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Xperia 5 llは、ソニーのXperiaシリーズの最新ハイエンドモデルです。
今回、ドコモオンラインショップ限定カラーのパープルをお借りすることができましたので、その実機レビューをお届けします。
ライバルにあたるiPhone 12 Proとも比較しつつ、カメラ性能はどちらが上かなど、細かい点もチェックしていきます。
- リフレッシュレート120Hzのディスプレイ
- 最大3倍の光学ズーム撮影
- 自然でキレイな背景ぼかし撮影
- 補正や加工もできるインカメラ
- 自然なステレオスピーカー
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Xperia 5 llの口コミ・レビュー
まずは、実際にXperia 5 llを利用しているユーザーの口コミをご紹介します。
評価は★4~★5ばかりと、満足度の高いスマホであることが伺えます。
またスペックだけでなくスマホの形状などに言及する方も多く、デザインにも注目です。
縦長のデザインが使いやすい
AQUOS Rから変更
満足度:★★★★☆
カバンやポケットにも忍ばせやすい形状と重さです。縦長ゆえにスクロールやボタン操作で最初は違和感があったものの、すぐに慣れました。
ソニーの古いデジカメを持っていますが、それより断然きれいです。鮮やかで晴れた日の外を撮ると鮮明さが際立ちます。
Xperia 5 llの特徴でもある縦長のデザインが持ちやすいとの声です。
確かに実機を見てもスマートな形だなーと思いました。
また「カメラが綺麗」とありますが、Xperia 5 llはトリプルレンズ搭載とカメラも高性能です。
側面の指紋認証は便利だが…
XPERIA XZ3から変更
満足度:★★★★★
ただ、指紋認証機能ボタンが右側面に付いている電源ボタンなので、握るたびに勝手に開いてしまったりすることが多い。
便利ではあるけれども、開かないでいい時まで開いてしまうので、指紋認証ボタンは単体で握ったところにない方がいいなと思います。
この方も軽くて薄いデザイン性に満足度が高いようです。
ただiPhoneでも待ち望まれている側面の指紋認証が、意外と使いづらい場面もあるようです。
慣れてくれば触らないようにもできますが、ふとしたときにストレスを感じるかもしれませんね。
処理能力が高く画面も綺麗!
AQUOS ZETAから変更
満足度:★★★★★
また、画面も感動するほど綺麗ですし、バッテリーは特別優れている訳ではないですが、1日に1度の充電で十分持つので許容範囲です。
カメラの設定も細かく多いので、写真を撮る楽しみも増え総じて満足しています。
この方は逆にポケットから落としやすい点を挙げています。確かに落とすのは怖いですよね…。
また「画面が綺麗」とありますが、Xperia 5 Ⅱは有機ELディスプレイを搭載しています。
スマホでゲームをプレイする方にもオススメの美麗さです。
ここまでレビューを紹介しましたが、次の章からは編集部でお借りした実機を細かく見ていきます!
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Xperia 5 llの発売日・価格
画像引用元:Xperia(エクスペリア)公式サイト
Xperia 5 Ⅱは、ソフトバンクから2020年9月17日、auからは2020年10月17日、ドコモでは2020年11月12日に発売されました。
各キャリアでの価格は以下の通りです。
キャリア | 機種代金 | 割引適用時※ | 詳細 |
---|---|---|---|
ドコモ | 99,000円 | 66,000円 | |
au | 88,140円 | 51,060円 | |
ソフトバンク | 115,200円 | 57,600円 |
※ ドコモはスマホおかえしプログラム、auはかえトクプログラム、ソフトバンクはトクするサポート+適用時の場合
それぞれ割引を使うことで、機種代金が定価よりも安くなります。
ここからはそれぞれの特徴について、実機レビューをしていきます。
Xperia 5 llのデザイン/重さ
今回お借りしたパープルは、ドコモオンラインショップ限定カラーです。
実は筆者が初めてドコモのXperiaを購入したのは、Xperia Z2 SO-03Fのパープルでした。
そのため「Xperiaと言えばパープル」というイメージが人一倍強く、Xperia 5 llでも採用されたことは嬉しく思います。
Xperia 5 llのデザイン
この男性向けとも女性向けとも言えるメタリックなパープルは、Xperiaならではという感じで格好いいです。
側面、背面共に鏡面&メタルフレームの仕上げになっていて、とてもツルツルしています。ただ指紋や埃が付くと目立ちますね。
またツルツルしすぎていて、ポケットから取り出す時に何度も落としそうになってしまいました。何かしらのケースやカバーを装着して使用するのがおすすめです。
Xperia 5 llの色違いもご紹介
今回実機レビューするのはパープルですが、Xperia 5 llは全部で4~5色あります。
その中でピンクもお借りできたので、写真のみご紹介します!
派手なピンクというよりは少しパステルカラーっぽいピンクといえます。
カメラ部分もしっかりピンクです。
Xperia 5 llの重さ
Xperia 5 llの重量は163gです。iPhone 12(162g)と同じくらいですね。
とても軽くて、iPhone 12 Pro(187g)と比べると手にした時の重量感が全然違います。
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Xperia 5 llのディスプレイ/スピーカー
Xperia 5 llの最大の特徴とも言えるのが、アスペクト比21:9の超縦長ディスプレイです。
同じ「6.1インチ」のiPhone 12 Proと並べて見るとXperia 5 llがいかに細長いのかがわかります。
Xperia 5 ll(左)とiPhone 12 Pro(右)
Xperia 5 ll(上)とiPhone 12 Pro(下)
この超縦長であることに対しては、去年のXperia 1/5から賛否両論。
Xperiaやソニーのファンほど「変なこだわりはやめて普通にしてくれ!」と悲鳴を上げている印象です。
ソニーはこの21:9を「シネマワイド」と表現し、強くこだわっている部分なのですが、現状では21:9に対応したコンテンツが少ないため、その良さを体験する機会になかなか恵まれません。
16:9のYouTubeなど一般的な動画を視聴する際は、余った部分が大きなベゼルになってしまいます。
まるで左右にコントローラの付いたNintendo Switchのようです。
画像引用元:どっちのSwitch?|Nintendo Switch|任天堂
縦に持った時もバランスを取るのが難しく、横幅の小ささや軽さの割には持ちやすい気がしません。画面の上のほうは指が全然届かないのも残念でした。
筆者としては、21:9ではなく18:9くらいにして、小型スマホとして売り出したほうが受けは良かったのではないかと思ってしまいます。
画面の情報量は確かに多い
ただ、超縦長も悪いことばかりではありません。
縦に長い分、WebやSNS閲覧ではスクロールする回数が少なくて済みます。
Xperia 5 ll(左)とiPhone 12 Pro(右)
有機ELの発色は自然
また、iPhone 12 Proと比べると、有機ELの発色も自然に見えます。
iPhone 12 Proは明らかに黄色みが強いのですが、Xperia 5 llはどちらかと言えば青で、テレビなどの発色に近いです。
この調整の差は文化の違いのようで、欧米では黄色みの強いほうが好みのようです。
スピーカーは2ヶ所
Xperia 5 llのスピーカーは、前面の上部と下部に付いています。
そのためステレオの聴こえ方がとても自然です。音質や音量も申し分ありません。
ただ、注意して聞くと上部の受話口から聞こえる音のほうが大きいです。
筆者が気にしすぎという面はありますが、これ以外は完璧なだけに、余計に惜しいように感じました。
しかしそこまで細かく気にしなければ、スマホのスピーカーとしては非常に優れています。
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Xperia 5 llのバッテリー持ち
Xperia 5 llのバッテリーは4,000mAhと大容量ですが、実際に使ってみても長持ちだと感じました。
リフレッシュレートを120Hzに設定したり、Game enhancerの設定で高負荷をかけても、筆者の使い方では丸1日は持ちました。
ゲームさえしなければ2日に1回の充電でも不自由なさそうです。
ただ、ワイヤレス充電には対応していません。
Xperia 5 llのスペック/認証機能
画像引用元:Xperia 5 II(エクスペリア ファイブ マークツー)| Xperia(エクスペリア)公式サイト
基本的なスペックは以下の通りです。
Xperia 5 II | |
---|---|
画面サイズ | 約6.1インチ |
本体サイズ | 高さ:158mm 幅:68mm 厚さ:8.0mm |
重さ | 約163g |
アウトカメラ | 超広角:約1,200万画素 広角:約1,200万画素 望遠: 約1,200万画素 |
インカメラ | 約800万画素 |
バッテリー | 4,000mAh |
RAM | 8GB |
ROM | 128GB/256GB |
CPU | Snaodragon 865 |
認証 | 顔・指紋 |
防水 | IP68 |
カラー | ピンク・ブルー・グレー・ ブラック・パープル(ドコモ限定) |
詳細 | Xperia 5 llの実機レビュー |
Xperia 5 llは、Snapdragon 865を搭載した5G対応スマホです。
ただしSub6のみで、ミリ派には対応していません。これはiPhone 12シリーズも同様です。
- Sub6:3.6GHz~6GHz未満の帯域を利用
- ミリ波:28GHz~300GHzの帯域を利用
「5Gで世界が変わる!」などと世間で期待されているのは、ほとんどがミリ波を想定してのもの。Sub6だけだと、4Gから少し速くなる程度に留まります。
とはいえ、5Gについては日本ではまだ使えないに等しい状況なので、特に気にするべきところではないでしょう。
それより注目したいのは、やはりSnapdragon 865を搭載している点です。
Xperiaシリーズはスペックを落とした低価格のものも複数出ていますが、Xperia 5 llはXperia 1 llとも並ぶハイエンドモデル。
ソニー自慢のカメラ性能やゲーム性能にも期待がかかります。
Antutuベンチマークスコア
端末の総合的な処理能力を示すAntutuベンチマークスコアを測ったところ、553,160点という結果になりました。
iPhone 12 Proの606,530点には及ばないものの、十分過ぎるほど高い優れた数字です。
あらゆる動作が軽くて快適で、気持ち良く使うことができます。
Xperia 5 ll(左)とiPhone 12 Pro(右)
Xperia 5 llの認証機能
Xperia 5 llには、本体側面に電源ボタンと一体となった指紋認証が搭載されています。
右利きの人なら親指が自然と当たる位置です。
左利きなら人差し指が一番押しやすいでしょう。
反応速度は、まあ普通です。どちらかと言えば遅いほうかもしれません。
気になって他所のレビューも調べてみたところ、あまり評判のいい部分ではありませんでした。
少なくとも「速くて快適!」なんて持ち上げるほどではありません。しかし、日常的に不便に感じる場面もそんなにないでしょう。
いたって標準的な指紋認証だと思います。
なお顔認証はありませんが、マスク着用が半ば義務化している現代においては、指紋認証のほうが圧倒的に便利です。
iPhoneも次回作はコロナ禍への対応を考えてほしいところ。
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Xperia 5 llのカメラ性能
Xperia 5 llには、カール・ツァイス製のレンズが搭載されています。
構成は広角・超広角・望遠という流行りのトリプルレンズ。
望遠では最大3倍の光学ズームと、最大9倍のデジタルズームが可能です。
iPhone 12 Proは最大2倍の光学ズームと、最大10倍のデジタルズームなので、結構違います。
実際に撮れた写真を比較しながら見てみましょう。
アウトカメラ
まずはメインのアウトカメラから。
Xperia 5 llの広角
Xperia 5 llの超広角
Xperia 5 llの望遠(光学3倍)
Xperia 5 llの望遠(デジタル9倍)
最大にズームしても、遠い文字がはっきり読めるくらいキレイに撮影できます。
続いてiPhone 12 Proで撮影
iPhone 12 Proの広角
iPhone 12 Proの超広角
iPhone 12 Proの望遠(デジタル3倍)
iPhone 12 Proの望遠(デジタル9倍)
同じズーム倍率だと、Xperia 5 llのほうがキレイですね。iPhone 12 Proは拡大しすぎると、ぼやけてイラストのようになってしまっています。
ポートレート(背景ぼかし)
ポートレートモード(背景ぼかし)では、Xperia 5 llのほうが被写体と背景をしっかり区別できています。
Xperia 5 llの通常1
Xperia 5 llのポートレート1
Xperia 5 llの通常2
Xperia 5 llのポートレート2
続いてiPhone 12 Proでの撮影です。
iPhone 12 Proの通常1
iPhone 12 Proのポートレート1
iPhone 12 Proの通常2
iPhone 12 Proのポートレート2
iPhone 12 Proのほうがぼかしは強いですが、被写体の輪郭もぼけてしまうことが多いです。ソフトウェアによる加工が暴走していると言えるでしょう。
ぼけが強いほうが一見「おお!」とはなりますが、カメラとしての性能が高いのはXperia 5 llだと感じます。
なお、Xperia 5 llで背景をぼかそうとすると、ほとんど常に「被写体から離れてください」と注意が出てきます。これは表示バグのようで、撮影には問題ありません。
インカメラ
インカメラもXperia 5 llとiPhone 12 Proでは大きく異なります。Xperia 5 llには、標準で美肌モードや、加工モードがあるのが特徴です。
Xperia 5 llの通常
Xperia 5 llの美肌モードオン
美肌モードではよく見ると、確かに肌の汚さを抑えてくれています。
また「ポートレートセルフィー」モードにすると、「ぼけ」「美肌」「肌の明るさ」「目の大きさ」「輪郭補正」をいじれます。
わかりやすいように全部MAXで撮影したのがこちらです。
女子高生のプリクラのようですね。ただこれだけだとネタで終わってしまいますので、次は「目の大きさ」だけオフにして撮影しました。
加工なしの筆者の顔をよく知らない人からすれば、ぎりぎり本当に騙されるかもしれない範囲ではないでしょうか。
加工なしの写真と比べて見ましょう。
機能としてはかなり面白いですね。
ちなみにiPhone 12 Proには、美肌補正や加工という機能は一切ありません。シミやそばかすなども含めて、ありのままの姿が一番美しいというAppleの美学があるためです。
iPhone 12 Proの通常
iPhone 12 Proのポートレート
ポートレートだと画角が狭くなってしまいます。
Xperia 5 llの通常時と比べると、iPhone 12 Proのほうがより忠実に肌の色などを再現しています。
と言うか、Xperia 5 llのインカメラはこう見ると暗いですね。
iPhone 12 Pro(左)とXperia 5 ll(右)
筆者としては、正直iPhone 12 Proのインカメラのほうが好きです。
筆者のような一般人のおっさんが、大真面目に顔を加工してイケメンを装っても寒々しいと個人的には感じるので、ありのままを写してくれれば十分。
ただ機能としては、Xperia 5 llのインカメラは本当に面白いですし、若い女性や大学生などには絶対に需要のあるものだと思います。
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Xperia 5 llのオリジナル機能
Xperia 5 llには、主に以下のようなオリジナル機能が付いています。
マルチウィンドウスクリーン
2つのアプリを同時にディスプレイに映す機能です。
例えばYouTubeで動画を視聴しながらWebを閲覧することなどができます。
YouTube(上)とChrome(下)を起動
これが現状もっとも超縦長ディスプレイを活かせる使い方だと感じました。
筆者はあまり使いませんでしたが、人によっては相当便利な機能となるでしょう。
低残像設定(120Hz)
Xperia 5 llの標準のリフレッシュレートは、他の多くのスマホと同様、60Hzです。
しかし低残像設定をオンにすると、倍の120Hzにすることができます。
リフレッシュレートとは、1秒間に何回描画できるのかを示す数字で、60Hzなら1秒間に60回の描画ができます。
つまり120Hzというのは、通常の60Hzと比べて倍滑らかに描画されるというわけです。
120HzにしたXperia 5 llと、60HzのiPhone 12 Proを比較していたところ、明らかにXperia 5 llのほうがスクロールなどが滑らかでした。
120Hzに慣れてしまうと、60Hzではいちいち引っかかりを感じるようにもなります。
これの違いがわからないという人は、ほとんどいないのではないでしょうか。
サイドセンス
ディスプレイの右端などにボタンが常駐して、いつでもお気に入りのアプリや機能を起動できるショートカット機能です。
ダブルタップすると、表示設定に従ってアプリや機能が一覧で出てきます。
上にスライドさせると、マルチウィンドウを起動できます。
サイドセンスのボタンは、任意の位置に移動できます。
筆者は全然使わなかった機能ですが、あるに越したことはないでしょう。
Game enhancer
ゲームプレイ中のリフレッシュレートやマイク音声、通知などを独自に設定できる機能です。
ゲーム中は通知を切ってゲームに集中したり、あえてパフォーマンスを落としてバッテリー消費を抑えたりすることもできます。
また、この機能ではリフレッシュレートを240Hzにまですることが可能。
実際にパフォーマンス優先設定とバッテリー優先設定を比べてみたところ、映像の滑らかさが大幅に変化していました。
Photo Pro
写真撮影の際に、ISOやホワイトバランス、オートフォーカスなどを全部自分で設定できる機能です。
AIによる自動設定ではなく、こだわりの設定で撮影したいという方の願いを叶えてくれます。
ちなみに筆者はまったく使いこなせそうにありませんでした。自分で変な設定をするより、AIに自動で任せたほうが安心できます。
また、そんなにこだわれるだけの知識や技能を持っている人なら、とっくに一眼カメラを買っているのでは? という気も。
Cinema Pro
ソニーの映画撮影用プロフェッショナルカメラ開発チームが監修した動画撮影アプリで、これを使えば映画のような撮影がXperiaでもできるようです。
きっとそれは高度で、素晴らしい機能なのでしょう。ただ筆者の理解の範疇を完全に超えてしまっており、使う機会は自分にはないと感じました。
いい加減なことは言えないので、この場では「こういう機能もある」という紹介だけに留めます。
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Xperia 5 llがおすすめの人
画像引用元:Xperia 5 II| Xperia(エクスペリア)公式サイト
Xperia 5 Ⅱを一言で表すと、「お買い得なハイスペックスマホ」です。
Xperiaシリーズの現在のフラッグシップモデルは「Xperia 1 Ⅱ」ですが、この機種はすべてが最高峰の性能であるがゆえに、価格も最高峰レベルの12万円超なので簡単には手を出せません。
一方今回取り上げるXperia 5 Ⅱは、Xperia 1 Ⅱとまったく同じ性能とまではいかないものの、よく似たスペックを備えています。
- 6.1インチの有機ELディスプレイ搭載
- リフレッシュレートは最大240Hz
- スマホ前面にステレオスピーカー搭載
- バッテリーダメージに配慮した充電機能を多数搭載
これらの機能は、どれもゲームプレイに直結するものばかりです。
リフレッシュレートは操作性に大きく寄与しますし、サウンドに力を入れているゲームでは、本機のステレオスピーカーが大活躍してくれることでしょう。
また、長時間のゲームプレイはバッテリーに大きな負担をかけてしまいますが、Xperia 5 Ⅱはそれを軽減する機能を備えています。
さらに、ゲームプレイに最適な「ゲームエンハンサー」も搭載。ゲームアプリを多用している方には嬉しい機能が満載です。
Xperia 5 ⅡとXperia 1 Ⅱの違い
Xperia 5 ⅡとXperia 1 Ⅱの主な違いは以下の3つです。
細かな部分まで含めれば、他にも相違点は存在します。
しかし、目立つ部分ではこれら3つのみとなっています。
- カメラのToFセンサー
Xperia 1 Ⅱは有、Xperia 5 Ⅱは無 - ディスプレイ
Xperia 1 Ⅱは4K対応、Xperia 5 ⅡはフルHD+ - ディスプレイのリフレッシュレート
Xperia 1 Ⅱが90Hz、Xperia 5 Ⅱは120Hz
動画の滑らかさやタッチ操作に関わるリフレッシュレートは、Xperia 5 Ⅱの方が優れています。
それでいて、Xperia 5 Ⅱの本体価格は115,200円。Xperia 1 Ⅱよりも安いのです。
なお上記はソフトバンクでの価格となりますが、ドコモやauでも同じような価格設定となっています。
つまり上記3つの違いが特に気にならないのであれば、Xperia 5 ⅡはXperia 1 Ⅱよりお買い得なスマホと言えます。
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Xperia 5 llをお得に購入するには?
画像引用元:Xperia(エクスペリア)公式サイト
Xperia 5 ⅡはXperia 1 Ⅱの廉価版とはいえ、au・ソフトバンクでの価格は10万を超えています。
ドコモも安いとはいえ、ほぼ10万円です。
そこで、ここからはより安く端末を購入するための方法をご紹介していきます。
- オンラインショップを利用
- キャンペーンを利用
- 乗り換え+オンラインショップで使える割引を利用
オンラインショップを利用
画像引用元:au Online Shopなら、頭金なし!送料無料!来店不要! | au Online Shop
Xperia 5 Ⅱに限った話ではありませんが、最新スマホを購入する際は、オンラインショップの利用が断然おすすめです。
その最たる理由は、「頭金」の有無にあります。
実は携帯電話購入時にかかる頭金は、本体価格とは全く無関係のもので、店舗手数料のようなものなのです。
購入者にとっては余計な出費でしかありません。
例えば、ソフトバンクショップでXperia 5 Ⅱを分割払いで購入し、頭金が1万円だった場合、本体価格に1万円プラスされた125,200円を払うことになります。
これではXperia 1 Ⅱの本体価格とほぼ同じですよね。
一方、auやソフトバンクのオンラインショップでは、頭金がかかりません。いつでも頭金は0円です。
これはXperia 5 Ⅱだけではありません。すべての携帯電話で共通の仕様となります。
つまり、オンラインショップを利用するだけで、実店舗のショップを利用するよりも、頭金の金額分は確実にお得になるということです。
Xperiaシリーズは非常に人気の機種なので、頭金が高く設定される傾向にあります。
頭金による損を避けるためにも、Xperia 5 Ⅱはできる限りオンラインショップで購入するようにしましょう。
オンラインショップのメリット
頭金以外にも、オンラインショップは下記のメリットを持っています。
- 事務手数料無料(ドコモ・ソフトバンクオンラインショップ)
- ドコモ・auは2,750円、ソフトバンクは5,500円以上の買い物で送料無料
- 自宅にいながら24時間いつでも手続き可能
- 待ち時間が0分!
上記のとおり、契約に関する費用のほか、手続きの手間や時間の面でもオンラインショップはメリットがたくさんあります。
キャリアの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。
キャンペーンや割引を利用する
画像引用元:ソフトバンク公式サイト|トクするサポート+
最新スマホを安く購入するうえで欠かせないのが、キャンペーンや割引の活用です。
ここでは、特に効果の高い常設の割引やキャンペーンを見ていきましょう。
本体価格を大幅割引してくれるプログラム
ドコモ・au・ソフトバンクには、スマホの本体価格を4~5割も割引してくれる下記のプログラムがあります。
- ドコモ:スマホおかえしプログラム
- au:かえトクプログラム
- ソフトバンク:トクするサポート+
ドコモの「スマホおかえしプログラム」を使えば、機種代金が実質3分の2まで割引になります。
またauの「かえトクプログラム」は本体価格から4割の割引、ソフトバンクの「トクするサポート+」は5割を割引してくれます。
Xperia 5 Ⅱのソフトバンクでの価格は115,200円ですが、トクするサポート+を適用すれば実質57,600円で購入できるということです。
上記のプログラムは誰でも利用できますが、最もお得な割引を受けるためには、スマホ購入から約2年後にスマホをキャリアに返却し、新たに機種変更する必要があります。
2年後もそのキャリアを使い続けるのであれば問題はありませんが、いろいろなキャリアを使ってみたい方にとってはデメリットにもなり得るので、その点だけは注意してください。
このように、利用できる方を選ぶプログラムではあるものの、高い割引額は非常に魅力的です。
乗り換え+オンラインショップの割引を利用する
画像引用元:au Online Shop お得割 | キャンペーン | au
他社からの乗り換え手続きをオンラインショップで行う場合は、下記の割引が適用可能です。
au Online Shopお得割は22,000円、は21,600円が割引されます。
- au:au Online Shopお得割
- ソフトバンク:
しかも、上述したかえトクプログラムやトクするサポート+との併用もできるので、Xperia 5 Ⅱを半額以下で購入することも可能です。
なおソフトバンクのは乗り換えのみが対象ですが、auでは乗り換えのほかに新規契約も対象に含まれます。
ただし、新規契約の割引額は乗り換えの半分になるので注意してください。
では、例として、ソフトバンクの2つの割引を利用した場合のXperia 5 Ⅱの購入金額をシミュレーションしてみましょう。
項目 | 金額 |
---|---|
本体価格 | 115,200円 (2,400円×48回) |
トクするサポート+ | -57,600円 (-2,400円×24回) |
web割 | -21,600円 |
合計 | 36,000円 (1,500円×24回) |
11万円超えのスマホを、なんと3万円台まで値下げできました。
Xperia 5 Ⅱが約7割引で購入できるため、2つの割引の併用はぜひ利用したいですね。
独自機能とカメラが充実!
以上、Xperia 5 llの実機レビューでした。
- リフレッシュレート120Hzのディスプレイ
- 最大3倍の光学ズーム撮影
- 自然でキレイな背景ぼかし撮影
- 補正や加工もできるインカメラ
- 自然なステレオスピーカー
21:9の超縦長ディスプレイは賛否両論で、個人的にも普通のサイズ感のほうが良いように思えるのですが、独自の機能とカメラの充実具合に関しては、さすがXperiaのハイエンドモデルだと感じました。
iPhone 12 Proのカメラと比べると、望遠性能とポートレート(背景ぼかし)の自然さで上回っています。
インカメラでは美肌補正や加工ができ、確実に需要がありそうです。
リフレッシュレート120Hzは、一度使うとも60Hzには戻りたくなくなります。
コロナ禍の中にあって、iPhoneと違い指紋認証が搭載されているのもポイントです。