
キャリアの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。
ドコモ2019年夏モデルとしてXperia Aceが登場しました。
Xperia Aceの特徴を一言で説明すると「小型最強Android」といえるでしょう。
というのも、近年iPhone・Androidを含めて小型端末が大変希少になっているからです。
今回Xperia Ace(パープル)を入手したので実機写真を交え、気になるポイントをレビューしていきます。
小さい端末が欲しい! スペックもあまり落としたくない!そんな方は必見です。
また、Xperia Aceは3大キャリアではドコモのみの発売というところもおさえておきましょう。
Xperia Ace 開封の儀! 入手したドコモ版のカラーはパープル
今回入手したXperia Aceのカラーはパープルです。
Xperia Aceはその他カラーはブラックとホワイトというシンプルなラインナップ。
パープル自体はXperiaの特徴的なカラーですが、Xシリーズのパープルとは異なり淡い紫を採用しています。
パープルというよりもラベンダーに近い感じを想像するとわかりやすいかも知れません。
控えめな色味は上品で大人っぽく女性でも男性でも持ちやすいカラーリングで好印象です。
Xperia Aceの中身をチェック!
Xperia Aceの中身をみていきましょう。
- 注意事項
- クイックスターターガイド
- 本体
- 外箱
なんとシンプルな構成でしょう。
電源アダプタや電源コードは一切入っていません。
電源コードはUSB-typeCですので別途準備をする必要がありますが、最近にしては珍しくイヤフォンジャックがありますので変換ケーブルは不要です。
箱はとても簡素な紙ボックスで処分しやすいのは嬉しいところ。
どこのメーカーにも言えることですが、電源周りはどうしても付属して欲しいというのが率直な感想です。
iPhoneからXperia Aceに乗り換える方も多いでしょうから、USB-typeCケーブルを別途購入するのは手間がかかります。
100均にもケーブルは売っていますが…。
Xperia Aceのスペックをチェック!
画像引用元:Xperia Ace SO-02L | スマートフォン | 製品 | NTTドコモ
Xperia Ace | |
---|---|
ディスプレイ | 約5.0インチ |
本体サイズ | 約140×67×9.3 mm |
重さ | 約154g |
アウトカメラ | 1,200万画素 |
インカメラ | 約800万画素 |
RAM | 4GB |
ROM | 64GB |
CPU | Snapdragon630 |
OS | Android 9.0 |
解像度 | 1,080 x 2,160 |
バッテリー | 2,700mAh |
認識 | 指紋認証 |
カラー | パープル・ホワイト・ブラック |
細かい部分を解説するまえにXperia Aceのスペックをチェックしてみましょう。
CPUはSnapdragon 630、2.2GHz + 1.8GHz オクタコアです。
これはコンパクトスマホの代表であるXZ2 CompactのSpapdragon 845には劣ります。
RAM4GBとROM32GBはミッドレレンジモデルとしては十分なスペック。
またディスプレイは1080 × 2160のFHDと高解像度のディスプレイです。
アスペクト比は18:9と標準的ですね。
注目点は約5.0インチのディスプレイを搭載しながも高さ140mmという小型なボディに仕上がってるところでしょうか。
OSはAndroid9.0と最新ですので、使用していて不便やストレスとは無縁でしょう。
防水、FeliCa、指紋認証、ハイレゾもしっかり装備した抜かりないAndroid端末に仕上がりました。
Xperia Aceの価格
Xperia Aceの価格は以下の通りです。
項目 | 機種代金 (一括) | 購入 |
---|---|---|
ドコモ | 49,896円 | ドコモ公式ショップ |
楽天モバイル | 49,819円 | |
mineo | 43,560円 | mineo公式サイト |
どちらでも4万円代で購入することができ、コスパのよいXperiaと言えるでしょう。
Xperia Aceチェックポイント1:あらゆる角度からみてみる
Xperia Aceを様々な角度からチェックします。それぞれの面に配置されたボタンや機能を具体的にみていきましょう。
Xperia Aceの正面をチェック
Xperia Aceを正面からみるとそれなりにベゼルはあることがわかります。
ノッチなどは存在せず、最も左側に通知LEDがあります。
この通知LEDは通常の通知のほか、充電しているときは赤く光ります。
その隣にはフロントカメラ、受話口/スピーカー、近接/照度センサーがあります。
まとめると、通知ランプ、インカメ、スピーカーと標準的な仕様ですね。
ロゴは「SONY」のみでキャリアロゴはなく、端末自体はフラットでクセのない印象です。
Xperia Aceの右サイドをチェック
Xperia Aceの右サイドには中央に電源ボタンがドンと存在しています。
電源ボタンを長押しすると本体が起動します。
指紋認証は電源ボタンに搭載
この電源ボタンに指紋認証が搭載されているので、電源ボタンに触れることで画面ロックを解除することが可能です。
完全に中央に電源ボタンがあるので、右手親指で指紋を解除する場合は少しだけグリップを下げる必要があります。
逆に左手で指紋を解除する場合は、中指か人差し指がちょうどグリップ位置にあるので解除しやすいですね。
音量ボタンが可愛い
また音量ボタンは電源より上部に存在していて、それぞれ独立した小さいポッチのようなボタンで可愛らしいです。
背面に指紋認証がある場合もありますが、Xperia Aceのように電源位置に指紋認証があるタイプの方が個人的に好みです。
上部には音量キー、カメラキーが設置されています。
この辺は特に他の端末と大きな違いはないでしょう。電源ボタンが中央に配置されているので、手が小さい人でも押しやすい印象です。
Xperia Aceの左サイドをチェック
Xperia Aceの左サイドにはドコモnanoUIMカードとmicroSDカード挿入口があります。
何かを操作するボタンはありませんので、普段はあまり触ることはないでしょう。
ドコモnanoUIMカードとmicroSDカード挿入口は左サイドの下部に位置します。
スロットを引っ張り出すのは器具などは不要で容易です。
Xperia Aceの上部をチェック
Xperia Aceの上部にはヘッドセット接続端子があります。
高スペックスマホからどんどんと消滅しているヘッドセット接続端子ですが、Xperia Aceにはしっかり搭載。
まだまだ有線需要はありますので、これは嬉しい点ですね。
音質にこだわる派にとっては、自分の好きなイヤフォンを挿せるのはメリットが大きいです。
Xperia Aceの下部をチェック
Xperia Aceの下部は、中央にUSB type-C接続端子があります。
このUSB type-CはAndroidの充電に関しては一般的なもので、他端末から乗り換えても以前のものが利用できることが多でしょう。
その他、USB type-C接続端子の左隣には送話口/マイクが小さく存在します。
Xperia Aceの背面をチェック
Xperia Ace背面には「docomoマーク」「 FeliCaマーク」「XPERA」「品番」が印字されており、通常のXperiaシリーズと同様です。
左上にあるのはアウトカメラレンズ、右隣はフラッシュ・フォトライトです。
Xperia Aceの各面は特殊なところは特になく、今までの端末の良い部分をそつなく踏襲しているといったところ。
音量ボタンが可愛いというのがデザイン全体を柔らかくしています。
Xperia Aceチェックポイント2:最大のウリはコンパクトで持ちやすいサイズ感
Xperia Aceの最大のウリはなんといってもコンパクト端末というところでしょう。
下記の画像はXperia AceとiPhone XRを比較した画像です。
iPhone XRと比べるのは少し意味がない気もしますが、Xperia Aceのサイズ感の参考のためにあえて比べてみます。
左からXperia Ace、iPhone XR。
- Xperia Ace:5.0インチ
- iPhone XR:6.1インチ
- Xperia Ace:約140(H) × 約67(W) × 約9.3(D) mm 重さ約154g
- iPhone XR:約150(H) × 約76(W) × 約8.3(D) mm 重さ約194g
iPhone XRのサイズは成人男性が手にして少し大きいサイズ感。
一方、Xperia Aceは女性でも難なく扱えるコンパクトなサイズです。
当然グリップ感もXperia Aceの方に軍配が上がります。
ダイナミックな画像や映像を見ることが出来るiPhone XRは素晴らしい端末ですが、スマホは小さい方がいい!という方にはXperia Aceが良いでしょう。
個人的な見解として、スマホのような常に持ち運ぶデバイスは小さい方が良いと感じます。
ただし、小さすぎると表示領域が減り使用するのに支障がでるため5インチ以上は欲しいところ。
そういったニーズにベストフィットするのがXperia Aceではないでしょうか。
以前、XperiaにはCompactという小型ラインがありましたが新型は登場しませんでした。
そういったコンパクト層の受け皿としてXperia Aceが存在しているといえます。
多少厚みがありますが、このXperia Aceのホールド感は気持ちがいいです。
また重さも154gと近年のスマホの中では軽量です。ちなみにiPhone 8は148g…iPhone 8って優秀ですね。
Xperia Aceチェックポイント3:カメラ機能はどうか? ポイントは超広角セルフィー!
Xperia Aceのカメラの性能をチェックしていきましょう。
ミドルスペックのモデルではコストカットされていることがありますが、Xperia Aceのカメラは優秀です。
- 約120度の超広角セルフィー
- ポートレートセルフィー
- 夜景やイルミネーションに強い
- ハイブリット手ブレ補正
Xperia Aceのカメラの画素数は以下です。
- アウトカメラ:約1,200万画素 F値1.8
- インカメラ:約800万画素 超広角インカメ
Xperia Aceのカメラの画素数は最新のiPhoneであるiPhone XSと全く同等です。
ですから画素数不足ということは一切ありません。
基本的にレンズの小さいスマホにおいて画素数はそこまで重要視する点ではないのかもしれませんね。
約120度の超広角セルフィーを試してみた
Xperia Aceの最大の特徴はインカメラの超広角セルフィーでしょう。
これはインカメで撮影する際に80度と120度の画角を選択することができます。
超広角である120度を選ぶと80度よりも広い範囲を撮影することが可能に。
Xperia Ace超広角120度で撮影
Xperia Ace超広角80度で撮影
どうでしょうか?
超広角120度で撮影した方が広い範囲で撮影できているのが分かると思います。
大人数で撮影したいシーンでは大活躍すること間違いなしですね。
80度と120度の切り替えはインカメ撮影画面の右上(人のマーク)で簡単に切り替えることができます。
人が1人が80度、3人が超広角120度です。
ポートレートセルフィーとは?
Xperia Aceに搭載されているポートレートセルフィーとは、加工アプリを利用することなく画像補正をすることができます。
操作方法はとても簡単です。
- インカメラを起動
- 上記画像の顔アイコンをクリック
- 5種類ある補正効果から選択
- 効果の強さをスライドで調整
撮影をしながら美肌効果などを選択して好きな感じに仕上げて撮影することができます。
補正効果は「ぼけ」「美肌」「肌の明るさ」「目の大きさ」「輪郭補正」の5種類です。
使用してみたところ、とてもナチュラルな仕上がりに。簡単に顔を好みにできる時代…恐ろしいです笑。
Xperia小型端末初のハイブリッド手ブレ補正搭載!
画像引用元:Xperia(エクスペリア) Ace | カメラ | ソニーモバイル公式サイト
Xperiaのコンパクトシリーズとしては初搭載のハイブリッド手ブレ補正を搭載しています。
このハイブリッド手ブレ補正とF値1.8の明るいレンズ、高性能センサーを組み合わせることで夜景やイルミネーションも綺麗に撮影することができます。
上記の写真からもXperia Aceのカメラはかなり優秀であることがわかりますね!
Xperia Aceを最安にするテクニック!
Xperia Aceは端末価格がかなり抑えられたコスパの良い端末です。
そんなXperia Aceをさらに安く機種変更するテクニックをご紹介します。
Xperia Aceの価格をチェック!
項目 | 機種代金 (一括) | 購入 |
---|---|---|
ドコモ | 49,896円 | ドコモ公式ショップ |
楽天モバイル | 49,819円 | |
mineo | 43,560円 | mineo公式サイト |
Xperia Aceはドコモ・楽天・mineoなどで発売しており、4万円代と安い部類にはいります。
今回はドコモでXperia Aceをお得に購入する方法を見ていきましょう。
テクニック1:事務手数料・頭金をカット!
画像引用元:ドコモオンラインショップ_NTTドコモ
機種変更する場合に必ず必要になるのは事務手数料です。
スマホからスマホへ機種変更する場合は2,000円ほどの事務手数料がかかるのが通常です。
ところがドコモ公式のECサイトであるドコモオンラインショップではこの事務手数料がなんと無料!
2,000円くらい大したことない!と思わずに細かい費用を安くしてお得にXperia Aceに機種変更しましょう。
またオンラインショップならスマホ本体代を分割支払い時の頭金も0円で購入することができます。
テクニック2:クーポンを利用して5,400円の割引
ドコモでは、オンラインショップで使える特別クーポンを配布している場合があります。
これはドコモから直接郵送で機種変更に使えるクーポンが送られてきます。
実際に筆者に届いた機種変更に使えるクーポンは「5,400円割引」でした。
これを利用することで総額48,600円の端末代金が43,200円で購入することができます。
テクニック3:下取りを利用してさらにお得にXperia Aceを手に入れろ!
画像引用元:下取りプログラム
最近では当たり前になりましたが、現在使っている端末をドコモへ下取りに出すことでXperia Aceの端末代金をお得に購入できます。
例えばXperia X Compactを利用しているならば良品で4,800円となります。
先ほどのクーポンと併用することで、
49,896円-4,800円-5,400円=39,696円
39,696円ならば格安SIMにも匹敵する安さですね。
格安Android端末に比べてXperia Aceはスペックだけでなく、様々な機能で上をいきますから、かなりお得といえますね!!
Xperia Aceレビュー|約5インチの小さいスマホは希少!最強の小型モデル
最後にXperia Aceレビューをまとめてみましょう。
Xperia Aceのよかった部分とイマイチな部分は以下の通り。
- 小型で必要十分なスペック!
- 超広角インカメラなどSNSユーザーには嬉しい機能満載
- 端末価格がかなり安い!
- やや厚みが気になる
- もう少しベゼルが…
以上がXperia Aceの評価です。
とにかく小型で持ちやすいところは高評価です。
さらにSNSで大活躍するであろうインカメに搭載された超広角カメラや、加工アプリ不要なポートレートセルフィーも簡単操作で使いやすいです。
操作していても特にストレスのないので、スペック的にも必要十分でしょう。
このスペック・機能で40,000円代はかなり買いですね。
デザインも癖がなく飽きがこないところもポイント高し。パープルはとても優しい色味です。
イマイチポイントは多少厚みが気になったところと、ベゼルでしょうか?
ベゼルレスが主流になりつつあるスマホ業界で、Xperia Aceのベゼルの太さは多少古く感じてしまいます。
ただしノッチなどはないため、常用するならこちらの方が使いやすいかもしれません。