の世界
- ペーパー・ハウス
- イカゲーム
上記はほんの一例ですが、Netflixオリジナル作品はクオリティも高く今後も話題作が登場するでしょう。
洋画が見放題な動画配信サービス比較
画像引用元:Hulu(フールー): 人気映画、ドラマ、アニメが見放題!【お試し無料】
本記事で紹介する6種類の動画配信サービスの月額料金、作品数、洋画配信の有無を表にまとめました。
サービス名 | 月額料金 | 作品数 | 洋画配信 |
---|---|---|---|
U-NEXT | 2,189円 or 1,639円 | 22万以上 | 有 |
dTV | 550円 | 12万以上 | 有 |
Hulu | 1,026円 | 10万以上 | 有 |
アマゾンプライムビデオ | 500円 | 1万以上 | 有 |
TSUTAYA TV | 1,026円 | 1万以上 | 有 |
Netflix | 990円(480p) 1,490円(1,080p) 1,980円(2,160p) | 非公開 | 有 |
配信している作品数や月額料金はさまざまで、サービスごとに強み・弱みが存在します。
どれも洋画を多数配信しているので、見たい作品があるか、他に何を見たいか、どの程度の料金を適正と感じるかなど考えて選ぶのがおすすめです。
おすすめサービス①:U-NEXT
画像引用元:U-NEXT公式サイト
U-NEXTでは、最新作から比較的古めの名作洋画までさまざまな作品を配信しています。
取扱作品数も非常に多いため、さまざまなジャンルの洋画を総合的に見たいと考えている人におすすめです。
U-NEXTで配信している作品例
- ナイトメア・アリー
- ROCK FIELD
- YESTERDAY
- パラサイト
- スカイハンター
- MISSION IMPOSSIBLE
- スパイダーマン
- ミニオンズ
U-NEXTでは公開されてから日が浅い新作を積極的に配信しているのはもちろん、過去に公開された人気作品も多数取り扱っています。
サスペンス・スリラー・アクション・アドベンチャー・CGアニメなど、多種多様な作品が見放題なので必見です。
U-NEXT利用時の注意点
- 個別課金の作品が存在する
- 月額料金が高め
U-NEXTでは220,000以上の作品を配信していますが、中には見放題の対象になっておらず、別途料金を支払わなければ視聴できない洋画も存在します。
見たい作品によっては、月額料金以外の支払いが発生する可能性がある点を意識しておきましょう。
月額料金が高めなのに個別課金作品が存在するのは、大きなデメリットといえるでしょう。
なお、月額2,189円のプランを契約すると毎月1,200ポイントが付与されるため、見放題対象外の作品もある程度試聴できます。
月額1,639円のプランを契約している場合はポイント付与がありません。見放題対象外の作品を視聴するときは、その都度支払いが必要です。
おすすめサービス②:dTV
画像引用元:dTV(ディーティービー)
dTVは洋画に強い動画配信サービスの1つで、月額550円という安価な料金で利用できるのが特徴です。
コスト負担を少なくしつつもたくさんの洋画を試聴したいと考えているなら、ぜひdTVの契約を検討してみてください。
ただし、月額料金が安いゆえの注意点も存在するので、後ほど詳しく紹介します。
dTVで配信している作品例
- トップガン
- ミッション:インポッシブル/フォールアウト
- ブラックハット
- ペット2
- キングダム/見えざる敵
- ゴジラ キング・オブ・モンスターズ
- PARKER
- ワイルド・スピード
dTVも最新の洋画から不朽の名作までさまざまな作品を配信しています。
dTVの洋画と聞くとマイナーな作品が多いと感じる人もいますが、しっかり探してみると数多くの名作が配信されていることに気付くでしょう。
月額料金が550円なので、初めてサブスクリプション型の動画配信サービスを利用する人にも向いています。
dTV利用時の注意点
dTVはコストパフォーマンスに優れていて多くの洋画を楽しめる反面、以下のような注意点があります。
- 画質が低い
- 別課金の作品も多い
- 複数デバイスの同時利用ができない
dTVは一般的な動画配信サービスより画質が低いのがデメリットです。
中には4K画質に対応した作品もありますが、数が少ないのでほとんどの場合は通常画質で楽しむことになるでしょう。
さらに、対応作品を4Kディスプレイを接続しているPCで再生しようとしても「非対応」と表示される不具合が発生するケースもあり、あまり期待できません。
他にも、最新作品は配信されていても別課金が必要となることが多く、予想以上に出費がかさむ可能性があります。
基本料金が安価な反面、いくつかのデメリットがある点を意識しておきましょう。
おすすめサービス③:Hulu
画像引用元:Hulu
Huluは国内作品や海外ドラマに強い動画配信サービスとして知られていますが、洋画も配信しています。
ただし、洋画の配信数は他の動画配信サービスより少ない傾向があるため、「見たい作品がhuluで配信されている」という場合に使うといいでしょう。
huluには個別課金作品が存在せず、配信しているすべての作品が見放題対象なのがメリットです。
huluで配信している洋画の例
- バンクシー・ダズ・ニューヨーク
- マッチポイント
- SING
- プレステージ
- ミッション:インポッシブル
- ハミングバード
- バトルフロント
- ホーンテッドテンプル
huluでも上記のように洋画を配信していますが、マイナー作品や比較的古い作品がメインの印象です。
最新作の洋画をどんどん見たいと考えているなら、別のサービスを利用したほうがいいでしょう。
ドラマやバラエティをメインで楽しみつつ、時々洋画も見たいと考えている人におすすめです。
hulu利用時の注意点
huluを利用するときに覚えておきたい注意点は以下の通りです。
- 料金プランが1種類のみ
- 最新の洋画が配信されていない
- 洋画の配信数自体が少ない
huluの料金は月額1,026円で、これ以外のプランは存在しません。
わかりやすい反面、試聴できる作品数を制限してコストを削減するといった使い方はできません。
洋画に関しては作品数が少なく、最新作ではなく旧作がメインの点に注意してください。
huluでしか配信されていない洋画が存在するなどで、サブの動画配信サービスとして利用するのがおすすめです。
契約する前には、公式サイトでどのような作品が配信されているのかをチェックしましょう。
おすすめサービス④:アマゾンプライムビデオ
画像引用元:プライム会員に登録
Amazon Prime VideoはAmazon Prime会員であれば誰でも利用できる動画配信サービスです。
最新の洋画も多数配信しているため、ぜひ一度チェックしてみてください。
普段からAmazonを利用しているなら、別料金なしで見放題作品を楽しめるのでおすすめです。
Amazon Prime Videoで配信している洋画の例
- ナイトメア・アリー
- トップガン
- ラブ・クレイジー
- ランボー ラスト・ブラッド
- レフト・ビハインド
- マトリックス
- スパイダーマン
- ロボコップ
Amazon Prime Videoでは最新の洋画もどんどん配信しているため、見たい映画があるときは一度チェックしてみてもいいでしょう。
もちろん、比較的古い作品や今なお語り継がれている名作も配信されています。
配信されている作品数はそこまで多くありませんが、普段からAmazonを使用しているなら最初に確認するのがおすすめです。
Amaozon Prime Videoで見たい洋画が配信されていたらそのまま試聴し、配信されていなかったら別のサービスを検討することでコストを最適化できます。
Amazon Prime Video利用時の注意点
Amazon Prime Videoは比較的使いやすいサービスですが、いくつか注意しておきたいポイントが存在します。
特に注意したいポイントは以下のとおりなので、あらかじめチェックしておきましょう。
- 配信されている作品の絶対数が少ない
- 試聴するのに別料金が必要な洋画が多い
Amazon Prime Videoは、Amazon Prime会員が利用できるサービスの1つという位置づけです。
専門の動画配信サービスとして提供されているわけではないため、作品数が少ないというデメリットがあります。
他にも、最新作品のほとんどが別課金で、予想以上にコストがかかるケースがある点に注意してください。
年額4,900円という安価なサービスである反面、見放題作品が少ないので、自分が見たい作品がどのような形態で配信されているかを事前にチェックしておきましょう。
おすすめサービス⑤:TSUTAYA TV
画像引用元:TSUTAYA TV<ツタヤTV>
TSUTAYA TVはレンタルストアで有名なツタヤが展開している動画配信サービスで、映画に強いという特徴があります。
どちらかというと邦画に強いサービスですが、洋画も多数配信しています。
利用するとTポイントがたまるなどのメリットがある動画配信サービスです。
なお、TSUTAYA TVは2022年6月14日にサービスを終了してdTVに移行するため、15日以降は利用できません。
TSUTAYA TVで配信している洋画の例
- マークスマン
- アンチャーデッド
- ゴーストバスターズ
- トップガン
- スクリーム
- ミッション:インポッシブル フォールアウト
- 007 カジノ・ロワイヤル
- サバイバー 2024
TSUTAYA TVでは、比較的新しい洋画も順次配信しています。
比較的本数が少ないとはいえ、新作から名作までそれなりの本数がそろっているため、一度チェックすると見たい作品がみつかることもあるでしょう。
TSUTAYA TV利用時の注意点
- 2022年6月14日にサービスを終了する
TSUTAYA TVは2022年6月14日にサービスを終了し、翌15日からdTVの動画配信サービスに移行します。
既に利用している人は6/15以降に別途手続きし、dTVのサービスを利用してください。
これから利用しようと考えているなら、最初からdTVを契約することをおすすめします。
おすすめサービス⑥:Netflix
画像引用元:Netflix
Netfiixには独占配信の洋画もあり、ここでしか見られない作品があるのが特徴です。
洋画をはじめとした映画全般に強い動画配信サービスなので、さまざまな映画を多数試聴したいと考えているならぜひチェックしてみてください。
Netflixで配信している洋画の例
- シニアイヤー
- オールド・ガード
- リターン・トゥ・スペース
- スパイダーマン:ホームカミング
- バーレスク
- ボヘミアン・ラプソディ
- グリーンマイル
- トランスフォーマー
Neflixでは、オリジナル作品やアカデミー賞を受賞した作品など、多種多様な作品を配信しています。
オリジナル作品にも大作があり、クオリティが高いのでぜひ一度チェックしてみてください。
サスペンスやラブコメディ、スリラーなどジャンルも幅広く、きっと好みの洋画が見つかるでしょう。
Netflix利用時の注意点
- 複数の料金プランを用意している
- 無料トライアルがない
- 4K非対応作品がある
Netflixはベーシック・スタンダード・プレミアムの3プランを用意しており、画質や同時視聴可能デバイス数が異なります。
2022年5月時点で無料トライアルが存在しないため、最初はベーシックプランを契約して作品をチェックし、あとで上位プランに切り替えるのもおすすめです。
4K画質に期待してプレミアムプランを契約用途考えている人は、4K非対応作品が存在する点に注意してください。
「4K映画を見たくてプレミアムプランを契約したのに、見たい作品が4Kに対応していなかった」という現象に陥る可能性があります。
洋画見放題のサービスに関するよくある質問
洋画をテレビで見る方法はある?
洋画をテレビで視聴するには、主に下記の方法があります。
- スマートテレビを使う
- ゲーム機をテレビに繋げる
- HDMIケーブルをテレビに繋げる
- ブルーレイプレイヤーを使う
スマートテレビは、ネットに接続可能な機能のことです。
テレビによって利用できたりできなかったりするので、ご自宅のテレビを確認してみてください。
ゲーム機などの他にも、Fire TVやChromecast with Google TVなどのストリーミングサービスを利用するのも手ですね。
字幕・吹き替えの切り替え方法は?
基本的には再生画面に表示される、設定ボタンや音声のアイコンから切り替えることができます。
HuluやAmazonプライム・ビデオなど動画配信サービスによっては字幕版と吹き替え版両方用意されているものもあります。
最初に自分で選んでから視聴してください。
動画配信サービスを活用すれば洋画も見放題!
洋画を取り扱っている動画配信サービスは数多く存在しており、どれを選べばいいのか迷ってしまいがちです。
今回紹介したサービスの特徴を簡単にまとめると以下の通りです。
- U-NEXT:新作の配信に積極的
- dTV:550円/月と安価
- Hulu:全作品が見放題
- Amazon Prime Video:会員以外の個別課金が多い
- TSUTAYA TV:2022年6月14日でサービス終了
- Netflix:オリジナル作品のクオリティが高い
動画配信サービスによって月額料金や作品数が異なります。
どのサービスを契約するかで悩んだときは、自分が見たい作品が配信されているかどうかで選びましょう。
他には、はじめて契約するならトライアルが充実しているサービスを選んだり、コストパフォーマンスを重視するなら個別課金が存在しないものを選んだりするのが重要です。
今回紹介した6サービスはいずれもクオリティが高くおすすめなので、ぜひ一通りチェックしてみてください。