ワイモバイルのメールアドレスは2種類!違いや分けたい時の対処法を解説

  • 更新日:2023年9月7日
  • 本記事には広告が表示されます
iPhone12 Pro 裏面

「メールはフリーメールで十分」と思いつつも、フリーメールでは手続きできないサービスがあったり迷惑メールと間違われたりと、使いづらい場面も少なくありませんよね。

また、複数のメールアドレスを持っていると、切り替えが面倒なものです。

そういったことで悩んだ経験がある方には、ワイモバイルのメールアドレスサービスがぴったりですよ。

格安SIMはなんとなくメールアドレスの付与がなく、フリーメールを使うイメージが強いものですが、ワイモバイルではメールアドレスが2つも付与されます。

今回は、2つのメールアドレスの違いや設定方法、注意点について解説します。

ワイモバイルのメールアドレスの特徴
  • メールアドレスはY!mobileメールとMMSの2種類
  • キャリアメールのように使える
  • 複数アカウントのメールを1つで管理できる
  • 申し込み不要

では2つのメールアドレス付与について詳しく見てきましょう!

楽天モバイルはデータ通信量無制限!

1月額3,278円でデータ無制限!

2専用アプリで国内通話料無料

3iPhoneに乗り換えで最大24,000ポイント還元

この記事を書いた人
ライター歴3年の青森県出身。趣味で始めたFXが軌道に乗ったのを機に退職し、いろんなことにチャレンジ中。 最近では趣味のガンプラも仕事の1つに加えてやりたい放題の人生を満喫している。トレーダー兼モデラー兼ライターという日本に3人くらいしかいない肩書の人間。 iPhoneよりiPadが好き。

ワイモバイルのメール1:@yahoo.ne.jp

ワイモバイルのロゴ

画像引用元:【公式】ワイモバイル(Y!mobile)

まずは、ワイモバイルで便利に使えるメールアドレス、Y!mobileメールから紹介します。

Y!mobileメールの特徴
  • ドメインは@yahoo.ne.jp
  • いろいろなデバイスで使える
  • 容量無制限で大容量データの送受信が可能
  • 複数のメールを一括で管理できる
  • 会話型表示が可能

それぞれ詳しく解説します。

ドメインは@yahoo.ne.jp

Y!mobileメールのドメインは、@yahoo.ne.jpです。ぱっと見、Yahoo!のフリーメールのドメイン(@yahoo.ne.jp)に見えますが、別物です。

真ん中の部分が、“ne”と“co”で違うので、勘違いしないように気を付けましょう。

フリーメールとは違い、セキュリティも安心感があり、迷惑メール扱いもされにくいので万能です。

いろいろなデバイスで使える

Y!mobileメールは、パソコン・スマホ・タブレットなど、様々なデバイスで利用できます。

この点はフリーメールと似ていますね。

添付画像などを大画面で見たい人には、特にぴったりな特長です。

容量無制限で大容量データ送受信が可能

メール機能にはよく容量制限がありますが、Y!mobileメールは容量無制限です。

ファイルの添付が多い人でも安心して使えます。

また、大容量データの送受信もできるため、動画や音楽といった容量が大きいデータのやり取りも可能です。

仕事などでファイルの送受信が多い人にピッタリですね。

複数のメールを一括で管理できる

Y!mobileメールでは、1つのアプリ内で複数のメールを管理することができます。

管理できるメールサービスは5つです。

Y!mobileメールで管理できるメール
  • Y!mobileメール
  • MMS
  • SMS
  • Yahoo!メール
  • Gmail

後ほど解説するMMSの他、電話番号でやりとりするSMSや、フリーメールのYahoo!メール、Gmailも管理することができます。

基本的なメールは全てこのY!mobileメールで管理するので、ドコモ等のキャリアメールのようにわざわざメールアプリを切り替える必要がありません。

会話型表示が可能

Y!mobileメールアプリは、チャットのような会話形式で本文を表示することができます。

形式は会話型かリスト型かを選択可能。自分の好みに合わせて表示を変更できるのが、Y!mobileメールアプリの魅力です。

これまでフリーメールの表示が見づらいと思っていた人でも便利に使えることでしょう。

ワイモバイルのメール2:@ymobile.ne.jp

メールやメッセージ

次に、MMSの特徴を見ていきましょう。

MMSの特徴
  • ドメインは@ymobile.ne.jp
  • 位置づけはキャリアメール
  • iPhoneの機種によっては使えない

ドメインは@ymobile.ne.jp

ワイモバイルのMMSドメインは、@ymobile.ne.jpです。

ドメインからもわかるように、キャリアメールとして利用することができます。

Y!mobileメールのドメインでもある@yahoo.ne.jpと若干似ているので、人に教える時などに間違えないようにしてくださいね。

位置づけはキャリアメール

MMSとはキャリアメールのことです。

ワイモバイルのMMSは、ワイモバイルのキャリアメールと捉えて問題ありません。

ドコモの@docomo.ne.jp、auの@ezweb.ne.jp、ソフトバンクの@softbank.ne.jpに並ぶような位置づけです。

キャリアメールは必要?

近年は、以前に比べてキャリアメールを使う人が少なくなりました。

LINEやTwitterのようなSNSアプリで連絡を取る人が増えたことと、Gmailなどのフリーメールを主体にしている人が多いからです。

そうすると、ワイモバイルのMMSは「あまりメリットがないのでは?」と考えてしまいますが、実は今でもキャリアメールではないと駄目な場面があります。

それが、銀行の取引系とガラケーへのメール送信です。これらはフリーメールが認められない場合があります。

まだまだキャリアメールの需要はあるということですね。もっていて損はないメールアドレスのひとつです。

iPhoneでは使えない機種があるので注意!

ワイモバイルで販売している機種は、MMSを使うことができます。

しかし、他社から購入した機種では、MMSが使えない場合があるので注意してください。

他社の機種でもAndroidスマホはすべての機種でMMSを使えますが、iPhoneで使える機種は下記のものだけです。

MMSを使える他社iPhone一覧
  • iPhone 12
  • iPhone 12 mini
  • iPhone SE(第2世代)
  • iPhone 11
  • iPhone 7
  • iPhone 6s
  • iPhone SE
  • iPhone 5s

MMSは、最新のiPhone 13シリーズでは使えません。

また、iPhone 12やiPhone 11シリーズでも、上位機種のProシリーズでは使えないので注意が必要です。

Y!mobileメールとMMS違いは?比較

Y!mobileメールとMMSがどのように違うのか、まずは比較してみましょう。

項目Y!mobileメールMMS
メール機能フリーメールのように使えるキャリアメールとして使える
月額料金・申し込み不要不要
ドメイン@yahoo.ne.jp@ymobile.ne.jp
他デバイスでの利用パソコン・タブレットなど不可
絵文字
添付ファイル

そもそもY!mobileメールとMMSは位置づけが違うため、どちらか片方が良いということはありません。

また、以前はY!mobileメールで絵文字を使えなかったものの、現在では使えるようになっており、機能の差はほぼ無いと言えます。

どちらも必要な場面が違うので、使い分けるのがベストでしょう。

複数のメールアドレス管理をしたい人はY!mobileメール

Y!mobileメールは、メール機能としてはフリーメールとほぼ同じです。

そのため、すでにフリーメールを使っている人からすると、あまり使う場面がないかもしれません。

しかし、サブアドレスと思えば利用の幅も広がります。DM専用や応募専用など分けて使うと有効活用できます。

また、Y!mobileメールの魅力は、複数のメール機能の一括管理です。

いくつかのメールアドレスを使い分けるのであれば、Y!mobileメールがぴったりでしょう。

キャリアメールを持っておきたい人はMMS

ガラケーにメールを送る可能性が高い場合など、キャリアメールしか使えない場面が想定される人は、MMSの設定をしておくことをおすすめします。

Y!mobileメールと同様、サブアドレスとして使うこともできますし、フリーメールが使えない手続きをする時に重宝します。

また、ガラケーとのやりとりが多い人にはマストのメールアドレスです。

ワイモバイルのメールアドレス設定方法

iPhone SEとワイモバイル

ワイモバイルのメールアドレスは、ワイモバイルユーザーであれば申し込み不要で利用できますが、最初に設定が必要です。

Y!mobileメールとMMSそれぞれの設定方法をチェックしておきましょう。

Y!mobileメールの設定方法

Y!mobileメールの設定から紹介します。

Y!mobileメールアプリというものがありますが、こちらはAndroidのみが対応です。

今回はAndoroidはアプリを使用した設定方法を、iPhoneはブラウザを使用した設定方法を紹介します。

Androidの場合

  1. ホーム画面での「Y!mobile」をタップ
  2. 「メール」をタップ
  3. 連絡先等の権限許可が出てくるので「OK」をタップ
  4. 発信や通話管理の権限許可が出てくるので「許可」をタップ
  5. 表示形式をリスト型か会話型か選ぶ
  6. アプリで使う背景色をタップし、「Y!mobileメールをはじめる」をタップ
  7. Wi-Fi接続時のみの通信にするかどうかを設定する
  8. 受信箱が表示されれば完了

iPhoneの場合

iPhoneはブラウザを利用して設定します。

  1. Safariのブックマークにある「My Y!mobile」をタップ
  2. 設定サポートをタップし、「Y!mobile初期登録をはじめる」をタップ
  3. 「一括設定を開始」をタップ
  4. 説明を確認したら「同意して設定開始」をタップ
  5. プロファイルのダウンロードがでてくるので「許可」をタップ
  6. ダウンロード完了メッセージがでたら「閉じる」をタップ
  7. ホームに戻り、「設定」の「プロファイルがダウンロードされました」というメッセージをタップ
  8. 「インストール」をタップ
  9. パスコードを入力し次へ
  10. 記載されている内容を確認し、「次へ」をタップ
  11. 再度「インストール」をタップ
  12. Y!mobileメールのパスワードを入力
  13. 「完了」をタップし、ホームからメールアプリを起動する
  14. 受信ボックスが表示されていたら完了

MMSの設定方法

MMSもAndroidとiPhoneで若干設定方法が異なるので、分けて紹介します。

Androidの場合

  1. ブラウザからMy Y!mobileにアクセスする
  2. 「設定サポート」をタップ
  3. 「メール設定MMS(ymobile.ne.jp)」をタップ
  4. 利用規約を確認し、「同意する」をタップ
  5. My Y!mobileのパスワードを入力し、「本人確認」をタップ
  6. MMSのメールアドレスが表示されるので、「確認・変更」をタップ
  7. 現状のメールアドレスを確認し、変更するのであればその場で変更する
  8. 登録をタップしたら完了

iPhoneの場合

  1. ブラウザからMy Y!mobileにアクセスする
  2. 「設定サポート」をタップ
  3. 「メール設定MMS(ymobile.ne.jp)」をタップ
  4. 利用規約を確認し、「同意する」をタップ
  5. S!メール(MMS)の「確認・変更」をタップ
  6. ホームに戻り「設定」をタップ
  7. ページ下部にある「メッセージ」をタップ
  8. MMSメッセージをオンにし、メールアドレスを入力する
  9. 「設定」をタップしたら完了

MMSをY!mobileメールアプリで管理する

MMSはY!mobileメールアプリ内で管理することができます。

あわせて管理方法もチェックしておきましょう。

  1. Y!mobileメールアプリを開く
  2. 「メニュー」をタップ
  3. 設定中のメールアドレス(Y!mobileメールなど)をタップ
  4. 「MMS」をタップし、確認して完了

Y!mobileメールアプリでは、Gmail等他のメールアドレスも管理できるように設定できます。

他にメールアドレスを持っている場合は、あわせて設定しておくと便利でしょう。

ワイモバイルのメールアドレス注意点

間違いをした時
ワイモバイルのメールアドレスを利用するにあたって、いくつかの注意点があります。

ワイモバイルのメール注意点
  • 解約したら使えなくなる
  • MMSを使う場合はiPhoneの機種に注意
  • Yahoo! JAPAN IDが必要
  • Y!mobileメールは迷惑メール扱いされることがある

それぞれ詳しく解説します。

解約したら使えなくなる

Y!mobileメールおよびMMSは、ワイモバイルのサービスのひとつです。

そのため、ワイモバイルを解約すると、その時点でメールアドレスは使えなくなってしまいます。

ワイモバイルを長く使っていく予定がないのであれば、メインアドレスではなくサブアドレスとして使った方が面倒がないでしょう。

メインアドレスとして使っていく場合は、解約の手続き完了時点でアドレスは無効になるので、代わりのアドレスを先に連絡先の人たちに伝えておくことをおすすめします。

MMSを使う場合はiPhoneの機種に注意

これは上でも解説したことです。

キャリアメールであるMMSはどの機種でも使えるような気がしますよね。

実際、ドコモやau、ソフトバンクのキャリアメールはどの機種でも使えます。

しかし、他社で買ったiPhoneの場合、ワイモバイルのMMSを使える機種が限られているため注意してください。

他社の機種でもAndroidスマホは全機種でMMSを使えます。

iPhoneで使える機種は下記のものだけです。

MMSを使える他社iPhone一覧
  • iPhone 12
  • iPhone 12 mini
  • iPhone SE(第2世代)
  • iPhone 11
  • iPhone 7
  • iPhone 6s
  • iPhone SE
  • iPhone 5s

特に、最新iPhoneであるiPhone 13シリーズがMMSに対応していない点には十分注意してください。

また、iPhone 12・iPhone 11シリーズでも、上位機種のProシリーズは未対応です。

このように、最新iPhoneでも使えない機種が多いため、MMSを使う際には気をつけたいですね。

Yahoo! JAPAN IDが必要

ワイモバイルのメールを使うには、Yahoo! JAPAN IDが必要になります。

Yahoo! JAPAN IDはワイモバイル利用前から持っている人も多い、フリーのIDです。

メール以外にも、Yahoo!ショッピングやYahoo!オークションなど、Yahoo!関連のサービスでログインするのに使います。

既に所有している人はそのIDを使ってもよいですし、分けたいという人は新たにつくることもできます。

Y!mobileメールは迷惑メール扱いされることがある

Y!mobileメールはキャリアメールのMMSと違い、フリーメール扱いになります。

そのため、相手先によっては迷惑メールと思われてはじかれてしまうことも。

こちらは送ったつもりでも、相手には届いていなかったり迷惑メールボックスに入ってしまっていたりする可能性があるので、そのことを頭に入れた上で利用しましょう。

ワイモバイルのメールアドレスを使いこなそう!

ワイモバイルの2種類のメールアドレスについて解説しました。

最後におさらいをしておきましょう。

ワイモバイルのメールアドレスのポイント
  • Y!mobileメールはフリーメールに近い
  • MMSはワイモバイルのキャリアメール
  • 解約したらアドレスは使えなくなる
  • iPhoneはMMSに対応していない機種が多いので注意
  • Y!mobileメールは迷惑メールフォルダにはいることがある

ワイモバイルで契約をするだけで、2つのメールアドレスを付与してもらえるというのは、とてもありがたいですね!

アドレスが2つもらえる格安SIMはなかなかありません。格安SIMがキャリアメールを用意しているのも珍しいくらいです。

複数のメールアドレスを使い分けたい人や、フリーメールはあまり使いたくないという人は、ワイモバイルのメールがおすすめですよ!