デュアルSIMとは|メリット・対応機種・海外でのお得な使い方

  • 2018年11月26日
  • by.pnatsu

d-sim

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デュアルSIM対応のスマホというと一部のSIMフリースマホというイメージでしたが、iPhone XS/XRもデュアルSIMに対応したことで注目をあつめています。

スマホ選びをする方の中には、デュアルSIMであることにメリットを感じて選択する方もいらっしゃいますが、デュアルSIMとはなんなのかという思われる方もいらっしゃるかもしれません。

ここでは、デュアルSIMがなんであるのか、そしてどのようなメリットがあるのか、またどのように使うのかを紹介していきます。

デュアルSIM機能が気になっている方や、デュアルSIMがどのようなものかを知りたいという方は是非参考にしてください。

1 デュアルSIMとは何か

SIMとは
  • マイクロチップ
  • 電話番号などの識別情報が記録されている

まず、SIMがどのようなものかというものかというと、各携帯電話キャリアが端末を認識するために必要な情報が登録されているマイクロチップということになります。

デュアルSIM対応スマホとは
  • SIMを2枚搭載可能なスマホ

そのままですが、デュアルSIM対応のスマホとはSIMを2枚搭載することができるスマホのことをいいます。

デュアルSIMには4つの規格がある
  • DSSS(Dual SIM Single Standby)
  • DSDS(Dual SIM Dual Standby)
  • DSDV(Dual SIM Dual VoLTE)
  • DSDA(Dual SIM Dual Active)

日本国内で発売されているデュアルSIMの種類は大きく分けると上記の4つの種類が存在しており、それぞれの特徴は以下のようになります。

DSSS(Dual SIM Single Standby)

デュアルSIMシングルスタンバイは、SIMカードは2枚搭載することができますが通信は指定したどちらかのSIMのみとなります。

SIMの切り替えは利用したいタイミングで手動で切り替えてやる必要がありますが、都度SIMカードを抜き差しすることに比較すると格段に便利となります。

DSDS(Dual SIM Dual Standby)

DSSSと決定的に違うのは搭載した2つのSIMが常に手動で切り替えることなく通話の着信やデータの送受信が行えるという部分です。

しかし、通話用のSIMに4Gを使用するともう一方のSIMは3Gまたは2Gで利用しなければならないなどの制約があるため、実利用の面では制限されてしまいます。

DSDV(Dual SIM Dual VoLTE)

DSDVは2つのSIMを4G(VoLTE)として利用することができ、同時に待ち受けをすることが可能なデュアルSIMの規格です。

音声通話とデータ通信両方とも4Gで利用することができるためVoLTEのも高品質通話と高速データ通信の両方を使い分けることが可能になっています。

DSDA(Dual SIM Dual Active)

DSDAは一方のSIMで通話中の場合であってももう一方のSIMでは通信ができるというように両方のSIMがアクティブな状態を維持できる規格になります。

そのかわり、選択できるSIMの通信規格はDSDS同様に一方のSIMを4Gとした場合には、もう一方は3Gでの通信となってしまいます。

2 デュアルSIMに対応した主なスマホご紹介

デュアルSIMがどのようなものかわかってきたところで、最近発売されたスマホでデュアルSIMに対応したスマホがどのようなものがあるのか気になるのではないでしょうか。

ここの項目では最近発売されたデュアルSIMに対応した主なスマホを紹介します。

iPhone XR/XS/XS Max

画像引用元:iPhone|iPhoneXR|Apple公式サイト

項目詳細
CPUA12 Bionicチップ
メモリ非公開
ストレージ64GB、256GB、512GB
メインカメラ1,200万画素
インカメラ700万画素
販売キャリアとデュアルSIM規格
  • 販売キャリア:docomo、au、ソフトバンク、SIMフリー
  • デュアルSIMの規格:DSDS(eSIM)
iPhone XSレビュー|最強スペックの最先端機種はデザインも最高

HUAWEI nova 3

画像引用元:スマートフォン|HUAWEI nova 3|HUAWEI公式サイト

項目詳細
CPUHUAWEI Kirin 970
メモリ4GB
ストレージ128GB
メインカメラ約2,400万画素+約1,600万画素
インカメラ約2,400万画素+約200万画素
販売キャリアとデュアルSIM規格
  • 販売キャリア:SIMフリー
  • デュアルSIMの規格:DSDV
HUAWEI nova 3レビュー|高いデザイン性と高コスパのSIMフリースマホ

HUAWEI P20

画像引用元:スマートフォン|HUAWEI P20|HUAWEI公式サイト

項目詳細
CPUHUAWEI Kirin 970
メモリ4GB
ストレージ128GB
メインカメラ約1,200万画素+約2,000万画素
インカメラ約2,400万画素
販売キャリアとデュアルSIM規格
  • 販売キャリア:SIMフリー
  • デュアルSIMの規格:DSDV
HUAWEI P20レビュー|スペックは折り紙つき、AIアシストのカメラ搭載

ASUS ZenFone 5

画像引用元:品|スマートフォン|ZenFone 5|ASUS公式サイト

項目詳細
CPUSnapdragon 636
メモリ6GB
ストレージ64GB
メインカメラ約1,200万画素+約800万画素
インカメラ約800万画素
販売キャリアとデュアルSIM規格
  • 販売キャリア:SIMフリー
  • デュアルSIMの規格:DSDV
ZenFone 5/5Zレビュー|最高級のスペックにAIカメラを搭載【ASUS2018】

BlackBerry KEY2

画像引用元:BlackBerry KEY2|BlackBerry公式サイト

項目詳細
CPUnapdragon 660
メモリ6GB
ストレージ64GB/128GB
メインカメラ1,200万画素+1,200万画素
インカメラ800万画素
販売キャリアとデュアルSIM規格
  • 販売キャリア:SIMフリー
  • デュアルSIMの規格:DSDS
BlackBerry KEY2レビュー|物理キーボードのエッジが利いたスマホ

デュアルSIMに対応したスマホの大半はSIMフリースマホですが、例外的にiPhoneXR/XSが各大手キャリアから発売されてるモデルとなります。

しかし、iPhoneXR/XSの場合にはeSIMによるデュアルSIMとなっているため、物理的に2枚のSIMを使用することができません。

少し前までは、DSSSのデュアルSIMのスマホも多く見かけましたが最近ではDSDSかDSDVのどちらかという状況に変化しています。

次の章ではデュアルSIMのメリットと使い方を紹介します。

3 デュアルSIMであることのメリットは何か


デュアルSIMがどのようなものであるのかがわかってきたところで、デュアルSIMスマホを選択することのよるメリットはなんなのかということが気になってきます。

まずは、デュアルSIMのメリットの前にそもそもSIMの種類とそのメリットとデメリットはどのようなものがあるのかを確認してみましょう。

日本国内でスマホを利用する場合「docomo・au・ソフトバンク」などの大手キャリアと「Y!モバイルや楽天モバイル」どの格安SIMの大きく2つに分けられます。

それぞれのメリットとデメリットをまとめると以下のようになります。

大手キャリアのSIM

メリット
  • カバーエリアが広い
  • VoLTE対応で通信品質が高い
  • データ通信時の安定感が高い
VoLTEとは?iPhone/Androidスマホの対応機種と設定方法とデメリット
デメリット
  • 料金が高い
  • 安くするためには2年縛りがある

格安SIM

メリット
  • 料金が安い
  • 2年縛りがないあるいは短い
デメリット
  • 時間帯や地域により通信が不安定
  • 音声通話がVoLTE非対応の場合がある
  • 通話定額がIP電話の場合もある

このように、大手キャリアの場合には通話の音質だけではなくデータ通信の場合の繋がり安さなどの面でも安定している代わりに料金が高くなってしまいがちです。

格安SIMは料金は安い代わりに音声通話の品質が大手キャリアの音声通話品質に比較すると劣っていると感じる場面もあります。

これらを解消するためには、大手キャリアと格安SIMの2台のスマホを準備し、手キャリアのスマホは通話用、格安SIMのスマホはデータ通信用というような運用方法もあります。

しかし、2台持ちすることで端末代金が二重に発生してしまうことや、2台のスマホを管理しなければならない手間や荷物が増えてしまうという不都合も発生してしまいます。

デュアルSIM対応のスマホであれば1台のスマホでそれぞれのSIMの良いとこ取りができてしまいます。

そして、デュアルSIMの使い方としては次のようなものがあります。

通信料金を節約できる


従来型の携帯電話の場合には、定額で利用できるだけの音声通話を使いきりそうになったらもう一台の携帯電話で通話をするという手法がとられていました。

最近の大手キャリアの料金プランでは音声通話が完全定額になるオプションなども設定できるため、そのような運用自体が使われなくなっています。

しかし、データ通信についてはプランにより利用できるデータ容量に上限が発生してしまうため以前の通話プランの運用に近い方法でお得にすることができます。

音声通話部分については、docomoなどの大手キャリアの通話定額または通話定額ライトプランのSIMを契約しておきます。

そして、データ通信部分については格安SIMのデータのみのSIMを契約することで品質をそれほど下げずにお得に運用することが可能になります。

仕事とプライベートを1台のスマホで


仕事を行ううえでスマホが必要という方もいらっしゃるかと思いますが、仕事とプライベートそれぞれのスマホを準備することで運用面で煩わしくなります。

それだけではなく、スマホを2台購入する必要があることから費用の面でも無駄が発生してしまうことになります。

仕事とプライベートでの使い分けの場合には、DSDV対応のスマホ1台で2枚のSIMを運用することで大手キャリア2社の使い分けも容易になります。

どちらかを格安SIMに切り替えることにより、通信費用も抑えることができるため端末代金と通信費トータルでお得にすることも可能です。

海外渡航時に手軽でお得になる


海外旅行に行く際に、国内で利用しているスマホがそのまま使えたらとても便利であると誰もが考えるかと思います。

海外でそのままスマホを使いたいという場合には、海外ローミングの設定をオンにすることで現地の通信会社の通信網で接続することが可能になります。

しかし、この方法は海外の通信会社が海外ローミング用に設定した割高な通信料金が適応されてしまいます。

結果的に2、3日使っただけで数万円という通信費用が発生してしまう場合もあります。

そのため、ある程度の日数を海外で過ごすという場合には、現地の通信会社のSIMを購入しておくことで通常の現地の通信料金で利用することが可能です。

音声通話部分だけは大手キャリアのSIMで海外ローミングにしておくことで、緊急で日本国内の知り合いと連絡がとりたいという場合の安心感も増してきます。

海外SIM完全ガイド|2020年人気のSIM10選と他のスマホ通信手段を比較

次の章ではデュアルSIMのメリットと使い方のまとめをお伝えします。

デュアルSIMのメリットと使い方のまとめ

ここまで紹介してきたデュアルSIMのメリットと使い方の内容をまとめると以下のようになります。

デュアルSIMの規格は以下の4つ
  • DSSS(Dual SIM Single Standby)
  • DSDS(Dual SIM Dual Standby)
  • DSDV(Dual SIM Dual VoLTE)
  • DSDA(Dual SIM Dual Active)
直近のデュアルSIM対応スマホと規格
  • iPhoneXR/XS:DSDS(eSIM)
  • HUAWEI nova 3:DSDV
  • HUAWEI P20:DSDV
  • ASUS ZenFone 5:DSDV
  • BlackBerry KEY2:DSDS
デュアルSIMのメリット
  • 大手キャリアの通話品質を確保できる
  • 格安SIMとの組み合わせで料金を安くできる
デュアルSIMの主な使い方
  • 大手キャリアSIMと格安SIMで通信料金を節約
  • 仕事とプライベートの使い分けもお得になる
  • 海外渡航時にもお得に利用できる

日本国内でスマホを利用する場合、基本的に大手キャリアのSIMを利用することになりますが料金面で不満がでる場合があります。

料金を抑えるためには格安SIMという選択肢があり、以前に比較すると品質が向上しつつあるとはいえ通信会社によっては通話品質などに不満を感じる場面もあります

2台持ちという方法もありますが、両者の良い部分をスマホ1台で活かすことができるのがデュアルSIM対応スマホの最大のメリットとなります。

デュアルSIMに対応したスマホも種類が増えつつあり、HUAWEIやASUSなど定番のメーカーの端末も選択が可能です。

最近発売されたデュアルSIM対応のスマホは大半がDSDS以降の規格となっているため、実用面で不便を感じることは少ないでしょう。

話題のiPhoneXR/XSのデュアルSIMですがeSIMとなっており、日本国内ではまだキャリアが対応していないため、現時点では日本国内での実用性はなさそうです。

デュアルSIMが気になっている方や、お得なスマホの運用方法を検討されている方はここで紹介した方法を参考にデュアルSIMスマホを検討されてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人
pnatsu
pnatsu
pnatsuと申します。 iPhone好きで、便利機能やアプリの情報を集めることが好きです。 趣味や経験を活かして、スマホ関連全般の記事を主に作成しています。 みなさんの快適なスマホライフのお役に立てる情報をお届けすることが最大のミッションです。

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