
Wi-Fiルーターの接続方法や使い方って少し難しそうなイメージがありますよね。
しかしながら、Wi-Fiルーターは複雑な設定はなく、誰でも簡単に始めることが可能です。
今回は、Wi-Fiルーターの接続方法や使い方だけでなく、おすすめの設置場所についてもご紹介します。
Wi-Fiルーターとスマホの接続方法
まず、Wi-Fiルーターをスマホに接続するためには、以下の3つの用意が必要です。
- インターネット契約
- モデム
- Wi-Fiルーター
インターネットを契約すると契約先のプロバイダからモデムが提供されます。ONUと呼ばれる接続機器です。
LANケーブルとモデムをWi-Fiルーターに繋げばWi-Fiルーターが使えるようになります。
なお、繋ぐ場所やケーブルはWi-Fiルーターの機器によって異なるので、取扱説明書をチェックしてください。
では、さっそくWi-Fiルーターとスマホの接続方法についてみていきましょう。
- スマホのWi-Fi機能をONにする
- SSIDをタップする
- パスワード入力画面にKEYを入力する
- 接続完了の画面及びWi-Fiアイコンがでれば完了
スマホのWi-Fi機能をONにする
まずはスマホがWi-Fiに繋がる状態にします。
iPhoneとAndroidでは設定画面が異なりますが、機能のONは設定の中にあります。
- 設定アプリを開く
- 接続/Wi-Fiの項目をタップ
- Wi-Fi機能をONにする
なお、通知パネルのところに表示されているアイコンからも簡単にON・OFFができます。色がついたらONの状態です。
Wi-Fiルーターと接続する
Wi-Fi機能をONにすると、スマホの周辺で受信できるWi-FiルーターのSSIDと呼ばれるものが表示されます。
ONにしても画面が出てこない場合は、「設定」→「接続/Wi-Fi」からもう一度やってみましょう。
Wi-Fiメニューを開くと出てくる機種もあります。
ではSSIDが表示された状態から接続方法をみてみましょう。(画像はAndroidのものです。)
- 接続可能なSSID画面をチェック
- 自宅のWi-Fiルーターと同じSSIDを選択
- パスワード入力画面にWi-Fiルーター本体のシールに書いているKEYの英数字をスマホに入力
- 接続完了の画面、スマホの電波マークの並びにWi-Fiアイコンが出れば完了
なお、Wi-Fiルーター本体のシールに書いているKEYは、パスワードや暗証番号という表記の可能性もあります。
SSIDがわからない場合
SSIDは、Wi-Fiルーター本体のシールにKEYと一緒に記載されています。
SSIDとKEYは基本的にセットで載っているので、そちらを参考にしましょう。
KEYが見当たらない場合
本体シールではなくパソコンでの確認が必要な場合があります。
本体シールにKEYの記載がなければ、Wi-Fiルーターの取扱説明書を見てみましょう。
バッファロー製品であればAOSSで自動接続も可能
画像引用元:WXR-1750DHP2 : Wi-Fiルーター : AirStation | バッファロー
Wi-Fiルーターはバッファローが人気ですが、バッファロー製品にはAOSSという無線接続機能がついています。
こちらを利用すると、手動のようにパスワードを入力することなく、簡単にスマホとつなげることができます。
AOSSの繋ぎ方
スマホにAOSS専用のアプリをインストールするだけで準備完了です。
接続方法は下記になります。
- アプリを開く
- 接続ボタンを押した状態でWi-Fiルーター本体にあるAOSSボタンを長押しする
- 接続完了
誰でも簡単に繋ぐことができるので、機械の操作が苦手な方やパスワード入力が面倒という方はこちらもおすすめです。
Wi-Fiルーター使用時のポイント
Wi-Fiルーターとスマホを接続できても、いざ使用するってなった際に困惑してしまうことがあるかもしれません。
よりよくWi-Fiルーターを使用できるように、ちょっとしたポイントを紹介します。
- 接続時に、自分のWi-Fiルーターかをよく確認する
- Wi-Fi機能を使用しない場合はOFFにする
接続時に、自分のWi-Fiルーターかをよく確認する
Wi-Fiのメニューを開くと、見覚えのないSSIDが表示されることがあります。
アパートやマンションであればお隣さんのWi-FiルーターのSSIDが表示されることがあります。
万が一、知らないWi-Fiがパスワードのいらないオープンの設定になっていたとしても繋ぐのはやめましょう。
場合によっては、個人情報をとられたりウイルスに感染したりなどトラブルのもとになります。
接続する際は自宅のWi-Fiルーターかよく確認してからにしましょう。
Wi-Fi機能は使う時だけONが望ましい
Wi-Fi機能は手軽にON・OFFできますが、できれば使わない時はなるべくOFFにしておきましょう。
Wi-FiがONになっている状態で外出すると、スマホは受信可能なWi-Fi電波を探すため、電池を消費します。
電池の減りが加速する原因にもなるので、外でWi-Fiを使うことがない場合はOFFにしておいた方が節電になります。
なお、外出時にOFFにした場合は、自宅に帰ったらONにするのを忘れないようにしましょう。
【iPhone編】WiFiに繋がらない時に試したい簡単にできる解決策Wi-FiルーターのNGな設置場所
Wi-Fiルーターってどこに置くべきか悩みますよね。
出し入れするものではないので、できれば邪魔にならない場所に置きたいところです。
しかしながら、電波は様々な影響を受けやすいので、いろいろなものに妨害されます。
置き場所によっては電波の邪魔が入り、受信感度が悪くなることがあります。
そこで、設置しない方がいい場所とその理由についてをみてみましょう。
- 電子機器の周辺
- 金属の棚
- 水が多くあるところ
- 電子レンジの周辺
電子機器の周辺
電子機器が多い場所は、電波を遮られるためおすすめできません。
電子機器だからとついテレビ周りに置きたくなりますが、影響を受けやすい場所なのでできれば避けましょう。
金属の棚
棚の上などにWi-Fiルーターを置かれる方も多いでしょう。
しかしながら、金属棚などは電波を遮りやすいです。設置する環境としてはあまりよくありません。
水が多くあるところ
水は電波を吸収する性質があります。
そのため、水槽の横・花瓶の横など、常時水が入っているところの側に置くと、電波が吸収されてしまいます。
Wi-Fiルーターの位置を変えるのが厳しい場合は、水槽や花瓶の方を移動させるのもありでしょう。
また、湿気が多いところも電波の影響を受けやすいです。
土壁のような湿気を多く含む場所や加湿器の近くなども向いていません。
電子レンジの周辺
電子レンジは電磁波を利用した家電です。
電子レンジの場合、2.4GHz帯という周波数を使用していますが、実はWi-Fiルーターも同じ周波数を使います。
そのため、電子レンジを使っている間はWi-Fiが繋がりにくくなるなど、ダイレクトに影響が出てしまいます。
キッチンカウンターなどに置いている方は、できるだけ電子レンジと距離を空けるようにしましょう。
Wi-Fiルーターのおすすめ設置場所
家の中を振り返ると、割といろんなところにNG箇所があることがわかります。
Wi-Fiルーターをどこに置くか迷っちゃいますよね。
そこで、Wi-Fiルーターを設置するのに、おすすめな場所をみていきましょう。
- 部屋の中心部の1~2mほど高さがある場所
- 壁側から離れている場所
- 戸建ての場合は1階
- ベストはリビング
部屋内の設置場所
Wi-Fiルーターを置くのにおすすめな場所は、1~2mの高さの部屋の中央に近い部分です。
Wi-Fiルーターは丸い形で電波を発しているので、1mくらい高さがあった方がまんべんなく電波が届きます。
またケーブルがあるので厳しいかもしれませんが、理想は部屋の真ん中です。
そうすれば部屋全体に電波が行き渡るので、場所によって繋がりにくいということがありません。
中央に置くことが厳しい場合は、壁側から少し離れた高さのあるところに設置しましょう。
戸建ての場合の置き場所
戸建てに住んでいると、どの階にWi-Fiルーターを設置すればいいのか悩みますよね。
電波は上にあがる性質があるため、1階に配置したほうがいいです。
また、人が集まる1階のリビングなどに置いた方が家族みんながストレスなく使えます。
Wi-Fiルーターの設置場所を変えられない場合
どうしても部屋の片隅に置かざるをえない場合、その部屋から最も離れた部屋は電波が弱くなってしまいます。
設置場所を変えられない場合は、電波環境を良くする工夫をしましょう。電波環境を良くする方法は下記の2つです。
- Wi-Fiルーターのランクを上げる
- 中継器を使う
Wi-Fiルーターを高品質なものにする
Wi-Fiルーターは、機種によって受信可能範囲が異なります。
戸建て向きや5人家族向きなど住んでいる家や家族構成によって選択する機種が異なると思います。
Wi-Fiルーターを選択する際に、通常選ぶものよりランクを上げるとより広範囲がカバーできます。
電波が弱いと感じている方は買い直すのも一つの手です。
中継器を使う
画像引用元:Wi-Fi中継機 : AirStation | バッファロー
中継器は、Wi-Fiルーターの電波を拾い、使用できる範囲を広げてくれるものです。
Wi-Fiルーターを中継器のコンセントに挿すことで中継拠点の役割をしてくれます。
機種にもよりますが、大体5,000円前後で購入できます。
Wi-Fiルーターを買い直したくないという方におすすめです。
Wi-Fi中継器を利用して電波強度を上げ届く範囲も拡大させる方法Wi-Fiルーターは電波が入りやすいところに設置しよう
Wi-Fiルーターを設置する場所を変えるだけで、速度のばらつきが改善できる可能性があります。
- 部屋の中心部の1~2mほど高さがある場所に置く
- 戸建ての場合、1階に設置した方がいい
- 電波が遮られやすいところに置かない
- より広範囲で使用したい場合は、中継器を使う
Wi-FiルーターをNG場所に設置しているという方は、ぜひこれを機に場所を変えてみましょう。
ストレスのない快適なWi-Fiライフを送ってくださいね。
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