
携帯代10,000円て高くない!?格安SIMで月額を半分以下に抑えませんか?
この記事では、ワイモバイルのeSIMについて解説します。
少し前までキャリアでeSIMに対応しているのは楽天モバイルだけでしたが、ワイモバイルでもついにeSIM対応になりました!
しかし「eSIMは何かすごい」ことはイメージできても、具体的にどうなるのか、自分もeSIMにしたほうが良いのかわからない方が多いと思います。
そこで今回は、
- ワイモバイルはいつからeSIM対応?
- ワイモバイルでeSIMを使う方法は?
- eSIMのメリットは?
- eSIMのデメリットは?
上記のような疑問を解決します。
この記事では、ワイモバイルの評判や契約前に知っておきたいメリット・デメリットを解説します。 初めてワイモバイルへの乗り換えを検討している方は、実際の利用者からの評判が気になるのではないでしょうか。 そこで、格安SIMを知り尽くし[…]
- 2021年3月17日から対応開始
- 契約時にeSIMを選択できる
- 既存ユーザーもeSIMに変更できる
- 物理SIMカードとのデュアルSIMが可能
画像引用元:【公式】ワイモバイル(Y!mobile)
ワイモバイルでeSIMが利用可能に!
ワイモバイルは2021年3月17日から、eSIMに対応開始しました。
これから新規契約する方はもちろん、すでにワイモバイルを物理SIMカードで使っている方も、eSIMを利用することができます。
eSIM単体で契約することも可能です。
ワイモバイルでeSIMを利用する方法・設定手順
ワイモバイルの料金プラン「シンプルS/M/L」に加入する際に、物理SIMカードではなくeSIMを選択することで利用できます。
すでに「シンプルS/M/L」に加入中の方や旧プランを利用している方は、プランを変更しないまま物理SIMカードからeSIMに切り替えることもできます。
契約後はワイモバイルからの案内に従い、設定を行っていきましょう!
ワイモバイルでeSIMを選ぶメリット・デメリット
ワイモバイルのSIMをeSIMにするメリットとデメリットを解説します。
「eSIMは何かすごい」という漠然としたイメージから抜け出すことで、自分は本当にeSIMにするべきなのか見えてくると思います。
- すぐにサービス利用開始できる
- 物理SIMカードとのデュアルSIMで使える
- デュアルSIMで節約できる
- 最新技術に触れること自体に価値がある
- eSIM対応機種しか使えない
- SIMの入れ替えが逆に面倒くさい
- 他のeSIMと両立できない
- iPhoneで一部サービスが利用できない
メリット1:すぐにサービス利用開始できる
まずはメリットからです。
eSIMを契約すると、ワイモバイルから物理SIMカードが送られてくるのを待つことなく、すぐに利用開始することができます。
例えば、ワイモバイルのオンラインストアでeSIMを新規契約した場合、最短1時間ほどで通信が可能です。
このおかげでスケジュールが組みやすいですし、何より新しく契約したサービスをすぐに使えるのは嬉しいですよね。
メリット2:物理SIMカードとのデュアルSIMで使える
恐らくこれが最大のメリットになると思います。
eSIM対応機種では、eSIMを契約しつつ物理SIMカードを挿入することも可能です。
そうすると、1台のスマホに2つのSIM契約が適用されます。
具体的には、1台のスマホで2つ電話番号を持てたり、どっちのSIMで通信するか選んで切り替えたりできます。
これは「デュアルSIM」と呼ばれるもので、怪しい「裏ワザ」ではありません。機種メーカーも想定している仕様です。
スマホ1台で実質2台持ちのような使い方ができるので便利ですよ。
デュアルSIMに関する注意
ワイモバイルでは、ワイモバイルのeSIMとワイモバイル以外の物理SIMカードを組み合わせたデュアルSIMについて、サービスの動作保証はしないと案内しています。
心配な方は控えましょう。
メリット3:デュアルSIMで節約できる
デュアルSIMは実質2台持ちで便利というだけではありません。
デュアルSIMならではの節約方法もあります。
これを説明するために、まずは現在のワイモバイルのプランを確認しましょう。
ワイモバイルの料金プラン
項目 | S | M | L |
---|---|---|---|
月額 | 2,178円 | 3,278円 | 4,158円 |
データ容量 | 3GB | 10GB | 20GB |
通信制限時の速度 | 300kbps | 1Mbps | 1Mbps |
最大20GBまでのプランしかなく、20GBだと4,158円かかってしまうことがわかります。
もっと大量通信したい方には物足りないですし、20GBまででこの料金ということに納得できない方もいることでしょう。
そこで、楽天モバイルも契約してデュアルSIMにしてみましょう。
楽天モバイルの料金プラン
プラン名 | Rakuten UN-LIMIT VI | |
---|---|---|
プラン料金 | 使った分だけ支払い | ~1GB:0円 ~3GB:1,078円 ~20GB:2,178円 20GB~:3,278円 |
データ通信 | 楽天回線エリア | 無制限 |
パートナーエリア | 国内5GB 国外2GB |
|
Rakuten Link | 通話(国内) | 国内通話かけ放題 |
通話(海外) | 海外→国内はかけ放題 国内→海外は月額980円 |
|
SMS | 国内・海外使い放題 | |
事務手数料 | 0円 | |
R SPU! | 楽天スーパーポイントプログラム+1倍 | |
詳細 |
楽天モバイルは、使った分だけ支払う従量課金制です。
20GBを超えた後は、何GB使っても3,278円。これをワイモバイルの3GBプラン(月額2,178円)と合わせると5,456円になります。
つまり、月額5,456円で無制限に使えるようになります!
これはドコモ・au・ソフトバンクの無制限プランより2,000円程度安いです。
「だったら楽天モバイルだけ契約すれば良いのでは?」という鋭い意見も出てくるかなと思いますが、一概にそれがベストとは言えません。
まずデュアルSIMにすることで電話番号を2つ持てますし、何よりワイモバイルのサービスを継続して利用することができます。
しかも楽天モバイルが従量課金制のおかげで、元々の3GB以内に収まった月であれば、支払いはワイモバイルへの2,178円で済むのです。
このように、eSIMや、eSIMによるデュアルSIMが使えるようになったことで、ユーザーに新しい選択肢が生まれました。
メリット4:最新技術に触れること自体に価値がある
便利とか不便といったこととは別に、eSIMという最新技術に触れること自体も貴重な体験になります。
新しい技術が生まれた直後は、大体どんなものでも「別に必要ない」「今のままで十分」などと言われるものです。
eSIMも現状はそうかもしれませんが、すでに「逆に物理SIMカードに非対応の端末」も一部で出てきています。
また、ドコモ・au・ソフトバンクのオンライン専用ブランド/プランもeSIMに対応します。
eSIMがこれから当たり前になっていくことは、ほぼ間違いないでしょう。
早めに最新技術に触れて慣れておけば、今後の新しいサービスや、ビジネスチャンスにも迅速に対応できる可能性が高まります。
デメリット1:eSIM対応機種しか使えない
次にデメリットです。
eSIMは、機種にあらかじめ内蔵されているものです。
つまり、あらかじめ内蔵されている機種でなければ、eSIMは使えません。後から付け足すことは不可能です。
例えばiPhoneであれば、2018年に発売されたiPhone XS以降の機種がeSIM対応です。
まだ比較的新しい機種のため、持っていない方も少なくないと思います。
- iPhone 12
- iPhone 12 mini
- iPhone 12 Pro
- iPhone 12 Pro Max
- iPhone SE(第2世代)
- iPhone 11
- iPhone 11 Pro
- iPhone 11 Pro Max
- iPhone XS
- iPhone XS Max
- iPhone XR
デメリット2:SIMの入れ替えが逆に面倒くさい
インターネットからの手続きですぐに利用開始できるeSIMですが、むしろインターネットを使わなくてはいけないのが面倒くさい場面も出てくるでしょう。
例えばSIMを他の機種に移したい場合です。
物理SIMカードであれば、機種から物理SIMカードを抜き出して、別の機種にそれを挿入すれば完了します。
このほうが手間がかかりません。
デメリット3:他のeSIMと両立できない
eSIM+eSIMのデュアルSIMで使うことはできません。
ワイモバイルをeSIMにしたら、もう片方は物理SIMカードである必要があります。
IIJmioが提供してるようなeSIM専用プランとは組み合わせられなくなってしまうので、とにかくeSIMにしておけば万事解決というわけではありません。
デメリット4:iPhoneで一部サービスが利用できない
ワイモバイルのeSIMでは、iPhoneで以下のサービスが利用できないと案内されています。
- みまもりマップ
- 災害用伝言板/災害用音声お届けサービス
これらが必要な方は、物理SIMカードを使いましょう。
ワイモバイルのeSIM料金プラン
ワイモバイルでは物理SIMカードでもeSIMでも料金プランは同じです。
eSIM専用プランなどもありません。
項目 | S | M | L |
---|---|---|---|
月額 | 2,178円 | 3,278円 | 4,158円 |
データ容量 | 3GB | 10GB | 20GB |
通信制限時の速度 | 300kbps | 1Mbps | 1Mbps |
SIM単体契約で利用できるサービス
ワイモバイルで機種を買わずに、eSIMや物理SIMカード単体で契約することもできます。
その場合、一部利用できないサービスも出てきます。
- 故障安心パックプラス
- ソフトバンクWi-Fiスポット
- スーパーだれとでも定額
- スーパーだれとでも定額(S)
- ワイドサポート
- Enjoyパック
- 一定額ストップサービス
- 留守番電話プラス
- 割込通話
- グループ通話
- ナンバーブロック
- テザリングオプション
- 請求書発行サービス
- 利用明細サービス
- ワイモバイルまとめて支払い
- ウェブ安心サービス
- 故障安心パックライト
既存ユーザーもeSIMに変更できる!
以上、ワイモバイルのeSIMについてでした。
- 2021年3月17日から対応開始
- 契約時にeSIMを選択できる
- 既存ユーザーもeSIMに変更できる
- 物理SIMカードとのデュアルSIMが可能
2021年3月17日から、契約時に物理SIMカードだけでなくeSIMも選択肢に加わりました。
ワイモバイルの既存ユーザーが、物理SIMカードからeSIMに切り替えることも可能です。
eSIMだと、新規契約者でも、オンラインストアから申込んで1時間もしないうちにサービスを利用できるようになります。
また、物理SIMカードと組み合わせたデュアルSIMも実用的です。
デュアルSIMはスマホ2台持ちより便利な場面が多いので、必要な方は積極的に使っていきましょう。