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この記事では、タウンWiFiの評判や使い方、繋がらないときの対処法について解説していきます。
AndroidとiPhoneで操作が異なる箇所は分けて紹介しますので、どちらのOSの方も安心してご覧ください。
また、タウンWiFiを使う上での注意や危険についても触れますので、必見です!
- 自動接続でフリーWiFiを手軽に利用できる
- フリーWiFiを使えばデータ通信量を節約できる
- フリーWiFiのため繋がりにくいこともある
- セキュリティ面にやや不安あり
トップ画像引用元:タウンWiFi by GMO フリーWiFi自動接続アプリ
タウンWiFiとは
タウンWiFiとは、コンビニやカフェなどのフリーWiFiに自動接続してくれる、GMOタウンWiFi株式会社提供の無料アプリです。
通常、フリーWiFiに接続する際は店ごとに接続設定を行う必要がありますが、自動接続機能によりその手間をカットしてくれます。
スマホのデータ通信量が節約できると分かっていても、「接続が面倒」という理由でつい避けてしまう方も多いのではないでしょうか。
そのように、フリーWiFiを活用できていない方には嬉しい内容です。
また、接続対象となるWiFiスポットも全国に35万箇所以上設置されているため、皆さんが通っているお店も対象かもしれません。
スマホを持っている方でしたら、インストールしておいて損のない便利なアプリと言えます。
タウンWiFiのメリット
では、タウンWiFiは具体的にどのような点が優れているのでしょうか。
一つずつ確認していきましょう。
- フリーWiFiが簡単に利用できる
- 毎月のデータ通信量を節約できる
- 接続可能スポットを地図で確認できる
フリーWiFiが簡単に利用できる
まず、タウンWiFi1つ目のメリットは、冒頭でもお伝えした「自動接続機能」です。
フリーWiFiスポット自体は、それこそ都会であれば街中の至る所に存在していますが、利用するには必ず接続設定が必要になります。
設定自体は数分で可能ですが、それでも一々設定をするのは億劫になる方が多いでしょう。
しかし、タウンWiFiえお使えば自動接続されるため、何の手間も労力もかかりません。
フリーWiFiを手軽に利用できるようになります。
毎月のデータ通信量を節約できる
フリーWiFiを使う回数が増える=データ通信量の節約に繋がります。
例えば、外でデータ通信量の消費が激しいYouTubeなどを多く利用した場合、その月は速度制限に悩まされることになるでしょう。
しかし、タウンWiFiにより、外の至る所でフリーWiFiを利用できるとなれば、動画視聴をしても極論データ通信量を0に抑えられます。
つまり、これまで通りデータ通信量の消費が多い操作を行いながらも、データ通信量の節約が可能になるわけです。
毎月速度制限に悩まされている方にとっては、非常にありがたいですよね。
接続可能スポットを地図で確認できる
タウンWiFiには、WiFiスポットを調べる機能があります。
地図で表示してくれるので視覚的にも分かりやすく、周辺にどのくらいフリーWiFiスポットがあるか瞬時に把握可能です。
また、現在地からフリーWiFiスポットまでの経路をグーグルマップで教えてくれるので、方向音痴の方も安心して使えます。
タウンWiFiのデメリット
続いてデメリットもご紹介します。
デメリットも理解した上で、安心して使えるようにしましょう。
- セキュリティ面が不安
- 接続が不安定になることがある
セキュリティ面が不安
多くのWiFiは、暗号化を用いることで外部からの通信情報を盗み見られたり、改ざんされることを防いでいます。
しかし、フリーWiFiには暗号化されていないものが多く、その場合、悪意のある通信から身を守ることができません。
タウンWiFiは、フリーWiFiが暗号化されているかどうかに関わらず接続してしまうため、セキュリティに不安のあるWiFiに接続する危険があります。
- 暗号化あり:自分だけの部屋を作って鍵をかけている状態
- 暗号化なし:共同部屋で誰でも出入りできる状態
ただ、このデメリットは後述の「VPN接続」を利用することで解消できます。
接続が不安定になることがある
フリーWiFiには接続台数が決められているものもあるため、同時にWiFiを利用している人が多い場合、接続が途切れることがあります。
使おうと思ってもWiFi接続が切れてしまい、それが何度も繰り返されるとストレスを感じてしまうでしょう。
混雑する時間帯を避けるなどの対策をして、できるだけ安定した通信を確保しましょう。
タウンWiFiの評判
続いて、タウンWiFiの評判についてご紹介します。
評判はダウンロードストアのレビューを見て、多かった意見をピックアップしています。
タウンWiFiの良い評判
まずは良い評判について見てみましょう。
レビューの中で多く挙げられていた良い点は以下の3つです。
- データ通信量が節約できて嬉しい
- 接続設定をしなくていいので楽
- 完全無料で一切お金がかからない
一番嬉しいと声があがっていたのは、毎月のデータ通信量が節約できる点でした。
データ通信量の節約によって、速度制限のリスクを減らせるので、ネットをより快適に使えるようになります。
またそれが、自動接続により何の手間もなく得られる点もやはりありがたいようです。
そしてタウンWiFiには、追加料金が必要な機能が一切ありませんので、完全無料で使いたい方にも評判がいいです。
タウンWiFiの悪い評判
悪い評判についても見ていきましょう。
レビューの中で特に評判の悪かった点は以下の3つです。
- 自動接続されないことがある
- 接続しても切断されることがある
- バッテリーの消費が激しい
タウンWiFiは、本来アプリを開かずともフリーWiFiスポットに接続してくれますが、自動接続されないことがあるようです。
その場合、タウンWiFiアプリを開いて手動で接続を行う必要がありますので、やや手間になってしまいます。
また、フリーWiFiスポットが混雑しているとWiFi通信が安定せず、それがストレスだという意見も散見されました。
最後のバッテリー消費については、「仕事から帰るまでに充電がもたなくなった」というレビューも見られました。
ネットを使わないときは自動接続をオフにするなど対策が必要そうです。
タウンWiFiの使い方
ここからは、メリットや評判を聞いて使ってみたいと思った方に向け、タウンWiFiの使い方を解説していきます。
OS別に説明しますので、自分が対象のOSの方を参考にしてください。
使い方を説明する前に、まだアプリをインストールしていない方は下記からダウンロードを済ませましょう。
Androidの場合
まずは、Androidの方から解説します。
iOSに比べ、使うまでの手順は長くありません。
手順を見ながら一緒に進めていきましょう。
- 位置情報へのアクセスを許可する
- ネットワーク候補を許可する
- フリーWiFiスポットに出向く
手順①位置情報へのアクセスを許可
アプリの初回起動時は、まずアプリの説明が展開されます。
その際、「WiFi自動接続のために位置情報を許可してください」とポップアップが出ます。
「許可」を選択しましょう。
ここで許可をすることで、自動接続機能を使うことができます。
手順②ネットワーク候補を許可
位置情報へのアクセスを許可したときと同様に、「フリーWiFi自動接続に必要なネットワーク候補を許可してください」とポップアップが出ます。
同じく「許可」を選択しましょう。
ここも許可を押さないと自動接続機能が使えません。
手順③フリーWiFiスポットに行く
あとはフリーWiFiが置いてあるコンビニやカフェを訪れるだけで、自動で接続してくれます。
つまり、初回起動時のアクセス許可を済ませるだけで、もう自動接続でフリーWiFiが使えるようになるわけです。
非常に簡単ですね。
iOSの場合
続いて、iOSの場合を解説します。
Androidの場合と比べて手順がやや複雑です。
しかし、フリーWiFiを快適に使うため。頑張りましょう。
- 通知を許可する
- 位置情報へのアクセスを許可する
- WiFi自動接続設定を行う
- WiFi自動接続プロファイルを作成する
- WiFi自動接続プロファイルをダウンロードする
- WiFi自動接続プロファイルをインストールする
- フリーWiFiスポットに出向く
手順①通知を許可
アプリの初回起動時は、まずアプリの説明が展開されます。
その際、「タウンWiFiは通知を送信します。よろしいですか?」とポップアップが出ます。
「許可」を選択しましょう。
許可することで、自動接続可能なWiFiが見つかった際に、通知を受け取ることができます。
手順②位置情報へのアクセスを許可
通知の許可と同様に、「タウンWiFiに位置情報の使用を許可しますか?」とポップアップが出ます。
一番上の「Appの使用中は許可」を選択しましょう。
許可をすることで、周辺のフリーWiFiを見つけられるようになり、自動接続が可能になります。
手順③WiFi自動接続設定を行う
2つの許可を終えると、WiFi自動接続設定のポップアップが出ます。
「いますぐ設定する」を選択しましょう。
WiFi自動接続プロファイルの設定に進みます。
手順④WiFi自動接続プロファイルを作成
WiFiを使う地域、またコンビニやカフェなどどこでWiFiを使うかを問われますので、それぞれ回答しましょう。
回答後は、画面下の「自動接続するフリーWiFiを選ぶ」を選択することで、回答にマッチしたWiFiスポットが表示されます。
表示されたWiFiにチェックを入れていきましょう。
最後に画面下部の「プロファイルを作成する」を選択します。
手順⑤プロファイルをダウンロード
プロファイル作成すると、「プロファイルをダウンロードする」と表示されます。
選択してダウンロードを進めましょう。
その際、「このWebサイトは構成プロファイルをダウンロードしようとしています。許可しますか?」とポップアップが出ます。
「許可」を選びましょう。
手順⑥プロファイルをインストール
ダウンロードが完了したら、次はインストールです。
iPhoneの設定アプリを開き、「プロファイルがダウンロード済み」と表示されている箇所をタップしましょう。
すると、ダウンロードしたプロファイルのインストール画面に移ります。
画面右上の「インストール」を選択し、パスコードを入力することでインストールを始めましょう。
手順⑦フリーWiFiスポットに行く
インストールまでできたら、あとはフリーWiFiが置いてあるスポットに行くだけです。
フリーWiFiの適用範囲内に入れば、毎回自動で接続してくれるようになります。
タウンWiFiが繋がらないときの原因と対処法
続いて、タウンWiFiが繋がらないときの原因、その対処法をご紹介します。
複数の原因が重なっていることも考えられますので、全て確認していきましょう。
- タウンWiFiのバージョンが最新でない
- WiFiが混雑している
- 他のアプリやスマホの状態が影響している
- 接続するWiFiが制限されている
- 接続回数/時間の上限を超えている
- プロファイルがうまく読み込めていない
タウンWiFiのバージョンが最新でない場合
タウンWiFiのバージョンが古いと、アプリがうまく動作しない場合があります。
そのため、アプリストアで「タウンWiFi」と検索して、バージョンが最新になっているか確認しましょう。
最新でなければ、「更新」を選択することで、最新バージョンにアップデートできます。
WiFiが混雑している場合
フリーWiFiを使っている人が多いだけ、回線は混み合い、接続は不安定になります。
人の少ない時間帯を狙って利用しましょう。
他のアプリやスマホの状態が影響している
タウンWiFiではなく、他のアプリやシステムの不具合が影響している場合も考えられます。
スマホを再起動することでスマホの状態をリセットしてみましょう。
接続するWiFiが制限されている場合
タウンWiFiアプリには、通信速度が遅いWiFiに接続しない機能、電波が弱くなったら切断する機能が備わっています。
そのため、これらの機能がオンになっている場合、該当するWiFiには接続ができなくなります。
機能をオンにして制限をかけてしまっているかどうかは、以下の手順で確認可能です。
Androidの方
- タウンWiFiアプリを開く
- 画面左上の三本線アイコンをタップ
- 各機能のオンオフ状況が表示される
iOSの方
- タウンWiFiアプリを開く
- 画面左下の「アシスト」をタップ
- 各機能のオンオフ状況が表示される
現在オンになっていてそれをオフにしたい場合は、対象機能をタップすることで簡単に切り替えられます。
接続回数/時間の上限を超えている場合
フリーWiFiが設置されている店舗には、接続上限回数や時間が設けられています。
例えば、ローソンの「ローソンWiFi」であれば以下のような制限内容です。
- 1日の利用時間:60分まで
- 1日の接続回数:5回まで
WiFiにうまく繋がらないときは、自分が利用しようとしたWiFiスポットの制限内容を確認してみましょう。
もし上限を超えているのであれば、他にどんな対処をしても繋がることはありません。
他のWiFiスポットを探しましょう。
プロファイルがうまく読み込めていない場合
こちらはiOSの方だけが対象です。
プロファイルがうまく読み込めていないことが原因の場合、プロファイルを削除して再インストールする必要があります。
- iPhoneの設定アプリを開く
- 「一般」>「プロファイル」>「タウンWiFi」から「プロファイルを削除」を選択
- タウンWiFiアプリを再起動
- タウンWiFiアプリを開く
- アシストから「自動接続するWiFiを追加する」を選択
上記の手順を試してみましょう。
タウンWiFiを使う上での注意点
最後にタウンWiFiを使う上で注意すべき点をご紹介します。
こちらを押さえて、タウンWiFiを安全に使えるようになりましょう。
- VPN接続を使う
- 個人情報/決済情報の入力を控える
VPN接続を使う
タウンWiFiを使うときは、必ずセットで「VPN接続」を使いましょう。
デメリットでお伝えしましたが、フリーWiFiは暗号化されていないものが多く、セキュリティが心許ないです。
利用する場合、悪意のある攻撃から常に無防備な状態で、いつ被害に遭ってもおかしくありません。
VPN接続は、トンネリングや鍵暗号化技術を用いることでネット上に専用の通信ルートを確保、安全な通信を行ってくれます。
そのため、通信情報の盗み見や改ざんを防ぐことが可能です。
AndroidとiOSそれぞれ、VPN接続を行う方法を解説しますので、対象のOSを参考に設定してみてください。
Androidの場合
Androidの方は、以下の手順でVPN接続を設定できます。
- タウンWiFiアプリを開く
- 画面左上の三本線アイコンをタップ
- 「WiFi通信を保護」を選択
- 設定をオンにする
- 接続リクエストが表示されるので「OK」を選択
- スマホの設定アプリを開く
- 「ネットワークとインターネット」>「VPN」>「タウンWiFi」と順にタップ
- 「常時接続VPN」をオンにする
これだけでVPN接続ができるようになります。
あとは、フリーWiFiスポットでネットを楽しむだけです。
iOSの場合
iOSの方は、以下の手順でVPN接続を設定します。
- Apple Storeから「WiFiプロテクト」をインストール
- インストールしたWiFiプロテクトを起動
- 「次へ」>「WiFi通信を保護する」とタップ
- 「WiFiプロテクトは通知を送信します。よろしいですか?」のポップアップで「許可」を選択
- 「保護するための設定をインストール」をタップ
- 「WiFiProtectがVPN構成の追加を求めています」のポップアップで許可を選択
- 画面右下「公衆WiFi接続時に自動的に保護」をオンにする
以上の設定で、VPN接続ができるようになります。
Androidと比べ、アプリをインストールする必要があるため、やや面倒くさいでしょう。
しかし、安全な通信を行うため。しっかり設定しておきましょう。
個人情報/決済情報の入力を控える
先ほどのVPN接続でセキュリティを強化したので、一見必要のない心配に思えるかもしれません。
しかし、意図せずにVPN接続が切れてしまった場合などを考えると、対策するに越したことはありません。
そのため、盗み見されるとまずい情報、つまり自分の名前や住所などの個人情報、ショッピングサイトの決済情報については、極力フリーWiFiスポットでは入力を避けましょう。
YouTubeの閲覧、電子書籍のダウンロードなど、個人情報の入力が必要ない利用に留めておくことをおすすめします。
タウンWiFiでデータ通信量を節約しよう
以上、タウンWiFiについての解説でした。
最後に今回ご紹介した内容をもう一度まとめてみます。
- 自動接続でフリーWiFiを手軽に利用できる
- フリーWiFiを使えばデータ通信量を節約できる
- フリーWiFiのため繋がりにくいこともある
- セキュリティ面にやや不安あり
タウンWiFiは「自動接続機能」により、フリーWiFiを手軽に使うことができます。
結果、データ通信量の節約に貢献できるため、毎月の速度制限を気にしている方にとっては非常にありがたいでしょう。
ただし、フリーWiFiを利用する以上、回線が混雑しているときはWiFiがうまく繋がらないこともあります。
人が少ない時間帯に利用するなど、安定した通信を行うための工夫が必要です。
また、セキュリティ面では、暗号化されていないフリーWiFiに接続してしまう危険があるため、安全とは言えません。
利用する際は「VPN接続」を用いて、通信情報を守りましょう。