
格安SIMなら月々のスマホ代が圧倒的にお得
格安SIMの中でも非常に人気があり、連日テレビやインターネットで見かけるワイモバイル。
ところが最近は、これによく似た名称のYahoo!モバイル(ヤフーモバイル)というものも見かけますよね。
ワイモバイルのロゴを見ると、ワイモバイルの「Y」はどう見ても「Yahoo!」の「Y」です。
つまり、どちらもYahoo!が関係しているということになります。
では、なぜこのように名称を分けているのでしょうか。
この記事では、ワイモバイルとYahoo!モバイルの違いと、どちらの方がおすすめであるかについて解説します。
- ワイモバイルは通信事業を営む株式会社
- ヤフーモバイルはワイモバイル製品を扱うWebサイト
- どちらもワイモバイルを契約できる
- キャンペーンの多い
ワイモバイル公式サイトがおすすめ
- ワイモバイル・ヤフーモバイル共に公式サイトを持っており、最大の違いはキャンペーンの内容
- ワイモバイルは他の格安SIMに比べて、料金は高いものの通信品質は非常に優秀
※本記事中の価格は全て税込み表示
ワイモバイルの概要
画像引用元:【公式】ワイモバイル(Y!mobile)
「ワイモバイル」と「ヤフーモバイル」の違いを知るためには、まずそれぞれが何者かについて詳しく知る必要があります。
まずは、ワイモバイルについて見てみましょう。
ワイモバイルは、通信事業を営む株式会社です。
2014年にヤフーが「イー・アクセス株式会社」を買収し、社名を「ワイモバイル株式会社」に変更したことで、この会社が誕生しました。
「イー・アクセス株式会社」はモバイルルーターなどの通信機器を取り扱っていた会社です。
ワイモバイルはこの事業を引き継いでおり、現在は同じ通信機器であるスマホや格安SIMを扱ってます。
また、2015年には、ワイモバイル株式会社を含む以下の会社が合併しました。
- ソフトバンクモバイル株式会社
- ソフトバンクBB株式会社
- ソフトバンクテレコム株式会社
- ワイモバイル株式会社
合併した会社の社名は「ソフトバンクモバイル株式会社」です。
そして、この会社はさらに社名を変更し、現在は「ソフトバンク株式会社」という名前になっています。
つまり、「ワイモバイル」は、「ソフトバンク株式会社」の一部ということです。
ワイモバイルの回線はソフトバンクの回線を借用していますが、ワイモバイルがソフトバンクの一部であることを考えれば納得ですね。
料金プランはシンプルな3種類
ワイモバイルの料金プランは以下の通りになります。
項目 | シンプルS | シンプルM | シンプルL |
---|---|---|---|
基本料金 | 2,178円 | 3,278円 | 4,158円 |
データ通信量 | 3GB | 15GB | 25GB |
国内通話 | 10分以内 無料 |
||
詳細 |
プランは通信量によって3つに分けられており、それぞれ使えるデータ量が大きく異なります。
Yahoo!モバイルの概要
画像引用元:ヤフー株式会社
ヤフーモバイルは、ワイモバイルのような株式会社ではなく、Yahoo!とソフトバンクが合同で運営しているオンラインストアです。
ストア内では、ワイモバイルのスマホや格安SIMを取り扱っています。
つまり、ヤフーモバイルで契約するということは、ワイモバイルのスマホや料金プランを契約するのと同じということです。
以前まではヤフーモバイルという名称でワイモバイルを取り扱っていましたが、最近では差別化するために「ワイモバイルオンラインストア ヤフー店」と記載されています。
違いがわからない、と悩む人がきっと多かったのでしょうね。
ワイモバイルとヤフーモバイルの違いは?
ヤフーモバイルではワイモバイルの製品を取り扱っています。そのため、一見ワイモバイルと変わらないように思ってしまうかもしれません。
しかし、両者には以下3つの違いがあります。
それでは詳しくみていきましょう。
公式サイトの違い
ワイモバイルとヤフーモバイルは、それぞれ個別に公式サイトがあります。
ただ、画面レイアウトこそ異なるものの、両サイト共にワイモバイルのスマホや格安SIM、料金プランを取り扱っているため、基本的な内容は同じです。
URLがそれぞれ違い、Webサイトが異なることは覚えておきましょう。
キャンペーンの違い
最も重要な違いはココでしょう。
ワイモバイルとヤフーモバイルでは、一部キャンペーンの内容が異なる場合があります。
実際に、2020年12月現在で両サイトに記載されているキャンペーンを見てみましょう。
- ワイモバ学割※ヤフーモバイルでは12月以降受付開始
- データ増量無料キャンペーン2
- 60歳以上 通話ずーっと無料キャンペーン
- 下取りプログラム
- 家族割引サービス
ワイモバイルであれば、上記に比べて下記キャンペーンも開催されています。
- ソフトバンクホークス 日本一キャンペーン
- 【おうちでんき】新規加入で、でんき代が初月全額0円
- もっとPayPayあげちゃう!
- みまもりグッズもらえる!
- ソフトバンク・ワイモバイルユーザーはPayPayドームでS15キャンペーン
- ワイモバイル→ソフトバンクのりかえ特典
- ワイモバイルユーザーならYouTube Premiumが3ヶ月無料
- PHSからケータイ・スマホに契約変更で、国内通話ずーっと無料キャンペーン
- ご加入特典(PayPayでネットショッピングがおトク!)
- ケータイプランSS利用料割引
- PHSからスマホへの契約変更手数料無料
さすがソフトバンク系列、と言ったところでしょうか。
ソフトバンクホークスが日本一になって始まる抽選キャンペーン、PayPayドームでのホークスグッズ購入でPayPayポイントが還元されるなど、野球関連のキャンペーンも多いです。
また、ソフトバンクへの乗り換えやワイモバイル内での契約変更などで利用できるキャンペーンも多いのが特徴です。
PayPayとサービスを連携するようになってからは、ワイモバイルのスマホとPayPayを連携してPayPayポイントライトがもらえるなど、PayPay関連のキャンペーンも増えました。
逆に、ヤフーモバイル限定のキャンペーンも開催されます。
- どこでももらえる特典でPayPayポイントライト3,000円相当還元
- 5のつく日・日曜日にSIMカード契約で最大14,000円相当のPayPayポイントライトを付与
- スマホご契約特典で最大8,555円相当のPayPayポイントライトを付与
ヤフーモバイルでのキャンペーンは基本的にPayPayポイントライト還元のものが多くなります。
現時点でのキャンペーンを見る限りでは、契約変更やソフトバンクへの乗り換えでない場合、ヤフーモバイルの方がお得なのではないかと思われます。
端末ラインナップの違い
両サイトでは、端末のラインナップが異なります。
とはいえ、違いはほんの一部で、ワイモバイル側に数年前の端末の中古製品があるだけです。
新型スマートフォンや人気の高いiPhoneのラインナップはすべて同じなので、それほど注意する必要はないでしょう。
ワイモバイルとヤフーモバイル、結局どっちがおすすめ?
両サイトで扱っているスマホや契約プランは、基本的に同じです。
サイトの画面レイアウトや端末ラインナップに違いはありますが、端末購入や契約プランの料金に大きな影響はありません。
よって、両サイトで注目すべきなのは「キャンペーンの内容のみ」ということになります。
もしキャンペーンの対象になるようなサービスを利用していないのであれば、キャンペーン数が多いワイモバイルがおすすめです。
サイトによって、キャンペーンの対象となるサービスが異なるので、自分の環境に合った方を選んでください。
両者の違いを理解し、お得にワイモバイルを契約しよう!
今回は、ワイモバイルとヤフーモバイルの違いについて解説しました。
- ワイモバイルは通信事業を営む株式会社
- ヤフーモバイルはワイモバイル製品を扱うWebサイト
- どちらもワイモバイルを契約できる
- キャンペーンの多い
ワイモバイル公式サイトがおすすめ
- ワイモバイル・ヤフーモバイル共に公式サイトを持っており、最大の違いはキャンペーンの内容
- ワイモバイルは他の格安SIMに比べて、料金は高いものの通信品質は非常に優秀
ワイモバイルは通信品質に優れている格安SIMです。
通信の質を重視しつつ、大手キャリアよりも料金を安く抑えたいという方に、特におすすめできます。
ワイモバイルを申し込む際は、両サイトのキャンペーンを確認し、自分の環境にあっている方を選んでくださいね。