
ahamoは月額2,970円で20GBの格安プラン!
大盛りオプションなら月額4,950円で100GBとお得です!
この記事では、y.u mobileからahamoに乗り換える方法を解説します。
データ容量の選択肢の少なさや通信速度の問題など、さまざまな理由でy.u mobileからahamoへの乗り換えを検討している方もいるはず。
y.u mobileの通信速度の遅さに不満がある方、ahamoへの乗り換えを検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
- 乗り換え前にはy.u mobileでMNP予約番号を取得しておく
- ahamoの契約前に本人確認書類・支払方法・dアカウントを用意しておく
- 同じドコモ回線なのでSIMロック解除は不要
- 繰り越したデータ通信量は消失するので使い切ってからの乗り換えがおすすめ
- 100GBの大容量プランも選べる
- U-NEXTの料金が含まれていない分、20GBプランの料金が安くなる
画像引用元:ahamo
y.u mobileからahamoに乗り換えるタイミングと注意点
画像引用元:格安スマホ・SIM【y.u mobile(ワイユーモバイル)】
結論を言えば、y.u mobileからahamoに乗り換えるタイミングはいつでも構いません。
一般的に、格安SIMのデータSIMには最低利用期間がありませんが、音声通話SIMは6ヶ月~1年程度の最低利用期間が設けられています。
しかし、y.u mobileは珍しいことにデータSIMはもちろん音声通話SIMにも最低利用期間と解約金がありません。
そのため、いつ解約してもOK!
なお、y.u mobileを月の途中で解約した場合であっても解約月の月額基本料は全額支払う必要があります。
ahamoを月の途中で契約した場合は、初月日割りで計算されます。
ただし、乗り換えの際には次の点に注意してください。
- U-NEXTのセットプランがない
- 繰り越したデータ通信容量がなくなる
- 修理費用保険が有料になる
- 国内通話料が高くなる
それぞれの注意点を詳しく見ていきましょう。
U-NEXTのセットプランがない
y.u mobileの運営会社は、大手家電量販店のヤマダ電機と、動画サブスクリプションサービスU-NEXTの合同会社Y.U. -mobile株式会社。
U-NEXTとの繋がりも深いことから、y.u mobileの料金プランには、U-NEXTの月額料金(2,189円)が含まれた「シングルU-NEXT」「シェアU-NEXT」というプランが提供されています。
これらのプランに加入すると、実質的なy.u mobileの月額料金が781円~1,981円という格安料金になります。
しかし、ahamoにはこのようなU-NEXTとのセットプランはありません。
y.u mobileを解約しても、引き続きU-NEXTの月額プラン及びU-NEXTポイントは継続されます。
しかし、U-NEXTと併用して使うなら実質的な基本料金はahamoの方が高額になってしまいます。
繰り越したデータ通信容量がなくなる
y.u mobileならではの特徴として、余ったデータ通信容量を最大100GBまで永久繰り越しできるサービスがあります。
ahamoに乗り換えると、これまで繰り越ししたデータ通信容量は当然すべて消失してしまいます。
繰り越ししたデータ通信量が貯まっているなら、使い切ってからahamoに乗り換えた方がお得ですよ。
修理費用保険が有料になる
y.u mobileの音声通話SIMの月額料金には、端末修理補償が含まれています。
キャリアや格安SIMでは有料の場合が多いですが、y.u mobileユーザーなら費用負担無料!
持ち込みの端末もOKで、発売から5年以内または購入から1年以内であれば、修理費用保険が適用されます。
端末が破損・ 水没・ 故障・ 全損しても、最大30,000円補償してくれます。
ahamoにも端末修理補償オプションはあるものの、月額550円~の料金が発生します。
y.u mobileより最大補償額も安い点も少々残念と言わざるを得ません。
国内通話料が高くなる
y.u mobileは、専用のIP電話アプリ「y.uでんわ」を使って通話すれば、国内通話料金が半額の11円/30秒に値引きされます。
ahamoにはこのような専用アプリはないため、国内通話料金は通常の22円/30秒が適用されます。
もっとも、ahamoは5分以内の通話なら無料なので、音声通話はできるだけ5分以内に抑えるようにしましょう。
y.u mobileからahamoに乗り換える方法
画像引用元:ahamo大盛り 100GB4,950円
y.u mobileからahamoに乗り換える大まかな手順は次の通りです。
- y.u mobileでMNP予約番号を発行する
- ahamo公式サイトで乗り換えの手続きを行う
- 届いたSIMをスマホに入れて初期設定する
- 開通手続きを行う
各手順を解説する前に、まずは必要なものを見ていきましょう。
必要なもの
まずは、ahamoへ乗り換える前に必要なものについてまとめました。
乗り換え手続きを進めるには次のものが必要となります。
忘れずに準備しておきましょう。
- MNP予約番号
- 本人確認書類
- 支払いに使用するクレジットカード・金融機関のキャッシュカード
- dアカウント
- メールアドレス
MNP予約番号
y.u mobileで使っていた電話番号をahamoでも引き続き使用する場合は、MNP予約番号を取得する必要があります。
MNP予約番号とは、スマホをほかの通信事業者へ乗り換える際に、引き続き同じ電話番号を使用したいときに必要となる10桁の番号のこと。
本記事の場合は、y.u mobileで取得する必要があります。
詳しい取得手順は後ほど解説します。
なお、y.u mobileを解約して新しい電話番号でahamoを契約する場合は、MNP予約番号は不要です。
本人確認書類
ahamoを契約する際には、本人確認書類が必要となります。
本人確認書類に該当するものは次の通りです。
- 運転免許証
- マイナンバーカード(個人番号カード)
- 健康保険証と補助書類
- 身体障がい者手帳
- 精神障がい者保健福祉手帳(障がい者手帳)
- 療育手帳
- 運転経歴証明書
- 住民基本台帳カード
- 在留カード
なお、これらは2022年11月時点の情報です。
今後条件が変更される可能性もあるため、契約前に必ずahamoの案内を確認しておきましょう。
なお、先述した書類がない場合は、官公庁が発行した本人確認書類で申し込むことも可能です。
ただし、この場合は事前に問い合わせが必要となるため、ahamo公式サイトの案内にしたがって問い合わせてください。
支払いに使用するクレジットカード・金融機関のキャッシュカード
ahamoでの支払い方法は、クレジットカード払いと口座振替の2種類。
いずれも契約者本人名義のものを用意する必要があります。
また、クレジットカード払いは手数料無料ですが、口座振替は手数料165円が発生します。
手数料を節約したい方はクレジットカード払いを選択しましょう。
おすすめは、ドコモが発行するdカード GOLDです。
毎月1GB/5GBの通信量ももらえる上、利用料金が10%還元もされます。
年会費は11,000円ですが、定期的にdポイント還元キャンペーンも開催されているので、上手く活用すれば年間8万円以上もお得に利用できます。
dアカウント
ahamoを契約するには、ドコモが提供しているdアカウントというIDが必要です。
dアカウントは、ドコモユーザー・ahamoユーザーでなくても誰でも無料で作成できます。
ahamoの契約時に取得することもできますが、dアカウント公式サイトで事前に取得しておくとスムーズに手続きができますよ。
メールアドレス
ahamoはドコモのサービスですが、ドコモのキャリアメールアドレスは発行されません。
y.u mobileもメールアドレスの発行は行っていないので、この点は共通していますね。
Gmailなどのフリーメールでも充分なので、事前に用意しておきましょう。
上記が準備できたら、いよいよ乗り換えていきます。
①y.u mobileでMNP予約番号を発行する
まずは、y.u mobileでMNP予約番号を発行します。
MNP予約番号の有効期限は発行日から15日間なので、期間内に必ず手続きをしましょう。
発行する手順は次の通りです。
- y.u mobileのマイページにアクセスする
- 「契約内容確認・変更」を選択
- 「SIM情報」の電話番号の右下にある「変更」を選択
- 「MNP予約番号発行」の「手続きへ」を選択
- 注意事項を確認し、「進む」を選択
- 「発行」を選択
- 手続き完了後、MNP予約番号発行欄にMNP予約番号・発行日・有効期限が表示される
なお、y.u mobileではMNP予約番号の発行には最大で2日かかる場合があります。
余裕を持って発行しましょう。
②ahamo公式サイトで乗り換えの手続きを行う
次に、ahamo公式サイトで手続きを行います。
手続きの途中でMNP予約番号を求められますので、案内に従って入力しましょう。
具体的な手続きの手順は以下のとおりです。
- ahamo公式サイトにアクセス
- 「今すぐ申し込み」を選択
- 契約形態を選択して「次へ」を選択
- オプションの有無を選択して「次へ」を選択
- 確認事項をチェックして「このまま手続きへ」を選択
- 準備事項を確認して「準備OK」を選択
- dアカウントの有無を選択
- 「注意事項に同意して次へ」を選択
- dアカウントでログイン
- MNP予約番号などを入力して「次へ」を選択
- 本人確認書類を選択
- 住所について確認して選択
- 本人確認書類をアップロードして「次へ」を選択
- 契約者情報などを入力
- 「次へ」を選択
- 支払い方法を設定
- 注意事項などを確認
- 同意して「次へ」を選択
- 申し込み内容を確認して「注文を確定する」を選択
③届いたSIMをスマホに入れて初期設定する
ahamoのSIMが届いたら、スマホにSIMを入れて初期設定を行いましょう。
eSIMで契約した場合は、SIMカードの差し替えは不要です。
eSIMなら開通にかかる時間を短縮でき、障害発生時の再発行もスムーズなので、対応しているスマホであればeSIMを利用するのがおすすめです。
初期設定後は、ahamoを利用するにあたって「d払い」「ahamoアプリ」「dアカウント」アプリをインストールしておくととても便利です。
④開通手続きを行う
最後に、ahamoを利用するために開通手続きを行います。
手順は次の通りです。
- 「ahamo」アプリまたはahamoの公式サイトにアクセス
- ahamo契約時に申請したdアカウントでログイン
- 「切り替え(開通)手続きへ」を選択
- 内容を確認し、「開通する」を選択
- 「開通手続きが完了しました」と表示されたら、スマホを再起動する
作業を終えてahamo回線が開通したら、y.u mobileは自動で解約されます。
y.u mobileからahamoに乗り換えるデメリット
y.u mobileからahamoに乗り換えるデメリットは次の通りです。
- U-NEXTとの運用が高くなる
- データの繰り越しができなくなる
- 端末補償が有料になる
- 小容量のプランがない
各デメリットの詳細を見ていきましょう。
U-NEXTとの運用が高くなる
ahamoにはy.u mobileのようにU-NEXTとのセットプランがありません。
そのため、これまでのようにU-NEXTと併用して運用する場合は運用費が高くなってしまいます。
そもそも、U-NEXTは動画サブスクリプションの中でも月額料金がかなり高額。
複数人でシェアしないのであれば、別の動画サブスクリプションを検討した方が毎月の費用も安くなります。
データの繰り越しができなくなる
ahamoには、y.u mobileのような余ったデータ通信量を永久繰り越しできるサービスは提供されていません。
余り使わない人にとっては少々もったいないですが、翌月には消失してしまいます。
また、追加の容量を購入した場合も追加した月の翌月末には消失してしまうので、早めに使い切る必要があります。
端末補償が有料になる
上述の注意点でも触れましたが、ahamoの端末補償オプションは月額550円~の料金が発生します。
持ち込みのスマホも対象になりますが、y.u mobileより補償金額も少ないです。
スマホの種類によっては毎月1,000円以上の出費になるため、加入するかどうかは慎重に検討してください。
小容量のプランがない
2022年11月時点で、ahamoが提供している通信容量は20GBもしくは100GBです。
y.u mobileのような小容量プランが存在しないため、データ通信をあまり使わない人にとってはデメリットと言えるでしょう。
小容量プランを探しているなら、auのpovoやソフトバンクのLINEMOなどを検討することをおすすめします。
y.u mobileからahamoに乗り換えるメリット
y.u mobileからahamoに乗り換えるメリットは次の通りです。
- 大容量プランがある
- 海外でもそのまま使える
- 通信速度や対応エリアはドコモ本ブランドと同じ
- 国内通話が5分以内無料
各メリットの詳細を見ていきましょう。
大容量プランがある
y.u mobileの月額プランは最大20GBまでしかありませんし、U-NEXTをあまり使わない人にとってはかなり割高でした。
その点、ahamoであれば最大100GBのプランも用意されています。
他社と比較してもかなり安価なので、毎月データ通信を多く使う人の選択肢として最適と言えるでしょう。
海外でもそのまま使える
一般的に、格安SIMは海外で利用できない場合が多いですが、ahamoは海外ローミングにも対応しています。
2022年11月時点で82の国・地域が対象となっているので、海外旅行や出張時にも役立ちますよ。
海外データ通信は、20GBまで無料で利用可能(国内通信分含む)。
ただし、15日を超えて海外で利用する場合は速度制限がかかるので注意しましょう。
通信速度や対応エリアはドコモ本ブランドと同じ
ahamoはドコモが運営する格安プランなので、利用できるエリアや通信速度、品質はドコモ本ブランドと同じです。
y.u mobileもドコモの回線をレンタルしていますが、平均実行速度は50.52Mbps。
ahamoの平均実行速度は139.35Mbpsなので、通信速度も安定感も段違いです。
y.u mobileの通信速度に不満がある方は、ぜひ検討してみてください。
速度参考:みんなのネット回線速度(平均実行速度は2022年11月15日時点のデータ)
国内通話が5分以内無料
ahamoの特徴の1つとして、5分以内の国内通話が何度でも無料になるサービスを提供しています。
一部対象外の番号が存在しますが、固定電話やスマホの電話も無料通話の対象となります。
y.u mobileのかけ放題オプションは有料でしたので、短時間の通話を頻繁にする人にとってはかなりお得です。
通信速度に不満があるならahamoへの乗り換えがおすすめ
画像引用元:ahamo
今回は、y.u mobileからahamoに乗り換える方法を解説しました。
y.u mobileからahamoへの乗り換えがおすすめな人の特徴は次の通りです。
- y.u mobileの通信速度に不満がある
- U-NEXTをあまり使わない
- 毎月20GB以上のデータ通信を使う
- 一人暮らしの人
データ永久繰り越しやU-NEXTのシェアなど、複数人で運用するならお得なy.u mobile。
しかし、通信速度の遅さが気になる方や、U-NEXTをあまり使わない一人暮らしの方にとっては割高です。
そのため、通信料を安く抑えたいなら、同じドコモの回線であり、ドコモのサブブランドであるahamoへの乗り換えがおすすめです。
ahamoはSIM単独の契約もできるので、y.u mobileで使っていた機種をそのまま持ち込みしてもOK。
y.u mobileからの乗り換えを検討している方は本記事を参考にして、ぜひahamoも乗り換えの選択肢として検討してみてくださいね。