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ワイモバイルには他社からの乗り換えを含む新規契約やワイモバイルで機種変更する時に、いままで使用していたスマホを下取りに出すことができます。
その名も「下取りプログラム」というサービスで、スマホによっては20,000円近い金額を受ける事も可能です。
今回は2020年8月時点におけるワイモバイルの下取りプログラムの対象機種・条件・価格を調査し、まとめてみました。
ワイモバイルの新規契約を考えている方、ワイモバイルで契約していて機種変更を考えている方はぜひ参考にしてみて下さい。
- 対象機種は新規契約や機種変更で変わる
- 下取りはPayPayボーナスと購入機種代金値引きのどちらか
- 条件は動作するかどうか
- 価格は最新iPhoneが高く、Androidは安め
- 初期化やロック解除を忘れると下取り対象外となるので注意
トップ画像引用元:下取りプログラム|Y!mobile
ワイモバイルの下取りプログラムとは
まずは、ワイモバイルが行っている下取りプログラムの概要を確認しましょう。
ワイモバイルが行っている下取りプログラムは、今まで使っていたスマホを下取りに出して、PayPayボーナスで還元されるかワイモバイルでの機種の購入代金の値引きに利用できます。
ワイモバイルの下取りプログラムの特徴は以下となります。
- 新規契約か機種変更・契約変更によって対象機種が変わる
- 下取りはPayPayボーナスと購入機種代金値引きのどちらか
契約内容によって下取り対象機種かどうかで変動
以下の2種類の手続き内容により下取り対象機種が変わります。
新規契約・MNPと機種変更で対象機種が変わる
- 新規契約・他社から乗り換えるMNP
- 機種変更や契約変更
下取りの対象機種は後述しますが、iPhoneシリーズは新規・機種変更共に下取り対象機種となっています。
Androidは新規契約でGalaxyの一部スマホのみ対象となっています。
機種変更の方が下取り対象機種が多くなっています。
下取りした分はPayPayボーナスか購入機種代金値引きのどちらか
以前は下取りした金額を24回分で割り、2年間で月々割り引いていく形となっていました。
しかし、現在ではPayPayボーナスでの還元かワイモバイルでのスマホの購入機種代金の値引きのどちらかになっています。
そのため、現金のキャッシュバック狙いではこの下取りプログラムは利用できませんので注意が必要です。
ワイモバイルの下取り対象機種まとめ
それではここからは2020年8月時点での、ワイモバイル下取りプログラムの対象機種を紹介します。
下取りプログラムは、「MNP含む新規契約」か「機種変更・契約変更」で対象機種が異なります。
どちらも紹介しますので、自分が今使っているスマホが対象かどうか確かめてみてください。
PayPayボーナスの場合
まずはMNP含む新規契約時の下取り対象機種の一覧表です。
新規・MNP・番号移行時のPayPayボーナスの対象機種
機種名 | 正常品 | 破損あり |
---|---|---|
iPhone X | 19,200円相当 | 5,760円相当 |
iPhone 8 Plus | 16,800円相当 | 5,040円相当 |
iPhone 8 | 13,200円相当 | 3,960円相当 |
iPhone 7 Plus | 13,200円相当 | 3,960円相当 |
iPhone 7 | 6,000円相当 | 1,800円相当 |
iPhone 6s Plus | 4,800円相当 | 1,440円相当 |
iPhone 6s | 3,600円相当 | 1,080円相当 |
iPhone 6 Plus | 3,000円相当 | 900円相当 |
iPhone 6 | 2,500円相当 | 750円相当 |
iPhone SE | 3,000円相当 | 900円相当 |
iPhone 5s | 2,000円相当 | 600円相当 |
Galaxy S8+ | 7,200円相当 | 2,160円相当 |
Galaxy S8 | 7,200円相当 | 2,160円相当 |
Galaxy S7 edge | 3,000円相当 | 900円相当 |
ワイモバイルでは取り扱いをしていないiPhone Xも対象ですが、Androidは一部のGalaxyシリーズのみ対象というのが特徴です。
機種変更・契約変更時のPayPayボーナスの対象機種
機種変更・契約変更時の対象機種は下記となります。
機種名 | 正常品 | 破損あり |
---|---|---|
iPhone 7 | 6,000円相当 | 1,800円相当 |
iPhone 6s | 3,600円相当 | 1,080円相当 |
iPhone SE | 3,000円相当 | 900円相当 |
iPhone 5s | 2,000円相当 | 600円相当 |
Nexus 6・6P Nexus 5・5X | 2,000円相当 | 600円相当 |
AQUOS Xx-Y AQUOS CRYSTAL Y・Y2 |
||
DIGNO E・C・T | ||
Android One 507SH | ||
Android One S1・S2・S3・S4・S5 |
||
Android One X1・X2・X3・X4・X5 |
||
かんたんスマホ | ||
Nova lite | ||
LUMIERE | ||
Spray | ||
ARROWS S |
※契約変更の下取りプログラムは2020年8月時点では対象機種無し
機種変更となると、もともとワイモバイルでのiPhoneやAndroidの取り扱いモデルが少なく、金額が低くなってしまいます。
購入機種代金値引きの場合
それでは、PayPayボーナスではなく、購入機種代金からの値引きの場合はどうなるのでしょうか。
新規・MNP・番号移行時の購入機種代金値引きの対象機種
機種名 | 正常品 | 破損あり |
---|---|---|
iPhone X | 18,720円 | 5,616円 |
iPhone 8 Plus | 16,560円 | 4,896円 |
iPhone 8 | 12,960円 | 3,888円 |
iPhone 7 Plus | 12,960円 | 3,888円 |
iPhone 7 | 5,760円 | 1,728円 |
iPhone 6s Plus | 4,320円 | 1,296円 |
iPhone 6s | 2,880円 | 864円 |
iPhone 6 Plus | 2,880円 | 864円 |
iPhone 6 | 2,160円 | 576円 |
iPhone SE | 2,880円 | 864円 |
iPhone 5s | 1,440円 | 432円 |
Galaxy S8+ | 6,480円 | 1,872円 |
Galaxy S8 | 6,480円 | 1,872円 |
Galaxy S7 edge | 2,880円 | 864円 |
購入機種代金からの値引きとなると、PayPayボーナスと比べると若干ですが、下がっています。
ただ、スマホ決済でPayPayをあまり利用していなければ、こちらの方が良いかもしれません。
機種変更・契約変更時の代金値引き対象機種
機種名 | 正常品 | 破損あり |
---|---|---|
iPhone 7 | 5,760円 | 1,728円 |
iPhone 6s | 2,880円 | 864円 |
iPhone SE | 2,880円 | 864円 |
iPhone 5s | 1,440円 | 432円相当 |
Nexus 6・6P Nexus 5・5X | 1,440円相当 | 432円相当 |
AQUOS Xx-Y AQUOS CRYSTAL Y・Y2 |
||
DIGNO E・C・T | ||
Android One 507SH | ||
Android One S1・S2・S3・S4・S5 |
||
Android One X1・X2・X3・X4・X5 |
||
かんたんスマホ | ||
Nova lite | ||
LUMIERE | ||
Spray | ||
ARROWS S |
※契約変更の下取りプログラムは2020年8月時点では対象機種無し
下取りプログラムに出すための条件
画像引用元:【公式】ワイモバイル(Y!mobile)- 格安SIM・スマホはワイモバイル
ワイモバイルの下取りプログラムを適用するには3つの条件があります。
この条件を最低限満たす必要があるので、3つの適用条件を見てみましょう。
- 契約条件:対象機種の購入と対象料金プランで契約
- 申し込み条件:下取り希望の端末をワイモバイルに下取りに出す
- 申し込み期限:PayPayボーナスと機種代金値引きで期限が違う
対象機種の購入と対象プランで契約
ワイモバイル下取りプログラムの条件の1つは、スマホプランS/M/Lのどれかで契約する事が必要です。
- ワイモバイルで販売している対象機種を購入
- MNP含む新規契約ではスマホプランS/M/Lのどれかで契約
- 機種変更の場合はスマホプランS/M/Lまたはスマホベーシックプランに加入・加入している
この条件を満たすのは難しい事ではなく、スマホプランS/M/Lはワイモバイルの標準的な料金プランとなっています。
ただし、スマホベーシックプランについては2019年9月30日で受付終了となっているので、MNP・新規契約は現在ではスマホプランS/M/Lのいずれかになります。
また、指定機種の購入を伴う機種変更というのがありますので、「指定機種が何か、自分の購入したいスマホなのか」を確認しておきましょう。
ワイモバイルに下取りに出す
ワイモバイルの下取りプログラムを利用する以上、ワイモバイルに下取りを出すのが条件となります。
- 指定の下取り対象端末をワイモバイルが下取りする
- 機種変更の場合の下取り対象端末はワイモバイルで過去に購入したもの
また、機種変更や契約変更の場合は下取りするスマホがワイモバイルで購入したスマホである事も条件となります。
申し込みに期限がある
下取りの申し込みに関しては、いつでも出来るわけではなく、期限が設定されています。
- PayPayボーナス:契約+下取り申し込みから翌月までに送付キットの送付依頼をする
- 購入機種代金値引き:指定の店舗で指定端末の購入後に下取り申し込み、その場で査定を完了
ワイモバイルの下取りプログラムは、いつでも申し込み出来る訳ではなく、それぞれに期限があります。
PayPayボーナスの場合は送付キットの申し込みの期限があるので早めに依頼しましょう。
また、送付キットを受領してそのままにしてよいというわけではなく、14日以内にワイモバイル側で受領することが条件となっています。
また、店舗での査定については「古物営業の許可を受けている店舗」でなければ行えないので、事前に確認しておいた方が良いです。
軽度の破損時も下取り可能だが価格は下がる
スマホ本体の保存状態の良さは必須条件ではなく、軽い破損程度であれば下取りプログラムを受ける事が可能となっております。
ワイモバイルは下記事例であれば下取りプログラム可能ですが、価格は下がりますので、その点は注意が必要です。
- ガラス部分や筐体のヒビ割れ
- カメラやボタンの破損や欠損
- 液晶画面に液漏れや焼き付きがある
- タッチパネルの操作不可
- 液晶画面に縦線や横線がある
- 液晶画面が暗く、文字が読めない(液晶の不具合)
- スマホ本体の歪み等の変形
あくまでも一例ですので、全損など激しい破損や下記の適用不可となる破損になると下取りプログラムが受けられない可能性もありますので参考までに留めておいてください。
その他の注意事項
ワイモバイルの下取りプログラムには注意事項がいくつかあります。
- 下取りプログラムの申し込み後のキャンセル・端末の返還請求は不可
- 同一電話番号での適用は一回限り
- ワイモバイルの解約後3ヶ月以内の再契約は対象外
- 端末購入代金が特典金額を上回っていること
下取りプログラムが適用不可となる事例
画像引用元:月々のスマホ代がおトク!| Y!mobile
下取りプログラムを受ける条件を紹介しましたが、下取りプログラムを受けられなくなる事例は以下の事例があります。
下取りプログラム対象機種ではない
ワイモバイルの下取りプログラムは、申込む時期によって対象機種が変更されるのが特徴です。
3ヶ月程度で変更されているので、今月は下取りプログラムの対象だったが翌月になってから対象外になってしまった…という事例もあります。
下取りプログラムを利用するなら対象機種になっている間に早めの手続きを行う事をおすすめします。
電源が入らないスマホは下取り不可
軽い破損程度ならスマホを下取りに出す事は可能ですが、電源が入らないスマホは下取りプログラムに出す事は不可能となっております。
また電源ボタンやスリープボタンが正常に動作しないスマホも同様に下取り出す事は不可能です。
原因がスマホ本体なのかバッテリーなのかソフトウェアなのかはさておき、電源が入らないスマホは下取りできませんので、その場合は諦めざるを得ません。
初期化や認証のロックが解除されていない
下取り予定のスマホは郵送で送るかワイモバイルの店舗に持ち込むことになります。
この際に初期化されていない、ロック画面の認証がされていないスマホも対象外となります。
初期化を行えばロック画面の設定もリセットされるので問題ありません。
しかし、初期化せずに送ったり、初期化後にしばらく利用してロック画面を設定してから送ってしまい、断られるケースがあります。
郵送で送る場合でも店舗に持ち込む場合でも、事前に初期化はきちんと行っておき、移行したいデータがあれば、事前にSDカードやクラウド上にバックアップをしておくのも忘れないで下さい。
改造や不正契約を疑われるケース
下取りに出すスマホがメーカーの保証外となる改造を行っていると判断された場合、下取りプログラムの適用を受ける事が出来ません。
代表的なメーカー保証外となる改造の例を挙げるならAndroidは「root化」、iPhoneでは「脱獄」という改造が該当します。
改造を行ってしまったスマホは下取り対象外となり、また製造番号(IMEI)も確認できないような不正契約を疑われるスマホは下取り対象外です。
ただ一般的な使い方であれば改造や不正契約を行う事はしないと思いますので、この点を考慮する方は滅多にいないでしょう。
下取り対象機種の所有者以外が申込む
下取りを申込む人が下取り対象スマホの所有権を有している必要があります。
具体的に言うと下取り対象スマホ本人からの申し込みが受け付け可能で、未成年の場合は親権者による同意も必要になります。
下取りを申込む場合は顔写真付きの身分証明書による本人確認も行われるので、下取り対象スマホの所有者と本人確認が一致しない場合は下取りプログラムが申込めません。
これは不正契約を防ぐために必要で、古物営業法に基づく必要な手続きとなっております。
過去に下取りプログラムを利用した事がある
ワイモバイルの下取りプログラムは1つの電話番号に付き1回までとなっており、過去に下取りプログラムを利用した電話番号では下取りが出来ません。
様々な格安MVNO業者を渡り歩くタイプの人だと、ワイモバイルでスマホとセット購入し古いスマホは下取り、後に他社にMNPで移ってワイモバイルに出戻りする方も少なくありません。
その場合は過去に下取りプログラムを利用している電話番号なので、下取り対象外となります。
- 対象機種ではない
- 電源が入らない
- 初期化や認証ロックが解除されていない
- 改造や不正契約の疑い
- 所有者以外の申し込み
- 過去に下取りプログラムを利用している
時期が変われば下取り対象機種・金額が変わるので早めに
ワイモバイルの下取りプログラムの対象機種・条件・下取り価格と適用不可となる事例を紹介してきました。
MNP含む新規契約はAndroidがGalaxyの一部なので、他社Androidを使っている人がMNPで乗り換え時に下取りするのは少し難しいかもしれません。
しかし、下取りプログラム対象機種は3ヶ月程度で変更していく傾向にあるので対象機種が更新された場合に対象となる可能性もあります。
もし、ワイモバイルの下取りプログラムを利用する予定なら、早めに申込んで乗り換えや機種変更を行うのがおすすめです。
- 下取り対象機種は新規契約や機種変更で変わる
- 下取りはPayPayボーナスか購入機種代金の値引きのどちらか
- 下取り出来る条件は料金プラン加入・問題なく動作するかが重要
- 価格は最新iPhone程高く、Androidの価格は安め
- 初期化やロック解除を忘れると下取り対象外となるので注意