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日々の生活やビジネスなど、あらゆる面でコスパは非常に重要なポイントです。
もちろん、私たちの生活の必需品となっているスマホに関しても同様で、いくら性能が高くても本体価格やキャリアの月々支払い価格が高すぎればあまり意味はありません。
そこで今回はコスパ抜群のスマホ「ZenFone Live L1」についてレビューしていきます。
トップ画像引用元:ASUS Store | ZenFone Live L1
1 ZenFone Live L1のスペック
画像引用元:ZenFone Live L1 | ASUS
ZenFone Live L1はASUS JAPANが販売するスマホで、フルスペックモデルと比較した場合は見劣るものの、エントリーモデルとして優秀なスペックがポイントのスマホです。
スペックは以下の表になります。
項目 | ZenFone Live L1 |
---|---|
サイズ | 約147.2mm・約71.7mm・約8.1mm(縦・横・厚み) |
重量 | 約140g |
ディスプレイ | 5.5型ワイド/IPS液晶 |
プロセッサー | Qualcomm® Snapdragon™ 430/ Android™ 8.0 |
メモリ | RAM 2GB |
ストレージ | 内部32GB 外部最大2TB |
バッテリー容量 | 3,000mAh |
カメラ | アウト:1,300万画素 イン:500万画素 |
カラー | スペースブルー ローズピンク シマーゴールド ミッドナイトブラック |
5.5型ワイドのIPS液晶にクアッドコアのプロセッサー、アウトカメラが1,300万画素でインカメラが500万画素と、基本スペックは現状のスマホの中でも平均的なレベルです。
しかし、ZenFone Live L1はこれらの基本的なスペックの他にもいくつか特徴的な機能を有しており、格安SIMフリースマホの中ではかなりコスパの高いスマホといえます。
そこで次項からはZenFone Live L1の中でもポイントの高い面を紹介していきます。
ZenFone Live L1の価格
販売店 | 価格 | 購入 |
---|---|---|
mineo | 16,800円 | mineo公式サイト |
IIJmio |
1-1 DSDS対応のトリプルスロット搭載
画像引用元:ASUS Store | Zenfone Live L1
やはり、ZenFone Live L1の最大の特徴といえば、やはりデュアルSIM・デュアルスタンバイ(DSDS)対応のトリプルスロットにあるといえます。
近年登場してトレンドとなりつつあるデュアルSIMデュアルスタンバイですが、これは2つのSIMを同時に待ち受けにすることが可能な機能です。
多くの場合はSIM1つに対してもう1つのスロットにメモリーカードを入れて運用しますが、この場合は折角のデュアルSIMデュアルスタンバイの機能を潰してしまっています。
そこで有用になってくるのがZenFone Live L1も採用しているトリプルスロットで、これは
- SIM2つ
- 外部ストレージ1つ
を付けられるという構造になります。
まだまだ対応しているスマホが少ないという現状のデュアルSIMデュアルスタンバイですが、その中でもトリプルスロット対応のスマホはさらに絞られてきます。
そのため、格安スマホでありながら上記の性能を有しているZenFone Live L1はかなりお買い得です。
1-2 軽量スリムでも大容量バッテリー
スマホやパソコンのデザイン、トレンドというのは時代によって移り変わるものですが、ここ最近のトレンドとして軽量とスリム化があげられます。
ZenFone Live L1のサイズは5.5インチのディスプレイサイズに厚さが約8.1mm、加えて重量が約140gですので、まさにトレンドの軽量スリムであるといえます。
また、以前はバッテリー容量が増えればどうしてもスマホ全体の重量が増えていましたが、ZenFone Live L1は約140gの重量に3,000mAhのバッテリーを搭載しています。
具体的な例を挙げれば動画で映画鑑賞であれば約9本程度、音楽再生であれば約4日間程度は稼働するバッテリー容量となっています。
ゲームやアプリなどを長時間運用するのにも対応できるフルスペックモデル並み、とはいきませんが、ウェブブラウジングやSNS利用がメインであるならば十分すぎる容量です。
1-3 ZenFone Live L1は機能性の高いカメラ
アウトカメラ1,300万画素にインカメラ500万画素という平均的なスペックのZenFone Live L1のカメラですが、機能性はとても高くなっています。
主たる機能は5つのモードと8つのフィルターです。
基本的にはオートモードでの撮影になりますが、夜間や薄暗く光の少ない空間での撮影はナイトHDRモードで撮影するとクッキリと綺麗に撮ることができます。
その他にも
- ビューティーモード
- パノラマモード
- タイムラプスモード
が搭載されていて、これらを8つのフィルターで自分流に加工すればSNS映えは大きく期待できます。
1-4 ZenFone Live L1には簡単モードとキッズモードで使いやすさUP
画像引用元:ASUS Store | ZenFone Live L1
エントリーモデルのスマホでありながら高いスペックを誇ることが特徴的なZenFone Live L1ですが、エントリーモデルらしい初心者向けの機能が2つほど備わっています。
それは、
- 簡単モード
- キッズモード
です。
まず、通常のモードと比較すると大きな文字と分かりやすい画面構成になる「簡単モード」で、スマホに不慣れな人におすすめのモードとなっています。
そしてもう1つが、使用できるアプリや時間を制限できる「キッズモード」になります。
どちらも初心者にはおすすめのモードではあるのですが、特におすすめなのはキッズモードが搭載されていることです。
最初はキッズモードで制限をかけて、年齢が上がったら制限を解除して使用するという方法がとれます。
そうすれば段階的にスマホを買い替えることがなく、結果として家計にも優しくなりますので、小さいお子さんがいるユーザーにはおすすめの機能といえます。
1-5 最大2TBの大容量外部ストレージ
今やスマホはAndroidとiPhoneの二択となっていますが、Androidを選択する人は少なからず外部ストレージの有無で選んでいると思います。
外部ストレージは容量が多くなってきたら別の外部ストレージに差し替えればさらに大切な画像や動画を残すことができます。
しかし、外部ストレージにアプリなどを入れている人は簡単に入れ替えることはできません。
そうなってくると、極力差し替えはしたくないというのがユーザー心理で、外部ストレージはできるだけ大容量のものを利用するという人が多いです。
その点、ZenFone Live L1の外部ストレージは最大2TBの大容量まで対応可能となっています。
1TBは1GBの約1,000倍ですので、2TBは内蔵ストレージ32GBの実に60倍超になるといえば、とても分かりやすい数字といえます。
Androidスマホの容量不足を解消|ストレージの空き容量を増やす方法1-6 豊富なカラーバリエーション
画像引用元:ZenFone Live L1 | ASUS
ZenFone Live L1の魅力の1つとしては豊富なカラーバリエーションがあります。
エントリーモデルが多くを占める格安スマホの場合、カラーバリエーションはどうしても少なくなってしまいがちです。
しかし、ZenFone Live L1の場合は4色と豊富です。
日常を共にするスマホだからこそカラーにもこだわりたい人にとっては嬉しいバリエーションです。
個性的なスペースブルー、定番であるシックなミッドナイトブラック、高級感漂うシマーゴールド、そして華やかなローズピンクの4色ならばお気に入りを見つけられるでしょう。
- DSDS対応のトリプルスロット
- トレンドの軽量スリムサイズ
- 5つのモードと8つのフィルターを搭載したカメラ
- 子供におすすめのキッズモード搭載
- 外部ストレージは最大2TBの大容量
- 好みに合わせた4色のカラーバリエーション
次の章では、ZenFone Live L1の購入はmineoやIIJmioがおすすめの理由を紹介します。
2 ZenFone Live L1の購入はmineoやIIJmioがおすすめ
ZenFone Live L1は12月21日に発売され、価格比較サイトによる家電量販店での販売価格は概ね18,000円台となっています。
SIMフリー端末ですのでキャリア契約をしなければ購入できないということはなく、取り扱っている店舗であればどこでも購入できます。
販売元のASUSの公式サイトでは16,800円で購入できます。
また、mineoやIIJmioで一括購入の場合も公式サイトと同様の16,800円です。
しかし、分割とすればASUSの公式サイトよりmineoやIIJmioの方がおすすめです。
mineoやIIJmioで24回払いで購入する場合は月額の支払いは共に700円台になり、どちらも端末保証が月々300円台と大変お得となります。
加えて、IIJmioの場合は使用する回線がドコモとauだけなのに対して、mineoの場合はドコモ・au・ソフトバンクと全ての回線を選ぶことができます。
【2022年最新】mineoおすすめスマホ端末ランキング|人気の10機種を比較3 ZenFone Live L1のマイナス面について
ここまででZenFone Live L1の良い面を紹介してきましたが、完璧な製品というものが存在しない以上、もちろんマイナス面があります。
まず機能面ではZenFone Live L1は指紋認証ではなく顔認証を搭載していますが、肝心の顔認証の精度は暗いところでは認証し辛いという程です。
また、総合的なスペックについてもZenFone Live L1はエントリーモデルの中では高いスペックの部類に入りますが、やはりハイスペックモデルに比べればその性能はかなり落ちます。
そのため、トリプルスロットであっても使い方がゲームやアプリをガッツリ使うようなヘビーユーザーの場合、物足りなさを感じてしまうことになります。
3-1 メモリの低さをどう感じるか
スマホに少しでも詳しい人ならZenFone Live L1のマイナス面の中でもメモリの低さに目がいきます。
実際、スマホのメモリは4GBあれば十分というのが一般的な中、ZenFone Live L1のメモリは2GBですので、その数値は決して高いとはいえません。
メモリは少なければ複数処理に時間が掛かってしまいますし、多ければ消費電力が増えていきます。
そのため、ZenFone Live L1の2GBというメモリをどう受け止めるかによってZenFone Live L1の評価は変化します。
4 エントリーモデルとして幅広いユーザーに適しているスマホ
良い面も悪い面も紹介してきましたが、エントリーモデルでありながら高いスペックを保持しているZenFone Live L1は幅広いユーザーに適しているスマホといえます。
例えば、子供や高齢者向けの機能があることから入門機としても適していますし、スマホに慣れてきたら通常の使用も十分にこなせるだけのスペックがあります。
また、ミドルユーザーも大容量外部ストレージや持ち運びやすい軽量スリムは魅力的です。
スマホを2台持ちしているビジネスユーザーにはDSDS対応のトリプルスロットは強みです。
もちろん、ガッツリと使い込むヘビーユーザーには物足りないかもしれませんが、総じてZenFone Live L1は初心者からミドルクラスまでのユーザーに適しています。
5 ZenFone Live L1はコスパ抜群の格安スマホ
ZenFone Live L1はスペックから考えるとやはり、16,800円で購入できるZenFone Live L1はコスパが高いといわざる得ません。
もちろん、マイナス面も少なからずあるのですが、少なくとも通話やネットにSNSを利用する多くのミドルユーザーにとってはそれほど大きなマイナスにはなりません。
また、未だ珍しい機能の一部であるDSDS対応のトリプルスロットに興味がある人にとっても、高額なハイスペックモデルよりもコスパの良いZenFone Live L1はおすすめです。
【2022年最新】IIJmioおすすめスマホ端末ランキング|人気10機種を比較- エントリーモデルでありながら高いスペック
- mineoやIIJmioでの購入が安くておすすめ
- ヘビーユーザーには不向きだが、初心者からミドルユーザーにおすすめ
- 極めて高いコスパ性