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Xperia XZ2 / Premiumは2018年5月に発売され、当初は高い性能とデザインの良さで注目を集めました。
「今でもまだ使えるのでは?」と思う人もいるかもしれませんが、現在はすでに製造が中止され、OSアップデートやセキュリティパッチの更新が終了しています。
そのため今でもXperia XZ2 / Premiumを現時点で使うのはかなり厳しいと言えるでしょう。
今回はXperia XZ2 / Premiumを使うのが厳しい理由や、各機種のスペックを解説していきます。
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Xperia XZ2 / Premiumはまだ使える?
画像引用元:NTTドコモ ホーム
結論から言うと、Xperia XZ2 / Premiumを使うのはかなり厳しいです。
現在、Xperia XZ2 / Premiumを使っている人は早めに機種変更することをおすすめします。
参考までに、Xperia XZ2 / Premium以降に発売されたXperia機種は以下の通りです。
発売年月 | 機種 |
---|---|
2018年5月 | Xperia XZ2 |
2018年7月 | Xperia XZ2 Premium |
2018年9月 | Xperia XA2 Plus |
2018年11月 | Xperia XZ3 |
2019年2月 | Xperia 10 Plus |
2019年6月 | Xperia Ace |
2019年6月 | Xperia 1 |
2019年10月 | Xperia 5 |
2019年10月 | Xperia 8 |
2020年6月 | Xperia 10 II |
2020年6月 | Xperia 1 II |
2020年9月 | Xperia 8 Lite |
2020年11月 | Xperia 5 II |
2021年2月 | Xperia PRO |
2021年5月 | Xperia Ace II |
2021年6月 | Xperia 10 III |
2021年7月 | Xperia 1 III |
2021年8月 | Xperia 10 III Lite |
2021年11月 | Xperia 5 III |
2021年12月 | Xperia PRO-I |
2022年6月 | Xperia 1 IV |
2022年6月 | Xperia Ace III |
2022年7月 | Xperia 10 IV |
Xperiaは毎年3~7機種ほど発売されています。
最新機種でなくても、Xperia XZ2 / Premiumより新しくて現在も問題なく使える機種はたくさんあるので、ぜひ機種変更を検討してください。
Xperia XZ2 / Premiumを使うのが厳しい理由
画像引用元:NTTドコモ ホーム
Xperia XZ2 / Premiumを使うのが厳しい理由について、詳しく解説します。
主な理由は以下6つです。
- OSのサポートがない
- セキュリティパッチの更新が終了
- メーカーの修理受付が来年まで
- バッテリーが寿命を迎えている可能性
- 5G非対応
- スペック的に限界が近い
OSのサポートがない
Android OSは通常、1回〜2回程度のバージョンアップが行われます。
Xperia XZ2 / PremiumはAndroid 10を最後にバージョンアップが終了しました。
古いバージョンのOSを利用し続けると、以下のようなデメリットやリスクが考えられます。
- セキュリティ面が弱い
- システムの不具合に対応できない
- Androidの新機能を追加できない
- アプリのアップデートに対応できない
OSのバージョンアップにはセキュリティの脆弱性を改善するプログラムが含まれているため、古いバージョンのOSを利用し続けると、ウィルスに感染するリスクが高くなります。
個人情報の漏洩やハッキングの可能性も高まるでしょう。
そのためOSバージョンは常に最新にしておく必要がありますが、Xperia XZ2 / Premiumは最新バージョンのOSに対応していません。
また、OSのバージョンアップには不具合の改善や新機能の追加も含まれており、最新バージョンでないと不具合が生じるおそれがあります。
スマホアプリも最新版のOSで正常に動くよう設計されているため、OSが古いとアプリが使えなくなるかもしれません。
セキュリティパッチの更新が終了
Androidは2年半から3年程度の間に、セキュリティパッチの更新が行われることが多いです。
セキュリティパッチを更新する理由は、システムの脆弱性に対応するためです。
Xperia XZ2 / Premiumは発売から4年以上経っており、セキュリティパッチの更新は終了している可能性が高いです。
実際にXperia XZ2 / Premiumのセキュリティパッチは、2020年6月以降は更新されていません。
セキュリティパッチを更新しないと、ウィルスに感染しやすくなったり、個人情報漏洩のリスクが高まったりするため、セキュリティ面を考えても使い続けるのは難しいと言えるでしょう。
メーカーの修理受付が来年まで
ソニーでXperia XZ2 / Premiumの修理ができるのは2023年6月までです。
メーカーで修理受付が終了すると補修部品の製造も行わなくなるため、メーカー以外の修理業者でも修理が難しくなります。
2023年7月以降に故障した場合は修理できない可能性が高いため注意してください。
特にXperia XZ2はマイクの故障事例が多く報告されていて、もし故障するとすぐに機種変更せざるを得なくなってしまいます。
修理する場合は2023年6月までに修理に出すのがおすすめですが、万一の時に余裕をもって機種を変えられるよう、早めに機種変更したほうがいいでしょう。
バッテリーが寿命を迎えている可能性
Xperia XZ2 / Premiumには「2年使っても劣化しにくいバッテリー」が搭載されています。
すでに発売から4年以上経っていることを考えると、バッテリーが劣化して寿命を迎えている可能性が高いです。
バッテリーが寿命となっている時に特に怖いのは、バッテリーが膨張すること。
バッテリーが膨張すると発火や爆発の危険があるため注意が必要です。
メーカーの修理受付は2023年6月に終了するため、以降はバッテリー交換もできなくなります。
バッテリーに関する不安があるなら、思い切って機種変更することをおすすめします。
5G非対応
Xperia XZ2 / Premiumは5Gに対応していません。
国内では5G対応エリアが拡大していて、高速通信の便利さを実感している人も多くいます。
5Gの普及に伴いアプリやコンテンツのデータ量も増えつつあるため、5G通信でないとアプリがなかなか動かないということも起こるでしょう。
快適にスマホを使いたいのであれば、5G対応のスマホへ変更したほうが得策です。
スペック的に限界が近い
発売から4年以上経っているXperia XZ2 / Premiumは、スペック的に限界が近いといえます。
特にゲーム利用時にスペックが足りなかったり、「電源が落ちる」「アプリが落ちる」という声も見られました。
電源が頻繁に落ちて再起動を繰り返している場合は要注意です。
再起動できなくなる前に対処しましょう。
Xperia XZ2のスペック
画像引用元:ソニー
ここではXperia XZ2のスペックを紹介します。
Xperia XZ2のスペック
Xperia XZ2 | |
---|---|
本体サイズ | 高さ 153 mm 幅 72 mm 厚さ 11.1 mm |
重さ | 約198g |
CPU | SDM845(オクタコア) 2.8GHz/クアッドコア+ 1.8GHz/クアッドコア |
OS | Android 8.0 |
ストレージ(ROM) | 64GB |
メモリ(RAM) | 4GB |
画面サイズ | 約5.7インチ トリルミナス® ディスプレイ for mobile 2,160×1,080(Full HD+) |
カメラ画素数 | メイン:約1,920万画素 サブ: 約500万画素 |
バッテリー | 3,060mAh |
ワイヤレス充電 | 対応 |
生体認証 | 指紋認証 |
おサイフケータイ (FeliCa) | 対応 |
防水・防塵 | 対応(IP68) |
カラー | リキッドブラック リキッドシルバー ディープグリーン アッシュピンク |
Xperia XZ2では、クアルコムのCPU「Snapdragon 845」を採用しています。
以前のSnapdragon 835と比較して、処理能力は20%、グラフィック処理は30%向上しました。
Xperia XZ2のデザイン
過去のXperiaシリーズは直線的なデザインが多くありましたが、Xperia XZ2はアーチ状の曲線的デザインが取り入れられました。
背面にはGorilla Glass5を採用し、万が一落としても割れにくいという安心感があります。
アーチデザインになったことで手にフィットする感覚が強くなり、フィット感を大事にするユーザーに好評です。
カラーは4色展開、どの色も落ち着きを感じさせる色合いで、男女ともにフォーマルな場でも使いやすいでしょう。
ディスプレイサイズが大幅アップ
前モデルXperia XZ1のディスプレイサイズは5.2インチでしたが、Xperia XZ2では5.7インチと大幅にアップしました。
ただし現在、6.5インチ越えのスマホも登場しているため、いま持ってみると小さく感じるかもしれません。
発売当初は比較的大きいサイズのスマホであったことから、WebサイトやSNSアプリでの表示量が増えて便利だったようです。
Xperia XZ2からは2画面表示に対応したこともあり、SNSと動画を同時に起動するなど新しい機能が搭載されました。
一眼レフ並の高性能カメラ
Xperia XZ2のカメラ機能は、「先よみ撮影」「オートフォーカス連写」「プレミアムおまかせオート」が特徴です。
現在は当たり前の機能となっていますが、自動で綺麗な写真が撮れるのは嬉しいポイントでしょう。
子どもやペットの写真を撮りたい人にもピッタリです。
ソニーは一眼レフカメラのメーカーでもあるので、古い機種であっても高性能なカメラが搭載されています。
Xperia XZ2 Premiumのスペック
画像引用元:ソニー
ここではXperia XZ2 Premiumのスペックを紹介します。
Xperia XZ2 Premiumのスペック
Xperia XZ2 Premium | |
---|---|
本体サイズ | 高さ 158 mm 幅 80 mm 厚さ 11.9 mm |
重さ | 約236g |
CPU | SDM845(オクタコア) 2.8GHz/クアッドコア+ 1.8GHz/クアッドコア |
OS | Android 8.0 |
ストレージ(ROM) | 64GB |
メモリ(RAM) | 6GB |
画面サイズ | 約5.8インチ トリルミナス® ディスプレイ for mobile 3,840 × 2,160(4K) |
カメラ画素数 | メイン(デュアルカメラ): 約1,920万画素+1,220万画素 サブ: 約1,320万画素 |
バッテリー | 3400mAh |
ワイヤレス充電 | 対応 |
生体認証 | 対応 |
おサイフケータイ (FeliCa) | 指紋認証 |
防水・防塵 | 防水(IPX5/8) 防塵(IP6X) |
カラー | クロムシルバー クロムブラック |
Xperia XZ2 PremiumのCPUやストレージは、Xperia XZ2と同じスペックです。
本体サイズがより大きくなり、解像度やカメラ性能が強化されています。
Xperia XZ2 Premiumのデザイン
Xperia XZ2 PremiumはXperia XZ2と同様に、全体的にアーチ状の丸みを帯びたデザインとなっています。
背面は鏡面仕上げで、手にした感覚も持ちやすいです。
ただし鏡面仕上げは指紋が目立つため、こまめな手入れが必要になります。
Xperiaシリーズ初のデュアルカメラ搭載
Xperia XZ2 Premiumでは、Xperiaシリーズで初となるデュアルカメラを搭載。
今ではトリプルレンズのスマホも珍しくありませんが、2018年当時はデュアルレンズが画期的でした。
一眼レフカメラのような表現も簡単に撮影できるようになり、SNS映えする写真も撮ることができます。
背景をボカして被写体を強調した写真や、暗い部分が潰れがちな白黒写真も簡単に撮れるのは嬉しいポイントでしょう。
4KHDR対応ディスプレイ
Xperia XZ2 Premiumは4KHDR対応ディスプレイを搭載しています。
超高解像度の画面のため、写真や動画をとても綺麗に写してくれます。
搭載されているカメラでも4K画質の動画を撮影でき、自分で撮影した4K動画をその場で視聴することも可能です。
発売当初はXperia XZ2 Premiumのみの機能として話題になりました。
いたわり充電が搭載
Xperiaシリーズ共通の機能として「いたわり充電」があります。
いたわり充電は、充電器を抜き差しする時間を学習して、取り外すときに100%充電になるように調節してくれる機能です。
スマホのバッテリーは2年ほどで劣化してしまいますが、いたわり充電により過充電を防げてバッテリーが長持ちします。
普段と違う時間に起きる場合は、アラームをセットするだけで充電タイミングを自動調整してくれて便利です。
Xperia XZ2 / Premiumを使うのはかなり厳しい
今回はXperia XZ2 / Premiumのスペックを紹介しつつ、現在は使うのがかなり厳しいことを解説しました。
2018年に発売されたXperia XZ2 / Premiumは、当時は最新の機能が搭載されていましたが、現在使うにはスペック的にもかなり厳しいです。
OSのサポートやセキュリティパッチの更新もないため、スマホを安全に使いたいなら他機種に変更するほうがいいでしょう。
- OSのサポートがない
- セキュリティパッチの更新が終了
- メーカーの修理受付が来年まで
- バッテリーが寿命を迎えている可能性
- 5G非対応
- スペック的に限界が近い