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今回はXperia XZ3の実機が手に入ったので、様々な観点からレビューします。
Xperia XZ3は前モデルであるXZ2からどういった点が進化したのか、スペックや性能、機能を徹底解説します。
この記事を読めば、あなたもXperia XZ3が欲しくなるかもしれません。
Xperia XZ3はドコモ・au・ソフトバンクと全てのキャリアから発売中です。
では、レッツレビューしていきます!
- Xperia初の有機ELディスプレイ搭載
- CPUが最新でレスポンス、WEBブラウジングが快適動作
- 横幅の広い大画面でグリップ感よし
- エッジが美しく、ノッチがない
- 1 Xperia XZ3 開封の儀! 入手したカラーはボルドーレッド
- 2 Xperia XZ3のスペックをチェック!
- 3 Xperia XZ3チェックポイント1:デザイン面は?
- 4 Xperia XZ3チェックポイント2:サイズ感が素晴らしい
- 5 Xperia XZ3チェックポイント3:あらゆる角度からみてみる
- 6 Xperia XZ3のチェックポイント4:ディスプレイがとにかく美しい
- 7 Xperia XZ3のチェックポイント5:カメラの性能はどうか?
- 8 Xperia XZ3、その他の気になるところ
- 9 Xperia XZ3を最安にするテクニック
- 10 Xperia XZ3レビュー|有機ELを搭載したAndroid最強端末の本当の真価とは?
Xperia XZ3 開封の儀! 入手したカラーはボルドーレッド
画像引用元:Xperia(エクスペリア) XZ3 ドコモ SO-01L | ソニーモバイル公式サイト
今回入手したXperia XZ3のカラーはボルドーレッドです。ボルドーレッドと聞いてもピンとこない方も多いことでしょう。
ボルドーはワインレッドに近い色です。
Xperia XZ3のボルドーレッドも「深い紫色」をしています。
落ち着いたカラーリングは上品で大人っぽく飽きのこないカラーリングです。
Xperia XZ3の中身をチェック!
Xperia XZ3の中身をみていきましょう。
- イヤフォン変換ケーブル
- クイックスターターガイド
- 取扱説明書
- 本体
電源コードはUSB-typeCです。なんと、イヤフォンや電源コードは一切入っていません。
イヤフォンはお気に入りのものを利用するとしても、電源はダメになることが多いので欲しいところ。
イヤフォンがない代わりに、イヤフォン変換ケーブルが封入しています。この変換ケーブルはテレビアンテナにもなるようです。
端末に比べて、外装はとってもシンプルな紙のボックスです。小さく畳めるので、捨てるのに困らなそうな感じです。
Xperia XZ3のスペックをチェック!
ざっくりとスペックをチェックしてみましょう。
項目 | スペック詳細 |
---|---|
OS | Android 9 |
CPU | 2.8GHz(クアッドコア) +1.8GHz(クアッドコア)オクタコア |
ディスプレイ | 約6.0インチ/トリルミナスディスプレイfor mobile |
ディスプレイ解像度 | クアッドHD+ 2,880×1,440pixels/有機EL |
サイズ | 158mm×73mm×9.9mm |
質量 | 193g |
カメラ | Motion Eyeカメラシステム 1,920万画素/1,320万画素 |
内臓メモリ | 4GB/64GB |
外部メモリ | microSD/microDHC microSDXC512GB |
バッテリー | 3,200mAh |
その他 | 防水・防塵 ワンセグ・フルセグ 生体認証(指紋)・ハイレゾ |
カラーバリエーション | ブラック/ホワイトシルバー/フォレストグリーン/ボルドーレッド |
CPUは2.8GHz(クアッドコア) +1.8GHz(クアッドコア)オクタコア、ディスプレイは約6.0インチ/トリルミナスディスプレイfor mobileディスプレイです。
また解像度はクアッドHD+ 2,880×1,440と超高解像で、初めて有機ELを搭載しました。
OSが当時最新のAndroid 9を搭載するというソニーの動きの速さも注目です。防水、FeliCa、指紋認証など全部入りAndroid端末に仕上がりました。
ここからは各項目ごとにXperia XZ3を細かくチェックします。
Xperia XZ3の価格
キャリア | 機種代金 (一括) | 実質負担金 (機種変更) | 購入 |
---|---|---|---|
ドコモ | 93,312円 | 39,600円 ※1 |
※1 スマホおかえしプログラム適用時
Xperia XZ3チェックポイント1:デザイン面は?
Xperia XZ3を語る上で、デザインは避けては通れません。
Xperiaシリーズはデザインにもファンがいるほど、見た目の良さは折り紙つきです。今回のXperia XZ3のデザインもなかなか面白い形に仕上がっています。
ディスプレイ面・背面ともになめらかな曲線が印象的です。
ディスプレイサイズは約6.0インチの大画面ながら、片手で持ちやすスリムさです。
Xperia XZ3の持つ、曲面の美しさ
Xperia XZ3のサイドは薄っすらとカーブしています。
このカーブ感は好みが分かれそうですが、ベゼルレスに一躍かっていて洗練された印象です。
背面に指紋がつきにくい?
Xperia XZ3の背面はツルツルとした強化ガラスを使用しています。光沢感があり、とても美しいのですが指紋は多少つきますね。
ボルドーレッドに至ってはそこまで目立ちませんが、ブラックなどでは気になるかもしれません。
指紋よりも気になったのが、小さな埃が付きやすいところ。
ケースをつければ問題ないですが、美しいデザインはケースなしで使ってみたいですね。
Xperia XZ3チェックポイント2:サイズ感が素晴らしい
Xperia XZ3はディスプレイサイズが6.0インチと比較的大きな端末です。
上記の画像はXperia XZ3とiPhone XRを比較した画像です。
左からXperia XZ3、iPhone XR。
- Xperia XZ3:6.0インチ
- iPhoneXR:6.1インチ
iPhoneXRのサイズは個人的には絶妙だと感じています。Xperia XZ3はどうなのか?
さらに絶妙なサイズ感といえるでしょう。グリップした際にXperia XZ3の方がしっかりとホールドできます。
端末サイズはXperia XZ3の方が大きいのですが、横幅は狭いためグリップ感は増しています。
またディスプレイサイズはiPhone XRの方が大きいはずですが、表示領域はXperia XZ3の方が広いという逆転現象が。
ノッチがないのもXperia XZ3の最大のメリットではないでしょうか。ノッチは正直、表示に関しては全く必要ないものですから。
Xperia XZ3チェックポイント3:あらゆる角度からみてみる
Xperia XZ3を様々な角度からチェックしてみましょう。
正面からみると、ディスプレイのサイドが曲面になっていることがわかります。
曲面である意味はほとんどありませんが、なんだか未来的な格好良さがあります。
Xperia XZ3の右サイドをチェック
右サイドには中央に電源ボタンがあります。
画面を消灯させたり、シャットダウンに使うボタンです。
上部には音量キー、カメラキーが設置されています。
この辺は特に他の端末と大きな違いはないでしょう。電源ボタンが中央に配置されているので、手が小さい人でも押しやすい印象です。
Xperia XZ3の左サイドをチェック
Xperia XZ3の左サイドは何もありません!潔いですね。
Xperia XZ3の上部は?
Xperia XZ3の上部にはSIMカードのスロットと、セカンドマイクが設置されています。
セカンドマイクは通話相手が聞き取りやすいようにノイズを抑制する機能があります。
Xperia XZ3の下部は?
Xperia XZ3の下部は、USB type-C接続端子があります。
充電を行ったり、イヤホンの変換、テレビのアンテナケーブルを差し込んだりに使用します。下部にも小さなマイクがあり、こちらは通話用ですね。
Xperia XZ3の背面は?
背面に色々とあるのがAndroidらしいところです。
ドコモ版には、「docomoマーク」「FeliCaマーク」「XPERA」「品番」が背面に印字されています。
中央には指紋センサー、カメラ、フラッシュ・フォトライトなどが並びます。レンズの上の黒く楕円になっている箇所はレーザーAFセンサーです。
撮影時に被写体との距離を検知して自動でピントを合わせてくれます。
次の章では「Xperia XZ3のチェックポイント4:ディスプレイがとにかく美しい」を解説します。
Xperia XZ3のチェックポイント4:ディスプレイがとにかく美しい
Xperia XZ3の最大のウリといっていいのが、ディスプレイの美しさです、
上記の画像を見るだけで、吸い込まれそうな美しさであることがわかります。
Xperia XZ3は高解像度なのは当然として、Xperiaでは初めて有機ELディスプレイを採用しました。
有機ELディスプレイは液晶よりも発色が良いといわれています。
このXperia XZ3の「最も美しいディスプレイ」として賞を取ったことでも有名ですね。
実際に手にとってみると「美しさに間違いはない!」と断言できます。
Xperia XZ3とiPhone XRのディスプレイを比べてみた
実際に他の端末とのディスプレイの比較を画像でみていきましょう。
Xperia XZ3とiPhone XRの比較です。
写真では分かりづらいですが、発色の良さは圧倒的にXperia XZ3に軍配が上がります。
Xperia XZ3とiPhone XRのディスプレイの違い
文字などを表示すると解像度の違いがわかります。
かなり目を凝らしてみると、文字が多少ギザついているiPhone XR。
ところがXperia XZ3は滑らかに文字が表現されています。
輝度はどちらもMAX状態。
やはりXperia XZ3のディスプレイの方が発色がいいのが分かります。
Xperia XZ3のチェックポイント5:カメラの性能はどうか?
Xperia XZ3のカメラの性能はかなり気になるところ。
ちなみにXperia XZ3にはスマートカメラという機能があり、端末を構えると自動でカメラが起動します。地味に便利な機能ですね。
まずは写真を実際に撮ってみました。
比較としてiPhone XRでも同じものを撮影しています。
Xperia XZ3で撮影
iPhone XRで撮影
Xperia XZ3で撮影
iPhone XRで撮影
どうでしょうか?
画角が違うのはレンズの違いによるものです。色味の違いはあれど、ほとんど違いがありませんね。
アップしてみると…。
Xperia XZ3で撮影
iPhone XRで撮影
拡大してみると、それぞれの絵作りの特徴が見えてきます。
この辺りは好みといったところでしょうか。
Xperia XZ3、その他の気になるところ
それではここからはXperia XZ3のその他気になる部分を見ていきましょう。
サイドセンスが微妙?
画像引用元:Xperia(エクスペリア) XZ3 ドコモ SO-01L | ソニーモバイル公式サイト
Xperia XZ3にはサイドセンスという機能が搭載されています。
サイドセンスとは本体サイドをダブルタップすることで設定などを呼び出せる機能。
このサイドセンスはあらゆる画面でメニューを呼び出せるため、便利なのですが必要性はあまり感じませんでした。
またこのクリックが強めにノックする必要があり、コツを掴むまでなかなか現れてくれません。
やり方が悪いのか、片手操作で呼び出すことが難しいです。
使い慣れると便利な機能かもしれませんが、操作を複雑にしているので個人的には好みではないですね。
レスポンスが早く、快適操作
画像引用元:Xperia(エクスペリア) XZ3 ドコモ SO-01L | ソニーモバイル公式サイト
ベンチマークは基本的にレビューに含めません。
実際に使って操作して快適かどうかが、最も重要だからです。
Xperia XZ3の動きに関してどうか…。
WEBブラウジングなど、あらゆる操作が快適に行えます。レスポンスが早くストレスフリーな仕上がりになっているのは間違いありません。
少しだけ気になったのが最初に入っているアルバムのアプリ。
デフォルトで入っていたフォトアプリの表示(メインのところのみ)が多少遅れます。
このあたりはアプリの仕様のようなので、別のアプリを使えば気にならないかもしれません。
文字入力なども遅延なく軽快に操作できるところは、さすが最新CPU×最新OSといったところでしょう。
Androidの評価はカスタマイズして真価を発揮する
Xperia XZ3に限らず、Androidは自分用にカスタマイズして使うもの。
ですから、現段階での扱いづらさはあまり意味がないかもしれません。
iPhoneは誰のiPhoneを使っても同じように操作できますが、Androidは人のものは同機種でも扱いづらいと感じます。
自分の好きなようにカスタマイズする人がほとんどですので、Xperia XZ3のポテンシャルがあればカスタマイズ次第で最高の端末になるでしょう。
ただし、Androidは通知が多い!とにかくアレコレとポップアップで出てきます。
親切なのはいいのですが、注意をいっぱいされているみたいで少しお節介に感じます。
またキャリアでカスタマイズされた不要なアプリを削除するのも少しだけ面倒です。最初だけですが。
Xperia XZ3を最安にするテクニック
画像引用元:Xperia(エクスペリア) XZ3 ドコモ SO-01L | ソニーモバイル公式サイト
最後に Xperia XZ3の価格と最安に機種変更するテクニックをご紹介します。
Xperia XZ3の価格
キャリア | 機種代金 (一括) | 実質負担金 (機種変更) | 購入 |
---|---|---|---|
ドコモ | 93,312円 | 39,600円 ※1 |
※1 スマホおかえしプログラム適用時
ここからはXperia XZ3をさらに安く機種変更するテクニックをご紹介します。
やはりおすすめはドコモで機種変更でしょう。
テクニック1:クーポンを利用することで5,400円の割引
ドコモでは、オンラインショップで使える特別クーポンが存在します。
条件にあったお客にドコモから郵送されてくることがあります。
送られてくるタイミングは契約状況によりますが、筆者の手元に届いたのは機種変更に使える5,400円割引クーポンでした。
テクニック2:下取りを利用することでよりお得に
以下はドコモの下取り価格です。
モデル | 良品 | 画面割れ品 | 機能不良品 |
---|---|---|---|
Xperia 5 II SO-52A | 33,000円 | 9,900円 | - |
Xperia 1 II SO-51A | 25,900円 | 7,800円 | - |
Xperia 10 II SO-41A | 16,500円 | 5,000円 | - |
Galaxy A51 5G SC-54A | 33,000円 | 9,900円 | 200円 |
Galaxy Note20 Ultra 5G SC-53A | 33,000円 | 9,900円 | 100円 |
Galaxy S20+ 5G SC-52A | 25,900円 | 7,800円 | 4,700円 |
AQUOS sense5G SH-53A | 4,800円 | 1,400円 | - |
AQUOS R5G SH-51A | 19,300円 | 5,800円 | 100円 |
AQUOS sense4 SH-41A | 4,800円 | 1,400円 | - |
Google Pixel 3 | 2,400円 | 700円 | - |
Google Pixel 3 XL | 2,400円 | 700円 | 100円 |
Google Pixel 3a | 15,000円 | 4,500円 | - |
arrows NX9 F-52A | 19,200円 | 5,800円 | - |
arrows 5G F-51A | 24,000円 | 7,200円 | - |
HUAWEI P30 Pro HW-02L | 24,700円 | 7,400円 | 1,300円 |
LG VELVET L-52A | 4,800円 | 1,400円 | - |
らくらくスマートフォン me (F-03K) | 1,100円 | 300円 | - |
※最新の下取り価格 |
テクニック3:引き止めポイントはなくなった?
以前は存在していた、ドコモの引き止めポイントですが現状、存在が微妙のようです。
いまだに貰えたという報告はありますが、真意は不明です。
また引き止めポイントはキャリアオンラインショップで利用できないため、引き止めポイントを狙うよりは、キャリアが公式で出している特別クーポンを取得する方が得策です。
Xperia XZ3レビュー|有機ELを搭載したAndroid最強端末の本当の真価とは?
最後にXperia XZ3レビューをまとめてみましょう。
Xperia XZ3のよかった部分とイマイチな部分は以下の通り。
- Xperia初の有機ELディスプレイ搭載
- CPUが最新でレスポンス、WEBブラウジングが快適動作
- 横幅の広い大画面でグリップ感よし
- エッジが美しく、ノッチがない
- 操作が多少複雑
- 通知が多い
以上がXperia XZ3の大まかな評価になります。
イマイチな点はAndroid全般的な話ですので、カスタマイズすることで解消できるでしょう。
スペックが高い分、価格もそれなりになりますのでコスパを取るか性能を取るかで評価は変わりそうです。
ただし、Xperia XZ3はAndroid最高といえる仕上がりになっています!
購入の参考になれば幸いです!!