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スマートフォンやPCといった端末をWi-Fiを接続するときにさまざまなマークが表示されます。
しかし、どのマークの時にWi-Fiに接続されているのか、各マークが何を表しているのかわからないという方がいらっしゃいます。
そこで本記事ではAndroidとiPhoneで表示されるWi-Fiマークの種類と意味を徹底解説していきます。
Wi-Fiマークが表示されているのにも関わらずインターネットに接続できない場合の原因や対処法も合わせて紹介します。
Wi-Fiマークの意味が知りたい方や、Wi-Fiの不調を感じている方はぜひ参考にしてみてください。
- AndroidのWi-Fiマークは4種類
- iPhoneのWi-Fiマークは1種類
- 接続できない時はまずSSIDやパスワードをチェック
- それでも解決できない場合は端末の再起動を試してみる
AndroidのWi-Fiマークは4種類
画像引用元: Android Developers Japan Blog: Android 12 Beta の新機能
まずはAndroidで表示されるWi-Fiマークを確認していきます。
AndroidのWi-Fiマークは以下となります。
- 扇マーク:正常
- !マーク:接続できてない
- ×マーク:認識できていない
- 矢印や三角マーク:データの送受信中
扇マークが表示されている時は、Wi-Fiと正常に接続されています。
また曲線の本数によって電波の強度を確かめることが可能です。
!マークは、電波は届いていながら、何かしらの問題でWi-Fiに接続できない状態にあることを表します。
対して×マークはWi-Fiの電波自体を認識できていない状態です。
また、Android特有のマークとしては矢印や三角マークなどがあります。
これらは、データの送受信中であることを表すマークです。
iPhoneのWi-Fiマークは1種類
画像引用元:Apple公式サイト プレスリリース
次にiPhoneで表示されるWi-Fiマークを確認していきます。
iPhoneのWi-Fiマークは以下となります。
- 扇マーク
Androidに比べてiPhoneのステータスバーに表示されるアイコンは非常にシンプルです。
Wi-Fi接続中には扇マークが表示され、Wi-Fiに接続されていない時には何も表示されません。
Wi-Fiに接続したいのに扇マークが表示されていない時は、何かしらの不具合があると考えましょう。
Wi-Fiマークが表示されているのに繋がらない時の原因と対処法
画像引用元:Wi-Fi 6(11ax) 2402+574Mbps Wi-Fi ギガビットルーター – WRC-X3000GS
次にWi-Fiマークが表示されているのに、インターネットに上手く接続できない時の原因と対処法を解説していきます。
Wi-Fiマークが表示されているのに繋がらない時の主な原因は以下となります。
- SSIDの不備
- Wi-Fiのパスワードの入力不備
- スマホなどWi-Fiを接続したい端末の不具合
- Wi-Fiルーターのケーブルが抜けている
- 家電による電波干渉
- Wi-Fiルーターの電波が届いていない
- Wi-Fiルーターの不具合
- ファイアウォールによって無効化されている
- インターネット回線に障害が起きている
各原因について対処法と合わせて詳しく解説していきます。
SSIDの不備
Wi-Fiマークが表示されているのに接続できない時はSSIDに不備がある可能性があります。
SSIDとは無線電波の識別子、つまり無線電波の名前のこと。
このSSIDがあることによって複数の無線電波の中から、特定の無線を選んで利用できます。
対処法:正しいSSIDを選ぶ
SSIDを間違えている疑いがある時は、もう一度SSIDを選び直してみましょう。
特に注意したいのが、近くに同じメーカーのWiFiルーターを利用している方がいる場合です。
同じメーカーのものだとSSIDが似ていることが多く、しっかりSSIDを確認しながら選ばないと誤ったものを選択してしまう可能性が非常に高いです。
SSIDの設定を行う際は十分に注意しましょう。
Wi-Fiのパスワードの入力不備
何度も接続し直してみてもWi-Fiが繋がらない時は、Wi-Fiのパスワードを間違えているかもしれません。
Wi-Fiルーターと機器を接続する際にパスワードを1文字でも間違ってしまうと、Wi-Fiへの接続は不可能です。
対処法:パスワードを正しく入力する
パスワードが間違っている可能性がある場合は、もう一度パスワードを入力しなおしてみましょう。
Wi-Fiのパスワードは規則性がないことが多く、焦って入力すると非常に間違えやすいです。
1文字1文字しっかり確認しながら、丁寧に入力してみましょう。
スマホなどWi-Fiを接続したい端末の不具合
Wi-Fiルーターやインターネット設定に問題がない場合は、スマホやPCといったWi-Fiに接続する機器側に何かしら問題が起きている可能性があります。
具体的な原因の特定は難しいですので、このような時は以下の方法を試してみましょう。
- 電源を入れ直す
- 機内モードのオン・オフを切り替える
対処法1:電源を入れ直す
原因不明のエラーが発生した時はとりあえず端末を再起動してみましょう。
よく利用される鉄板の方法ですが、再起動するだけでエラーが解決することが多いです。
Wi-Fiの不具合に限らず、他のエラーが出た際にも有効な対処法ですので、端末の不具合を感じた時はぜひ試してみてください。
対処法2:機内モードのオン・オフを切り替える
Wi-Fiやキャリア回線に接続できない時は、機内モードのオン・オフの切り替えを行ってみましょう。
不具合が解消され、Wi-Fiと正常に接続できることがあります。
いちいち端末の再起動をするのが億劫だという方におすすめの対処法です。
Wi-Fiルーターのケーブルが抜けている
Wi-Fiの表示すらされていない時は、Wi-Fiルーターのケーブルが抜けている可能性があります。
電源ケーブルが差し込まれていないとWi-Fiルーターに電源が入りません。
有線LANケーブルが差し込まれていないと、Wi-Fiだけでなく有線による接続もできませんので注意しましょう。
対処法:ケーブルをしっかりさす
Wi-Fiルーターに接続されているケーブルをしっかりチェックしましょう。
確認するべき場所は以下です。
- ルーターの電源
- WANケーブル
まずはWi-Fiルーターの電源ケーブルがしっかり差し込まれているか確認しましょう。
電源を入れていないと確実にWi-Fiルーターは動作しません。
電源の確認をした後は、WANケーブルを確認します。
WANケーブルとは、モデムとルーターを繋ぐケーブルのこと。
これが接続されてないとインターネット回線に接続できませんので注意してください。
またWi-Fiだけでなく有線LANを利用する方は、有線LANケーブルもしっかり差し込まれているかチェックしましょう。
家電による電波干渉
Wi-Fiマークが表示されているのにも関わらず、インターネットに上手く接続できない場合は家電による電波干渉が原因の可能性があります。
Wi-Fiで使われている周波数帯は主に2.4GHzと5GHzの2種類。
周波数2.4GHz帯はBluetooth機器や電子レンジなど、Wi-Fi以外のさまざまな家電に利用されている帯域です。
そのため、Wi-Fiルーターや接続機器の周囲に家電があると、通信が安定しないことがあります。
対処法:周波数帯を変えてみる
電波干渉が原因だと考えられるケースでは、異なる周波数帯を利用してみることが有効な対処法です。
ルーターによっては、2種類から好きな帯域を選べるモデルもあります。
2.4GHzを利用していてWi-Fiに接続できない場合は、他の機器による影響を受けづらい5GHzに変更することで通信が安定することがあります。
帯域を変更するには、接続したい端末から別の帯域のWi-Fiを選択するだけです。
すぐに試すことができますので、Wi-Fiに不具合を感じる方はぜひ試してみてください。
Wi-Fiルーターの電波が届いていない
端末がWi-Fiに接続できないていない時は、そもそもWi-Fiルーターからの電波が端末に届いていないかもしれません。
そんな時は以下の対処法を試してみましょう。
- 周波数帯を変えてみる
- ルーターに近づく
- 中継機を増やす
それぞれの対処法について解説していきます。
対処法1:周波数帯を変えてみる
Wi-Fiルーターの電波が届かない時は異なる周波数帯を選択してみましょう。
Wi-Fiは周波数帯によって異なる特徴があります。
5GHzは家電による電波が干渉が起きにくいですが、物や壁など物理的な影響を受けやすいため、遠くに電波を飛ばすことができません。
2.4GHzは電波干渉が起きやすいですが、物や壁などの影響を受けづらいため遠くまで電波を届かせられます。
距離によって電波が届いていないと感じる時は、5GHzから2.4GHzにすることで上手く接続されることがありますのでぜひ試してみてください。
対処法2:ルーターに近づく
ルーターに直接近づいてみることもひとつの手です。
Wi-Fiを接続したい機器とルーターを近づけてみて、しっかり接続されるか確認してみましょう。
Wi-Fi不調の原因特定にも繋がるためおすすめです。
対処法3:中継機を増やす
どうしてもルーターから離れた部屋でWi-Fiを利用したい方は、中継機を取り入れてみましょう。
中継機というのは、Wi-Fiルーターからの電波を受け取って、さらに電波の距離を伸ばすアイテムのことです。
さまざまな場所にこの中継機を置くことで、より安定した無線通信が可能になります。
少しWi-Fiの電波状況に不安を覚える方は、ぜひチェックしておきましょう。
Wi-Fiルーターの不具合
ルーターに原因不明のエラーが起きてしまい、Wi-Fiが正常しないことがあります。
こちらも接続したい端末の不具合と同様に、具体的な原因の特定は難しいでしょう。
そんな時は以下の2つ方法を試してみてください。
- ルーターの電源を入れ直す
- ルーターの設定をやり直す
対処法1:ルーターの電源を入れ直す
Wi-Fiルーターの不調を感じた時は、ルーターの電源を入れ直してみましょう。
再起動してみることで、ルーターが正常に動作しはじめ、インターネットが利用できるようになることがあります。
電源ボタンのあるルーターであれば、マニュアルに従いながら再起動を行なってください。
電源ボタンのついていないルーターは、コンセントから電源プラグを抜き、しばらく置いてから再び電源プラグを挿し込みましょう。
対処法2:ルーターの設定をやり直す
再起動を行なってもルーターの不調が改善されない時は、Wi-Fiのルーターを設定をやり直してみましょう。
特にWi-Fiルーターを新しく購入した場合は、自分で初期設定を行う必要があります。
設定がしっかりできていないと、Wi-Fiルーターを利用できませんので、マニュアルをみながら丁寧に設定するようしてみてください。
ファイアウォールによって無効化されている
Wi-Fiマークが表示されているのに関わらず、インターネットに上手く接続できない時は、ファイアウォールが原因かもしれません。
ファイアウォールとは、ユーザーの端末を不正アクセスから守る機能です。
この機能が誤ってWi-Fiルーターを不正なものと認識してしまうことで、Wi-Fiが利用できないことがあります。
対処法:ファイアウォールを無効化する
ファイアウォールが原因だと考えられる場合は、一度ファイアウォールを無効化し、Wi-Fi接続を試してみましょう。
無効化してもなおWi-Fiが接続できない場合は、不調の原因がファイアウォールではありません。
ファイアウォールを無効化したままにしておくと不正アクセスされるリスクが高まりますので、接続を試した後は必ず有効化するようにしてください。
インターネット回線に障害が起きている
「スマホやPC、Wi-Fiルーターに問題がないのに、なぜかインターネットが繋がらない…」
こんな時は、インターネット回線に障害が起きている可能性があります。
障害が発生している間は、インターネットを利用することができません。
上記の原因を確認しても、問題がみられなかった場合は注意してみてください。
対処法:インターネット会社・プロバイダに連絡する
回線そのものに問題がある場合は、こちらでは何も対策できません。
そのため、インターネット回線に障害が起きている疑いがある時は、インターネット会社またはプロバイダに連絡してみましょう。
回線がどのような状況になっているのか、ユーザー側が今後どのように動くべきかといった情報を教えてくれます。
また会社によってはSNSや公式サイトで障害情報を連絡していることもあります。
回線復帰までの目処など重要な情報が記載されている場合がありますので、インターネットの不具合を感じた時はチェックしてみてください。
まずはネットワーク設定を見直そう!
本記事では、AndroidとiOSの各Wi-Fiマークの意味やWi-Fiに接続できない時の原因と対処法について解説しました。
- AndroidのWi-Fiマークは4種類
- iPhoneのWi-Fiマークは1種類
- 接続できない時はまずSSIDやパスワードをチェック
- それでも解決できない場合は端末の再起動を試してみる
AndroidとiPhoneは表示されるWi-Fiマークの種類は異なるものの、正常に動作している時はどちらもステータスバーに扇形のマークが表示されます。
扇形のマークが表示されていない時はWi-Fiに接続されていませんので、まずはSSIDやパスワードなどネットワーク設定を見直してみましょう。
ネットワーク設定を確認した後もWi-Fiに上手く接続できない時は、ルーターや接続機器の再起動がおすすめです。
Wi-Fiのエラーに悩まれている方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。