ワイモバイル新プラン『シンプルS/M/L』のメリット・デメリット

  • 2021年7月9日
  • by.unishi

ワイモバイルのロゴ

携帯代10,000円て高くない!?格安SIMで月額を半分以下に抑えませんか?

本記事ではワイモバイル新プランのメリット・デメリットについて徹底解説していきます。

今年度からワイモバイルは新プランである「シンプルプラン」を開始しました。

非常にお得なプランではありますが、ワイモバイルに乗り換えるほどのメリットがあるのか、気になる方も多いのではないでしょうか。

またワイモバイルのデメリットについても気になるところですよね。

ぜひとも本記事を参考にしていただき、ワイモバイルが自分に合っているのか検討してみてください。

ワイモバイル新プランのメリット・デメリット
  • 新プランはS/M/Lの3つのプランからなる
  • 2回線目以降の料金が安いのが強み
  • 8月から新プランは更にパワーアップ
  • データ増量オプションが1年間無料
  • 他の格安SIMよりも速度が速い
  • 1回線のみ契約は割高
  • 無制限プランは無い

トップ画像引用元:【公式】ワイモバイル(Y!mobile)

楽天モバイルはデータ通信量無制限!

1月額3,278円でデータ無制限!

2専用アプリで国内通話料無料

3iPhoneに乗り換えで最大24,000ポイント還元

ワイモバイルの新プラン『シンプルS/M/L』

ワイモバイル新プラン

画像引用元:Y!mobile – 格安SIM・スマホはワイモバイルで

はじめにワイモバイルの新プランの概要について説明していきます。

新プランはS/M/Lの3つのプランに分かれています。

ワイモバイルの新料金プラン

項目シンプルSシンプルMシンプルL
月額料金2,178円3,278円4,158円
2回線目以降の
月額料金
990円2,090円2,970円
データ容量3GB15GB25GB
通信制限時の
速度
最大300kbps最大1Mbps最大1Mbps

表からもわかる通り、2回線目以降の料金が非常に安いため、家族でワイモバイルを利用することでお得になります。

また何と言っても、ワイモバイルは通信制限時の速度が非常に速いです。

通信制限時の速度は最大128Kbspであることが多いですが、ワイモバイルのシンプルM/Lなら最大1Mbpsと8倍近くの差があります。

もちろん最大速度なので、常に1Mbpsというわけではありませんが、基本的には通信制限時でも他社より速い通信が可能です。

更にワイモバイルでは、初めてデータ増量オプションに加入した場合に限り、1年間無料で利用できます。

シンプルSの場合は1GB増量、シンプルM/Lなら3GB増量と非常にお得な内容となっています。

通常は月額550円のサービスが1年間無料になるので、単純計算で6,600円分お得です。

8月からワイモバイルの料金プランがパワーアップ

2021年8月からワイモバイルの料金プランがパワーアップします。

内容は以下の通りです。

ワイモバイル料金プランのパワーアップ内容
  • 余ったデータを翌月に繰り越せるようになる
  • データ増量オプションの容量アップ

ワイモバイルはデータの繰り越しが無いのが一つのデメリットではありましたが、8月からは申し込み・追加料金不要で繰り越しができます。

またデータ増量オプションが更にお得になり、シンプルSの場合は1GBが2GBへ、シンプルM/Lは3GBが5GBへ増量します。

つまり増量オプションを付けると各プランの容量は、シンプルSは5GB、シンプルMは20GB、シンプルLは30GBです。

項目シンプルSシンプルMシンプルL
通常の
データ容量
3GB15GB25GB
従来の
データ容量オプション
+1GB+3GB+3GB
従来のデータ容量オプションを
利用した場合の総量
4GB18GB28GB
8月以降の
データ容量オプション
+2GB+5GB+5GB
8月以降の
データ容量オプションを
利用した場合の総量
5GB20GB30GB

既に加入している場合でも順次適用となりますので、今のうちに契約しておくのも一つの手ですよ。

ワイモバイルの新プランのメリット7つ

メリット
ワイモバイルの新プランのメリットは以下の7つです。

新プランのメリット
  • 5Gに対応
  • 2回線目以降の料金が安い
  • 光セットなら1回線目でも安い
  • 他の格安SIMよりも速度が速い
  • 通信制限時でも最大1Mbpsの速度
  • データ増量オプションが1年間無料
  • 店舗サポートが受けられる

ワイモバイルは数多くのメリットがある非常に優秀な格安SIMです。

契約してもメリットを理解していないともったいないので、しっかり覚えておきましょう。

一つ一つ詳しく解説していきますね。

5Gに対応

ワイモバイルの新プランは格安SIMにしては珍しく5Gに対応しています。

現状、5Gはそもそもエリアが狭く、あまり有効に活用できる場面は少ないですが、一つのメリットであることは間違いないでしょう。

契約前にワイモバイルオンラインストアで確認しておくと良いですよ。

2回線目以降の料金が安い

ワイモバイルは2回線目以降は家族割引サービスが適用されるため月額料金が非常に安いです。

今一度ワイモバイルの新料金プランをおさらいしてみましょう。

ワイモバイルの新料金プラン

項目シンプルSシンプルMシンプルL
月額料金2,178円3,278円4,158円
2回線目以降の
月額料金
990円2,090円2,970円
データ容量3GB15GB25GB
通信制限時の
速度
最大300kbps最大1Mbps最大1Mbps

このように、2回線目以降はどのプランでも月額料金が1,188円割引されます。

そのため、もし家族4人で加入すると月3,564円お得に。

1年間で考えると42,768円もお得になります!

このお得になった金額だけで軽く家族旅行にでも行けてしまいますね。

家族割引には申し込みが必要なので、忘れずにしておきましょう。

家族割引の概要は以下を参照ください。

家族割引サービスの概要
  • 最大9回線まで割引が適用
  • 血縁・婚姻関係があれば同居じゃなくても適用可能
  • 同一名義で複数回線契約でも適用可能
  • 同居中の恋人でも適用可能
  • 法人の契約は対象外
  • おうち割 光セットとの併用は不可

おうち割 光セットなら1回線目でも安い

ワイモバイルでは光セットの割引も行っています。

対象のネットサービスとワイモバイルをセットで利用するだけで、月額料金の割引を受けられます。

割引額は家族割引サービスと同じで月額1,188円です。

家族割引サービスと併用はできませんが、1回線目から家族全員分、割引されるのが大きな特徴です。

そのため1人での利用でもお得になりますし、もちろん家族での利用も同額割引されるのでお得であることは変わりません。

つまり1人なら毎月1,188円割引を受けられますし、家族4人でも1,188円の4人分、計4,752円が割引されます。

対象サービスは「ソフトバンク 光」と「ソフトバンク Air」です。

スマホをワイモバイルに乗り換えるのを機に、家のネット回線を乗り換えるのもひとつの手ですよ。

他の格安SIMよりも速度が速い

格安SIMは速度が遅いと言われがちですが、ワイモバイルは格安SIMの中でも圧倒的に速度が速いです。

基本的に格安SIMは大手キャリアの回線を借りる形で提供しているため、12時から13時などの回線が混み合う時間帯は速度が遅くなります。

ですが、ワイモバイルはソフトバンク系列の格安SIMということもあって優先的に回線がつながります。

そのため他の格安SIMよりも圧倒的に速度が速いです。

以下の記事では、格安SIMの実測値を比較していますが、結果ワイモバイルが一番速いことがわかっています。

他の格安SIMと悩んでいる方は、ぜひとも参考にしてください。

通信制限時でも最大1Mbpsの速度

ワイモバイルは通信制限時でも最大1Mbpsの速度です。

シンプルM/Lに限りますが、通信制限時に最大1Mbpsと謳っているスマホ業者はほとんどありません。

1Mbpsがどれくらいの速度かというと、なんと中画質の動画を再生できるレベルです!

もちろん最大1Mbpsなので常に1Mbpsで利用できるわけではありませんが、今までの通信制限時よりは快適に利用できる可能性が高いでしょう。

データ増量オプションが1年間無料

ワイモバイルは通常月額550円のデータ増量オプションが1年間無料です。

データ増量オプションを利用することで、シンプルSは1GB、シンプルM/Lは3GBのデータが増量されます。

1年間無料になるというだけで非常にお得ではありますが、単純にこの増量オプション自体も優秀です。

通常のデータ追加オプションは1GBで550円です。

ワイモバイルはシンプルM/Lなら月額550円で3GB貰えます。

1年間無料で加入してみて、気に入ったらそのまま加入し続けるのも悪くはないでしょう。

店舗サポートが受けられる

ワイモバイルは店舗サポートが受けられます。

ドコモのahamo、auのpovo、ソフトバンクのLINEMOといった格安で速度も速いプランが出てきています。

これらと比べると、ワイモバイルがお得なのかは少し難しいところではありますが、ワイモバイルでは店舗サポートが受けられます。

ahamo・povo・LINEMOはオンラインのプランなので一部例外を除いて、店舗サポートは受けられません。

格安で速度の速いプランが良いけど、店舗サポートが受けたいという方はワイモバイルがおすすめですよ!

またワイモバイルでは来店予約が必要なので、店舗利用を考えている方は注意しましょう。

ワイモバイルの新プランのデメリット4つ

デメリット
ワイモバイルの新プランのデメリットは以下の4つです。

新プランのデメリット
  • 低速モードが無い
  • 繰り越しができない
  • 1回線のみ契約の場合は割高
  • 無制限プランが無い

デメリットを理解しないまま契約してしまうと、後悔しかねません。

しっかりと最後まで読んでいただき、自分にとってマイナス要素にならないかチェックしておきましょう。

低速モードが無い

ワイモバイルは低速モードがありません。

多くの格安SIMでは低速モードを提供しており、低速モード時にはデータ消費をしません。

そのため、Web閲覧やメールなどをするときは低速モードを使うことでデータの節約ができます。

ワイモバイルではこういった使い方ができないため、人によってはデータ消費をしやすいと感じることがあるかもしれません。

低速モードを頻繁に使っている方は注意しましょう。

繰り越しができない

ワイモバイルではデータの繰り越しができません。

データを余らせても、次の月では使えないというのは少し寂しいですよね。

毎月のデータ消費にムラがある人や、繰り越しを使うことの多い方は注意しましょう。

ワイモバイルでは8月からデータ容量の繰り越しが可能になる予定です。ただ、繰り越しできるデータ容量には上限があるとこのとなので焦らず続報を待ちましょう。

1回線のみ契約の場合は割高

ワイモバイルは2回線目以降は月額料金が1,188円割引となるので非常にお得ですが、1回線のみの契約の場合は割高です。

ドコモ・au・ソフトバンクなどの大手キャリアに比べると安いですが、他の格安SIMと比べるとどうしても高く感じてしまいます。

2回線目以降契約ができないのであれば「おうち割 光セット」を適用できないか工夫しましょう。

もし「おうち割 光セット」が適用できないのであれば、他の格安SIMを検討する必要があります。

無制限プランが無い

これまで紹介した通り、ワイモバイルには無制限プランがありません。

ワイモバイルで最も容量のあるプランはシンプルLの25GB、増量オプションを利用しても28GB(8月からは30GB予定)です。

人によっては十分な容量ではありますが、今まで無制限プランを使っていた方からすると少し心もとないです。

一度月間データ使用量を確認して、25GBで足りるのかしっかりと検討しておきましょう。

ワイモバイルの新プランはメリット・デメリットを理解して契約しよう

ワイモバイルの新プランは非常にお得ではありますが、万人におすすめできるわけではありません。

特に1回線の契約のみで、光セットの割引も適用できない場合は、割高になります。

本記事で紹介したメリット・デメリットをしっかりと把握して、自分に合っているか検討してくださいね!

ワイモバイル新プランのメリット・デメリット
  • 新プランはS/M/Lの3つのプランからなる
  • 2回線目以降の料金が安いのが強み
  • 8月から新プランは更にパワーアップ
  • 1年間は無料でデータ増量ができる
  • 他の格安SIMよりも速度が速い
  • 1回線のみ契約は割高
  • 無制限プランは無い

携帯代10,000円て高くない!?格安SIMで月額を半分以下に抑えませんか?

この記事を書いた人
愛知県出身、平成7年生まれ。ライター歴2年。スマホやキャリアはそのときの気持ち次第で変化。現在はRakuten Miniのデザインに惹かれて楽天モバイルを契約中。タブレットはAmazon Fire HD 8。電子書籍はAmazon Kindle Paperwhite。スマートスピーカーはAmazon Alexa。身の回りはだいたいAmazonで固められています。趣味は旅行・バイク・漫画・ゲーム。FP3級保持。