
オンラインショップなら機種変更がお得
スマホの「機種変更」とは、今使っている携帯キャリアのまま、スマホだけを新しい端末に変えることです。
今回は改めて「機種変更とは何か」「乗り換え(MNP)との違いは何か」、を解説します。
さらに、ドコモ・au・ソフトバンクでお得に機種変更できるキャンペーン・割引や、AndroidからiPhoneへ機種変更する際のデータ移行の方法などもまとめました。
- 今使っているスマホの分割支払いが終わっているかどうか確認
- 機種変更向けのお得なキャンペーンの有無
- キャリアのポイントがどのくらい貯まっているのか確認
- スマホの不調や劣化が見られるか?機種変更に適したタイミングを見極める
トップ画像引用元:ギャラクシーS21
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機種変更とは?
画像引用元:おトクに機種変更するならワイモバイルスマートフォン | Y!mobile
機種変更と聞くと、今使っているスマホを変えるというイメージを持つ人が多いと思います。
この項では、具体的に機種変更とは一体何なのか詳しく解説していきます。
- 機種変更:キャリアはそのままでスマホだけ変えること
- 乗り換え(MNP):キャリアを変えること
キャリア内でスマホの機種だけ変更する契約
機種変更とはキャリアの契約は変えず、スマホの機種だけ変える契約を指します。
例えば、ドコモで機種変更するなら、契約はドコモのままで今使っているスマホを変えるという手続きとなります。
しかし、機種変更と乗り換えを同じ意味で捉えている人も非常に多いです。
機種変更と乗り換えは大きな違いがあるので注意
乗り換え(MNP)は使っているキャリアを変更する契約のことです。
つまり、ドコモからau、ソフトバンクへ変更するような手続きのことを指します。
新たに機種は購入せず、移転元のキャリアで使っていたスマホを乗り換え先のキャリアで使うケースもあります。
そのため、「乗り換え=スマホの機種を変える」というわけではありません。
本当は機種変更したいのに、店舗で「乗り換え」と言ってしまい、予約番号を発行させられたというケースもあるそうです。
逆に、乗り換えをしたいのに「機種変更」と言ってしまって、意思の疎通ができなかったということもあります。
4Gスマホから5Gスマホは機種変更じゃない?
4Gスマホから5Gスマホに変更する場合は機種変更ではなく、契約変更となることがほとんどです。
例えばドコモの公式サイトには以下の記述があります。
5G対応機種の購入にあたり、5G料金プランへの変更が必要です。
購入手続き前に契約状況をご確認いただき、シェアパック・2台目プラス(ドコモ光契約の光シェアパック、光データパックを含む)をご契約中のお客さまは、ドコモオンライン手続きにてシェアパック・2台目プラスを解約後に、購入手続きに進んでください。
つまり、今まで使っていた4Gスマホは一度解約をして新しく5G対応スマホを購入し直すということです。
同じキャリア内でスマホを買い替えるだけなので機種変更に思えますが、形としては契約変更となります。
料金形態が変わることで支出が増える可能性があるので、注意が必要です。
これはドコモに限らずソフトバンクやauも同じです。
スマホの機種変更を自分でした方がいい2つの理由
画像引用元:UQ mobileをご利用中のお客さまへ 機種変更のご案内
機種変更と聞くと、実店舗に行って手続きをしてもらうのが当たり前だと思う人が多いでしょう。
しかし、最近ではオンラインショップのサービスも普及しており、実店舗に行く暇がない人も手軽に自分で手続きすることができます。
オンラインショップの利用がおすすめできる理由は下の2点です。
- 実店舗での契約は時間がかかる
- オンラインショップなら自分で機種変更が可能
実店舗での契約は混雑しており時間もかかる
どのキャリアの店舗でも、常に混雑している傾向にあります。
ドコモは予約制を導入するなどしていますが、思い立ったタイミングで店舗に行った場合、スムーズに手続きを完了できないのが現状です。
また、複雑な契約内容の説明や料金プランの解説、登録手続きなどで2時間程度かかることも多いでしょう。
仕事や家庭の用事などで、まとまった時間が取れない人にとってはかなり利用しにくくなっています。
オンラインショップを利用すれば自分で機種変更が可能
最近ではネット上で契約の手続きができるオンラインショップのサービスが普及しています。
オンラインショップは店舗のようにスタッフが対面で接客することはなく、ネット環境さえあれば場所を選ばずどこでも手続き可能です。
また自分で機種変更の手続きをするため、規約の既に理解している部分は読み飛ばすなど、時間が短縮できる点も魅力です。
- ほとんどが事務手数料など無料
- 24時間いつでも手続きできる
契約事務手数料などがかからずお得
実店舗だと契約事務手数料などを支払う必要があり、スマホを購入する以外にも別途10,000円程度かかることも少なくありません。
しかしオンラインショップでは、ドコモやワイモバイルなど、契約事務手数料を無料にしているところもあります。
オンラインショップの方が契約にかかるコストが安くなるので非常にお得です。
24時間いつでも手続きができる
オンラインショップには実店舗のように開店時間や閉店時間がありません。
時折メンテナンスで利用できない時間があったとしても、基本的には24時間手続きができます。
そのため、日中忙しい人も深夜や早朝など自分の空き時間に手続きすることが可能です。
オンラインで手続きから契約まで済ませることができますし、購入したスマホも郵送されるので実店舗に行く必要はありません。
さらに、説明を1つ1つ聞く必要もなく、自分が既に理解している点は読み飛ばすこともできます。
手続きが10分程度で終わる、ということもあります。
- 事務手数料がかからないなどコスト面でお得
- 実店舗に行く手間や待ち時間を考慮する必要もないのでかなり便利
キャリアの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。
スマホの機種変更でおすすめなタイミング
機種変更は、乗り換えと異なり契約期間を気にする必要がありません。
乗り換えの場合は更新月以外に契約すると違約金がかかる場合があります。
しかし機種変更の場合は解約を伴うわけではないので、機種変更の手数料3,300円のみで手続きできます。
いつ機種変更しても問題ないと思うかもしれませんが、タイミングによっては損してしまったり負担が大きくなることもあるので注意が必要です。
- スマホの機種代金の支払いが終わったとき
- スマホの不調が目立ってきたとき
- キャンペーン等でお得に機種変更ができるとき
今使っているスマホの機種代金の支払いが終わったとき
おすすめのタイミングとしてまず挙げられるのは、今使っているスマホの機種代金が完済したときです。
基本的に分割で契約する人がほとんどだと思いますが、完済を待たないで機種変更してしまうと、新しいスマホの機種代金が上乗せされてしまいます。
つまり、今まで使っていたスマホの代金を支払い終わるまで、2台のスマホの機種代金を支払わなければいけません。
機種によっては月額料金が一気に高くなり、毎月の負担が大きくなってしまいます。
そのため、機種代金を完済した後の方が負担も少なく、機種変更のタイミングとして適しています。
充電の持ちが悪くなるなど不調が目立ってきたとき
スマホ本体は決して半永久的なものではないので、使っていくうちに劣化してしまうのは避けられません。
どんなに大事に、負担を少なくするように使っていても、いつか必ず不調や不具合が発生するようになるでしょう。
スマホの寿命は2年から3年程度といわれており、充電の減りが激しくなってきた・動きが遅くなったという症状がある場合は、経年劣化している可能性が非常に高いです。
修理で直すこともできますが、利用期間が長い場合は思い切って新しく買い替えるのもおすすめです。
ポイント付与などでお得に機種変更ができるとき
機種変更で機種代金が割引される・月額料金が安くなるなどのキャンペーンや、ポイントが付与されるなどお得な特典がある場合も機種変更のタイミングとして最適です。
特に、残りの機種代金の分割や手数料の金額が相殺できるほどのお得なキャンペーンならチャンスです。
支払いが残っているときに機種変更しても負担は少なくなります。
最近では学割キャンペーンも始まっているので、子どものガラケーをスマホに機種変更しようかと考えている人も、ぜひ検討してみてください。
機種変更を自分でする場合のチェックリスト
機種変更のタイミングについて紹介しましたが、次に機種変更で失敗しないためのチェックリストを作ってみました。
機種変更を検討している人は、ぜひ一度チェックしてみてください。
- 機種代金の分割支払いが完済しているか
- 利用中のスマホを今までどのくらいの期間利用してきたか
- ディスプレイの感度が悪い・充電の減りが速いなどの不調があるか
- お得に機種変更ができるキャンペーンがあるか
- キャリアのポイントがどのくらい貯まっているか
- データのバックアップを行う
まず、スマホ本体の2重払いを防ぐために今使っているスマホの機種代金の支払い状況をチェックしましょう。
1ヶ月や2ヶ月残っている程度なら問題ありませんが、まだ1年以上残っているという場合は少し考えた方が良いでしょう。
また、スマホの利用期間を確認するのも大切です。
寿命が2年から3年と前述したように、大体そのくらいの時期から不調や不具合を感じやすくなります。
タップしても反応しにくい・すぐに充電が切れるなどの症状がある場合は、機種変更することをおすすめします。
さらに、お得に機種変更するためにキャンペーンの有無・今自分が貯めているポイントの数を確認しておくことも大切です。
ポイントは機種変更のときに機種代金に充てることができるので、よりお得に新しいスマホを購入できるようになります。
また、機種変更の前にバックアップを取るようにしましょう。
後述するデータ移行をする際、万が一を考えてバックアップを取っておくことで安心して機種変更ができます。
キャリアの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。
ネットでスマホの機種変更をする方法
新型コロナウイルスが流行して以降、お店に出向きたくないという方もいるでしょう。
そこでおすすめなのがネットで機種変更を行うことです。
この項ではネットで機種変更する方法について解説します。
主な流れは以下の通りです。
- オンラインショップで機種を選択
- 購入手続きをする
- 商品到着
オンラインショップで商品を選択する
どのキャリアでもオンラインショップを構えているので、そこへアクセスして希望の商品を選びます。
ドコモはdショップ、auはau Online Shop、ソフトバンクはソフトバンクオンラインショップにそれぞれアクセスしてください。
そして希望の商品を選択して購入手続きに進みます。
購入手続きをする
商品を選んだら付随するプランや受け取り方法を決めます。具体的には以下の4つです。
- 料金プラン
- 支払い情報
- 商品受け取り方法
- キャンペーンや割引の適用
上記の手続きが終われば受け取り日時と受け取り番号が発行されるので、それを控えておきます。
これで申し込みに関してはすべて終了です。
商品到着
申し込みされてからキャリアごとに多少の差はありますが、だいたい2日前後で到着します。
発送状況はオンラインショップで確認できるので、心配な方は確認してください。
商品が到着したら箱の中身を確認して部品の不足はないか、商品の不具合や破損がないか確認しましょう。
ドコモ・au・ソフトバンクのオンラインショップの機種変更手続きの方法はこちら!
ドコモの機種変更キャンペーン・割引
次に、ドコモで機種変更するときに活用できるキャンペーンについて解説していきます。
ドコモで機種変更を検討している方は要チェックです!
ギガホ割【6ヶ月間1,100円割引】
1ヶ月60GB(本来は30GBですが2021年3月31日に新規受付終了予定)使える定額プラン「ギガホ」に加入すると、6ヶ月間1,100円の割引が適用されます。
年間6,600円安くなると思うとかなりお得ですよね。
6ヶ月間だけ試しにギガホを使用してみて、キャンペーン期間が過ぎたら従量制の格安プラン「ギガライト」に変更するのもおすすめです。
ずっとはじめてスマホ割【12ヶ月間1,100円割引】
ガラケーから初めてスマホに機種変更(乗り換えも含む)する人限定で、12ヶ月間1,100円の割引が適用されます。
ちなみに、上記のギガホ割との併用も可能なので6ヶ月間2,200円の割引も可能です。
子どもやお年寄りなど、初めてスマホを持とうと考えている人は是非検討してみてください。
5G WELCOME割
5Gサービスが始まるにあたって5G対応スマホを購入することで機種代金を割引できるキャンペーンです。
金額は5,500円~22,000円(税込み)となっていて購入したスマホによって割引額は変動します。
2021年3月25日から適用開始なので、5Gに加入しようと考えている方は日にちを確認しておきましょう。
ソフトバンクの機種変更キャンペーン・割引
次に、ソフトバンクで現在利用できる機種変更向けキャンペーンについて解説します。
年間14,256円お得になるキャンペーンが目玉です。
1年おトク割+【12ヶ月間1,188円割引】
ソフトバンクでは、12ヶ月間1,188円の割引が適用されるキャンペーンを実施しています。
ドコモやauでは初めてスマホを使う人限定であることがほとんどですが、ソフトバンクではスマホから機種変更する場合も適用することが可能です。
年間14,256円お得になるので、是非有効活用することをおすすめします。
3G買い替えキャンペーン
3Gスマホやガラケーから対象商品に機種変更、のりかえの場合に機種代金が割引されるキャンペーンです。
割引対象機種は「Google Pixel 4a」と「シンプルスマホ5」でどちらも28,080円の割引となります。
3Gサービス自体は2024年3月まで継続されますが、今のインターネットは4G以上でないとストレスを感じる場面が多いです。
今現在3Gスマホを使っている方はこの機会に乗り換えるといいでしょう。
【オンライン限定】web割
対象機種に他社からのりかえると21,600円、機種変更だと5,280円割引されるキャンペーンです。
ソフトバンクオンラインショップかソフトバンク電話店で対象機種を購入した方限定で、メリハリプランに加入することが条件です。
iPhone12、iPhone12 Proも対象なので、iPhoneユーザーの方は利用した方がいいでしょう。
auの機種変更キャンペーン・割引
次に、auで現在使える機種変更向けキャンペーンについて解説していきます。
スマホ端末がお得になるキャンペーンが注目です。
5Gスマホおトク割
他社からののりかえを含む新規契約の方を対象にして機種代金を最大で22,000円割引してくれるキャンペーンです。
Androidはもちろん、iPhone12も含まれているので多くの方が利用できます。
新規契約よりのりかえの方が割引額が大きくなっているので、他社のスマホを利用している方は利用しやすいです。
Galaxy機種変更おトク割
「Galaxy S20 5G」と「Galaxy A41」に機種変更をした方が対象のキャンペーンです。
最大で22,000円の割引が可能で、店頭でもオンラインショップでも適用されます。
簡単な作業で申し込みができることを踏まえるとオンラインショップで購入する方がいいでしょう。
3Gとりかえ割(スマホ)
3Gサービスを利用している方が4G、5Gスマホに機種変更またはのりかえする際に利用できるキャンペーンです。
機種代金を大きく割引してくれるキャンペーンで割引額は16,500円~38,500円となります。
ほぼ全ての機種が対象となっているのでauで機種変更する場合は必ず利用するようにしましょう。
スマホ機種変更のデータ移行方法
画像引用元:【最新版】 LINEのアカウントを引き継ぐ方法 : LINE公式ブログ
機種変更をするときに1番困るのはデータ移行ではないでしょうか。
最近では個人情報の保護を理由に、データ移行のサービスをしない実店舗も多くなっています。
そこで、iPhoneとAndroidのデータ移行の方法を詳しく解説していきます。
またiPhoneからAndroidなどOSが異なる場合のデータ移行の方法も紹介するので、ぜひチェックしてください。
iPhone同士の場合
iPhone同士のデータ移行には、iCloudを使うのがおすすめです。
まず、iCloudでバックアップを自動作成できるように設定しましょう。
- 「設定」を開く
- 画面上部に表示されているユーザー名をタップ
- 「iCloud」をタップ
- 「iCloudバックアップ」をタップしてオンの状態にする
- 完了
これで今使っているiPhoneの設定やアプリ、ホーム構成などのあらゆるデータが全てバックアップされます。
電源に接続され画面にロックがかかっており、Wi-Fiに接続している状態であれば自動的にバックアップが更新されるようになっています。
しかし、「iCloudバックアップ」をタップし「iCloudバックアップを作成」を選択すれば、その場でバックアップを作ることもできます。
もし不安な人は移行する直前に作成しておくようにしましょう。
後は、新しく購入したiPhoneを使うときに同じApple IDでログインすれば、事前にバックアップしたデータが反映されるようになります。
iCloudを介さずにデータ移行ができるようになった!
実は、2019年7月からはパソコンもバックアップも必要なく、iPhone同士でデータ移行ができるようになりました。
LINEなどのアプリのデータはそれぞれで引き継ぎを行わないといけませんが、これはとても便利で手間がかかりません。
基本的に移行元のiPhoneのiOSが12.4以降であればOKです!
- 2019年7月からiPhone間だけでデータ移行できるようになった
- パソコンもバックアップもいらない!
- LINEなど他社サービスはそれぞれの方法で引き継ぎ
Android同士の場合
Androidスマホ同士の場合は、Googleアカウントの同期を利用すると簡単です。
Googleアカウントの場合も、事前にバックアップを自動作成できるように設定しておきましょう。
- 「設定」をタップ
- 「アカウント」をタップ
- 同期したいアカウントを選択する
- 同期したい情報を選びチェックを入れる
- 完了
手順はiCloudとほぼ同じです。
自動でバックアップすることも可能ですが、手動で操作することもできるので、心配な人は移行直前にもバックアップをしておきましょう。
後は、新しいAndroidスマホを使うときに、バックアップを作成したGoogleアカウントでログインするだけです。
自動的にデータ移行されます。
ただし、Androidスマホは機種によって仕様が大きく異なるので、自動でバックアップされない可能性もあります。
バックアップできているかどうかしっかり確認するようにしましょう。
iPhoneとAndroidで買い替える場合
iPhoneからAndroidスマホにする場合、またはその逆の場合もOSが異なるので、上記のような方法ではデータ移行することができません。
OSが変わってしまう機種変更の場合、どのようにデータ移行をするべきなのか詳しく見ていきましょう。
iPhone→Androidの場合
iPhoneからAndroidスマホにデータ移行する場合、方法はいくつかあります。
- PCでiCloudに保存されたデータを読み込みAndroidスマホに送る
- キャリアの保証オプションなどに付属しているバックアップサービスを利用する
- ジートルのようなバックアップ専用アプリを活用する ※自己責任で
PCがある場合はPC上でiCloudにログインし、サーバー上に保存されたデータをAndroidスマホに送ることができます。
ただし、「Mobileデータ移行」のような専用のソフトを購入しなくてはいけません。
また、キャリアの保証オプションに付属されているバックアップサービスを利用すれば、キャリアの会員サイトやアプリにログインすることで簡単にデータ移行することが可能です。
ただし、これは月額料金が発生します。
コストがかからず手軽にできる方法としては、「ジートル」や「JSバックアップ」のようなバックアップアプリが挙げられます。
ただし、正規のサービスではないのでデータ移行が確実にできる保証はありません。
ちなみに筆者は「ジートル」を以前利用していましたが、連絡先の交換程度であれば問題なく使えます。
ただし、写真となると時間がかかるのでおすすめしません。
Android→iPhoneの場合
画像引用元:Move to iOS – Google Play のアプリ
AndroidからiPhoneにデータ移行する場合は、Appleのサービスが利用できます。
- Androidスマホで「iOS移行アプリ」をインストール
- AndroidスマホがWi-Fiに接続していることを確認する
- iPhoneとAndroidの両方を電源に接続しておく
- 移動するコンテンツが全てiPhoneに収まる量がどうかチェック(SDカードも含む)
- iPhoneの初期設定画面で「Appとデータ」の画面に移動する
- 「Androidからデータを移行」をタップ
- Androidスマホで「iOS移行アプリ」を開く
- 「同意する」をタップして「コードを検索」画面の右上にある「次へ」をタップ
- iPhoneの「Androidから移行」という画面で「続ける」をタップ
- 6桁または10桁のコードが表示されるまで待つ
- Androidスマホにコードを入力し、「データを転送」画面が表示されるまで待つ
- 転送したコンテンツをタップし「続ける」を選択
- iPhoneの読み込み状況のバーが最後まで進んだら、Androidスマホ側で「完了」をタップ
- iPhoneで設定を続ける
この手順で注意してほしいのは、あくまでこれは「iPhoneの初期設定時」にしかできないということです。
既に初期設定を済ませてしまっている場合は、一度iPhone内のデータを初期化しなければいけません。
初期化が嫌ということであれば、バックアップアプリを使うなどして手動でデータ移行する必要があります。
- iPhone同士ならiCloudを利用してバックアップを取るのが簡単
- Android同士の場合はGoogleアカウントの同期を活用する
- iPhoneからAndroidに買い替える場合、PCがある場合はiCloud、ない場合はキャリアのサービスまたは非正規のバックアップアプリを活用する
- AndroidからiPhoneに買い替える場合は「iOSに移行アプリ」を使うとバックアップが可能
スマホの機種変更で注意すること
前章にて、機種変更する時に失敗しないためのチェックリストを作ってみましたが、機種変更はタイミングを見誤ると損をしてしまう可能性があります。
そのため、機種変更を検討しているときは、自分の契約状況をよく確認した上で慎重に判断するようにしましょう。
- 分割支払いが終わっていないと機種代金が2重でかかる
- OSが変わると以前の機能が使えなくなる可能性もある
- 古い契約プランのままだと損する場合がある
分割支払いが終わっていないと機種代金が2重で発生
何度か述べていますが、今使っているスマホの機種代金の支払いが終わっていないと、新しいスマホの機種代金と2重で支払いが発生する恐れがあります。
たった1ヶ月や2ヶ月程度なら問題ありませんが、それが12ヶ月続くとなるとかなり負担が大きいですよね。
スマホの状態を確認しつつ、機種変更のタイミングに適しているのかどうか見極める必要があります。
スマホのOSが変わる場合には100%同じように使えない可能性もある
AndroidからiPhoneに変える際のデータ移行の方法も解説しました。
ただし、OSが異なると以前のスマホと100%同じように使えるかどうかわかりません。
今までiPhoneで使っていたアプリがAndroidスマホで使えない・操作などの仕様が異なり使い難くなったなど、多少の支障が出てくる可能性があります。
また、アプリだけでなく、おサイフケータイで使えていた電子マネーがiPhoneで使えないというケースもあるようです。
OSが変わる機種変更をしたいときは、今まで通りに使えなくなる可能性も考慮するようにしましょう。
頻繁にプランの改定が行われているので機種変更のタイミングでプラン変更も検討する
2019年以降、どのキャリアも頻繁にプランの改定が行われています。
プランの改定があった場合、基本的に既存ユーザーの人は自動的にプラン変更が行われることはなく、契約時のまま継続されます。
もしお得な新プランができたとしても、プラン変更しなければ既存のユーザーには適用されません。
機種変更では旧プランを契約し続けることも可能です。
そのため自分から申し出ないとそのまま旧プランを使い続けることになってしまう場合もあります。
そのため、機種変更するタイミングで新しいプランが出ていないか、どちらが自分にとってお得になるのかチェックするようにしましょう。
自分で手続きしてお得に機種変更しよう!
機種変更は乗り換えと異なり、キャリアの契約はそのままでスマホの機種だけを変える手続きです。
違約金が発生することもほとんどないので、コストが乗り換えのようにかかる心配はありません。
ただし、契約状況によっては機種代金の2重支払いが発生してしまう可能性があります。
そのため、機種変更する前に必ず自分の契約状況と使っているスマホの状態を確認する必要があります。
その上で、機種変更に適切なタイミングなのかどうか見極めるようにしましょう。
- 今使っているスマホの分割支払いが終わっているかどうか確認
- 機種変更向けのお得なキャンペーンの有無
- キャリアのポイントがどのくらい貯まっているのか確認
- スマホの不調や劣化が見られるか?機種変更に適したタイミングを見極める
また、キャリアでは機種変更向けのキャンペーンを開催していることが多いので、それらを活用して手続きすることもおすすめです。
今は学割も開催しているので、25歳以下の人はこの機会を有効活用してお得に新しいスマホを手に入れてはいかがでしょうか。