5G(次世代移動通信)回線て何?いつから始まって、何がどう変わるの?

5G(次世代移動通信)回線て何?いつから始まって、何がどう変わるの?

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次世代の通信技術として最近なにかと話題の5G。

通信技術といえば、まず思いつくのは「スマホ」ですが、5Gはスマホだけに恩恵をもたらすものではありません。むしろ、スマホ以外のモノに対する影響の方が大きいと言えるでしょう。

5Gは我々の生活に密接に関わってくる技術です。今回は、5Gで一体何ができるのかについて、深く掘り下げて解説していきます。

1 5Gで私たちの生活はどう変わるか?

5GのGは「Generation(世代)」を意味します。つまり、「5G=第5世代」という意味です。

聞いたことがない方も多いかと思いますが、かつては1G、2Gという通信規格も存在しました。それが3G、4Gと進化していき、ついに5Gが誕生したのです。

4Gから5Gにグレードアップしたことで起こり得る変化は、単純に通信速度が速くなるというだけではありません。

まずは、5Gが主流となることによって、皆さんの生活がどのように変わるのかを見ていきましょう。

1-1 車が変わる

車で5Gを活用することによって、あらゆる情報をリアルタイムで受け取ることができるようになります。

例えば、数km先の障害物や事故をリアルタイムでドライバーに通知し、迂回路などを提案してくれるなど、より快適な運転が可能となるでしょう。

また、運転に関することだけではなく、インターネットの音楽配信やYouTube、動画配信サービスをカーナビなどで利用できるようになります。

もちろんインターネット検索もOK。ここまでくるとスマホとほとんど変わりませんよね。

さらに、最近注目を浴びている「自動運転」にも、5Gの技術が使われています。

1-2 スポーツが変わる

現在、注目されているのが、スタジアム観戦時の5G活用です。

例えば、同じ野球の試合でも、スタジアムで観戦した場合とテレビ越しに見た場合では、臨場感が違いますよね。

スタンドの応援やホームランを打ったときの歓声による高揚感は、スタジアムならではのものです。

しかし、スタジアム観戦にはテレビでの観戦に比べ、圧倒的に不足しているものがあります。「情報」です。

バッターがボックスに立ったとき、テレビであればバッターの今シーズンの打率やホームラン数が即座にわかりますよね。

これは他のスポーツでも同じこと。サッカーやフィギュアスケートでも、テレビの画面上には選手に関する情報がたくさん表示されています。

現代のスポーツ観戦において、情報はスポーツを面白くするための大事な要素のひとつと言えるでしょう。ところが、スタジアムにはそれがありません。

5Gがテレビ以上の情報を届けてくれるように

5G技術を利用したメガネ型のスマートグラスがあれば、テレビ以上の情報を得られるようになるでしょう。

野球であれば、選手の情報だけではなく、バッターボックス付近を360度の視点から拡大して見られるようになると言われています。

スタジアムならではの臨場感を味わいながら、選手に関する膨大な情報も同時に楽しめる…、まさにスタジアムとテレビのいいとこどりです!

このように、5Gはスポーツ観戦にも新しい楽しみ方をもたらしてくれます。

1-3 無人機の遠隔操作が可能に

5Gを利用すれば、まるでラジコンのように無人機を遠隔操作できるようになります。

もちろん、ただ操作するだけであれば現在の4Gでも可能です。しかし、4Gのパワーでは、現場の高精細な映像を遅延なく操縦者に伝えることが難しいとされています。

とはいえ、建設現場や災害現場で作業する際、現地の状況を正確に把握するためには、高精細な映像が必要不可欠ですよね。

これを実現してくれるのが5Gなのです。5Gでは、4K・8Kによる高精細な映像を、遅延することなく操縦者に送信できます。これにより、なんと屋内にいながら重機を操縦することも可能に。

このことから、危険な現場作業の安全対策としても、5Gは注目を集めているのです。

農業にも5Gを

地方の農業では、担い手不足が深刻化しています。そこで注目されているのが、5Gを活用したスマート農業です。

無人の機材を5Gでつないで遠隔操作することにより、現地に行かずとも農作物の状態などを確認することができます。

肥料の散布など、ある程度の作業も遠隔操作で行えるようになるので、少ない人数でも効率的に農作物の管理が可能です。

1-4 ビジネスが変わる

5Gでは、4Kや8Kといった高精細映像を扱えるようになります。映像は高精細であるほど、まるでそこにいるかのような臨場感を味わうことができますよね。

ビジネスの分野では、この高精細映像を通信会議などで活用することができるでしょう。

他社との話し合いは通信会議で、デスク上での仕事は自宅のパソコンで行うリモートワークも、今後はさらに浸透していくことが予想されます。

顔を合わせるコミュニケーションは仕事には大事なものですが、リモートワークが持つコストカットという利点も見逃せません。

5Gが今よりもさらに一般化すれば、両者のメリットを生かした、新しい働き方が生まれることでしょう。

1-5 学校教育が変わる

現在、都市部と地方では、学校教育に格差が生まれていると言われています。この格差を埋めてくれるのが5Gの技術です。

5Gでは、高精細な映像と音声をリアルタイムで届けることができます。

この機能を利用すれば、学生がどこにいようと良質な教育を受けることができるでしょう。

1-6 把握できる情報が変わる

現在のスマホでも、ある地点の混雑情報などを確認することはできますが、5Gではよりリアルタイムな情報を受け取ることが可能となります。

行き先の現在の混雑状況や交通障害といった情報を収集できるため、それを元に目的地までの最適なルートを導き出すことも可能となるでしょう。

5Gにより、より効率的に行動できるようになります。

1-7 スマホも変わる

皆さんも知っての通り、スマホは大変便利な機械です。しかし、スマホで情報を得るためには、「手で操作」をする必要がありますよね。

それは当たり前のことではあるのですが、もし、ただ問いかけるだけで必要な情報を目の前に表示してくれるメガネがあったとしたら、今のスマホよりも便利な存在になることは間違いありません。

このように、身体に身に着けて利用する機器のことを「ウェアラブル端末」といいます。

これまでのウェアラブル端末では、それほど多くのことができませんでした。4Gによる通信速度や遅延といった制限があったためです。

しかし、通信速度と遅延が大幅に改善された5Gを利用することで、実現できることの幅が飛躍的に広がりました。

いつかは、「メガネ1つ身に付けておけば、電話もできるし動画も見られる」と言える時代が来るのかもしれませんね。

その時には、もしかしたらスマホ自体がなくなってしまう可能性も。

次の章では、5Gの目的や特長を具体的に解説していきます。

ドコモ「PREMIUM 4G」受信時最大速度988Mbps!対応エリアと対応機種は?

2 5Gはすべての「モノ」をつなげるための技術

これまで見てきたように、5Gはスマホだけに関わる技術ではありません。むしろ、スマホ以外のすべての「モノ」をつなげるための技術なのです。

現在は、スマート家電が最も5Gの考え方に近い存在と言えるでしょう。

ユーザーが直接スイッチに触ることなく、スマホで家電を制御できたり、スマートスピーカーを使えば話しかけるだけで照明やテレビが点きます。

これらは、照明器具やテレビといった「モノ」を、スマホやスマートスピーカーと通信することで操作できるよう設定しているものです。

しかし、これらはまだ家の中の話。

5Gは、これを屋外にあるモノも含め、家電以外のさまざまなモノでも実現しようとしています。

とはいえ、これを実現するためには、実用に耐えうるだけの性能が必要です。

5Gに求められている主な性能は以下の4つになります。

  • 低遅延
  • 高速大容量
  • 多接続
  • 低コスト/省電力

2-1 5Gは超低遅延

5Gは4Gに比べて遅延が非常に少ない通信技術です。具体的には1000分の1秒以下とされており、人間が認識することができないほどの短さになります。

この低遅延が特に効果を発揮するのが、車の自動運転です。

車の自動運転は、他の車や道路との通信によって運転を制御する技術ですが、ちょっとした通信の遅延が命取りになりかねないのは、容易に想像できるでしょう。

車の安全・安心を実現するためには、5Gの超低遅延が不可欠なのです。

2-2 4K/8Kの映像も送れる超高速通信速度

無人機などを遠隔操作する際は、現場の状況を把握するため、高精細な映像が不可欠です。

しかし、高精細な映像ほど情報量が豊富であるため、よりハイクラスな通信速度が求められます。

5Gの通信速度は4Gのおよそ100倍にあたる、約20Gbps(20,000Mbps)。

4Kに必要な通信速度が約25Mbps、8Kが約80Mbpsなので、高精細映像を送るために必要な性能は十分に備えています。

2-3 接続数がとにかく多い

5Gはあらゆるモノを接続する技術です。5Gが接続するモノの数は、4Gの数十倍にも上ると言われています。

それに耐えられるように、5Gは1,000億以上の接続数を想定。非常に膨大な数に見えますが、接続数は今後もさらに増加していく見込みです。

2-4 5Gは低コスト・省電力

何度も言っていますが、5Gはあらゆるモノを接続する技術です。よって、あらゆるモノに5Gの電波を送受信できる装置が必要となります。

しかし、5Gの装置があまりにも高額だったら、いくら便利なものでも一般には普及しませんよね。

既に4Gの技術で生活できているわけですから、無理をしてまで5Gに手を出そうとする人は稀でしょう。

よって、「すべてのモノをつなぐ社会」を実現するためには、5Gは低コストでなければいけないのです。

また、5Gの装置が電力を大きく消費すると、家庭内の電気代が高騰してしまうため、省電力設計であることも必須と言えます。

5Gの装置の製品化はこれからの話なので、各メーカーの努力に期待したいところですね。

3 スマホはいつから5Gに切り替わる?

5Gが活用されれば、さまざまなモノがインターネットに接続できるようになります。とはいえ、やはりその中心となるのはスマホでしょう。

そこで、大手キャリアでの5G提供開始時期をまとめてみました。(2018年12月現在の情報です)

キャリア5Gのサービス提供開始時期
ドコモ2020年
au2020年(早まる可能性もあり)
ソフトバンク2020年

3キャリアとも、東京五輪が開催される年を予定しているようです。

Androidスマホはいつ5Gに対応する?

世界でいち早く5Gに対応するのはAndroid端末と言われています。

その時期は2019年となる予定です。

iPhoneは5Gに対応する?

AndroidスマホのライバルにあたるiPhoneですが、5G対応の新型iPhoneは2020年まで先送りすると発表されています。

「新型の発表時期が2020年」ということですから、実際に5G対応iPhoneが発売されるのは、もっと先のことになりそうですね。

よって、5Gを先に体験できるのは、Androidスマホである可能性が非常に高いと言えます。

4 5Gの最先端は中国

とにかく多くの分野に影響を与える5G。2023年には、30兆円の経済効果をもたらすというデータもあります。

現在、5Gの最先端にいるのは中国です。中国にはアメリカのおよそ10倍ともいわれる数の5G専用基地局がつくられています。

そして、そんな中国の中でもトップを牽引しているのが、スマホでもおなじみの企業「ファーウェイ」です。

Androidスマホで世界シェア2位を誇る企業ですが、実は売り上げの中心を占めているのは、スマホ事業ではなく通信事業の方なのをご存知でしょうか。

つまり、ファーウェイはスマホの端末と回線の両方に強い企業ということです。

世界を見渡しても、この両方に強い企業というのはほとんどありません。そのため、これからもファーウェイが5Gを牽引することになると見られています。

5 5Gは私たちの生活に深く関わる技術

100Mbpsの高速通信を実現するために開発されたという4G。一方5Gは、私たちの生活をより豊かにすることを目的とした技術となっています。

5Gがより身近なものとなり、今よりも社会に浸透すれば、私たちの生活は一変することでしょう。

メガネ1つで電話やインターネットを利用できたり、運転をすべてAIに任せたりと、まるで未来都市のような話が、数年後には実現している可能性も否定はできません。

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この記事を書いた人
affiprecious
affiprecious
青森県出身。大学卒業後は普通に就職するものの、趣味で始めたFXにドハマりし、軌道に乗ったのを機にアッサリ退職。せっかくの自由だからといろんなことにチャレンジした結果、トレーダー兼ライターという変な位置に落ち着く。iPhoneよりiPadが好き。

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