
キャリアの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。
ソニー「Xperia」シリーズの最新5G対応モデル「Xperia 10 III Lite」が発売されました!
既存モデル「Xperia 10 III」をよりライトにしたそうですが、どこがどう変わったのかチェックしておきましょう。
結論からお伝えすると、違いはスペック面で4つ、これに購入ルートと価格を含めると6つになります。
後半ではXperia 10 III Liteの評価レビューも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
他のおすすめスマホもご紹介しているので、こちらも覗いてみてください。
- Xperia 10 IIIと9割方同じスペックで5,000円程度安くなった
- 格安SIM業者から契約できるようになった
- ストレージ容量が128GBから64GBにダウン
- eSIMに対応
- FMラジオは非対応だけどアプリを使えば大丈夫
- プラチナバンドの対応状況が異なる
※本記事中の価格は総額表示です。
画像引用元:Xperia 10 III Lite | Android | 製品 | 楽天モバイル
Xperia 10 III Liteはどこで購入できる?
画像引用元:Xperia 10 III / 10 III Lite | Xperia(エクスペリア)公式サイト
Xperia 10 III Liteは2021年8月27日に発売されたスマホで、5G対応のミッドレンジモデルという位置づけです。
購入ルートは楽天モバイル、IIJmio、goo Simseller、mineo、nuroモバイルです。
楽天モバイル以外は格安SIM業者ですね。
ドコモ・au・ソフトバンクでは販売していません。
「Xperia 10 III Lite ドコモ」や「Xperia 10 III Lite au」でヒットするソニーの公式URLは、Xperia 10 IIIのページとなっているので注意してください。
Xperia 10 III Liteは店舗でも購入できますが、おすすめは各通信事業者のオンラインショップです。
オンラインショップなら、店舗でかかる頭金や待ち時間をカットできます。
24時間対応もありがたいところです。
- 楽天モバイル
- IIJmio
- goo Simseller
- mineo
- nuroモバイル
Xperia 10 III Liteの価格
画像引用元:Xperia 10 III Lite | Android | 製品 | 楽天モバイル
Xperia 10 III Liteの価格は次のとおりです。
各通信事業者によって微妙に異なります。
Xperia 10 III Liteの価格
項目 | 価格 |
---|---|
楽天モバイル | 46,800円 |
IIJmio | 46,800円(一括払い) 24回払い1,952円/月 |
goo Simseller | 40,469円 |
mineo | 48,840円 24回払い2,035円/月 |
nuroモバイル | 48,800円 |
最安はgoo Simsellerの40,469円で、対象オプション「OCNでんわ 完全かけ放題オプション」との同時加入でさらに2,200円割引になります。
そのほかの通信事業者、例えばIIJmioの場合、2GB 440円/月~のeSIMサービス「ギガプラン(eSIM)」や、1GB単位で利用できる「データプランゼロ」と合わせられるので使い勝手を含めて検討したいところです。
また楽天モバイルでは、購入者から抽選で1,500人に楽天ポイント5000ポイントが当たるキャンペーンを実施しています。
楽天モバイルオンラインでは10月31日まで、楽天モバイル公式楽天市場店では11月1日までの応募期間が設けられています。
楽天モバイルで購入する際はぜひ応募してみてください!
Xperia 10 III Liteのスペック
画像引用元:Xperia 10 III Lite | Android | 製品 | 楽天モバイル
Xperia 10 III Liteのスペックはこちらです。
Xperia 10 IIIのスペックも載せておきますので比較していきましょう。
項目 | Xperia 10 III Lite | Xperia 10 III |
---|---|---|
ディスプレイ | 6.0インチ | 6.0インチ |
本体サイズ | 高さ:154mm 幅:68mm 厚さ:8.3mm | 高さ:154mm 幅:68mm 厚さ:8.3mm |
重さ | 169g | 169g |
アウトカメラ | 標準:1,200万画素 超広角:800万画素 望遠:800万画素 | 標準:1,200万画素 超広角:800万画素 望遠:800万画素 |
インカメラ | 800万画素 | 800万画素 |
RAM | 6GB | 6GB |
ROM | 64GB | 128GB |
CPU | Qualcomm Snapdragon 690 | Qualcomm Snapdragon 690 |
OS | Android 11 | Android 11 |
バッテリー | 4,500mAh | 4,500mAh |
認証 | 指紋認証 | 指紋認証 |
FMラジオ | × | ○ |
カラー | ブラック、ホワイト、 ブルー、ピンク | ブラック、ホワイト、 ブルー、ピンク、 イエロー(ドコモ限定) |
本体価格 | 46,800円(楽天モバイル) | 51,480円(ドコモ) |
Xperia 10 IIIとスペック面で異なる点は、4つとなっています。
- ストレージ容量が128GBから64GBにダウン
- eSIMに対応した
- FMラジオが非対応に
- 対応バンド(周波数帯)の違い
詳しくみていきましょう。
ストレージ容量
1つ目に、ストレージ容量が128GBから64GBにダウンしました。
これが価格を左右している大きな要因です。
iPhoneシリーズも128GBと64GBでは5,000円程度の差があります。
容量は多ければ多いほどよいのは確かです。
お財布に余裕があるなら+5,000円で128GBを買っておくのもありです。
ただ、大量のビデオを本体へ保存しておいたり、数GBのゲームアプリを数十種類入れたりするのでなければ64GBで十分とも考えられます。
e-SIM対応
2つ目に、Xperia 10 III LiteはeSIMに対応しました!
SIMカードの到着待ちや抜き差しをせずとも、通信事業者のサイトやアプリから契約することで、その場ですぐに通信プランを使えるようになりました。
FMラジオが非対応
3つ目はデメリットとなってしまいますが、FMラジオが非対応になりました。
とはいえ、この点はradikoなどのラジオアプリを入れれば問題ないのではないかと思います。
対応バンドの違い
4つ目は、対応バンド(周波数帯)の違いです。
Xperia 10 IIIは、4G、5G共に各キャリアに合ったプラチナバンドに対応していました。
プラチナバンドというのは、より電波が回り込みやすく屋内でも繋がりやすいといわれる700MHz帯~900MHz帯の周波数に対応していました。
一方のXperia 10 III Liteは、4Gがドコモとauのプラチナバンドに対応しているものの、ソフトバンクは対象外です。
従って、ソフトバンク回線で使う場合は通信状態が悪くなるかもと考えられます。
また、Xperia 10 III Liteは、5Gではプラチナバンドを拾わないようです。
それ以外は、見た目も性能もまったく同じです。
その他の違い
Xperia 10 III Lite、Xperia 10 IIIのサイズは154×68×8.3mmの縦長フォルム、重量は169gです。
デザインは、Xperia 10 III LiteとXperia 10 IIIで全く一緒です。
背面パネルはガラス素材、側面は樹脂素材が用いられており滑りにくい作りになっています。
カラーバリエーションはやや異なります。
Xperia 10 III Liteの基本カラーはブラック、ホワイトで、楽天モバイルだけブルー、ピンクの選択肢が加わります。
格安SIM業者で購入する場合はブラックかホワイトの2択になりますね。
因みにXperia 10 IIIは、キャリア共通でブラック、ホワイト、ブルー、ピンク。ドコモのみイエローが選択できていました。
ディスプレイは同じ
Xperia 10 III LiteとXperia 10 IIIのディスプレイは、どちらも6.0インチの有機ELを採用しています。
解像度は2,520×1,080で、21:9のワイドディスプレイは映像の広がりを感じられます。
また、画面を2分割して別々のアプリを起動できるのがとても便利です。
マルチウィンドウスイッチでは、上下それぞれの画面でスライドして簡単にアプリを切り替えられます。
Xperia 10 III Liteのカメラ
画像引用元:Xperia(エクスペリア)公式サイト
Xperia 10 III LiteやXperia 10 IIIのカメラの特徴はこちらです。
- 超広角・広角・望遠のトリプルレンズカメラ
- シーン14種・コンディション4つを自動で検知
- ナイトモードとF値1.8の広角レンズで明るさを調整
- 逆光時はオートHDRで白飛びや黒つぶれを防止
トリプルレンズカメラ
Xperia 10 III Liteは、次の3つの異なるレンズが搭載されています。
- 超広角16mm
- 広角27mm
- 望遠54mm
広角レンズ、超広角レンズは画角が広く、よりワイドな背景を映すことができます。
旅先で広々とした風景をバックに写真を撮りたい方との相性がよいでしょう。
望遠レンズは逆に画角を絞り、背景の幅を狭めて撮ることができます。
シーン14種・コンディション4つを自動検知
Xperia 10 III Liteには「プレミアムおまかせオート」という機能があります。
シーンが自動で判断されベストな設定になり、綺麗な写真を撮ることができるという仕組みです。
新しいシーン「ペット」では、犬や猫を自動で認識してシャッタースピードやISO感度を調整してくれます。
動き回るペットの写真もブレずに撮れるかも。
ただし、今のところ犬・猫以外の動物は正しく検出できないそうです。
- 料理
- 赤ちゃん
- 逆光
- 逆光&人物
- 風景
- 夜景
- 夜景&人物
- 低照度
- ソフトスナップ
- ドキュメント
- スポットライト
- マクロ
- オート
- ペット
- 固定
- 動き
- 歩き検知
- オート
ナイトモードとF値1.8の広角レンズで明るさを調整
ナイトモードでは、明るさとダイナミックレンジを自動で調整してくれる仕様です。
また、広角レンズのみとはなりますが、F値1.8の明るいレンズも搭載しています。
さらに逆光時には、オートHDRとなり明暗を自動で判断・合成し、白飛びや黒つぶれを防いでくれます。
Xperia 10 III Liteの評価
画像引用元:Xperia(エクスペリア)公式サイト
それでは、Xperia 10 III Liteの評価をチェックしてみましょう。
今回、レビューはTwitterの最新コメントやレビュー動画からランダムにピックアップしています。
そのため着目点にはややばらつきがありますので、その点はご了承ください。
高評価レビュー
Xperia 10 III Liteの高評価レビューはこちらです。
- 5G対応Xperiaが40,000円台は安い
- シンプルで良いデザイン
- ピンぼけが少なくナイトモードは明るめに撮れる
- 速度は特にストレスなし
- いつものSONYの音がして満足
価格面の評価は上々でした。
確かに、40,000円台で5G対応のXperiaが手に入れば文句はないかもしれません。
操作感に関しては、「バランス重視のチップのおかげかラグは感じられない」「IIに比べると体感速度が高くてまあ良いかも」など、おおむね満足している方が多いように感じます。
また、ハイレゾ対応の3.5mmステレオミニジャック目的で購入した方の音質評価も高かったです。
低評価レビュー
続いて、Xperia 10 III Liteの低評価レビューはこちらです。
- 縦長のデザインで情報が見づらい
- 思ったより大きくそれなりに重い
- インカメラの性能があまりよくないと感じる
- カメラのシャッタースピードがワンテンポ遅くて難しい
- 有機ELなのに液晶の黒みたい
実際に購入した方のなかには、「縦長で見づらい」「意外と大きくて重い」というレビューもありました。
こちらに関しては実機を手にしないと確認できないつらいところです。
男性レビュワーが片手で快適に操作できると評価する一方で、手が小さめの女性やお子さんはそうは感じないケースもあります。
不安がある方はできれば時間のあるときに店舗へ行って確認するのがおすすめです。
カメラに関しては、「広角レンズでも全体的に暗めになる」「インカメラの性能がいまいちで動画では画角の狭さや画質の粗さが目立つ」という気になる評価もみられました。
カメラが強いスマホを探しているのであれば、ほかの選択肢もあるかもしれませんね。
コスパが最高!5G・eSIM対応の手堅いミッドレンジモデル
画像引用元:Xperia 10 III / 10 III Lite | Xperia(エクスペリア)公式サイト
この記事では、Xperia 10 III Liteのスペックやレビュー、Xperia 10 IIIとの違いについて紹介しました。
5G・eSIM対応で次世代へ介入したXperia 10 III Liteは、40,000円台で購入できる優秀なスマホです。
片手操作を前提にした縦型フォルム、簡単に使えるマルチウィンドウも便利な機能です。
気になる点も確かにありますが、コスパでは最強レベルだといえるでしょう!
ぜひチェックしてみてください。
- Xperia 10 IIIと9割方同じスペックで5,000円程度安くなった
- 格安SIM業者から契約できるようになった
- ストレージ容量が128GBから64GBにダウン
- eSIMに対応
- FMラジオは非対応だけどアプリを使えば大丈夫
- プラチナバンドの対応状況が異なる